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第一章『性なる力に目覚めた勇者!?』
第10話 絶頂と覚醒 ★
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よろよろと立ち上がる。
水をかぶろう。身体を水で冷ませば、火照りは鎮まる。
そう思って桶を手にした時。
「うわっ」
濡れた床に足が滑ってしまい、桶を蹴飛ばしてしまった。
慌てて拾おうとしても、ふらついて壁にもたれかかるので精一杯だ。
(足先が、痺れたように力が入らない……)
全身の血流と感覚が股間に集中していた。
足に力が入らず、ずるずるとヒミカは座り込んでしまう。
結局桶が床に放り投げたまま、ヒミカは乱れた呼吸のまま再び陰部に指を潜り込ませでいた。
理性よりも、罪悪感よりも。
性の悦びは全ての感情よりも強力で、優先される。
(どうしよう。繁殖期のゴブリンみたいに性欲が剥き出しになってる。獣に、成り下がっちゃってる)
心情とは裏腹、罪悪感や羞恥心までもが背徳感となってさらに興奮を加速させる。
「おくっ。奥が、熱い」
足をピンと伸ばして、熱の中心へと潜っていく。
指が奥に進む度に未開発だった膣壁が絡みつき、自分で自分を犯していくような錯覚に陥る。
狭い浴室は淫臭で満ちている。それらは間違いなく自身から漂っているもので、ヒミカ自身にも分かる程、陶酔するような甘く熟れた香りだった。
(ユミカが言ってた、良い匂いってこれだ。発情フェロモンが、私の全身から漂ってるんだ)
トーマの様子がおかしかったのもこれが原因かもしれない。
甘酸っぱく、瑞々しい果実のような性臭が雄を惹きつけ、煽ってしまっているのだと。
(どうしよう。私、エッチな女なのかな)
男性に限らず女性にだって性欲はあるし、セックスだってしたいと思うだろう。
ヒミカだってそうだ。
いつか素敵な男性と出会って一つに繋がってみたいとも思う。
人間は所詮、獣や魔物と同じ。
種の繁栄のため、幾年も昔から連綿と続いてきた生殖行為を本能的に求める生き物なのだから。
それにしても、だ。
この異常なまでの昂ぶりようは一体なんだろうか。
たかが自慰行為で、人間はここまで理性が利かなくなってしまうものなのか。
それとも外面のヒミカは偽物で、本物はずっと前から性欲まみれだったのか。
親に捨てられ、冒険者にもなれず、娼館で好きでもない男に迫られ、自分の性欲は持て余す日々。
ストレスが常に溜まっていて、昇華するために仕方なく一人で処理しているだけだ。
だから何もおかしくない。これが正常。
(エッチな私で、いいのかな)
そう認めてしまったら、どれだけ楽になるだろう。
「──ぁ」
頭のネジが緩んで落ちるような幻覚。
堕落しかけた心を突き落とすかのように、絶頂の予感を悟る。
頭の中で瞬く火花がどんどん大きくなっていき、それに合わせて肉壺をまさぐる手、乳首をこねる手もより乱れる。
押し込んだ中指が恥骨の裏側、ざらざらした膣壁を激しく圧迫すると急激に尿意にも似た感覚が込み上げた。
「くるっ……きちゃうっ……気持ちいいの……っ♡ んはぁあっ♡」
突然、込み上げてくる解放の予感に呼応するように、おへその下あたりから強烈な閃光が瞬いた。
(眩しい。何、これ。何の光? 幻覚?)
