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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心
【第122話】破牡細胞と発牝細胞◆
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甘い。
気だるさに包まれた、癖になりそうな甘さだ。
股間の奥、子宮のほんの少し下は、甘ったるい快感で蕩けている。
幻の膣は、見えない速度でくびれたお腹を降りていく。
まるで、虫が青々とした葉を食むように、出口に向かってじりじりと滲みよっていく。
体内に隠れている男性自身を容赦なく溶かしながら、最上の快楽をメス化の進んだ脳に与え続ける。
「あぁん……あぁん……あぁん……とまっ……あぁん」
股間をディルドで突くたびに、あおいの頭は覚えてしまう。
膣が広がる快楽を。
禁断の果実の甘みを。
「あぁん……あぁん……あぁん」
ぐじゅぐじゅの膣ができるのと呼応するように、ディルドはより深くに侵入していく。
卵巣の下僕になったクリトリスが出す愛液は、『男死の液』そのものだ。
あおいのXY細胞のみを狙い撃ちして、溶かしていく。
股間をふやけさせながら、大陰唇と小陰唇もどきを形成していく。
孔のない溝まわりを形づくっていく。
「あぁん...…あぁん」
一突きの間に、百ナノメートルほど膣が伸びていく。
それは、光学顕微鏡で観察するのさえ不可能なほど小さな変化。
一万回突き上げられて、ようやく一ミリという遅さだ。
しかし、この小さくも着実な変化により、濡れやすく締め付けのいい特上の牝孔が作られていく。
ペニスを抱きしめるためのエッチな孔が、ゆるやかな時の流れの中で根付いて、広がっていく。
名器晩成というように、長時間醸造されることで美少女にふさわしい最高の女性器ができあがるのだ。
「はぁん……ぁあん……あんっ」
変化は股間だけではない。
真っ白な母乳は、依然としてあおいの大きくなった乳房から滴り落ちている。
母乳は、男の細胞の残骸で満ちている。
全身が女性に生まれ変わる際、どうしても生じてしまう不要物だ。
睾丸を失ったあおいにとって、欲望の根幹であり、生命力の源は二つの卵巣だ。
卵巣の分泌液は、性転換女体が深く発情すればするほど体の隅々まで届いていく。
メスの快楽にまみれればまみれるほど、全身に浸透していく。
破牡細胞と発牝細胞が行きと届いていく。
男性細胞を捕食する破牡細胞と、その養分を使って女性細胞を作り出す発牝細胞の二種類が、まるでがん細胞のように、あおいの体のあらゆる臓器に転移していく。
可愛らしい性転換少女の体を、真の美女に変えるべく、根本から蝕んでいく。
筋肉、脂肪、内臓、そして脳や神経細胞に至るまで、生まれてからこれまで一緒に歩んできた男の細胞が一つ一つ壊されていく。男として死んでいく、男性を辞めていく、そんな拒絶すべき事態なのに、体はまるで雲の中を漂うような心地よさに包まれてしまう。
「あぁん……あぁん……あんっ」
喘ぎ声に余裕がなくなっていく。
「あぁん……あぁん……あんっ……あんっ」
ディルドを持つ手、おっぱいを揉む手に力が入る。
「あぁん……あぁん……あんっ……あんっ……あんっ」
腰がペニスの深い挿入を求めて、淫乱に動き出す。
「ダメッ……あぁん……自分で……あぁん……自分で突いて……イッチャウ……あぁん」
「そうですわ。お嬢様。女の子の自慰でいくのです。もっと心から女の子になるために」
「その調子よ。もっと突いちゃいなさい。おまんこで男の味を覚えちゃいなさい」
『おらっ、あおい。欲しいんだろ。オレのペニスが。もっと深くに入れろ。もっと激しく突き上げろ』
暖かい愛液が止まらない。
母乳が止まらない。
意識をエクスタシーの濁流に飲み込まれながら、膣のない哀れなメスは、挿れられたい角度で、何度も幻の膣を犯し続ける。
「あぁん……ダメ……いく……いっちゃう……あぁぁん」
愛液のとろみが増していく。
愛液の熱さが増していく。
愛液の甘さが増していく。
『おら、あおい。イけ。もっと感じろ。自分の中の女を感じてお前はイくんだ」
「果てなさい。もうあなたは一人エッチまでしちゃう欲求不満な女なの。同級生の男の子に興味津々な年頃の女の子なのよ」
「そうです。イくのです。大丈夫ですわ。お嬢様だったらすぐに彼氏ができますわ。情熱的に犯してくれる愛しの彼氏が」
「あぁん……イク……もう……あぁぁん……ムリ……きちゃう……きちゃう」
「いきなさい」
「いくのです」
『いけ。おまんこと胸だけでいけ。気持ちいんだろ、あおい』
「あっ……だっ……あぁぁん……あぁぁぁあああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーん」
腰が勝手に突き上がる。
一滴でも多く精液を搾り取ろうと、股間が怪しくうねる。
しばらくして、ビクビクと全身が痙攣する。
ビリビリとしたアクメが股間と胸から、脚の指先まで突き抜ける。
薄桃色の世界から戻ってきたあおいは、ぐったりと体を弛緩させて、息を整えながらアリスたちの言葉をただただ聞いていた。
「いい逝きっぷりだったわ。女の子として一歩前進ね。ふふっ。どういたしまして」
「逝っている間にあおいお嬢様にとってもいい暗示をかけて差し上げましたわ。どんな暗示かって? そんなこと純情なあたしには言えませんわ。あとのお楽しみですわ。ふふふっ」
気だるさに包まれた、癖になりそうな甘さだ。
股間の奥、子宮のほんの少し下は、甘ったるい快感で蕩けている。
幻の膣は、見えない速度でくびれたお腹を降りていく。
まるで、虫が青々とした葉を食むように、出口に向かってじりじりと滲みよっていく。
体内に隠れている男性自身を容赦なく溶かしながら、最上の快楽をメス化の進んだ脳に与え続ける。
「あぁん……あぁん……あぁん……とまっ……あぁん」
股間をディルドで突くたびに、あおいの頭は覚えてしまう。
膣が広がる快楽を。
禁断の果実の甘みを。
「あぁん……あぁん……あぁん」
ぐじゅぐじゅの膣ができるのと呼応するように、ディルドはより深くに侵入していく。
卵巣の下僕になったクリトリスが出す愛液は、『男死の液』そのものだ。
あおいのXY細胞のみを狙い撃ちして、溶かしていく。
股間をふやけさせながら、大陰唇と小陰唇もどきを形成していく。
孔のない溝まわりを形づくっていく。
「あぁん...…あぁん」
一突きの間に、百ナノメートルほど膣が伸びていく。
それは、光学顕微鏡で観察するのさえ不可能なほど小さな変化。
一万回突き上げられて、ようやく一ミリという遅さだ。
しかし、この小さくも着実な変化により、濡れやすく締め付けのいい特上の牝孔が作られていく。
ペニスを抱きしめるためのエッチな孔が、ゆるやかな時の流れの中で根付いて、広がっていく。
名器晩成というように、長時間醸造されることで美少女にふさわしい最高の女性器ができあがるのだ。
「はぁん……ぁあん……あんっ」
変化は股間だけではない。
真っ白な母乳は、依然としてあおいの大きくなった乳房から滴り落ちている。
母乳は、男の細胞の残骸で満ちている。
全身が女性に生まれ変わる際、どうしても生じてしまう不要物だ。
睾丸を失ったあおいにとって、欲望の根幹であり、生命力の源は二つの卵巣だ。
卵巣の分泌液は、性転換女体が深く発情すればするほど体の隅々まで届いていく。
メスの快楽にまみれればまみれるほど、全身に浸透していく。
破牡細胞と発牝細胞が行きと届いていく。
男性細胞を捕食する破牡細胞と、その養分を使って女性細胞を作り出す発牝細胞の二種類が、まるでがん細胞のように、あおいの体のあらゆる臓器に転移していく。
可愛らしい性転換少女の体を、真の美女に変えるべく、根本から蝕んでいく。
筋肉、脂肪、内臓、そして脳や神経細胞に至るまで、生まれてからこれまで一緒に歩んできた男の細胞が一つ一つ壊されていく。男として死んでいく、男性を辞めていく、そんな拒絶すべき事態なのに、体はまるで雲の中を漂うような心地よさに包まれてしまう。
「あぁん……あぁん……あんっ」
喘ぎ声に余裕がなくなっていく。
「あぁん……あぁん……あんっ……あんっ」
ディルドを持つ手、おっぱいを揉む手に力が入る。
「あぁん……あぁん……あんっ……あんっ……あんっ」
腰がペニスの深い挿入を求めて、淫乱に動き出す。
「ダメッ……あぁん……自分で……あぁん……自分で突いて……イッチャウ……あぁん」
「そうですわ。お嬢様。女の子の自慰でいくのです。もっと心から女の子になるために」
「その調子よ。もっと突いちゃいなさい。おまんこで男の味を覚えちゃいなさい」
『おらっ、あおい。欲しいんだろ。オレのペニスが。もっと深くに入れろ。もっと激しく突き上げろ』
暖かい愛液が止まらない。
母乳が止まらない。
意識をエクスタシーの濁流に飲み込まれながら、膣のない哀れなメスは、挿れられたい角度で、何度も幻の膣を犯し続ける。
「あぁん……ダメ……いく……いっちゃう……あぁぁん」
愛液のとろみが増していく。
愛液の熱さが増していく。
愛液の甘さが増していく。
『おら、あおい。イけ。もっと感じろ。自分の中の女を感じてお前はイくんだ」
「果てなさい。もうあなたは一人エッチまでしちゃう欲求不満な女なの。同級生の男の子に興味津々な年頃の女の子なのよ」
「そうです。イくのです。大丈夫ですわ。お嬢様だったらすぐに彼氏ができますわ。情熱的に犯してくれる愛しの彼氏が」
「あぁん……イク……もう……あぁぁん……ムリ……きちゃう……きちゃう」
「いきなさい」
「いくのです」
『いけ。おまんこと胸だけでいけ。気持ちいんだろ、あおい』
「あっ……だっ……あぁぁん……あぁぁぁあああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーん」
腰が勝手に突き上がる。
一滴でも多く精液を搾り取ろうと、股間が怪しくうねる。
しばらくして、ビクビクと全身が痙攣する。
ビリビリとしたアクメが股間と胸から、脚の指先まで突き抜ける。
薄桃色の世界から戻ってきたあおいは、ぐったりと体を弛緩させて、息を整えながらアリスたちの言葉をただただ聞いていた。
「いい逝きっぷりだったわ。女の子として一歩前進ね。ふふっ。どういたしまして」
「逝っている間にあおいお嬢様にとってもいい暗示をかけて差し上げましたわ。どんな暗示かって? そんなこと純情なあたしには言えませんわ。あとのお楽しみですわ。ふふふっ」
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