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雪の降らない日々
おとーさんと、じゅうよん
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抱かれてからまだ一時間も経っていない雪風の後孔はほどよく緩んでいる。そんな穴を眺めるのは至高の一言に尽きるが、その穴を舐めている今は雪風に近過ぎて目では何も楽しめないので、目を閉じた。
「ひ、あ、ぁあぁっ……」
視覚を遮断するとその他の感覚が鋭くなる。鋭くなった聴覚で雪風の艶めかしい声はもちろん、俺の舌と後孔が触れ合って鳴る淫靡な音もよく聞こえる。
「ぁ、あっ……まひ、ろぉ……そこっ」
くちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃ、ぬちっ……ぬちっ……と、淫らな音が聞こえてくる。たまらない。
さて、聴覚よりも重要なのは味覚と触覚だ。
「ん、や、ぁうっ……ん、んん」
後孔の縁は薄らと汗の味がした。中に舌を押し込むとあまり味というものは感じられなくなる。腸壁は柔らかく、頬の内側のように粘膜らしい舌触りだ。ひだらしきものもあり、それを舌先で弾くと後孔全体の締め付けが強くなり、舌をちゅうっと吸われるような感覚がある。
「……っ、はぁ……キスしてるみたいだな。すごい吸われる。どうだよ雪風、喘いでたけど気に入ってるか?」
「なんか溶かされてくみたいで気持ちいい……飴の気分が味わえるって感じ?」
「前立腺までは微妙に届かないんだよな、俺舌長い方のはずなんだけど」
「その焦れったい感じもイイからさぁ、もっと……」
体ごと振り返って濡れた瞳で見つめられて、そのおねだりに応えない男は居ないだろう。雪風の蠱惑的な魅力に誘われ、花の蜜を吸う蜂になった気分で雪風の後孔に口付ける。
「ひあっ……あっ、は、ぁん……ん、イイ、これめちゃくちゃ好き。こんなとこ舐めたがったりっ、舐めさせたりなんてさぁ、気持ち悪い変態だと思ってたんだけどさっ、ん……好きなヤツにされんのは、違うな……」
雪風の経験豊富さは分かっているし、雪風がそいつらに恋愛感情を抱いていなかったことも分かっている、それでも俺は過去の男の存在を匂わせる発言に苛立つ。
「んぁっ!」
雪風が俺を苛立たせて激しい愛撫やセックスに移行させることは多々あった。今回もそうなのだろうと察し、誘いに乗って両手で尻肉を鷲掴みにして乱暴に後孔を拡げ、縁に唇を押し付けて更に奥まで舌をねじ込んだ。
「はぁああっ……! さいこぉっ、好きっ! 真尋っ、真尋ぉ、さいこぉ! 拡げられてっ、舐められてぇっ、恥ずかしくて、すっごいイイ! もっとめちゃくちゃに舐めてくれよっ!」
好き勝手に叫ぶ雪風の興奮に引っ張られたのか、ムキになった俺は舌の付け根が痛くなるほどに伸ばし、雪風のナカを激しく舐め回した。
「んぁあっ! あっ、は、好きっ、まひろ、まひろぉ、好き、好きっ! ぁあっ、も、我慢できない、真尋っ!」
尻を掴んで舐めていた俺を振り払って突然立ち上がると、俺を床に蹴り倒して跨り、俺が舐め回した後孔を俺の陰茎に押し当てた。
「いったぁ……おい、雪風っ!」
「あぁ? んだよ、入れていいだろお前も勃ってんだから! 床が嫌なら駅弁でもして俺を運べ!」
「そうじゃなくて、尻引っ掻いたかもしれないから見せろ」
「はぁ?」
「お前が急に立つから引っ掻いたかもしれないんだよ」
雪風はキョトンとした顔で俺を見つめた後、何故か嬉しそうに微笑んで腰を下ろし、俺の陰茎を易々と受け入れた。
「んぁあああっ! はっ、ぁ、あぁああーっ……! 最高……まひろ、まひろ、真尋まひろまひろぉ、お前のそういうとこマジで好き。なんともねぇよ、どこも痛くねぇ、幸せいっぱい、腹もいっぱいにしてくれるだろ?」
「怪我してないんだな? ならいいけどっ……はぁっ、クソ、締め付け強過ぎ……」
「エロい顔すんなよぉ、もっと締めちまうっ、ん、だろぉ? はぁ……気持ちいい、俺が動くぞ、いいよな」
「あーもう好きにしろ、動けなくなったら覚えてろよ」
