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第一章 メス堕ち前夜
第九話 はじめてのショーツ
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気がつくと、僕は横になっていた。
「あれ、僕寝ちゃったの? いつの間に?」
ここはどこ? なんで僕は裸なの?
何があったの?
記憶がおぼろげだ。
混乱しすぎて、頭が働かない。
どういう訳か、体まで汚れている。
もう、最悪だよ。
お腹が白い何かでべちょべちょになって気持ちが悪い。
イカみたいな匂いがするんだけど、一体これは何なんだろう。
そもそも、僕はどうして脱衣所で横になっていたんだろう。理由が思い当たらない。
眉間にしわを寄せながら、今ある記憶を精一杯手繰り寄せる。
考えるんだ。頭をフルに働かせるんだ。
あっ、そうだ。
だんだん思い出してきた。
確か、狩りに出て道に迷った帰りに、偶然レストランを見かけてそこに入ったんだ。
ここは、『注文の多い料理店』
そのフレーズだけはちゃんと覚えている。
山奥にある隠れた名店で、ひときわマナーに厳しい、変わったレストランだ。
あまりに人気がある店なのか、未だご飯にありつけてすらいない。
その後の記憶もまた、曖昧だ。
「そうだ。少し思い出した。僕はシャワーを浴びて、で、体を洗っているうちに、おちんちんが何となく気持ちよくなって」
あれ? おちんちんって、どうやって気持ちよくなるんだっけ。
何かがドバドバって出た気がするんだけど、何だったっけ。
まぁ気にする必要はないかな。思い出せないということは、大したことじゃないんだよね、きっと。
それはそれとして、お腹のべちょべちょを何とかしないと。
そう思い、濡れたタオルで丁寧に体を拭く。
さすがに白い何かで汚れたままでは恥ずかしいし、何も上から着られないからね。
そういえば、このトロトロの白いのって、一体どこから来たんだろう。
まぁいいや。いくら考えても思い出せないし。
椅子の上には、真新しい下着が置かれていた。
そうだ。シャワーを浴びている間に、お店が着替えを用意してくれるんだったよね。
あれっ。だけど、これって……。
シルクで出来た花柄のブリーフ? いや、というよりも。
「これって、女の子のショーツ? それにブラジャーだってある。どういうこと?」
何度見返しても、事実は変わらない。
そこに置かれているのは女性、いや、女の子の下着だ。
僕は男なのに。どうして。
お店の人が間違えたのだろうか。ひどいよ、もう。
とりあえず、早く交換してもらわないと。
でも、裸のままここを出るわけにはいかないし。
「ねぇ。僕どうすればいいの?」
十分間迷いに迷った末に、僕は下着を手に取った。
「さすがにブラジャーは無理だけど、ショーツくらいだったら、いいよね」
誰もいないのを確認してから、すべすべの脚に下着を通す。
(すっごくスベスベしてる)
いつも穿いているトランクスの肌触りとは大違いだ。
僕のおちんちんは、すっかりシルクの生地の中に隠れてしまう。すっぽりと収まってしまう。
「これが女の子の下着なんだ。なんだか変な気持ち……」
背徳感で背中がビクンと震える。
高級な生地でお尻を包まれると、不思議と安心感が広がっていく。
それはそれとして……。
僕はようやくずっとくすぶっていた違和感の正体に気が付く。
「この部屋こんなに大きかったっけ」
天井がすごく高く感じる。いや、椅子だってさっきよりもずっと高い。
ドアノブの位置も、ずっと上になっている。
「おかしいな。僕の周りのものが、みんな大きくなっちゃってる」
だんだん大きくなる部屋。そんなもの、ありうるのだろうか。
そういえば、僕の声も……。
不安に駆られて、「あーあー」と声を出してみる。
やっぱりおかしい。
喉の調子が悪いのか、子供のように高い声になってしまっている。
いつもの低い声が出てこない。
「あれ、僕寝ちゃったの? いつの間に?」
ここはどこ? なんで僕は裸なの?
何があったの?
記憶がおぼろげだ。
混乱しすぎて、頭が働かない。
どういう訳か、体まで汚れている。
もう、最悪だよ。
お腹が白い何かでべちょべちょになって気持ちが悪い。
イカみたいな匂いがするんだけど、一体これは何なんだろう。
そもそも、僕はどうして脱衣所で横になっていたんだろう。理由が思い当たらない。
眉間にしわを寄せながら、今ある記憶を精一杯手繰り寄せる。
考えるんだ。頭をフルに働かせるんだ。
あっ、そうだ。
だんだん思い出してきた。
確か、狩りに出て道に迷った帰りに、偶然レストランを見かけてそこに入ったんだ。
ここは、『注文の多い料理店』
そのフレーズだけはちゃんと覚えている。
山奥にある隠れた名店で、ひときわマナーに厳しい、変わったレストランだ。
あまりに人気がある店なのか、未だご飯にありつけてすらいない。
その後の記憶もまた、曖昧だ。
「そうだ。少し思い出した。僕はシャワーを浴びて、で、体を洗っているうちに、おちんちんが何となく気持ちよくなって」
あれ? おちんちんって、どうやって気持ちよくなるんだっけ。
何かがドバドバって出た気がするんだけど、何だったっけ。
まぁ気にする必要はないかな。思い出せないということは、大したことじゃないんだよね、きっと。
それはそれとして、お腹のべちょべちょを何とかしないと。
そう思い、濡れたタオルで丁寧に体を拭く。
さすがに白い何かで汚れたままでは恥ずかしいし、何も上から着られないからね。
そういえば、このトロトロの白いのって、一体どこから来たんだろう。
まぁいいや。いくら考えても思い出せないし。
椅子の上には、真新しい下着が置かれていた。
そうだ。シャワーを浴びている間に、お店が着替えを用意してくれるんだったよね。
あれっ。だけど、これって……。
シルクで出来た花柄のブリーフ? いや、というよりも。
「これって、女の子のショーツ? それにブラジャーだってある。どういうこと?」
何度見返しても、事実は変わらない。
そこに置かれているのは女性、いや、女の子の下着だ。
僕は男なのに。どうして。
お店の人が間違えたのだろうか。ひどいよ、もう。
とりあえず、早く交換してもらわないと。
でも、裸のままここを出るわけにはいかないし。
「ねぇ。僕どうすればいいの?」
十分間迷いに迷った末に、僕は下着を手に取った。
「さすがにブラジャーは無理だけど、ショーツくらいだったら、いいよね」
誰もいないのを確認してから、すべすべの脚に下着を通す。
(すっごくスベスベしてる)
いつも穿いているトランクスの肌触りとは大違いだ。
僕のおちんちんは、すっかりシルクの生地の中に隠れてしまう。すっぽりと収まってしまう。
「これが女の子の下着なんだ。なんだか変な気持ち……」
背徳感で背中がビクンと震える。
高級な生地でお尻を包まれると、不思議と安心感が広がっていく。
それはそれとして……。
僕はようやくずっとくすぶっていた違和感の正体に気が付く。
「この部屋こんなに大きかったっけ」
天井がすごく高く感じる。いや、椅子だってさっきよりもずっと高い。
ドアノブの位置も、ずっと上になっている。
「おかしいな。僕の周りのものが、みんな大きくなっちゃってる」
だんだん大きくなる部屋。そんなもの、ありうるのだろうか。
そういえば、僕の声も……。
不安に駆られて、「あーあー」と声を出してみる。
やっぱりおかしい。
喉の調子が悪いのか、子供のように高い声になってしまっている。
いつもの低い声が出てこない。
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