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5.ご先祖様の遺産ー全回復と青臭い薬
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イチカたちはその日はそのまま薬子の自宅兼魔法薬屋で過ごした。
ルールーいわくご先祖様が残してくれた魔法は全回復だから後遺症もなく、普通の生活を送っていたものなら、すぐに動けるようになるそうだ。
しかし、イチカは今まで数年間は寝たきりの生活を送っていて、まだ筋力が弱っているから、さすがにすぐは無理だろうということでルールーに言われるまま、その日は終始ぶつぶつといっていた薬子が用意してくれた何か物凄い青臭い匂いのする魔法薬を飲んで、これまたいやそうな表情の彼女が用意してくれた部屋で休むことになった。
「こちらでお休みください。」
さっきカレーもどきを運んできた金髪メイドさんが階段を登って二階にある一番奥の部屋に、イチカを案内してくれた。
部屋に入るとかわいい柄のピンクのカーテンがかけられ、これまたかわいい柄のピンクのカバーに白い腰壁にはピンクと白のストライプ柄のハートマークがついた壁紙が、部屋全体を覆った非常に落ち着かない部屋に案内された。
「うっ・・・。」
あまりの乙女チック全開の部屋にイチカは無言で足を踏み入れた。
金髪メイドさんに言われてイチカがベットに横になった瞬間、先ほどの青臭い薬が効いたのか、クラッとするとそのまま意識がブラックアウトした。
翌朝、目が覚めたイチカは全身のしびれに身動きが出来なかった。
「うそ・・・な・・・な・・・なにこ・・・これ・・・ぐはぁ!!!」
体中がしびれていた。
まるで板の間に正座した後の足のしびれが全身を覆っているようだ。
「イチカ様。大丈夫ですか?」
金髪メイドさんが食事をもって現れたがそれどころじゃない。
体中がしびれていて何もできない。
「よかったわ。思った以上に効いているみたいね。」
ドアから入ってきた薬子はイチカの様子を目にすると嬉しそうにイチカの体に障った。
「グハァッ・・・。」
正座でしびれた足にさらわれた感じを二倍にした感触に息が出来ずにうめいた。
「あれ持ってきて頂戴。」
薬子の言葉に金髪メイドさんはうなずくと、どこかに消えてすぐにオボンの上に急須のようなものを載せて現れた。
薬子は急須のふたを開けると同じお盆に乗っていた数種類の茶筒から一さじ、一さじ吟味しながら何かを急須に入れると、急須から昨日飲んだものより数段上の青臭い匂いがするものをイチカの目の前に置いた。
「じゃこれを飲んでおいてね。」
飲んでおいてといわれても体を動かせない。
「そう思った瞬間薬子の後ろにいた金髪メイドさんが立ち上がって急須を待つと、グイッとそれをイチカの口に突っ込んだ。
青臭い匂いが口の中いっぱいに広がって、思わわず吐き出そうとしたところを無理やり金髪メイドさんに飲みこまされた。
ぐはぁー。
イチカはあまりのまずさに悶絶し意識がまたブラックアウトした。
薬子が用意してくれた何かの魔法薬を飲んでどのくらい時間がたったのか。
意識が戻ると体中がしびれて動けなくなっていたのがウソのように体が軽い。
イチカはふといい匂いに横を向くとサイドテーブルにはパンと温かいスープが置かれていた。
早速起き上がってベットを椅子代わりにして置かれていたスープとパンを食べた。
おいしい。
次の日の朝方、薬子に頼まれた薬の納品と、ルールー曰く兵士になれる推薦状を持って隣国の国境上に立っている砦にむかった。
ルールーいわくご先祖様が残してくれた魔法は全回復だから後遺症もなく、普通の生活を送っていたものなら、すぐに動けるようになるそうだ。
しかし、イチカは今まで数年間は寝たきりの生活を送っていて、まだ筋力が弱っているから、さすがにすぐは無理だろうということでルールーに言われるまま、その日は終始ぶつぶつといっていた薬子が用意してくれた何か物凄い青臭い匂いのする魔法薬を飲んで、これまたいやそうな表情の彼女が用意してくれた部屋で休むことになった。
「こちらでお休みください。」
さっきカレーもどきを運んできた金髪メイドさんが階段を登って二階にある一番奥の部屋に、イチカを案内してくれた。
部屋に入るとかわいい柄のピンクのカーテンがかけられ、これまたかわいい柄のピンクのカバーに白い腰壁にはピンクと白のストライプ柄のハートマークがついた壁紙が、部屋全体を覆った非常に落ち着かない部屋に案内された。
「うっ・・・。」
あまりの乙女チック全開の部屋にイチカは無言で足を踏み入れた。
金髪メイドさんに言われてイチカがベットに横になった瞬間、先ほどの青臭い薬が効いたのか、クラッとするとそのまま意識がブラックアウトした。
翌朝、目が覚めたイチカは全身のしびれに身動きが出来なかった。
「うそ・・・な・・・な・・・なにこ・・・これ・・・ぐはぁ!!!」
体中がしびれていた。
まるで板の間に正座した後の足のしびれが全身を覆っているようだ。
「イチカ様。大丈夫ですか?」
金髪メイドさんが食事をもって現れたがそれどころじゃない。
体中がしびれていて何もできない。
「よかったわ。思った以上に効いているみたいね。」
ドアから入ってきた薬子はイチカの様子を目にすると嬉しそうにイチカの体に障った。
「グハァッ・・・。」
正座でしびれた足にさらわれた感じを二倍にした感触に息が出来ずにうめいた。
「あれ持ってきて頂戴。」
薬子の言葉に金髪メイドさんはうなずくと、どこかに消えてすぐにオボンの上に急須のようなものを載せて現れた。
薬子は急須のふたを開けると同じお盆に乗っていた数種類の茶筒から一さじ、一さじ吟味しながら何かを急須に入れると、急須から昨日飲んだものより数段上の青臭い匂いがするものをイチカの目の前に置いた。
「じゃこれを飲んでおいてね。」
飲んでおいてといわれても体を動かせない。
「そう思った瞬間薬子の後ろにいた金髪メイドさんが立ち上がって急須を待つと、グイッとそれをイチカの口に突っ込んだ。
青臭い匂いが口の中いっぱいに広がって、思わわず吐き出そうとしたところを無理やり金髪メイドさんに飲みこまされた。
ぐはぁー。
イチカはあまりのまずさに悶絶し意識がまたブラックアウトした。
薬子が用意してくれた何かの魔法薬を飲んでどのくらい時間がたったのか。
意識が戻ると体中がしびれて動けなくなっていたのがウソのように体が軽い。
イチカはふといい匂いに横を向くとサイドテーブルにはパンと温かいスープが置かれていた。
早速起き上がってベットを椅子代わりにして置かれていたスープとパンを食べた。
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次の日の朝方、薬子に頼まれた薬の納品と、ルールー曰く兵士になれる推薦状を持って隣国の国境上に立っている砦にむかった。
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