そうだ、小説について話をしよう

某TS 学園作成秘話2：テーマについて（18歳未満閲覧禁止）

　こんな僻地まで来て読んでくださる大切な読者の皆様に、作者のぶっちゃけた本音を晒していきます。

　正直なところ、物語中のマゾ要素は表現の手段であってＢＳ学園のテーマではないんです。
「主人公には苦労をさせよ」という小説の鉄則から導き出したストーリーのスパイスであって、マゾの延長線上にこの物語のゴールはない。
　だからといって表現に妥協はしません。
　登場人物を甘やかしたりはしないように心がけています。
　これからも登場人物はたくさん苦しむ。
　特にあおいはこれからが苦境です。
　主人公には、マゾという安直な心理に安住する怠慢すら、許すつもりはありません。

　作者としては、主人公に最後はきちんと二本の足で、自分の意思で立ち上がってくれることを、期待しているのです。

　ダークなストーリーを書くのは、光の美しさを際立たせるため。その逆もしかり。

　あおい編は、かなり長くなりそうです。
　気長にお付き合い頂ければ幸いです。