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1[リア]
オルランディアの涙
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お披露目会まで残り二日。
サロンで昼食後のお茶を頂きながら旅行雑誌をめくっていると、急な来客を知らされた。
「例の騎士の使いが来ています。リア様にお届け物があり、代理の者では渡せないと言っているようですが」と、イケ仏様は言う。
「あ、御守りを持って来てくださったのだと思います」
「御守り……?」と、彼は首をかしげた。
着替えに時間がかかりそうだったので、使者を応接室に通してもらい、なるべく良いお茶とお菓子を出してもらうようお願いした。
「リア様、ドレスはどちらになさいます?」
侍女長が二種類のドレスを並べて聞いてきた。外国の貴族令嬢風と、いつもの神薙様風だ。
わたしは思わず頭を抱えた。
「し、しまった。それがあったぁぁ……」
「リア様? 大丈夫ですか?」
「ちょっとだけ待ってください。今、考えます」
身分を隠し続けるのか、それとも、もう「神薙様とバレてもしゃーない」のスタンスで出るのかの二択だ。
使者はさぞかし驚いただろう。外国貴族の屋敷だと聞いて訪れたら、王都騎士団に守られていて、敷地の入り口に検問所まであるのだ。
制服に付いた紋章を見て、彼らが第一騎士団だとわかったかもしれない。使者がそれをヴィルさんに伝えれば、そこで身バレは確定だ。
「でも、身分を明かさないと決めた以上、最後まで貫くほうがいいかな……」
わたしは外国貴族風のドレスを選んだ。
応接で待っていたのは初老の男性だった。
仕立ての良いスーツに、ピカピカに磨かれた赤茶色の靴。背すじがピンと伸びていて、お茶を飲む所作がきれいだった。
「お待たせして申し訳ございません」
こちらから挨拶をすると、相手は慌てて立ち上がり、深々とお辞儀をした。
「大変結構なお茶を頂き、感激しておりました」
使者と呼ぶにはずいぶんと立派な方だ。まるで騎士のように体ががっしりとしている。
彼は鞄を開けると、大事そうに黒革が貼られたケースを取り出した。
「お渡しするものは、こちらでございます」と、ゆっくり開いて中を見せてくれる。
「へ……えええぇぇ!?」
わたしはソファから転げ落ちそうになった。
ヴィルさんが「とても効く」と言っていた御守りは、豪奢なエメラルドのネックレスだった。大きな涙型で、ダイヤモンドと小粒のエメラルドで丁寧に装飾されている。
使者の紳士は微笑みながら「贈与証明書」と書かれた書類を取り出し、テーブルに置いた。
異世界の御守りの概念が理解できず、過去一番のドン引きである。
「と、とても頂けません……そんな」
「リア様、受け取りましょう。なんら問題ありません」
オーディンス副団長はすかさずペンを取り出し、贈与証明書へ署名をするよう促してきた。
「え? な、なにを言……」
彼はわたしの意に沿わないことをしたり、何かを強要したりする人ではない。それなのに、この件に限っては「自分が立会人欄に署名する」と言って、強引に進めようとした。
彼のメガネの奥にある銀灰色の瞳が、わずかに揺れていた。
「あなたのためです。これは間違いなくあなたを守ってくれます。これを超える御守りは、この国に存在しません。本当です」
彼は穏やかな声で言った。
「でも、わたしはあの方の素性も知らないのですよ?」
「私がお二人を知っています。私が信じられませんか?」
「そんなことは、ないですけれど……」
ヴィルさんの使者が困惑の表情を浮かべていた。拒否されることは想定外だったのかもしれない。
「先ほどから何を騒いでいるのですか?」
部屋のドア付近に立っていたジェラーニ副団長が、見かねたようにこちらへ来た。
経緯を説明すると、彼はネックレスをのぞき込み、次に使者が持ってきた贈与証明書を確認している。
「へえ。これが『オルランディアの涙』か」
名前が付いているアクセサリーなんて、もはや尋常ではない。
「送り主の気が変わらないうちにもらったほうがいいですね」と、彼はウィンクをした。
「助かりますよ、使者殿。明後日の催しで早速使える。我々も仕事がしやすくなります」
彼も「もらっちゃいましょう派」だ。皆どうかしている。