尋常ではない輝きだった。
何がなんだか分からない。それよりも気持ちいいことしか考えられない。
目を瞑っていても真っ白な世界の中で、快楽の津波が全身を内側から押し流して痙攣させる。
「あ、ああっ……♡ イくっ♡ い、あああああああああああっ♡」
絶頂に達した。
声を抑えきれず、悲鳴のような嬌声が浴室中を反響し、脳をさらに揺さぶる。
ドクン、ドクンと脈打つように膣が収縮するのに合わせて、床から跳ねてしまうくらいに大きく身体がのけ反る。
「あ、はぁ……。あーーー……♡」
暴力的なまでに快楽を刻み込まれて、ヒミカは涎が垂れていることも気づかないまま嗚咽する。
最後まで抗っていたかすかな理性がぐちゃぐちゃになって彼方に消えていくかのように、意識も少しずつ遠くなっていって。
「お姉ちゃん?」
水をかぶろう。身体を水で冷ませば、火照りは鎮まる。
そう思って桶を手にした時。
「うわっ」
濡れた床に足が滑ってしまい、桶を蹴飛ばしてしまった。
慌てて拾おうとしても、ふらついて壁にもたれかかるので精一杯だ。
(足先が、痺れたように力が入らない……)
全身の血流と感覚が股間に集中していた。
足に力が入らず、ずるずるとヒミカは座り込んでしまう。
結局桶が床に放り投げたまま、ヒミカは乱れた呼吸のまま再び陰部に指を潜り込ませでいた。
理性よりも、罪悪感よりも。
性の悦びは全ての感情よりも強力で、優先される。
(どうしよう。繁殖期のゴブリンみたいに性欲が剥き出しになってる。獣に、成り下がっちゃってる)
心情とは裏腹、罪悪感や羞恥心までもが背徳感となってさらに興奮を加速させる。
「おくっ。奥が、熱い」
足をピンと伸ばして、熱の中心へと潜っていく。
指が奥に進む度に未開発だった膣壁が絡みつき、自分で自分を犯していくような錯覚に陥る。
狭い浴室は淫臭で満ちている。それらは間違いなく自身から漂っているもので、ヒミカ自身にも分かる程、陶酔するような甘く熟れた香りだった。
(ユミカが言ってた、良い匂いってこれだ。発情フェロモンが、私の全身から漂ってるんだ)
トーマの様子がおかしかったのもこれが原因かもしれない。
甘酸っぱく、瑞々しい果実のような性臭が雄を惹きつけ、煽ってしまっているのだと。
(どうしよう。私、エッチな女なのかな)
男性に限らず女性にだって性欲はあるし、セックスだってしたいと思うだろう。
ヒミカだってそうだ。
いつか素敵な男性と出会って一つに繋がってみたいとも思う。
人間は所詮、獣や魔物と同じ。
種の繁栄のため、幾年も昔から連綿と続いてきた生殖行為を本能的に求める生き物なのだから。
それにしても、だ。
この異常なまでの昂ぶりようは一体なんだろうか。
たかが自慰行為で、人間はここまで理性が利かなくなってしまうものなのか。
それとも外面のヒミカは偽物で、本物はずっと前から性欲まみれだったのか。
親に捨てられ、冒険者にもなれず、娼館で好きでもない男に迫られ、自分の性欲は持て余す日々。
ストレスが常に溜まっていて、昇華するために仕方なく一人で処理しているだけだ。
だから何もおかしくない。これが正常。
(エッチな私で、いいのかな)
そう認めてしまったら、どれだけ楽になるだろう。
「──ぁ」
頭のネジが緩んで落ちるような幻覚。
堕落しかけた心を突き落とすかのように、絶頂の予感を悟る。
頭の中で瞬く火花がどんどん大きくなっていき、それに合わせて肉壺をまさぐる手、乳首をこねる手もより乱れる。
押し込んだ中指が恥骨の裏側、ざらざらした膣壁を激しく圧迫すると急激に尿意にも似た感覚が込み上げた。
「くるっ……きちゃうっ……気持ちいいの……っ♡ んはぁあっ♡」
突然、込み上げてくる解放の予感に呼応するように、おへその下あたりから強烈な閃光が瞬いた。
(眩しい。何、これ。何の光? 幻覚?)
尋常ではない輝きだった。
何がなんだか分からない。それよりも気持ちいいことしか考えられない。
目を瞑っていても真っ白な世界の中で、快楽の津波が全身を内側から押し流して痙攣させる。
「あ、ああっ……♡ イくっ♡ い、あああああああああああっ♡」
絶頂に達した。
声を抑えきれず、悲鳴のような嬌声が浴室中を反響し、脳をさらに揺さぶる。
ドクン、ドクンと脈打つように膣が収縮するのに合わせて、床から跳ねてしまうくらいに大きく身体がのけ反る。
「あ、はぁ……。あーーー……♡」
暴力的なまでに快楽を刻み込まれて、ヒミカは涎が垂れていることも気づかないまま嗚咽する。
最後まで抗っていたかすかな理性がぐちゃぐちゃになって彼方に消えていくかのように、意識も少しずつ遠くなっていって。
「お姉ちゃん?」
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