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郊外の一軒家
すりっぷ、にじゅう
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前立腺を虐められながら両手で陰茎を痛め付けられ、俺は潮を吹いて悦んだ。可愛い声が出せる訳もなく、気の利いた台詞も考えられず、ただ叫んだだけだ。
「ふふふっ……」
頭は快楽で滲んでいるが、こんなことで雪兎を悦ばせられるのかと不甲斐なく思う忠誠心は残っている。
「……っ、あ、ぁ……」
雪兎に何か言いたいのに、上手く舌が動かず声が言葉にならない。
「可愛いよ、ポチ。僕のをきゅーってして、びくびくして、すごく気持ちいいしポチの健気さなんかも感じちゃって……本当、たまんない」
握り締められ、つねられていた陰茎から雪兎の手が離れる。解放感に思わず意味のない声が漏れ、自分の情けなさが顔を熱くする。とろとろと弱々しく零れた精液の温度が不快だ。雪兎のものならどこに注がれてもかけられても心地いいのに。
「ねぇポチ、僕もそろそろ出したいなぁ。奥まで入れるね」
むにむにと尻を揉まれながらそう告げられ、直後に緩んでいる結腸口を肉棒が突いた。ごぢゅっ、ぐぷっ、と粘着質な水音混じりの肉を犯す官能的な音が下腹深くで響く。
「ぁゔっ! ぐっ……ゔ、ぁっ、あぁっ……!?」
唸るような低い声しか出てくれない、女のように甲高い声でアンアン鳴いて雪兎を楽しませたいのに。甲高い声を上げるのは男のプライドが傷付くけれど、プライドを踏み躙られるからこそ雪兎に抱かれるのが好きなのだ。雪兎も俺を屈服させることを喜び、屈服させられて幸福を感じる俺のことを愛してくれる。だからもっと雄を失った媚びた声を上げなければならないのに、結腸責めでは汚い声しか出てくれない。声を高く作る余裕もない。
「んっ、ぐっ、ゔぅゔゔぅ……んっ、んんん……んぉっ!? ぉっ……お……」
「んっ……入った! ぁはっ、どう? ポチ、気持ちぃ?」
「ぎ、もっ……ひぃっ、れす。おく、ユキ様が、奥まで」
「そうだね、僕にずっぽり犯されちゃってるね」
可愛らしい顔に似合わない凶悪な男根はこの先雪兎の成長に合わせて更に立派になるのだろう。彼を全て受け入れられる自分の身体の大きさと頑丈さが誇らしい。
「動くよ……」
「んっ……ゔあっ!? ぁ、ゔっ! んゔぅっ! ゔあっ、ぁ、あぁあーっ!? イっ、んっ、イぐっ、ゔぅんっ! んっ、ぉぐっ、奥ぅっ! イっぢゃうっ、おぐしゃれだらっ、深くイっぢゃゔぅっ!」
「乳首とか触ってあげた時の高い声もイイけど、今のも唸ってるみたいで可愛いね。ポチ最高。深イキ見せて。女の子みたいなカッコさせられて、自分より歳も身長も下のか弱い僕に抱かれてよがっちゃう、ポチの最高に可愛いところ……僕に見せて」
俺達の身長差では雪兎がバックで俺を犯しながら俺の首に腕を回すのは難しい。だからだろう、彼は背後から首を絞めるように俺の首を両手で掴んだ。息苦しさも重なって俺は下腹奥深くからの重たい快楽を得られて、脳がショートするほどの絶頂に至った。
「……っ、ぐ、ゔぅうっ!」
喉を手で潰されていたのもあって醜い声しか出せなかったが、雪兎は満足してくれたはずだ。雪兎は俺のどんな姿どんな声でも可愛いと言って愛してくれる、分かっているのに時々疑ってしまうけれど、今日は絶頂寸前に雪兎が語ってくれた。
「ぅあっ……ちょっと、締めすぎ、痙攣までしてるしっ…………もうっ、出ちゃったじゃん。もう少しポチのナカ堪能したかったのに……ポチ?」
快楽と幸福の中俺は意識を闇に落とした。
「ふふふっ……」
頭は快楽で滲んでいるが、こんなことで雪兎を悦ばせられるのかと不甲斐なく思う忠誠心は残っている。
「……っ、あ、ぁ……」
雪兎に何か言いたいのに、上手く舌が動かず声が言葉にならない。
「可愛いよ、ポチ。僕のをきゅーってして、びくびくして、すごく気持ちいいしポチの健気さなんかも感じちゃって……本当、たまんない」
握り締められ、つねられていた陰茎から雪兎の手が離れる。解放感に思わず意味のない声が漏れ、自分の情けなさが顔を熱くする。とろとろと弱々しく零れた精液の温度が不快だ。雪兎のものならどこに注がれてもかけられても心地いいのに。
「ねぇポチ、僕もそろそろ出したいなぁ。奥まで入れるね」
むにむにと尻を揉まれながらそう告げられ、直後に緩んでいる結腸口を肉棒が突いた。ごぢゅっ、ぐぷっ、と粘着質な水音混じりの肉を犯す官能的な音が下腹深くで響く。
「ぁゔっ! ぐっ……ゔ、ぁっ、あぁっ……!?」
唸るような低い声しか出てくれない、女のように甲高い声でアンアン鳴いて雪兎を楽しませたいのに。甲高い声を上げるのは男のプライドが傷付くけれど、プライドを踏み躙られるからこそ雪兎に抱かれるのが好きなのだ。雪兎も俺を屈服させることを喜び、屈服させられて幸福を感じる俺のことを愛してくれる。だからもっと雄を失った媚びた声を上げなければならないのに、結腸責めでは汚い声しか出てくれない。声を高く作る余裕もない。
「んっ、ぐっ、ゔぅゔゔぅ……んっ、んんん……んぉっ!? ぉっ……お……」
「んっ……入った! ぁはっ、どう? ポチ、気持ちぃ?」
「ぎ、もっ……ひぃっ、れす。おく、ユキ様が、奥まで」
「そうだね、僕にずっぽり犯されちゃってるね」
可愛らしい顔に似合わない凶悪な男根はこの先雪兎の成長に合わせて更に立派になるのだろう。彼を全て受け入れられる自分の身体の大きさと頑丈さが誇らしい。
「動くよ……」
「んっ……ゔあっ!? ぁ、ゔっ! んゔぅっ! ゔあっ、ぁ、あぁあーっ!? イっ、んっ、イぐっ、ゔぅんっ! んっ、ぉぐっ、奥ぅっ! イっぢゃうっ、おぐしゃれだらっ、深くイっぢゃゔぅっ!」
「乳首とか触ってあげた時の高い声もイイけど、今のも唸ってるみたいで可愛いね。ポチ最高。深イキ見せて。女の子みたいなカッコさせられて、自分より歳も身長も下のか弱い僕に抱かれてよがっちゃう、ポチの最高に可愛いところ……僕に見せて」
俺達の身長差では雪兎がバックで俺を犯しながら俺の首に腕を回すのは難しい。だからだろう、彼は背後から首を絞めるように俺の首を両手で掴んだ。息苦しさも重なって俺は下腹奥深くからの重たい快楽を得られて、脳がショートするほどの絶頂に至った。
「……っ、ぐ、ゔぅうっ!」
喉を手で潰されていたのもあって醜い声しか出せなかったが、雪兎は満足してくれたはずだ。雪兎は俺のどんな姿どんな声でも可愛いと言って愛してくれる、分かっているのに時々疑ってしまうけれど、今日は絶頂寸前に雪兎が語ってくれた。
「ぅあっ……ちょっと、締めすぎ、痙攣までしてるしっ…………もうっ、出ちゃったじゃん。もう少しポチのナカ堪能したかったのに……ポチ?」
快楽と幸福の中俺は意識を闇に落とした。
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