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4 試験
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午後の授業は魔法回路についてだったが、それも難なく終えたセラフィーは家から登園しているデイジーと別れ、ジェシカに案内されて寮の自室へと足を踏み入れていた。
部屋はベッドとクローゼット、そして勉強机のみという質素なレイアウトだったが、馬小屋でも眠れるセラフィーにとっては何も問題ない。
「お風呂や食堂は20時まで開いているから、それまでに済ませてね。21時の消灯以降に出歩いていたら厳罰になるから気を付けるのよ」
「ゆっくり休んでね」と部屋を後にしたジェシカに礼を言ったセラフィーはぐるりと部屋を見渡すと、小振りな窓を開け外を覗き込んだ。
小高い場所にある学園寮からは夕日に照らされた街並み、そしてセラフィーが住んでいた魔法研究棟が見えた。
セラフィーはしばらく研究棟を見つめた後「そうだ」と何かを思いつき、窓を閉め急ぎ足で部屋を出て行ったのであった。
◇◇◇
「良かった!まだあったか」
セラフィーは誰も立ち入らないであろう、静まり返った研究棟の裏にひっそりと植えられている一本の小さな木を見つけた。
一見、普通の木に見えるよう目眩しの魔法をかけてあるが、触れた人に魔力を分け与える魔法樹という樹の枝をセラフィーが育てたものだった。
『昔、研究の為に陛下に頼みこんで枝を分けてもらった甲斐があったな』
魔法樹は王宮の中庭に植えられており、許された人でなければ触れる事ができない。
そのため枝を貰うという事自体が前代未聞だったが、功績を認められているセラフィーのみ許された事だった。
セラフィーは木に触れて目を閉じると、微量な魔力が体内に流れ込んでくるのを感じた。
「本当はお前の母にも魔力を分けてもらいたいんだがな…しばらくの間、私に力を貸してやってくれ」
セラフィーは地面に腰を下ろし、木と寄り添うように穏やかな時間を過ごした。
その日、日が暮れ辺りが薄暗くなっても魔法塔にランプの光が灯ることはなかった。
◇◇◇
3日後、デイジーが言っていたように1回目の試験が行われた。
試験は筆記試験と実技試験があり、2人とも筆記試験は問題なく終えたが、デイジーにとって問題の実技試験は北の森付近の採石場で行われた。
高等科の全クラスの生徒が集まり、先日食堂で会ったウィリアムや主任であるレオも他の教師達と一緒に試験の様子を見守っている。
「今回の試験は、私達がこの採石場の中に隠した魔法石を見つけだし、それを使って試験官の指示通り魔力をコントロールしてもらいます」
試験官の一人である教師が試験内容を説明すると、生徒達にどよめきが起こった。
「魔法石を見つけるのも大変なのに、その魔力をコントロールなんて…レベルが高すぎよ」
セラフィーの隣ではデイジーがガクリと肩を落としていた。
「デイジーなら普通の石と魔法石の見分けもつくだろう。コントロールに関しては、魔法石を自分の身体の一部だと思えばスムーズに魔法石の力を使う事ができる」
セラフィーが背中をポンと叩き励ますと、デイジーは顔を上げ
「分かったわ。やってみる」
と眉尻を下げながら頷いた。
試験はSクラスから行われたが、やはりいつもに比べレベルが高いのか、Sクラスでもミスをする生徒が多かった。
しかしそんな中でも、王太子ウィリアムと彼の友人達は抜群の魔力コントロールを見せ、生徒達は歓声を上げたのであった。
「そろそろね…」
次々と生徒の試験が終了し、もうすぐCクラスの順番に差しかかろうとした時、隣にいたデイジーがポケットから液体の入った小瓶を取り出しポンッと栓を抜いた。
セラフィーは小瓶の匂い…正確には中の液体の匂いに気付き、咄嗟にデイジーの手を制止した。
「えっ!?フィー!?」
驚いたデイジーが目を丸くさせるのをよそに、セラフィーは眉間にシワを寄せ
「飲むつもりなら今すぐ辞めなさい」
と忠告すると、デイジーは手を下ろし小瓶に再び栓をした。
「どこでこれを?」
セラフィーの問いにデイジーは動揺した様子で
「わ、私が魔法の実技が苦手なのを心配した父が、同業者の友人から特別に購入している薬なの。これなら魔力コントロールも上達するだろうって紹介されて…」
と答えた。
セラフィーは視線を小瓶に移し、しばらく考え込むと
「ちょっと背中を向けてもらえるか」
と後ろ向きになったデイジーの背に片手を添えた。
『やはり魔法回路が狭くなっている』
デイジーと彼女の父親が信じていた薬は魔力コントロールを上達させるものではなく、体内の魔法回路を狭くしていく毒薬のようなものだった。
