9 / 45
スウェット
9
しおりを挟む
「はぁ、はぁ、はぁっ…奏…最高だ!」
背中中に吸い付く。雄を奏の中から引き抜き、肩甲骨から徐々に下に降りる。脇腹を撫でると奏が少し掠れたような声で啼いた。
「あっ…ああン…。」
掠れた奏の声も、とてもいい…。奏は今、どんな顔をしている?
奏の体を上向きに直して覆い被さる。目を瞑って口でハアハア息をしている。赤くなった顔。色白の肌に少し開いた真っ赤な唇がどこか淫靡だ。汗で濡れた前髪が額に落ちてきている。キスをしようと唇を寄せたとき、奏が目を開いた。
「…こ、こういち……好きだ…。」
掠れた声で呟くと、そっと俺の顔を引き寄せた…。奏からキスをされた…。思わずキスが深くなる。舌で奏の上顎を撫でながら、涙が一粒奏の頬に落ちた。…幸せだ…。
「奏…愛してる…」
俺は言葉とともに、身体中にキスをしながら、奏の愛おしい雄へと唇を寄せていった…。
「…奏…起きれるか?」
ちゅっと唇にキスを落とし声をかけた。あの後、前と後ろから奏を求め、最後には奏が意識を手放した…。ちょっとやりすぎた感がある。…分かっている。ヤリすぎた…。反省をしながら、奏の身体を清めて服を着せ、汚れた布団カバーを外し、俺のスウェットやタオルとともに洗濯をした。洗濯物を干してカレーを仕上げても奏が目覚めない。さすがに心配になってきた。息…してるだろうな?
「…奏…起きて…」
息をしていたことに安堵し、耳元で囁いた。可愛い耳…。奏はどこも最高だ…。耳朶の柔らかい所を舐める。唇の上から甘噛みすると、奏の意識が浮上した。
「…はァ…ン…」
掠れた声が俺の股間を刺激する…。思わず唇を奪う。
「…ン…んぐっ…」
舌を入れて、奏の口の中を弄る。上顎を奥まで撫でると、奏の身体が微かに震えた。
『奏のイイところ…』
思わず笑みが溢れる。でも、これでお終いにしないと…。ちょっとだけ名残惜しいが、チュッとリップ音を鳴らして唇を離した。
「奏、カレーできたぞ。食べるか?」
俺の言葉に奏がにっこり笑顔を見せた。
「うん、食べる!」
「準備する。起きてこい。」
お腹すいたあ、と呟く奏をベッドに残して準備をするためにキッチンに回り込んだ。
「奏、チューハイ飲むか?」
冷蔵庫の缶チューハイを掴み、奏に声をかける。
「…うん!の、うわっ!」
続けてドタッと響く大きな音に思わず振り向いた。
「奏っ!大丈夫か!?」
慌てて缶を放り出し、奏の元に駆け寄る。奏はベッドのそばで両膝と両腕をついて俯いていた。俺が腕を掴んで立たせようとすると、奏が顔を上げた。
「あし…足に力が入らない…こ、股関節…イタい…。」
背中中に吸い付く。雄を奏の中から引き抜き、肩甲骨から徐々に下に降りる。脇腹を撫でると奏が少し掠れたような声で啼いた。
「あっ…ああン…。」
掠れた奏の声も、とてもいい…。奏は今、どんな顔をしている?
奏の体を上向きに直して覆い被さる。目を瞑って口でハアハア息をしている。赤くなった顔。色白の肌に少し開いた真っ赤な唇がどこか淫靡だ。汗で濡れた前髪が額に落ちてきている。キスをしようと唇を寄せたとき、奏が目を開いた。
「…こ、こういち……好きだ…。」
掠れた声で呟くと、そっと俺の顔を引き寄せた…。奏からキスをされた…。思わずキスが深くなる。舌で奏の上顎を撫でながら、涙が一粒奏の頬に落ちた。…幸せだ…。
「奏…愛してる…」
俺は言葉とともに、身体中にキスをしながら、奏の愛おしい雄へと唇を寄せていった…。
「…奏…起きれるか?」
ちゅっと唇にキスを落とし声をかけた。あの後、前と後ろから奏を求め、最後には奏が意識を手放した…。ちょっとやりすぎた感がある。…分かっている。ヤリすぎた…。反省をしながら、奏の身体を清めて服を着せ、汚れた布団カバーを外し、俺のスウェットやタオルとともに洗濯をした。洗濯物を干してカレーを仕上げても奏が目覚めない。さすがに心配になってきた。息…してるだろうな?
「…奏…起きて…」
息をしていたことに安堵し、耳元で囁いた。可愛い耳…。奏はどこも最高だ…。耳朶の柔らかい所を舐める。唇の上から甘噛みすると、奏の意識が浮上した。
「…はァ…ン…」
掠れた声が俺の股間を刺激する…。思わず唇を奪う。
「…ン…んぐっ…」
舌を入れて、奏の口の中を弄る。上顎を奥まで撫でると、奏の身体が微かに震えた。
『奏のイイところ…』
思わず笑みが溢れる。でも、これでお終いにしないと…。ちょっとだけ名残惜しいが、チュッとリップ音を鳴らして唇を離した。
「奏、カレーできたぞ。食べるか?」
俺の言葉に奏がにっこり笑顔を見せた。
「うん、食べる!」
「準備する。起きてこい。」
お腹すいたあ、と呟く奏をベッドに残して準備をするためにキッチンに回り込んだ。
「奏、チューハイ飲むか?」
冷蔵庫の缶チューハイを掴み、奏に声をかける。
「…うん!の、うわっ!」
続けてドタッと響く大きな音に思わず振り向いた。
「奏っ!大丈夫か!?」
慌てて缶を放り出し、奏の元に駆け寄る。奏はベッドのそばで両膝と両腕をついて俯いていた。俺が腕を掴んで立たせようとすると、奏が顔を上げた。
「あし…足に力が入らない…こ、股関節…イタい…。」
0
あなたにおすすめの小説
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
【完結】男の後輩に告白されたオレと、様子のおかしくなった幼なじみの話
須宮りんこ
BL
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
俺の婚約者は小さな王子さま?!
大和 柊霞
BL
「私の婚約者になってくれますか?」
そう言い放ったのはこの国の王子さま?!
パミュロン王国で次期国王候補の第1王子アルミスから婚約を求められたのは、公爵家三男のカイルア。公爵家でありながら、長男のように頭脳明晰でもなければ次男のように多才でもないカイルアは自由気ままに生きてかれこれ22年。
今の暮らしは性に合っているし、何不自由ない!人生は穏やかに過ごすべきだ!と思っていたのに、まさか10歳の王子に婚約を申し込まれてしまったのだ。
「年の差12歳なんてありえない!」
初めはそんな事を考えていたカイルアだったがアルミス王子と過ごすうちに少しづつ考えが変わっていき……。
※不定期更新です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる