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お盆
はなれるまえに、なな
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本番が始まって一分と経たず、数回の抜き挿しで連続絶頂に陥り、動かせなくなった舌を雪兎に弄ばれる。
「んっ、んぅうっ……んぁっ、んっ、んんっ!」
薄い舌で俺の厚い舌を弾き、俺の舌を吸って小さな口の中をいっぱいにして、俺の舌に歯型がつかない程度の甘噛みを繰り返す。
「んっ……んんっ!? んゔうぅっ! ふ、ゔぅっ!」
媚薬が直接染み込んではいないものの、錠剤とガスによって硬く張ったままにさせられている前立腺が雪兎の陰茎にコリコリと引っかかれる。抜き挿しの度にカリに弾かれ、その快感が下腹と陰茎に響き、射精欲を伴う絶頂を繰り返す。
「ん……ぷはっ、はぁ……ポチ、可愛い……出っぱなしだね」
キスをやめて上体を起こした雪兎は失禁のように射精を繰り返している俺の陰茎を見下ろして微笑み、一応勃起を保っているそれを握った。
「ぅ、あっ!? もっ、もぉ出まひぇんっ! 出ましぇっ、んんっ! んぁああっ!」
「まだまだ出るでしょ、僕と違って絶倫のくせに。僕白くないのも見たいな」
腰振りは止めず、しかし角度は変えて、同時に陰茎を扱く。具体的に言うならば奥まで挿入せずに前立腺や精嚢を狙い、射精を促す抜き挿しを行い、ただでさえ勝手に精液を漏らしている陰茎そのものにまで快感を与えられる。
「イぐゔぅぅっ! イっで、まひゅぅっ! もぉイげにゃっ、ぁあっ! イぐぅゔゔっ!」
「……イってるじゃん。ふふっ、ポチは嘘ばっかりだね」
「んゃああぁっ!? りょぉほぉだめぇえっ!」
前立腺を突かれれば射精直後でも陰茎が勃って、精嚢を小突かれれば精液が漏れる。陰茎を扱かれれば後孔がきゅっと締まって快感が増幅する。快楽のスパイラルは雪兎が止めない限り終わらない。
「ねぇ、白くないのも見せてってば。潮だよ潮、潮吹いて。無理? 筋トレで水分枯れちゃった? お願いだよポチ、僕ポチの潮吹き見たいんだよ」
「イっぐゔぅっ! ふゔっ、ゔうぐっ……潮っ、し、おっ……? ぉんっ! んぁあっ! あ、へっ……イぐっ、イぐイぐっ、イぐゔぅうんっ!」
俺の脳は快楽を受け止めるのに必死で思考の暇を失っている。それでも犬らしく雪兎の求めに応えたのか、ただの偶然なのか、俺は雪兎にねだられた直後にぷしゃっ……と潮を吹いた。
「わ、すごぉい。ポチって自分で吹くかどうか決められるの? それとも偶然?」
「んひぃいっ……ひっ、ぁあっ、あっ、ああ、ぁ……!」
「痙攣しちゃって……はぁっ、やばい……そんなにぶるぶるされちゃったらもう出ちゃうっ……!」
余韻に浸る暇のない連続絶頂で痙攣し続ける穴は雪兎にとっても辛いものだったようで、媚薬ローションに濡れた腸壁に上塗りするように精液が注がれた。
「はぁ……顔にかけるのもいいけど、やっぱり中に出した時の達成感って言うか支配感っていうか、満足感? たまんないよね」
「ん、ぅ……あっ? あっ、ぁ、あぁあっ、あぁんっ!」
そう言いながら雪兎は珍しくも勃ったままの陰茎を引き抜く。俺の後孔はぽっかりと開いたままになり、切ながってヒクヒクと震えた。
「うつ伏せになって、ポチ」
今回の手首の拘束は手錠で両手をまとめたもの、両手を広げての拘束ではないので身体の反転も可能だ。媚薬による強制発情と行為直後の身体の痺れで上手く動けないのに、雪兎は構わず肩などを押して寝返りをねだる。
「ん、ま……待っ、て……くら、さ……」
「早く入れたいの。ポチも寝バック好きでしょ? しようよぉ、ねぇ、したくないの?」
「し、たい……です、けどっ……からだ、今……思う、ように……うごか、にゃ……ぁあんっ!?」
もぞもぞしながら状態を説明していたのだが、雪兎に太腿をパァンッと叩かれてしまった。
「言い訳する余裕があるなら体を動かす!」
「ご、ごめんにゃさい……ぃやぁんっ!?」
「にゃーにゃー言わない、ポチは犬でしょ!」