わたしが半べそで口をとがらせていると、彼は「そんな顔をしていると、口づけをしちゃいますよ?」とささやいた。これは彼の口癖だ。
言い終わらないうちに、その脇腹にはイケ仏様のこぶしがドスっと入っていた。彼は痛がる様子もなく「手荒な後輩だ」と笑いながら扉の近くへ戻っていく。
「あの先輩は今、職務の都合で軽い人物を装っていますが、彼が言っていることは事実です」と、イケ仏様は真面目な顔で言った。
「これを持っているだけで、あなたに危害を加えようとする者が格段に減り、護衛の負担は軽減されます」
わたしが困惑していると、彼は小さくせき払いをした。
「件の『前任者』は、当然このようなものは持っていませんでした。その前の人たちもです」
使者の前なので「先代」や「神薙」などの言葉を避けて話してくれているようだ。
「明後日の催しで、前任者とは違うことを証明するのに、これほど適したものはありません。あなたが抱いている強い不安も払拭できるのです。……土地と建物以外は受け取っていいと言ったはずですよ?」と、彼は優しく微笑んだ。
「どうか、若君の気持ちをお受けください」と、使者は懇願するように言った。
しかし、その若君のお気持ちこそが、わたしを悩ませていた。
ふと贈与証明書に視線を送ると、譲り主の欄はゴチャッとした不思議な模様で名前が見えないよう細工されていた。こんなにすごいものを贈ってもなお、彼は自分の名を明かす気がないのだ。
「母国と習慣の違いがあるかもしれないので、一応お伝えしておきますが……」
イケ仏様がそばに跪き、コソッと言った。
「この国では、贈り物を受け取らないことは、相手の気持ちを拒絶することと同じ意味合いになります」
「そ、そんな、どんな気持ちかも知らされていないのに……」
ヴィルさんがどのような気持ちであったとしても、この中途半端な状態で拒絶はしたくない。ただそれだけの理由で、わたしは書類にサインをした。
でも、もし「神薙なんぞに貢いでしまった」とガッカリされたら、申し訳なさすぎる……。
わたしは大急ぎでお礼の手紙を書き、念のため「元の持ち主からの申し出があれば即返却する」という内容の念書も書いた。
使者はそれを大事そうに鞄にしまうと「肩の荷が下りました」と言って、足取り軽やかに帰っていく。その後ろ姿を見送りながら、わたしはズッシリと重くなった肩をさすった。
応接室でネックレスを眺めていると、オーディンス副団長が「由緒ある首飾りですよ」とプレッシャーをかけてきた。じっくり鑑賞した後は、団長と副団長しか開けられない魔法ロック付きの宝物庫に入れるそうだ。
「それ以上わたしに重圧をかけないでください」
わたしがクレームをつけると、彼は満足そうに微笑んだ。
「涙は慈愛の証。リア様のためにあるようなものです。あなたの最も近くにいる私が言うのだから、間違いありません」
「今日は全然わたしの話を聞いてくれないですよね」
「そんなことはありません。寝ても覚めても、あなたのことしか考えていませんよ?」
プクーっと頬を膨らませると、彼はそれを見てクスクス笑っている。
「お披露目の会では、そちらを着けてくださいね」と、彼は言った。
「でも、陛下が買ってくださったものが」
当日はティアラを着けなくてはならないため、陛下がそれに合わせて青い宝石のネックレスを用意してくれた。二日前に急に変更なんてできないだろう。
「陛下にも話を通してあるはずです。今頃、ティアラも宝石を取り換えているでしょう。その目処が立ったから、ここに首飾りが持ち込まれたのです」
もうワケがわからない。誰か助けて……。
「簡単に言うと、その首飾りは国の重要な人物が持つものです。大勢の前で着けてこそ、御守りとしての役割を果たすことができます」
「持ち主であることを示すために、見せびらかしたほうがいい、ということですか?」
「そのとおりです。現在の持ち主は神薙だとお披露目する。それが重要なのです。どの飾りよりも優先されます」
「わかりました……」わたしは観念してうなずいた。
翌日、ティアラの宝石がエメラルドに変更されたことと、当日のお飾りとして「オルランディアの涙」を着けてほしいと、王宮から連絡が入った。
その影響を受けてお茶会のお飾りとドレスも変更になり、最終調整のために侍女が絶叫していた。