『恐らくデイジーの父親の成功を恨んでの犯行だろう…それにしても酷い』
もしデイジーがこのまま薬を飲み続ければ、完全に魔法師としての未来は閉ざされていただろう。
セラフィーはグッと拳を握ると
「デイジー、私を信じてこの薬はもう飲まないと誓ってくれ」
そう言うと「えっ?」と困惑したデイジーは、振り返りセラフィーを見た。
今、本当の事を話せばきっと動揺して試験どころでは無くなってしまう。
セラフィーは目を見つめながらデイジーの手を握ると
「大丈夫だ。必ず上手くいく。私を信じてくれ」
と力強い言葉でデイジーに訴えた。
デイジーはしばらく黙っていたが、こくんと頷くと
「あなたは私の初めての友達だわ。フィーあなたを信じる」
そう言って微笑んだ。
◇◇◇
セラフィーはデイジーの背中に両手で触れると「ふぅー」と小さく、そして細く息を吐いた。
『集中しろ』
セラフィーはデイジーの魔法回路に自身の魔力を少しずつ流し込み、狭くなった魔法回路を徐々に広げていく。
少しでも流し込む魔力量を間違えればデイジーの魔法回路は破裂してしまう為、セラフィーでなければ考えられないような治療法だった。
『よし、これで大体の回路は修復できたはずだ』
セラフィーが手を下ろし「終わったぞ」とデイジーに声をかけると、手のひらを見つめたデイジーは
「なんだか身体中が温かくなったわ」
と自分の身体の隅々まで見渡していた。
「次の生徒デイジー!前へ!」
「は、はい!」
丁度終わったタイミングで試験官に呼ばれたデイジーは、セラフィーに手を振り試験へと挑んでいった。
「桁外れな魔力コントロールですね」
セラフィーがふぅと息を吐き座ろうとしたその時、どこから見ていたのかセドリックが声をかけてきた。
「お前…仕事をさぼって何をしているんだ」
セラフィーが睨みつけると
「これも大事な仕事なんです!事前に優秀な人材を把握しておくのも側近の努めですから!」
と焦った様子でセドリックは両手を振った。
「素敵な友人ができたようで安心しました。少し寂しい気もしますが…」
「??なぜセドリックが寂しくなるんだ?」
セドリックの言葉の意味が分からず、首を傾げるセラフィーに意味ありげな笑みを返したセドリックは
「ほら!もうすぐフィーさんの番ですよ!」
そう言ってセラフィーの背中をポンッと叩いた。
「頑張ってくださいね」
だんだん遠慮が無くなってきた側近の態度にセラフィーは若干引きつった笑顔を浮かべたが、ニコニコと笑うセドリックの顔に毒気を抜かれ
「行ってくる」
と小さく手を振った。
部屋はベッドとクローゼット、そして勉強机のみという質素なレイアウトだったが、馬小屋でも眠れるセラフィーにとっては何も問題ない。
「お風呂や食堂は20時まで開いているから、それまでに済ませてね。21時の消灯以降に出歩いていたら厳罰になるから気を付けるのよ」
「ゆっくり休んでね」と部屋を後にしたジェシカに礼を言ったセラフィーはぐるりと部屋を見渡すと、小振りな窓を開け外を覗き込んだ。
小高い場所にある学園寮からは夕日に照らされた街並み、そしてセラフィーが住んでいた魔法研究棟が見えた。
セラフィーはしばらく研究棟を見つめた後「そうだ」と何かを思いつき、窓を閉め急ぎ足で部屋を出て行ったのであった。
◇◇◇
「良かった!まだあったか」
セラフィーは誰も立ち入らないであろう、静まり返った研究棟の裏にひっそりと植えられている一本の小さな木を見つけた。
一見、普通の木に見えるよう目眩しの魔法をかけてあるが、触れた人に魔力を分け与える魔法樹という樹の枝をセラフィーが育てたものだった。
『昔、研究の為に陛下に頼みこんで枝を分けてもらった甲斐があったな』
魔法樹は王宮の中庭に植えられており、許された人でなければ触れる事ができない。
そのため枝を貰うという事自体が前代未聞だったが、功績を認められているセラフィーのみ許された事だった。
セラフィーは木に触れて目を閉じると、微量な魔力が体内に流れ込んでくるのを感じた。
「本当はお前の母にも魔力を分けてもらいたいんだがな…しばらくの間、私に力を貸してやってくれ」
セラフィーは地面に腰を下ろし、木と寄り添うように穏やかな時間を過ごした。
その日、日が暮れ辺りが薄暗くなっても魔法塔にランプの光が灯ることはなかった。
◇◇◇
3日後、デイジーが言っていたように1回目の試験が行われた。
試験は筆記試験と実技試験があり、2人とも筆記試験は問題なく終えたが、デイジーにとって問題の実技試験は北の森付近の採石場で行われた。
高等科の全クラスの生徒が集まり、先日食堂で会ったウィリアムや主任であるレオも他の教師達と一緒に試験の様子を見守っている。
