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お盆
いぬはひるね、はち
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とうとうコックリングを外してもらえて、長らく望んでいた射精を果たせた。大量の精液がシリンダーに繋がったボトルに溜められていく。
雪兎は後孔の中で暴れるバイブも、搾精器も止めようとしなかった。俺がどれだけ潮を吹いても泣き叫んでも二つの器械を止めず、それどころか俺の陰嚢をつねった。
「ぃ、いだっ、ぁああっ! 痛いっ、ひぃいっ!?」
「ふにふにした柔らかい皮の中に、張ってる玉がある感じ……だね。ふふっ、いつ触っても面白いよ」
袋の部分をつまんで弄ぶだけならまだいい、睾丸を握って手の中でぐりぐりこね回されては、声も出せない。
「歯剥いちゃって……そんなに痛い?」
同じ男なら分かるだろうに、雪兎は歯を食いしばって痛みに耐える俺を嘲る。それどころか手に込める力を強め、睾丸を更に圧迫する。
「……っ、あぁあぁっ……!」
「面白いよね。ポチみたいな強い人でもここ虐められたら、そんな情けない声しか出ないなんて」
「ひ、ぃいぃっ……! ゃ、めてっ、もぉ……おっ!? ぉ、おぉ……!」
呆れ混じりに笑った雪兎は陰嚢を左手で優しく持ち上げ、中の睾丸を狙って右手中指で強く弾いた。いわゆるデコピンを急所にされて、俺は何故か潮を吹いた。
「ボトルの中真っ白じゃん。そろそろ精液出なくなったかな? うん、そうみたいだね、透明なのぷしゃぷしゃしてる……ふふっ、可愛いけど、そろそろ意識怪しいし、可哀想だから止めてあげるね」
陰嚢から手を離され、前立腺を責めていたバイブの動きが止まり、搾精器のブラシと吸引も止まる。
「これ結構重いんだよねー……よっ、と」
搾精器を固定する腰と太腿のベルトが外され、透明のシリンダーを引っ張られ、萎えた陰茎が止まったブラシに擦られてピクピクしながら抜かれていく。
「ぁ、あっ……! ひぅっ! ん……んん」
白濁液にまみれた陰茎を拭かれて快感を覚えても、流石にもう勃たない。後孔がきゅうきゅうと反応してバイブを締め付け、また快感を得るだけだ。
「目見開いて、泣きじゃくって……可愛かったよ、ポチ。気持ちよかった? 痛かった?」
「……よか、ひゃ、れす」
「呂律回ってないのも可愛い……ふふ、手枷外してあげるね」
肘置きに取り付けられたタイマー式の手枷が外されても、犬の足を模した分厚い手袋をしたままでは何も出来ない。
「搾精器とかの片付けは僕がやっておくよ。ポチは寝てて」
「……はい」
立ち上がろうとすると連続絶頂により力が入らなくなった足腰がガクガクと震え、椅子から転がり落ちてしまった。
「ぅあっ……痛……」
腕にはまだ力が入る。足はもうダメだ、いや、骨で支えればいいから膝をつく動きなら何とかなるかもしれない。
「はぁ、はぁ……」
力が入らなくなった口から舌と唾液を垂らし、熱い吐息を漏らし、四つん這いでベッドに向かう。
「……ふふっ、犬みたい……可愛い」
ベッドによじ登ったらもう動けない。四肢を放り出してただ眠る。
「おやすみ、ポチ」
せっかく雪兎に頭を撫でてもらえても反応出来ないほど、俺は疲れ切っていた。
雪兎は後孔の中で暴れるバイブも、搾精器も止めようとしなかった。俺がどれだけ潮を吹いても泣き叫んでも二つの器械を止めず、それどころか俺の陰嚢をつねった。
「ぃ、いだっ、ぁああっ! 痛いっ、ひぃいっ!?」
「ふにふにした柔らかい皮の中に、張ってる玉がある感じ……だね。ふふっ、いつ触っても面白いよ」
袋の部分をつまんで弄ぶだけならまだいい、睾丸を握って手の中でぐりぐりこね回されては、声も出せない。
「歯剥いちゃって……そんなに痛い?」
同じ男なら分かるだろうに、雪兎は歯を食いしばって痛みに耐える俺を嘲る。それどころか手に込める力を強め、睾丸を更に圧迫する。
「……っ、あぁあぁっ……!」
「面白いよね。ポチみたいな強い人でもここ虐められたら、そんな情けない声しか出ないなんて」
「ひ、ぃいぃっ……! ゃ、めてっ、もぉ……おっ!? ぉ、おぉ……!」
呆れ混じりに笑った雪兎は陰嚢を左手で優しく持ち上げ、中の睾丸を狙って右手中指で強く弾いた。いわゆるデコピンを急所にされて、俺は何故か潮を吹いた。
「ボトルの中真っ白じゃん。そろそろ精液出なくなったかな? うん、そうみたいだね、透明なのぷしゃぷしゃしてる……ふふっ、可愛いけど、そろそろ意識怪しいし、可哀想だから止めてあげるね」
陰嚢から手を離され、前立腺を責めていたバイブの動きが止まり、搾精器のブラシと吸引も止まる。
「これ結構重いんだよねー……よっ、と」
搾精器を固定する腰と太腿のベルトが外され、透明のシリンダーを引っ張られ、萎えた陰茎が止まったブラシに擦られてピクピクしながら抜かれていく。
「ぁ、あっ……! ひぅっ! ん……んん」
白濁液にまみれた陰茎を拭かれて快感を覚えても、流石にもう勃たない。後孔がきゅうきゅうと反応してバイブを締め付け、また快感を得るだけだ。
「目見開いて、泣きじゃくって……可愛かったよ、ポチ。気持ちよかった? 痛かった?」
「……よか、ひゃ、れす」
「呂律回ってないのも可愛い……ふふ、手枷外してあげるね」
肘置きに取り付けられたタイマー式の手枷が外されても、犬の足を模した分厚い手袋をしたままでは何も出来ない。
「搾精器とかの片付けは僕がやっておくよ。ポチは寝てて」
「……はい」
立ち上がろうとすると連続絶頂により力が入らなくなった足腰がガクガクと震え、椅子から転がり落ちてしまった。
「ぅあっ……痛……」
腕にはまだ力が入る。足はもうダメだ、いや、骨で支えればいいから膝をつく動きなら何とかなるかもしれない。
「はぁ、はぁ……」
力が入らなくなった口から舌と唾液を垂らし、熱い吐息を漏らし、四つん這いでベッドに向かう。
「……ふふっ、犬みたい……可愛い」
ベッドによじ登ったらもう動けない。四肢を放り出してただ眠る。
「おやすみ、ポチ」
せっかく雪兎に頭を撫でてもらえても反応出来ないほど、俺は疲れ切っていた。
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