最初から最後まで大騒ぎの準備期間を経て、ついにお披露目会当日がやってきた。
サロンで昼食後のお茶を頂きながら旅行雑誌をめくっていると、急な来客を知らされた。
「例の騎士の使いが来ています。リア様にお届け物があり、代理の者では渡せないと言っているようですが」と、イケ仏様は言う。
「あ、御守りを持って来てくださったのだと思います」
「御守り……?」と、彼は首をかしげた。
着替えに時間がかかりそうだったので、使者を応接室に通してもらい、なるべく良いお茶とお菓子を出してもらうようお願いした。
「リア様、ドレスはどちらになさいます?」
侍女長が二種類のドレスを並べて聞いてきた。外国の貴族令嬢風と、いつもの神薙様風だ。
わたしは思わず頭を抱えた。
「し、しまった。それがあったぁぁ……」
「リア様? 大丈夫ですか?」
「ちょっとだけ待ってください。今、考えます」
身分を隠し続けるのか、それとも、もう「神薙様とバレてもしゃーない」のスタンスで出るのかの二択だ。
使者はさぞかし驚いただろう。外国貴族の屋敷だと聞いて訪れたら、王都騎士団に守られていて、敷地の入り口に検問所まであるのだ。
制服に付いた紋章を見て、彼らが第一騎士団だとわかったかもしれない。使者がそれをヴィルさんに伝えれば、そこで身バレは確定だ。
「でも、身分を明かさないと決めた以上、最後まで貫くほうがいいかな……」
わたしは外国貴族風のドレスを選んだ。
応接で待っていたのは初老の男性だった。
仕立ての良いスーツに、ピカピカに磨かれた赤茶色の靴。背すじがピンと伸びていて、お茶を飲む所作がきれいだった。
「お待たせして申し訳ございません」
こちらから挨拶をすると、相手は慌てて立ち上がり、深々とお辞儀をした。
「大変結構なお茶を頂き、感激しておりました」
使者と呼ぶにはずいぶんと立派な方だ。まるで騎士のように体ががっしりとしている。
彼は鞄を開けると、大事そうに黒革が貼られたケースを取り出した。
「お渡しするものは、こちらでございます」と、ゆっくり開いて中を見せてくれる。
「へ……えええぇぇ!?」
わたしはソファから転げ落ちそうになった。
ヴィルさんが「とても効く」と言っていた御守りは、豪奢なエメラルドのネックレスだった。大きな涙型で、ダイヤモンドと小粒のエメラルドで丁寧に装飾されている。
使者の紳士は微笑みながら「贈与証明書」と書かれた書類を取り出し、テーブルに置いた。
異世界の御守りの概念が理解できず、過去一番のドン引きである。
「と、とても頂けません……そんな」
「リア様、受け取りましょう。なんら問題ありません」
オーディンス副団長はすかさずペンを取り出し、贈与証明書へ署名をするよう促してきた。
「え? な、なにを言……」
彼はわたしの意に沿わないことをしたり、何かを強要したりする人ではない。それなのに、この件に限っては「自分が立会人欄に署名する」と言って、強引に進めようとした。
彼のメガネの奥にある銀灰色の瞳が、わずかに揺れていた。
「あなたのためです。これは間違いなくあなたを守ってくれます。これを超える御守りは、この国に存在しません。本当です」
彼は穏やかな声で言った。
「でも、わたしはあの方の素性も知らないのですよ?」
「私がお二人を知っています。私が信じられませんか?」
「そんなことは、ないですけれど……」
ヴィルさんの使者が困惑の表情を浮かべていた。拒否されることは想定外だったのかもしれない。
「先ほどから何を騒いでいるのですか?」
部屋のドア付近に立っていたジェラーニ副団長が、見かねたようにこちらへ来た。
経緯を説明すると、彼はネックレスをのぞき込み、次に使者が持ってきた贈与証明書を確認している。
「へえ。これが『オルランディアの涙』か」
名前が付いているアクセサリーなんて、もはや尋常ではない。
「送り主の気が変わらないうちにもらったほうがいいですね」と、彼はウィンクをした。
「助かりますよ、使者殿。明後日の催しで早速使える。我々も仕事がしやすくなります」
彼も「もらっちゃいましょう派」だ。皆どうかしている。
わたしが半べそで口をとがらせていると、彼は「そんな顔をしていると、口づけをしちゃいますよ?」とささやいた。これは彼の口癖だ。
