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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心

【第19話】 再教育(19)あおい◆

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■あおいサイド(7)

 早紀は、高揚した顔のあおいにゆったりと語り掛ける。

「それでは、テストを始めましょう。あおいちゃんが、男の子であることを証明するテストよ」

「……」

 あおいは無言で頷いた。目の前には、生々しいディルドが突き付けられている。
 生きているかのように、血管が脈打っている。

「これから彼のおちんちんにご奉仕するの。あおいちゃんは、男の子なんだから、男の子の感じるスポットは分かっているはずよね。女の子よりも上手に、おフェラができるはずよ」

「そ、そんなこと……」

 ご奉仕と言われて、あおいは目がトロンとなる。
 ディルドからは、男性のフェロモンが発せられている。
 オスのむっとした匂いが鼻腔をくすぐる。

「男の子なんだから、ちゃんと覚悟を決めなさい。これは、テストなの。それとも、テストを受けずに女の子になることを受け入れるかしら。ふふふっ」

 男であることを証明するために、フェラをする。
 メチャクチャな論理だと、あおいは思う。
 けれども、こうしている間にも、卵巣がキュンキュンして、ペニスを欲しがってしまう。
 目と鼻の先、ちょうど舌を伸ばせが届く距離にあるおちんちんから、目を離せなくなる。

(あぁ……もう。これはテスト。あくまでも、僕の心が男の子であることを示すためのテストなの)

 あおいは意を決して、舌をディルドの筋に合わせて、絶妙のさじ加減で舐め上げる。
 舌から生々しい皮膚の感覚が伝わってくる。

「上手よ。あなたの愛しの彼も喜んでいるわ。ほら、鏡を見てみなさい」

 促されて、あおいは鏡の中の自分を見る。
 そこにはどういう訳か、写真で見せられたイケメンの彼がいた。
 自分が蕩けた顔をして、ペニスを舐めている姿が、はっきりと写っている。
 可愛らしい女子生徒が、恥ずかしそうに彼氏のペニスに舌をそわしている様子が、写し出されている。
 鏡から目をそらして、左右を見るがそこには誰もいない。

(えっ。どうして?)

 疑問に思うあおいに、早紀は補足する。

「これはね、あなたの理想を写す特殊な鏡なの。あおいちゃんは、よもや彼にご奉仕したいなんて思っていないはずだから、影響は何もないでしょうけど。ふふふっ」

 あおいは再び、鏡を見るが、そこに写っているのは、やはり美味しそうにペニスを舐めている自分の姿だった。

「あらあら、お口がお留守になっているわよ。やっぱり女の子だから、彼が感じるスポットを把握できていないのかしら。そんなことないわよね」

 そう言って、早紀は雌淫乱液をたっぷり塗った筆で、あおいの充血した赤ちゃんペニスを撫でる。

「あぁん、そこは……」

 あおいはビクンと腰を震わせる。

「ほら、赤ちゃんおちんちんが付いているんだったら、分かるわよね。愛しの彼が感じるスポットを。ちゃんと気持ちよくさせてあげたら、きっと彼もあなたに夢中になってしまうわ。他の女に、浮気できないくらいあなたのとりこになってしまうわ」

 あおいは、再びペニスへの奉仕を再開する。
 一心不乱に、舌を這わせながら、鏡に写る彼の様子を観察する。
 ディルドは大きくなり、亀頭の先端から先走り液があふれてきた。

(欲しい……)

 それは、卵巣からの声だったか、本能からの声だったか、あおいは自然に亀頭を口に含んだ。
 舌で撫でるように転がしながら、吸い付くように口をすぼめながら、彼が感じるようにペニスへの胃激を繰り返す。

「凄く上手よ。やっぱり男の子なのね、あおいは。ふふふっ。自然にこんな口遣いができるなんて、才能があるわ。テストの結果はもう決まったようなものね」

 ディルドが往復するたびに、あおいの潤った唇は摩擦で熱くなっていく。
 あおいに、彼に奉仕しているという幸福感がわいてくる。
 赤ちゃんペニスはさらに興奮して、固くなる。
 自分が奉仕しているはずなのに、なぜか犯されている気分になっていく。

「彼、とっても気持ちよさそうよ。これまで体験したことのない、最高のフェラって言っているわ」
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