ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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雪の降らない日々

たんじょーびぱーてぃー、はち

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仰向けに寝かせた白磁の身体。その平たい胸を強調するかのように、胸の上下を通ったリボン。その下側を人差し指でなぞってみると、薄桃色の突起がぷくっと膨れた。

「んっ……真尋ぉ」

甘えるような声と共に長い足が俺の腰に絡み付く。拘束されていないその足には程よい筋肉と脂肪が乗っており、健康的に劣情を煽る。

「……プレゼントなんだろ? されるがままになっとけよ」

首に巻き付いたリボン越しに喉仏を細かく愛撫してやると、リボンよりも濃く鮮烈な赤色をした瞳が濡れた。もう片方の手で脇腹をすりすりと優しく撫でてみると、俺の腰に絡んだ足が悩ましげに揺れた。俺を挟んでいなければ太腿を擦り合わせたりしていただろう動きだ。

「……っ、んん……!」

脇腹から鼠径部を通って人体の中心線へ、ゆっくりと撫で上げて臍の周りをぐるりとなぞる。薄い皮膚の柔らかさを堪能しながら、薄らとした腹筋の形が目を閉じても描けるくらいに、臍そのものには触れずにその周りを撫で回した。

「真尋ぉっ、腹……そんなにすんなよぉ、中……うずうずして、じくじくして……」

「じゃあこっちがいいか?」

小指以外の四本の指で乳輪を囲む。乳輪にギリギリ触れない位置を責め、雪風の興奮を高める。ただ指先を触れさせているだけで薄桃色の乳首は震えながら膨らみ、痛そうなくらいに尖った。

「ぅ、あっ……!」

蕾が開くのをイメージし、四本の指を開いて胸を愛撫する。決して乳輪にも乳首にも触れず、開いて閉じてを繰り返す。雪風は身体をよじって俺の手に乳首を当てようと頑張っていたようだが、そのうち疲れたのか無駄な努力をやめて俺にただ焦らされ、涙声で喘いだ。

「ぁ、あっ……やだ、真尋ぉっ、触れっ、ちゃんと触れよぉ」

「痛そうだな」

「痛ぇよ、こんなに乳首痛くなんのは思春期以来だ。だから触れってぇ……!」

尖った乳首は最初に比べて大きくなっただけでなく、色まで濃くなっているように見えた。今シャツを着せて走らせでもしたら勝手に絶頂するかもしれないな。

「足開けよ、俺の言うこと聞くんだろ? プレゼントだもんな」

「入れんのか? 先に乳首イかせて欲しいんだけどな……」

乳首を理由に渋りつつも雪風はすぐに開脚し、慣れた様子で秘所を晒した。先走りの汁が垂れたのか雪風の後孔は女のそれのように濡れている──女の子のそんなとこ見たことないけど。

「一応軽くほぐしてローションも入れといたから、すぐ突っ込んでも大丈夫だぜ」

僅かに緩んだ縦割れの穴はヒクヒクといやらしく震えている。物欲しそうな痙攣が治まる気配はなく、じっと観察していると悪化していくようにも見えた。

「んんっ……!」

人差し指の背で会陰を軽く押してみる。ふにふにと俺の指の動きに合わせて形が歪むのが愛らしく、いつまでも軽い愛撫をしていたくなる。

「……ここもちょっと張ってるかな」

雪風の会陰に触れる際に雪風が興奮状態になかった覚えがないため比較は出来ないが、柔らかいここもやはり陰茎が勃起していると緊張しているように思える。

「そこばっか弄んなぁっ……そこそんな弱くされてもイけないっ、ナカと一緒にぐりぐりしてくれよぉ……玩具もいっぱい用意してるからさぁ、俺んナカ掻き回しながら電マとか押し当ててくれよっ」

そういえば枕元に敷かれたタオルの上には消毒済みだろう玩具がいくつも並んでいる。カスタム可能のプレゼントとは素晴らしいな。

「イきたいぃ……イかせろよぉっ、そこやだイけないっ」

会陰から手を離し、陰嚢をつつく。陰茎や体内の器官と合わせて子種を吐き出す準備を整えている雪風の身体は哀れで愛おしい。男に貪られ無駄打ちするだけの精子を必死に作っていると思うと胸が高鳴る。

「……なぁ雪風、今日は飲ませたりかけたりせずに……ぜーんぶここに注いでやるからな」

臍の下をトントンと人差し指で叩きながら生物的にさ無意味な種付けを宣言してやると、先走りの汁の分泌量が目に見えて増えた。
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