言い終わらないうちに、その脇腹にはイケ仏様のこぶしがドスっと入っていた。彼は痛がる様子もなく「手荒な後輩だ」と笑いながら扉の近くへ戻っていく。
「あの先輩は今、職務の都合で軽い人物を装っていますが、彼が言っていることは事実です」と、イケ仏様は真面目な顔で言った。
「これを持っているだけで、あなたに危害を加えようとする者が格段に減り、護衛の負担は軽減されます」
わたしが困惑していると、彼は小さくせき払いをした。
「件の『前任者』は、当然このようなものは持っていませんでした。その前の人たちもです」
使者の前なので「先代」や「神薙」などの言葉を避けて話してくれているようだ。
「明後日の催しで、前任者とは違うことを証明するのに、これほど適したものはありません。あなたが抱いている強い不安も払拭できるのです。……土地と建物以外は受け取っていいと言ったはずですよ?」と、彼は優しく微笑んだ。
「どうか、若君の気持ちをお受けください」と、使者は懇願するように言った。
しかし、その若君のお気持ちこそが、わたしを悩ませていた。
ふと贈与証明書に視線を送ると、譲り主の欄はゴチャッとした不思議な模様で名前が見えないよう細工されていた。こんなにすごいものを贈ってもなお、彼は自分の名を明かす気がないのだ。
「母国と習慣の違いがあるかもしれないので、一応お伝えしておきますが……」
イケ仏様がそばに跪き、コソッと言った。
「この国では、贈り物を受け取らないことは、相手の気持ちを拒絶することと同じ意味合いになります」
「そ、そんな、どんな気持ちかも知らされていないのに……」
ヴィルさんがどのような気持ちであったとしても、この中途半端な状態で拒絶はしたくない。ただそれだけの理由で、わたしは書類にサインをした。
でも、もし「神薙なんぞに貢いでしまった」とガッカリされたら、申し訳なさすぎる……。
わたしは大急ぎでお礼の手紙を書き、念のため「元の持ち主からの申し出があれば即返却する」という内容の念書も書いた。
使者はそれを大事そうに鞄にしまうと「肩の荷が下りました」と言って、足取り軽やかに帰っていく。その後ろ姿を見送りながら、わたしはズッシリと重くなった肩をさすった。
応接室でネックレスを眺めていると、オーディンス副団長が「由緒ある首飾りですよ」とプレッシャーをかけてきた。じっくり鑑賞した後は、団長と副団長しか開けられない魔法ロック付きの宝物庫に入れるそうだ。
「それ以上わたしに重圧をかけないでください」
わたしがクレームをつけると、彼は満足そうに微笑んだ。
「涙は慈愛の証。リア様のためにあるようなものです。あなたの最も近くにいる私が言うのだから、間違いありません」
「今日は全然わたしの話を聞いてくれないですよね」
「そんなことはありません。寝ても覚めても、あなたのことしか考えていませんよ?」
プクーっと頬を膨らませると、彼はそれを見てクスクス笑っている。
「お披露目の会では、そちらを着けてくださいね」と、彼は言った。
「でも、陛下が買ってくださったものが」
当日はティアラを着けなくてはならないため、陛下がそれに合わせて青い宝石のネックレスを用意してくれた。二日前に急に変更なんてできないだろう。
「陛下にも話を通してあるはずです。今頃、ティアラも宝石を取り換えているでしょう。その目処が立ったから、ここに首飾りが持ち込まれたのです」
もうワケがわからない。誰か助けて……。
「簡単に言うと、その首飾りは国の重要な人物が持つものです。大勢の前で着けてこそ、御守りとしての役割を果たすことができます」
「持ち主であることを示すために、見せびらかしたほうがいい、ということですか?」
「そのとおりです。現在の持ち主は神薙だとお披露目する。それが重要なのです。どの飾りよりも優先されます」
「わかりました……」わたしは観念してうなずいた。
翌日、ティアラの宝石がエメラルドに変更されたことと、当日のお飾りとして「オルランディアの涙」を着けてほしいと、王宮から連絡が入った。
その影響を受けてお茶会のお飾りとドレスも変更になり、最終調整のために侍女が絶叫していた。
最初から最後まで大騒ぎの準備期間を経て、ついにお披露目会当日がやってきた。
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