叩かれた痛みと快感で余計に身体の動きが鈍っているのに雪兎は気付いているのだろう。分かった上でやっている、俺のご主人様はそういう人だ。
「んっ、んぅうっ……んぁっ、んっ、んんっ!」
薄い舌で俺の厚い舌を弾き、俺の舌を吸って小さな口の中をいっぱいにして、俺の舌に歯型がつかない程度の甘噛みを繰り返す。
「んっ……んんっ!? んゔうぅっ! ふ、ゔぅっ!」
媚薬が直接染み込んではいないものの、錠剤とガスによって硬く張ったままにさせられている前立腺が雪兎の陰茎にコリコリと引っかかれる。抜き挿しの度にカリに弾かれ、その快感が下腹と陰茎に響き、射精欲を伴う絶頂を繰り返す。
「ん……ぷはっ、はぁ……ポチ、可愛い……出っぱなしだね」
キスをやめて上体を起こした雪兎は失禁のように射精を繰り返している俺の陰茎を見下ろして微笑み、一応勃起を保っているそれを握った。
「ぅ、あっ!? もっ、もぉ出まひぇんっ! 出ましぇっ、んんっ! んぁああっ!」
「まだまだ出るでしょ、僕と違って絶倫のくせに。僕白くないのも見たいな」
腰振りは止めず、しかし角度は変えて、同時に陰茎を扱く。具体的に言うならば奥まで挿入せずに前立腺や精嚢を狙い、射精を促す抜き挿しを行い、ただでさえ勝手に精液を漏らしている陰茎そのものにまで快感を与えられる。
「イぐゔぅぅっ! イっで、まひゅぅっ! もぉイげにゃっ、ぁあっ! イぐぅゔゔっ!」
「……イってるじゃん。ふふっ、ポチは嘘ばっかりだね」
「んゃああぁっ!? りょぉほぉだめぇえっ!」
前立腺を突かれれば射精直後でも陰茎が勃って、精嚢を小突かれれば精液が漏れる。陰茎を扱かれれば後孔がきゅっと締まって快感が増幅する。快楽のスパイラルは雪兎が止めない限り終わらない。
「ねぇ、白くないのも見せてってば。潮だよ潮、潮吹いて。無理? 筋トレで水分枯れちゃった? お願いだよポチ、僕ポチの潮吹き見たいんだよ」
「イっぐゔぅっ! ふゔっ、ゔうぐっ……潮っ、し、おっ……? ぉんっ! んぁあっ! あ、へっ……イぐっ、イぐイぐっ、イぐゔぅうんっ!」
俺の脳は快楽を受け止めるのに必死で思考の暇を失っている。それでも犬らしく雪兎の求めに応えたのか、ただの偶然なのか、俺は雪兎にねだられた直後にぷしゃっ……と潮を吹いた。
「わ、すごぉい。ポチって自分で吹くかどうか決められるの? それとも偶然?」
「んひぃいっ……ひっ、ぁあっ、あっ、ああ、ぁ……!」
「痙攣しちゃって……はぁっ、やばい……そんなにぶるぶるされちゃったらもう出ちゃうっ……!」
余韻に浸る暇のない連続絶頂で痙攣し続ける穴は雪兎にとっても辛いものだったようで、媚薬ローションに濡れた腸壁に上塗りするように精液が注がれた。
「はぁ……顔にかけるのもいいけど、やっぱり中に出した時の達成感って言うか支配感っていうか、満足感? たまんないよね」
「ん、ぅ……あっ? あっ、ぁ、あぁあっ、あぁんっ!」
そう言いながら雪兎は珍しくも勃ったままの陰茎を引き抜く。俺の後孔はぽっかりと開いたままになり、切ながってヒクヒクと震えた。
「うつ伏せになって、ポチ」
今回の手首の拘束は手錠で両手をまとめたもの、両手を広げての拘束ではないので身体の反転も可能だ。媚薬による強制発情と行為直後の身体の痺れで上手く動けないのに、雪兎は構わず肩などを押して寝返りをねだる。
「ん、ま……待っ、て……くら、さ……」
「早く入れたいの。ポチも寝バック好きでしょ? しようよぉ、ねぇ、したくないの?」
「し、たい……です、けどっ……からだ、今……思う、ように……うごか、にゃ……ぁあんっ!?」
もぞもぞしながら状態を説明していたのだが、雪兎に太腿をパァンッと叩かれてしまった。
「言い訳する余裕があるなら体を動かす!」
「ご、ごめんにゃさい……ぃやぁんっ!?」
「にゃーにゃー言わない、ポチは犬でしょ!」
叩かれた痛みと快感で余計に身体の動きが鈍っているのに雪兎は気付いているのだろう。分かった上でやっている、俺のご主人様はそういう人だ。
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