「今日はもう休みにしたからな、ぐっちゃぐちゃにイかせまくってくれよ」
完全にスイッチが入った様子の雪風は淫らな笑顔を浮かべたまま姿勢を整え、快感に歪む様を楽しむためか俺の顔を見つめながら腰を激しく上下に振り始めた。
「ひ、あ、ぁあぁっ……」
視覚を遮断するとその他の感覚が鋭くなる。鋭くなった聴覚で雪風の艶めかしい声はもちろん、俺の舌と後孔が触れ合って鳴る淫靡な音もよく聞こえる。
「ぁ、あっ……まひ、ろぉ……そこっ」
くちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃ、ぬちっ……ぬちっ……と、淫らな音が聞こえてくる。たまらない。
さて、聴覚よりも重要なのは味覚と触覚だ。
「ん、や、ぁうっ……ん、んん」
後孔の縁は薄らと汗の味がした。中に舌を押し込むとあまり味というものは感じられなくなる。腸壁は柔らかく、頬の内側のように粘膜らしい舌触りだ。ひだらしきものもあり、それを舌先で弾くと後孔全体の締め付けが強くなり、舌をちゅうっと吸われるような感覚がある。
「……っ、はぁ……キスしてるみたいだな。すごい吸われる。どうだよ雪風、喘いでたけど気に入ってるか?」
「なんか溶かされてくみたいで気持ちいい……飴の気分が味わえるって感じ?」
「前立腺までは微妙に届かないんだよな、俺舌長い方のはずなんだけど」
「その焦れったい感じもイイからさぁ、もっと……」
体ごと振り返って濡れた瞳で見つめられて、そのおねだりに応えない男は居ないだろう。雪風の蠱惑的な魅力に誘われ、花の蜜を吸う蜂になった気分で雪風の後孔に口付ける。
「ひあっ……あっ、は、ぁん……ん、イイ、これめちゃくちゃ好き。こんなとこ舐めたがったりっ、舐めさせたりなんてさぁ、気持ち悪い変態だと思ってたんだけどさっ、ん……好きなヤツにされんのは、違うな……」
雪風の経験豊富さは分かっているし、雪風がそいつらに恋愛感情を抱いていなかったことも分かっている、それでも俺は過去の男の存在を匂わせる発言に苛立つ。
「んぁっ!」
雪風が俺を苛立たせて激しい愛撫やセックスに移行させることは多々あった。今回もそうなのだろうと察し、誘いに乗って両手で尻肉を鷲掴みにして乱暴に後孔を拡げ、縁に唇を押し付けて更に奥まで舌をねじ込んだ。
「はぁああっ……! さいこぉっ、好きっ! 真尋っ、真尋ぉ、さいこぉ! 拡げられてっ、舐められてぇっ、恥ずかしくて、すっごいイイ! もっとめちゃくちゃに舐めてくれよっ!」
好き勝手に叫ぶ雪風の興奮に引っ張られたのか、ムキになった俺は舌の付け根が痛くなるほどに伸ばし、雪風のナカを激しく舐め回した。
「んぁあっ! あっ、は、好きっ、まひろ、まひろぉ、好き、好きっ! ぁあっ、も、我慢できない、真尋っ!」
尻を掴んで舐めていた俺を振り払って突然立ち上がると、俺を床に蹴り倒して跨り、俺が舐め回した後孔を俺の陰茎に押し当てた。
「いったぁ……おい、雪風っ!」
「あぁ? んだよ、入れていいだろお前も勃ってんだから! 床が嫌なら駅弁でもして俺を運べ!」
「そうじゃなくて、尻引っ掻いたかもしれないから見せろ」
「はぁ?」
「お前が急に立つから引っ掻いたかもしれないんだよ」
雪風はキョトンとした顔で俺を見つめた後、何故か嬉しそうに微笑んで腰を下ろし、俺の陰茎を易々と受け入れた。
「んぁあああっ! はっ、ぁ、あぁああーっ……! 最高……まひろ、まひろ、真尋まひろまひろぉ、お前のそういうとこマジで好き。なんともねぇよ、どこも痛くねぇ、幸せいっぱい、腹もいっぱいにしてくれるだろ?」
「怪我してないんだな? ならいいけどっ……はぁっ、クソ、締め付け強過ぎ……」
「エロい顔すんなよぉ、もっと締めちまうっ、ん、だろぉ? はぁ……気持ちいい、俺が動くぞ、いいよな」
「あーもう好きにしろ、動けなくなったら覚えてろよ」
「今日はもう休みにしたからな、ぐっちゃぐちゃにイかせまくってくれよ」
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