「今回の試験は、私達がこの採石場の中に隠した魔法石を見つけだし、それを使って試験官の指示通り魔力をコントロールしてもらいます」
試験官の一人である教師が試験内容を説明すると、生徒達にどよめきが起こった。
「魔法石を見つけるのも大変なのに、その魔力をコントロールなんて…レベルが高すぎよ」
セラフィーの隣ではデイジーがガクリと肩を落としていた。
「デイジーなら普通の石と魔法石の見分けもつくだろう。コントロールに関しては、魔法石を自分の身体の一部だと思えばスムーズに魔法石の力を使う事ができる」
セラフィーが背中をポンと叩き励ますと、デイジーは顔を上げ
「分かったわ。やってみる」
と眉尻を下げながら頷いた。
試験はSクラスから行われたが、やはりいつもに比べレベルが高いのか、Sクラスでもミスをする生徒が多かった。
しかしそんな中でも、王太子ウィリアムと彼の友人達は抜群の魔力コントロールを見せ、生徒達は歓声を上げたのであった。
「そろそろね…」
次々と生徒の試験が終了し、もうすぐCクラスの順番に差しかかろうとした時、隣にいたデイジーがポケットから液体の入った小瓶を取り出しポンッと栓を抜いた。
セラフィーは小瓶の匂い…正確には中の液体の匂いに気付き、咄嗟にデイジーの手を制止した。
「えっ!?フィー!?」
驚いたデイジーが目を丸くさせるのをよそに、セラフィーは眉間にシワを寄せ
「飲むつもりなら今すぐ辞めなさい」
と忠告すると、デイジーは手を下ろし小瓶に再び栓をした。
「どこでこれを?」
セラフィーの問いにデイジーは動揺した様子で
「わ、私が魔法の実技が苦手なのを心配した父が、同業者の友人から特別に購入している薬なの。これなら魔力コントロールも上達するだろうって紹介されて…」
と答えた。
セラフィーは視線を小瓶に移し、しばらく考え込むと
「ちょっと背中を向けてもらえるか」
と後ろ向きになったデイジーの背に片手を添えた。
『やはり魔法回路が狭くなっている』
デイジーと彼女の父親が信じていた薬は魔力コントロールを上達させるものではなく、体内の魔法回路を狭くしていく毒薬のようなものだった。
『恐らくデイジーの父親の成功を恨んでの犯行だろう…それにしても酷い』
もしデイジーがこのまま薬を飲み続ければ、完全に魔法師としての未来は閉ざされていただろう。
セラフィーはグッと拳を握ると
「デイジー、私を信じてこの薬はもう飲まないと誓ってくれ」
そう言うと「えっ?」と困惑したデイジーは、振り返りセラフィーを見た。
今、本当の事を話せばきっと動揺して試験どころでは無くなってしまう。
セラフィーは目を見つめながらデイジーの手を握ると
「大丈夫だ。必ず上手くいく。私を信じてくれ」
と力強い言葉でデイジーに訴えた。
デイジーはしばらく黙っていたが、こくんと頷くと
「あなたは私の初めての友達だわ。フィーあなたを信じる」
そう言って微笑んだ。
◇◇◇
セラフィーはデイジーの背中に両手で触れると「ふぅー」と小さく、そして細く息を吐いた。
『集中しろ』
セラフィーはデイジーの魔法回路に自身の魔力を少しずつ流し込み、狭くなった魔法回路を徐々に広げていく。
少しでも流し込む魔力量を間違えればデイジーの魔法回路は破裂してしまう為、セラフィーでなければ考えられないような治療法だった。
『よし、これで大体の回路は修復できたはずだ』
セラフィーが手を下ろし「終わったぞ」とデイジーに声をかけると、手のひらを見つめたデイジーは
「なんだか身体中が温かくなったわ」
と自分の身体の隅々まで見渡していた。
「次の生徒デイジー!前へ!」
「は、はい!」
丁度終わったタイミングで試験官に呼ばれたデイジーは、セラフィーに手を振り試験へと挑んでいった。
「桁外れな魔力コントロールですね」
セラフィーがふぅと息を吐き座ろうとしたその時、どこから見ていたのかセドリックが声をかけてきた。
「お前…仕事をさぼって何をしているんだ」
セラフィーが睨みつけると
「これも大事な仕事なんです!事前に優秀な人材を把握しておくのも側近の努めですから!」
と焦った様子でセドリックは両手を振った。
「素敵な友人ができたようで安心しました。少し寂しい気もしますが…」
「??なぜセドリックが寂しくなるんだ?」
セドリックの言葉の意味が分からず、首を傾げるセラフィーに意味ありげな笑みを返したセドリックは
「ほら!もうすぐフィーさんの番ですよ!」
そう言ってセラフィーの背中をポンッと叩いた。
「頑張ってくださいね」
だんだん遠慮が無くなってきた側近の態度にセラフィーは若干引きつった笑顔を浮かべたが、ニコニコと笑うセドリックの顔に毒気を抜かれ
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