眼中になかった同期とセフレになってみたら沼すぎて、初恋。

ぴょす

文字の大きさ
15 / 66

俺はどうやらマーキング対象らしい

しおりを挟む
もうこの時点でチェックアウトはギリギリ。
お互いヤりたい気持ちになんとか折り合いをつけて帰る支度を済ませる。

「……行くか」

俺が部屋のドアに手をかけて、振り返る。
けれど、そのとき。

「あー、今日フットサルなんだけど気分じゃないかも」

と、司がぼやいた。ほんの少しだけ、一緒にこの後もいられるんじゃないかと期待していた。内心「そりゃそうだよな」と思いながら俺は適当な相槌を打つ。

その瞬間、不意に後ろから抱きつかれた。スーツの上からでももう分かる。筋肉質な腕が、腹の前で交差する。

「慎は今日何すんの?」

「は?」

「どっか行くの?」

「行かないけど」

「けど?」

って匂わせてみたもののマジで用事ないんだよな。俺の休日なんてそんなもんだし。

「お前ほんとは誰かと会うんじゃねぇの?」

「……なんでその解釈になるんだよ」

「じゃあ、何すんの?今日」

「なんもしねーって、家にいるだけだよ」

「ほんとに~?」

「ほんとだって。てか、なんなんだよさっきから」

「いやお前、前科持ちじゃん」

「はぁ?」

「俺の事、放っておいて風俗行っただろ」

司の目は、あきらかに疑っていて、ゆいさんとの事にいまだに納得がいってないようだった。

「なぁ慎…」

司の声が低く響く。振り返ると、司の視線はまるで俺を剥き出しにするように鋭く、何をしようとしているのかも分かってしまった。

「司、時間ないから…っ。チェックアウトもう……ギリギリだって……」

軽く笑って誤魔化そうとするが、司はそのまま俺との距離を詰め、俺を壁に押し付けた。

「マーキングさせろよ」

「はっ……?え゛っ……ぁ゛…」

「だって昨日お前が何回もちんこくださいって、おねだりしてきて、ゴム全部使っちゃったんだろ、もう忘れた?」

「まって、おい゛っ…なっ、、♡生…た゛め……っ」

「だめ?尻突き出しながら言ってんじゃねーよ」

「も…ぉ゛…だめ……だめだめ、だめ、時間もな…い゛っ♡♡、、のに、んっ……♡」

壁に両手をつき、腰をわずかに浮かせ、司が入りやすいように無意識に角度を調整してるようじゃ、確かに説得力はないだろう。

「すげ…………めちゃくちゃ熱い…」

「あぁ゛…っ♡あ゛ぅ♡~~~~っ、、♡♡」

司の腰が力強く動き、慎を壁に押し付けたまま、熱いものが慎の奥を突き上げる。ゴムなしの生々しい感触は余裕で俺を狂わせてしまった。

「はっ…♡ぁっ♡きもちい゛っ、、ん…♡♡♡」

「慎んナカ、俺のでめちゃくちゃになってる……もう何回もちんこでぐっちゃぐちゃにしてやったのに、すげー綺麗な色してるし、マジで興奮する……」

わざとゆっくりと腰を引いては押し込まれ、壁を掴む指先に爪が食い込む。

「てか……生ハメの時のが締め付けえぐいって、お前マジで節操なさすぎな?」

「う゛……ぅぅ、、、♡♡」

「言えよ、生ちんぽでケツ穴ほじられるの大好きですって、」

「う゛ぐ、っ、ぅ゛…♡♡、、き、すき、、すきっ、なまちんぽ…ぉ゛♡♡れ、ぇ゛♡♡♡ケツ穴ほじほじされう、の♡♡♡ん゛ん゛っ‼︎‼︎………」

恥ずかしい事を言いながら扉に情けなく精液を飛び散らすと、司が舌打ちをしながらピストンを加速させる。

「時間ねーのに部屋汚してんじゃねーよ、雑魚まんこがよ」

「ヒグッ…っ、ごめ…なさっ♡う゛♡、、んお゛っ♡…」

「中出しされると思ったら興奮した?」

「……ぃ♡は、い゛♡♡ざーめんもらえるのっ、嬉し、♡♡、くだ、さ♡♡、ひッ♡♡♡ぁ♡……」

結合部からは、湿った音が響き、俺の太腿にまで精液と汗が伝うのが分かる。司の指が食い込む腰には時折ちくりと痛みが走るけれど、今はそれさえも気持ちが良い……

「くっせえザーメン流しこんでやるから、家で一生オナっとけよ」

「、、、んぁ、あ゛…、はィ…♡、、、ッ♡、い゛きゅ♡お゛ぉ゛っ♡雑魚まんこ、て゛………い゛ッッ♡♡♡♡ぐっ♡♡♡♡」

司の動きが頂点に達し、びゅるびゅると奥で弾ける。

司が俺の中を汚してしまった。どろどろのそれでもう誰ともセックスできない身体にしてしまった。

俺は力尽きたようにその場に倒れ込んで荒い息をついていた。司に激しく使い込まれ、中出しを受けたその身体は、司の所有を刻みつけた証のように白濁が溢れている。

いつまでも立てない俺を面倒臭そうに見下ろす司。ようやく拾い上げたスーツを丁寧に俺に着せ始めた。シャツのボタンを一つずつ留め、ネクタイを結ぶ手つきは優しくて、ジャケットを羽織らせてくれる。

「チェックアウトまで時間ないんだろ、行くぞ」

俺の身体に自分の痕を残したまま帰らせたい…それは他の誰とも関わらせないための、司なりのマーキングだった。不思議とその束縛に嫌な気持ちはない。むしろ嬉しい。俺は目を潤ませ、頬を上気させたまま、司を見つめる。その視線に、司は小さく笑い、俺の顎を軽く持ち上げた。

「また今度な。」

何を?と言いたい気持ちは抑える。司の言葉は優しく、甘く、まるで子犬をしつけるような愛情に満ちている気がしてしまう。俺の唇に軽くキスを落とし、額をそっと叩く。

「俺以外の奴と遊ぶなんて、考えんな。」

「うん……司、俺……司のものだから……」

なんて、くだらない。
でも言ってしまった。

こんなの付き合ってるみたいだねって、きっとお互い思ったんだろう。だけど俺たちはそれ以上何も話すことはなかった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?

中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」 そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。 しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は―― ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。 (……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ) ところが、初めての商談でその評価は一変する。 榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。 (仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな) ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり―― なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。 そして気づく。 「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」 煙草をくゆらせる仕草。 ネクタイを緩める無防備な姿。 そのたびに、陽翔の理性は削られていく。 「俺、もう待てないんで……」 ついに陽翔は榊を追い詰めるが―― 「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」 攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。 じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。 【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】 主任補佐として、ちゃんとせなあかん── そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。 春のすこし手前、まだ肌寒い季節。 新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。 風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。 何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。 拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。 年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。 これはまだ、恋になる“少し前”の物語。 関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。 (5月14日より連載開始)

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された

あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると… 「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」 気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 初めましてです。お手柔らかにお願いします。

借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます

なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。 そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。 「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」 脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……! 高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!? 借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。 冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!? 短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。

親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた

こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。

陽七 葵
BL
 主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。  しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。  蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。  だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。  そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。  そこから物語は始まるのだが——。  実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。  素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

処理中です...