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夏休み
ぶらぶら、さん
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強い電流による痛みと熱で絶頂し、精液を漏らした俺を見て雪兎は呆れたように安心したようにため息をついた。
「ほんっと変態なんだから」
「痛くて、最高ぉれす……」
「一旦抜くよ、同じとこにずっとやってるのはあんまりよくないからね」
以前、低周波治療器のような物で電気責めをされた時は、電流を流されたまま数時間放置された覚えがあるのだが。
「ぁうんっ!」
ちゅぽんっと後孔から装置が抜かれた。棒付きの飴のようなそれをしゃぶっていた後孔の姿は、まさに下のお口といった具合だったろう。雪兎はそんな駄洒落じみた評価はしないだろうが。
「やっぱに何か入れてた後のポチの穴は最高だね、くぱって開いて可愛い」
「ありがとう、ございます……」
「……ん? 急にヒクヒクしだしたよ、どうしたの?」
「ユキ様に褒めていただいて、嬉しくて……だと思います」
「へぇ? 可愛いね、いい子にはなでなでしてあげる。よしよし」
後孔の縁をこね回すように撫でられ、くちくちと淫らな水音が鳴る。
「ぁ、あっ、ぁ、あんっ……! は、ぁあっ……!」
「ふふっ、すごいね、吸い付いてくるよ。吸盤みたい」
雪兎は縁ばかり撫でるのをやめ、指の腹で穴を塞ぐように後孔を愛撫する。ちゅぱちゅぱと音を立てられて挿入されたいという欲望が膨らんでいく。
「ぁ、んっ! ふ、ぁ……ユキ様のをっ、入れて、欲しいんですっ……!」
「そうなの? うん、だろうね、可愛い。でも入れてあげないよ?」
「ぁんっ! いじわるぅ……好きです」
雪兎の指が離れてしまった。俺の後孔は先程よりも締まっただろうが、ヒクヒクという震えは先程よりも酷くなった。
「さて、次は……どこにしようかな~」
雪兎は俺に挿入していた方の装置をウェットティッシュで拭きながら、品定めをするような目で俺の全身を舐め回す。視線に犯されて俺はピクピクと身体を跳ねさせ、俺を吊る鎖を鳴らした。
「……その死にかけの魚みたいな動き、可愛いね。死んだ魚みたいな目も好き。ふふ……犬じゃなくて魚の方がよかったかな?」
呟きながらスイッチを切った装置で俺の身体を撫で回す。顔の真正面に回ると、両方の乳頭を装置で擦った。
「ひ、ぁっ! あぁっ……ユキ様っ、乳首虐めてくださいっ、電流で痛めつけてくださいっ!」
「乳首かぁ……うん、確かにいいかもね。でも今もっといいの見つけちゃった。ほらポチ、お口開けて、舌突き出して」
「舌……ですか? はい……」
半歩離れた雪兎が何を考えているのか悩みながら、恐る恐る舌を突き出した。すると雪兎は俺の舌を装置で挟む。
「……っ!? ゅきっ、しゃま……?」
カチチッとスイッチを入れると同時に威力を引き上げた音がして、舌に最大威力の電流が流された。先程前立腺に与えられたのと同じ痛み──洗濯バサミで表面を覆われてそれを一気に外されるような痛み──それが与えられた。
「ぁっ……!」
声は出せない、痛む舌は装置が離れても口内に戻せない。
「……大丈夫? ポチ。最大にしてどこに当てても身体に害はないって書いてたけどさ、舌は流石に……味覚とかに問題出るかな?」
「は、ぅ……ひも、ひ……よかひゃ、れふ」
「少なくとも喋り方にはしばらく支障があるみたいだね。大丈夫そうでよかった、終わったら念のために味覚テストするね」
雪兎の優しさに感涙しながら頷くと、顎に唾液で濡れた装置が押し当てられた。
「ポチ、知ってる? 歯の神経ってとっても多くて、痛みにも敏感なんだよ。ポチは虫歯になったこととかあるかな?」
「……俺は、虫歯にならない体質っぽくて」
「そっか、よかったねぇ」
すりすりと装置で顎を撫で回される。いつ電流を流されるのかと震えながら、怯えと期待の視線を雪兎に向け続けた。
「ほんっと変態なんだから」
「痛くて、最高ぉれす……」
「一旦抜くよ、同じとこにずっとやってるのはあんまりよくないからね」
以前、低周波治療器のような物で電気責めをされた時は、電流を流されたまま数時間放置された覚えがあるのだが。
「ぁうんっ!」
ちゅぽんっと後孔から装置が抜かれた。棒付きの飴のようなそれをしゃぶっていた後孔の姿は、まさに下のお口といった具合だったろう。雪兎はそんな駄洒落じみた評価はしないだろうが。
「やっぱに何か入れてた後のポチの穴は最高だね、くぱって開いて可愛い」
「ありがとう、ございます……」
「……ん? 急にヒクヒクしだしたよ、どうしたの?」
「ユキ様に褒めていただいて、嬉しくて……だと思います」
「へぇ? 可愛いね、いい子にはなでなでしてあげる。よしよし」
後孔の縁をこね回すように撫でられ、くちくちと淫らな水音が鳴る。
「ぁ、あっ、ぁ、あんっ……! は、ぁあっ……!」
「ふふっ、すごいね、吸い付いてくるよ。吸盤みたい」
雪兎は縁ばかり撫でるのをやめ、指の腹で穴を塞ぐように後孔を愛撫する。ちゅぱちゅぱと音を立てられて挿入されたいという欲望が膨らんでいく。
「ぁ、んっ! ふ、ぁ……ユキ様のをっ、入れて、欲しいんですっ……!」
「そうなの? うん、だろうね、可愛い。でも入れてあげないよ?」
「ぁんっ! いじわるぅ……好きです」
雪兎の指が離れてしまった。俺の後孔は先程よりも締まっただろうが、ヒクヒクという震えは先程よりも酷くなった。
「さて、次は……どこにしようかな~」
雪兎は俺に挿入していた方の装置をウェットティッシュで拭きながら、品定めをするような目で俺の全身を舐め回す。視線に犯されて俺はピクピクと身体を跳ねさせ、俺を吊る鎖を鳴らした。
「……その死にかけの魚みたいな動き、可愛いね。死んだ魚みたいな目も好き。ふふ……犬じゃなくて魚の方がよかったかな?」
呟きながらスイッチを切った装置で俺の身体を撫で回す。顔の真正面に回ると、両方の乳頭を装置で擦った。
「ひ、ぁっ! あぁっ……ユキ様っ、乳首虐めてくださいっ、電流で痛めつけてくださいっ!」
「乳首かぁ……うん、確かにいいかもね。でも今もっといいの見つけちゃった。ほらポチ、お口開けて、舌突き出して」
「舌……ですか? はい……」
半歩離れた雪兎が何を考えているのか悩みながら、恐る恐る舌を突き出した。すると雪兎は俺の舌を装置で挟む。
「……っ!? ゅきっ、しゃま……?」
カチチッとスイッチを入れると同時に威力を引き上げた音がして、舌に最大威力の電流が流された。先程前立腺に与えられたのと同じ痛み──洗濯バサミで表面を覆われてそれを一気に外されるような痛み──それが与えられた。
「ぁっ……!」
声は出せない、痛む舌は装置が離れても口内に戻せない。
「……大丈夫? ポチ。最大にしてどこに当てても身体に害はないって書いてたけどさ、舌は流石に……味覚とかに問題出るかな?」
「は、ぅ……ひも、ひ……よかひゃ、れふ」
「少なくとも喋り方にはしばらく支障があるみたいだね。大丈夫そうでよかった、終わったら念のために味覚テストするね」
雪兎の優しさに感涙しながら頷くと、顎に唾液で濡れた装置が押し当てられた。
「ポチ、知ってる? 歯の神経ってとっても多くて、痛みにも敏感なんだよ。ポチは虫歯になったこととかあるかな?」
「……俺は、虫歯にならない体質っぽくて」
「そっか、よかったねぇ」
すりすりと装置で顎を撫で回される。いつ電流を流されるのかと震えながら、怯えと期待の視線を雪兎に向け続けた。
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