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一途に愛す ー純ー
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「はっ、はっ、はっ。」
とにかく夢中で腰を振った。元カレを忘れさせたい。俺の身体に夢中にさせたい。声を我慢している……侑。もっともっと喘がせたい。
上半身には所有印をたくさんつけた。もう間違っても元カレに肌を見せないように……。俺のもの、俺だけの侑になってほしい。その一心で。
今までとは違う。優しく包み込まれる侑の中は、たまにギュッと締まってきて保つのに苦労した。女の身体……。初めてなのに嫌悪感は全く感じなかった。
豊満な胸。俺の手の中に収まりきらないほど。柔らかく少しだけ硬い。先のピンク色の部分には無意識に惹きつけられ、口に含んでいた。
細い腰に張った尻。こんなに興奮するものだとは知らなかった。反り返った背中に見える溝。思わず舌を這わせる。侑、侑、もっと感じて? もっともっと声を聞かせて? これからも俺の全身で愛することを誓う……。
「うあっ! ああああん!」
女の声。絶対に聞くことはないだろうと思っていた高い声が聞こえた途端に、侑の中がギュッと締まった。もっともっと長い時間をかけるつもりが。
「うっ! クッ!」
俺の精・が搾り取られる。思わず背後から侑に抱きつき、本能のままに腰を押し付けた。奥に、奥に俺のものを届けたい。
最後の一滴まで侑の中で出し切ってから分身を引き出した。背中に一際濃い所有印を残す。オマエは俺のもの。俺だけのものだ。
「侑、顔を見せて?」
恥ずかしがりやな侑。睨みつける視線とのギャップがいい。俺をこれ以上煽ってどうするんだ? 顔は真っ赤になりながらも潤んだ瞳が俺を惹きつける。思わず、キスを落とす。
もう一度、もう一度侑を感じさせたい。いや、もう一度俺が感じたいんだ。正面からの侑の顔を見ながら……。俺の分身がまた反応してくるのが分かる。侑、お前とだったら俺は何度でもイケる。
「…………侑? 侑? 女の日?」
今までだったらそのまま、第二弾に突入だ。けれども、何かが俺を慎重にさせた。初めての女、侑を抱いたということがあったのかもしれない。どこかで優しくしたい、侑の同意を得てからという思いがあったのかもしれない。
グショグショになっているはずのシーツは、思いの外汚れていなかった。けれどもティッシュを滑らせてみると赤いものが……。侑は生・だったのか?
自分の思いだけで暴走してしまったようで後悔がおとずれる。けれども、侑は両手で顔を隠し、全身を真っ赤にしながら首を振っていた。
「……もしかして、初めて?」
まさか! という思いが湧き上がる。どうして? という思いも湧き上がる。けれども頷く侑に1番強く湧き出た思いは……。
『愛おしい……。』
俺を初めての相手にしてくれた侑。俺も初めてだ。こんなに愛おしいという気持ち。
「侑、侑。……一生大切にする。」
これからは、ずっと一途にお前だけを愛することを誓うよ。俺の腕の中に侑を閉じ込めて、芳しい髪の香りを吸い込む。それから、心を込めて侑にキスを送った。
とにかく夢中で腰を振った。元カレを忘れさせたい。俺の身体に夢中にさせたい。声を我慢している……侑。もっともっと喘がせたい。
上半身には所有印をたくさんつけた。もう間違っても元カレに肌を見せないように……。俺のもの、俺だけの侑になってほしい。その一心で。
今までとは違う。優しく包み込まれる侑の中は、たまにギュッと締まってきて保つのに苦労した。女の身体……。初めてなのに嫌悪感は全く感じなかった。
豊満な胸。俺の手の中に収まりきらないほど。柔らかく少しだけ硬い。先のピンク色の部分には無意識に惹きつけられ、口に含んでいた。
細い腰に張った尻。こんなに興奮するものだとは知らなかった。反り返った背中に見える溝。思わず舌を這わせる。侑、侑、もっと感じて? もっともっと声を聞かせて? これからも俺の全身で愛することを誓う……。
「うあっ! ああああん!」
女の声。絶対に聞くことはないだろうと思っていた高い声が聞こえた途端に、侑の中がギュッと締まった。もっともっと長い時間をかけるつもりが。
「うっ! クッ!」
俺の精・が搾り取られる。思わず背後から侑に抱きつき、本能のままに腰を押し付けた。奥に、奥に俺のものを届けたい。
最後の一滴まで侑の中で出し切ってから分身を引き出した。背中に一際濃い所有印を残す。オマエは俺のもの。俺だけのものだ。
「侑、顔を見せて?」
恥ずかしがりやな侑。睨みつける視線とのギャップがいい。俺をこれ以上煽ってどうするんだ? 顔は真っ赤になりながらも潤んだ瞳が俺を惹きつける。思わず、キスを落とす。
もう一度、もう一度侑を感じさせたい。いや、もう一度俺が感じたいんだ。正面からの侑の顔を見ながら……。俺の分身がまた反応してくるのが分かる。侑、お前とだったら俺は何度でもイケる。
「…………侑? 侑? 女の日?」
今までだったらそのまま、第二弾に突入だ。けれども、何かが俺を慎重にさせた。初めての女、侑を抱いたということがあったのかもしれない。どこかで優しくしたい、侑の同意を得てからという思いがあったのかもしれない。
グショグショになっているはずのシーツは、思いの外汚れていなかった。けれどもティッシュを滑らせてみると赤いものが……。侑は生・だったのか?
自分の思いだけで暴走してしまったようで後悔がおとずれる。けれども、侑は両手で顔を隠し、全身を真っ赤にしながら首を振っていた。
「……もしかして、初めて?」
まさか! という思いが湧き上がる。どうして? という思いも湧き上がる。けれども頷く侑に1番強く湧き出た思いは……。
『愛おしい……。』
俺を初めての相手にしてくれた侑。俺も初めてだ。こんなに愛おしいという気持ち。
「侑、侑。……一生大切にする。」
これからは、ずっと一途にお前だけを愛することを誓うよ。俺の腕の中に侑を閉じ込めて、芳しい髪の香りを吸い込む。それから、心を込めて侑にキスを送った。
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