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第三章 メスに染められて

第四十七話 メスに染められて(2)

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 ご主人様が一歩一歩近づいてくる。
 肌と肌が触れ合う距離まで。
 耳元で、呼気が聞こえる距離まで。

 あたしは背が小さいので、自然と上目遣いになってしまう。
 暖かい吐息が、サラサラの髪にかかる。
 ネコミミがくすぐったい。

「アカネ。お前は僕の……オレのメスだ」

 いつもよりも太いご主人様の声に、あたしの背骨はムズムズ感じてしまう。
 ご主人様の腕があたしの腰に触れる。

「はい。あたしは……アカネはご主人様のメスです」

 ご主人様があたしを求めてくれている。
 女として求めてくれている。

 あたしが背伸びをすると、ご主人様は首を傾けて、唇を近づけてくる。
 自然と目が閉じられて、唇が期待感で痺れてくる。

 チュ。

 唇と唇が触れた瞬間、甘い感動が体を包む。
 舌が強引に突き入れられてくるのを、あたしは悦んで受け入れる。
 既にトロトロになった口の中が犯されていく。

 口の中なのに、どうしてこんなに気持ちいいの?
 あたしはもう、なすがまま、女らしく、ご主人様との舌の絡み合いに集中する。

 すっかり出来上がったところで、ご主人様のおちんちんが、あたしの股に触れてくる。

 オスの生命力、エネルギー溢れる精液が詰まったおちんちんが、すぐ近くにある。
 それを思うだけで、あたしの体はさらに発情していく。

 あたしは、ご主人様のおちんちんを愛おしそうに撫でながら、おねだりをする。

「ご主人様。アカネはもう、全てご主人様のためのメスです。エッチで淫乱なマゾメス奴隷です。だから……」

 ご主人様のペニスの高さまでしゃがんで、おっぱいを股間に押し当てる。

「ご奉仕させてください。アカネのおっぱいで、ご主人様の逞しいおちんちんを、いっぱい感じさせてください」

 ご主人様は、嫌がらない。
 あたしは、ご許可を頂いたとみて、「待て」を食らう前に、ご主人様のおズボンを下げる。

 トランクス越しに、オスの匂いが漂ってきて、あたしはもう待ちきれなくなり、下着越しに丁寧に、ご主人様の敏感なあそこを舐め上げる。
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