3 / 10
【第三話】霊子の異変
しおりを挟む
プールの授業の後、教室に戻ると先生が話を始めた。
林先生
「よし、皆揃ったな。もうすぐ文化祭があるから、今から皆で話し合って何をするか決めてくれ。」
生徒達
「はーい!!!」
始めにクラスいちのひょうきん者の健太が喋りだした。
健太
「俺、お笑い舞台やりたい!皆でコントしよう」
生徒達
「あはははは」
クラス中が大爆笑した。
すかさず、クラスを仕切っている意地悪な女の子、エリカがこう言った。
エリカ
「はっ!?何で皆でコントをやるわけ?ダサっ!私は絶対イヤ!ダンスがいい」
健太
「じゃあ多数決で決めよう」
お笑い舞台をやるか、ダンスをやるか多数決を取る事になった。
エリカ
「ダンスやりたい人、手挙げてー」
エリカはクラス中を見渡しながら、時折手を挙げてない人を睨みつけていた。
その眼力に圧倒され、気の弱い子は渋々手を挙げていた。
勿論私もその一人だ。
ほとんどの女子は手を挙げていた。
霊子をのぞいては・・・。
エリカ
「霊子、ダンスに賛成なら鉛筆を上に挙げて」
クラス中が霊子の鉛筆をじっと見つめている。
しかし、霊子の鉛筆はピクリとも動かない。
エリカ
「あれ?霊子、聞こえなかった?ダンスやりたいなら鉛筆を挙げてくれる?」
霊子は首を横に振っている。
ダンスはやりたくなさそうだ。
エリカがムッとした顔をしている。
エリカ
「えっ、じゃあ何?コントやりたいの?幽霊がコント?あはは」
エリカがバカにしたように笑うと、取り巻きのアヤとメグミも笑いだした。
ふと霊子を見るとムッとしているように見えた。そして、
霊子
「エリカ嫌い・・・」
やはり怒っているみたいだ。
勿論エリカ達には霊子の声は聞こえていない。
エリカ
「まっ、いいけど。過半数がダンスに手を挙げているからダンスに決まりー」
林先生
「えーっと、お笑い舞台が8人で、ダンスが22人だからダンスだな。」
エリカ・アヤ・メグミ
「やったー」
健太
「ちぇっ、コントやりたかったのに・・・」
こうしてエリカの圧によって半強制的にダンスをやる事に決まった。
ミイコ
(はー最悪だな。どうせエリカ達が仕切るし、ダンスも苦手だし絶対バカにされるな)
ミイコ
「霊子、頑張ろうね」
霊子
「・・・」
(えっ?無視された。さっきのエリカに言われた事、まだ怒ってるのかな?)
霊子と出会ってから今まで、霊子の怒ってる所なんて見たことなかったのに。
今までと違う霊子のように思えた。
帰る時は毎日「また明日ね」と言ってさよならするのに、今日は始めて霊子に何も言わずに帰った。
林先生
「よし、皆揃ったな。もうすぐ文化祭があるから、今から皆で話し合って何をするか決めてくれ。」
生徒達
「はーい!!!」
始めにクラスいちのひょうきん者の健太が喋りだした。
健太
「俺、お笑い舞台やりたい!皆でコントしよう」
生徒達
「あはははは」
クラス中が大爆笑した。
すかさず、クラスを仕切っている意地悪な女の子、エリカがこう言った。
エリカ
「はっ!?何で皆でコントをやるわけ?ダサっ!私は絶対イヤ!ダンスがいい」
健太
「じゃあ多数決で決めよう」
お笑い舞台をやるか、ダンスをやるか多数決を取る事になった。
エリカ
「ダンスやりたい人、手挙げてー」
エリカはクラス中を見渡しながら、時折手を挙げてない人を睨みつけていた。
その眼力に圧倒され、気の弱い子は渋々手を挙げていた。
勿論私もその一人だ。
ほとんどの女子は手を挙げていた。
霊子をのぞいては・・・。
エリカ
「霊子、ダンスに賛成なら鉛筆を上に挙げて」
クラス中が霊子の鉛筆をじっと見つめている。
しかし、霊子の鉛筆はピクリとも動かない。
エリカ
「あれ?霊子、聞こえなかった?ダンスやりたいなら鉛筆を挙げてくれる?」
霊子は首を横に振っている。
ダンスはやりたくなさそうだ。
エリカがムッとした顔をしている。
エリカ
「えっ、じゃあ何?コントやりたいの?幽霊がコント?あはは」
エリカがバカにしたように笑うと、取り巻きのアヤとメグミも笑いだした。
ふと霊子を見るとムッとしているように見えた。そして、
霊子
「エリカ嫌い・・・」
やはり怒っているみたいだ。
勿論エリカ達には霊子の声は聞こえていない。
エリカ
「まっ、いいけど。過半数がダンスに手を挙げているからダンスに決まりー」
林先生
「えーっと、お笑い舞台が8人で、ダンスが22人だからダンスだな。」
エリカ・アヤ・メグミ
「やったー」
健太
「ちぇっ、コントやりたかったのに・・・」
こうしてエリカの圧によって半強制的にダンスをやる事に決まった。
ミイコ
(はー最悪だな。どうせエリカ達が仕切るし、ダンスも苦手だし絶対バカにされるな)
ミイコ
「霊子、頑張ろうね」
霊子
「・・・」
(えっ?無視された。さっきのエリカに言われた事、まだ怒ってるのかな?)
霊子と出会ってから今まで、霊子の怒ってる所なんて見たことなかったのに。
今までと違う霊子のように思えた。
帰る時は毎日「また明日ね」と言ってさよならするのに、今日は始めて霊子に何も言わずに帰った。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】私が愛されるのを見ていなさい
芹澤紗凪
恋愛
虐げられた少女の、最も残酷で最も華麗な復讐劇。(全6話の予定)
公爵家で、天使の仮面を被った義理の妹、ララフィーナに全てを奪われたディディアラ。
絶望の淵で、彼女は一族に伝わる「血縁者の姿と入れ替わる」という特殊能力に目覚める。
ディディアラは、憎き義妹と入れ替わることを決意。
完璧な令嬢として振る舞いながら、自分を陥れた者たちを内側から崩壊させていく。
立場と顔が入れ替わった二人の少女が織りなす、壮絶なダークファンタジー。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる