フタエノソラ

ぽこあぽこ

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もうひとりの少女

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少女は不思議な感覚を覚えた。

予感というか

心のどこかに引っかかる、かすかな感覚

放課後の教室で一人本を読みふける少女、彼女は千野ちわた

ごくごく普通の少女である。

ひと呼吸置いて彼女は本を机に置いた

なんでだろモヤモヤする。

(・・・・)

ふと廊下に目がいった、

「・・・だれ?」

(返事が返ってこない、誰かに見られていた気がしたのに・・)

廊下にでて人影を探すも誰かがいた感じはしない


(こわいな・・・)

ちわたはいわゆる怖がりだ、ホラー映画は絶対に見ないし、肝試しのたぐいは仮病をつかってでも参加しない

怖いのが嫌なのだ。

嫌なものには近づきたくないのだ。


ちわたは教室をでて廊下を歩きはじめていた。

放課後の学校は不気味な雰囲気を醸し出していたし、それを怖いとも感じていた。

どこからか誰かに見られている感じもする・・・

恐怖からか、体が緊張して肩がこわばる。

なんだか気分も悪い。

動悸が激しいし、呼吸が重い、目まで霞んできた気がする


ちわたは自分がなぜこんなにも怖い思いをしながらも、放課後の学校恐怖の巣窟ともいえる
そんな場所へ足を進めているのか全く理解できないでいた

恐怖のあまり目は霞み周囲の景色がぼやけている
その中で少しだけ鮮明にみえている方向があった。

ちわたは無意識的にそれにしたがって歩いていた

この先の階段をのぼったところにはオカルト研究部の部室がある、

不気味な部活なので生徒たちは普段からあまり近づかないようにしている部室だ

(怖い・・・)

むねの鼓動が激しく、緊張で息が苦しい、
すごく怖くて逃げたかった・・・



ちわたはオカルト研究部のドアに手を伸ばす
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