ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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お盆

いぬはひるね、なな

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前立腺を責め立てるため、激しく首振り運動を行うバイブ。精液を搾り取るため、陰茎全体を吸い上げつつ洗車場のようにブラシで擦る搾精器。
その二つに責められた陰茎はビクビクと情けなく震え、コックリングに締められた根元に痛みを覚えた。

「ポチ、また気絶しちゃった? まだ大丈夫だよね」

雪兎に直接乳首を虐められて絶頂し、直後に罵られた俺の意識は途切れかけていた。しかし、耳元でスタンガンが鳴らされて意識が覚醒する。

「ん、目開いたね。よかった」

「はっ、はぁっ……ぅあっ! あぁあっ! イっ、ぐっ……ぅ、ふぅゔっ……!」

スタンガンの脅しで目が覚めたのはいいが、覚醒したばかりの脳はまた前立腺と陰茎への苛烈な快楽を処理させられて熱を持つ。

「イぐっ! イぐっ、ゔぅゔゔぅぅーっ! ふっ、ふぅっ、ぅゔぅっ!」

歯をガチガチと鳴らしても、足をバタバタと揺らしても、手枷が外れない限り椅子からも快楽からも逃げられない。

「いい顔……ふふ」

「ゆきっ、さまぁっ! ユキ様ぁっ! たひゅけてっ、出せないっ、出ぜないのにイぐぅゔっ! ぅ、うぅっ、イぐのもぉやだっ、出したいっ、ださせてぇっ!」

「なっさけないなぁ……」

雪兎は俺の前に立って俺の頬を挟むように優しく撫でながら俺を見下している。冷たい赤紫の瞳の奥にはギラつく欲情の光があった。

「出させて、なんて……ふふっ、情けないなぁ。僕の許可がなきゃそんなことも出来ないんだね、ポチは」

「イぐっ、イぐうぅっ! ぅああっ! もぉやらぁっ! イぐのいやっ、出せないのもぉやらぁあっ! 破裂するっ、こわれりゅうっ! お願いユキしゃまっ、出させてくらしゃいぃっ!」

「出させて出させてって言われてもなぁ。何を出したいの? 声ならおっきいのが出てるよ」

この期に及んで雪兎はまだ俺におねだりを要求するのか。これだから最高のご主人様だと言うんだ、素晴らしすぎて泣けてきた。

「言えない? 恥ずかしいの? そんなこと言ってる場合じゃないよね」

「せっ、せーえきっ、せーえき出しゃせてくらしゃいっ! しゃせーしたいんですっ、もぉぱんぱんでっ、破裂しそうでぇっ! お願いしますぅっ、こわれちゃいますっ! もぉ出せないのにイくのいやれすぅうっ!」

「あはっ……可愛い。いいよ、いっぱい出して……」

耳元でねっとりと優しい声で囁き、直後に俺の陰茎の根元を締め上げていたコックリングを外す。解放感の直後から訪れる射精の快感に俺はもう叫ぶことしか出来なくなった。

「あぁああぁあああっ! 出るっ、出る出るっ、出てりゅうっ! 止まんにゃっ、あぁあっ! イぐぅうーっ!」

「すっごい勢い。生で見ると迫力がすごいね」

透明のシリンダーの中で射精し続ける敏感な陰茎をブラシを責められ、潮まで吹く様を雪兎にじっと観察される。

「あぁあっ、ぁ、あぁーっ! イぐのっ、終わんなっ、あぁあっ! 出しゅとこ見ないれぇっ!」

「すごいよポチ、先っぽがぱくぱくってして、ぴゅーって出てくるの。全体的にビクビクしてるし……別の生き物みたい。すごいね」

「腰溶けちゃうぅっ……! ゆきさまっ、ゆきさまぁっ! ちん、ちっ……なくなっちゃ、ぁあっ! ゆきさまっ、たしゅけてっ、イくのもぉつらいっ!」

陰茎が溶けてなくなるような錯覚を覚えるほどの快楽から逃れたくて雪兎に助けを求める。優しく微笑んだ雪兎は俺の目を見つめたまま陰嚢を強くつねった。
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