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第4章 愛は光に眠る宝石のよう
精霊王。
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あの後ラズ様から解放されたのは、陽がとっぷりと沈んでから。
いつの間にか、実家の方には泊まる旨の連絡がされており、そのまま王城に泊まることとなった。
「絶対ラズ様の中で、私が泊まることは決定事項だったんですわ!」
と、夕飯を食べ終わりルイ兄様の仕事が終わったタイミングで図書館を訪れば、目的の人物はすぐに見つかった。
現在、自室に戻ろうとしていたライを巻き込み、図書館の休憩スペースにてルイ兄様に入れてい頂いた紅茶を口に含みながら、断りきれなかった自分自身に悔しさを滲ませながら離す。
「じゃなきゃ兄貴が、朝早くから仕事なんてするはずないだろ?朝起きてレオ兄上が居なかった時点で気づけばよかったのに。」
「気づいても、王城へ来ないという選択肢はなくなりません。逆に王城へいかなかった場合、我が家にいらっしゃるのは目に見えてますもの。」
「・・・・そこは否定しない。」
「ラザルートもやっとレティーシアと婚約できて、浮かれている部分ありますしねぇ。」
マドレーヌを持ってきてくれたルイ兄様が私たちの向かいに座った。
「あー、思い当たる節ある、俺。」
最近のラズ様の行動を思い出しているのだろ、少し考える素振りをし、苦笑を漏らした。
「それで、レティは俺に聞きたいことあったんじゃないの?」
「あります!公園の破落戸どうなりましたの?」
「どうも何も、近衛が引っ張っていって、牢屋だな。法機関が今後の処遇を決めるだろう。それよりも絡まれてた女性が行方意不明だな。」
「気づいたら居ませんでしたものね。あの方も珍しい色彩されてましたよね。」
「珍しい色彩?」
「そうなんですの。私は近くで見ましたが、明るめのハニーブロンドに、金色の瞳で、背は私くらいでした。」
「明るめのハニーブロンドっていうのは珍しいね。」
「どこかでお会いしたような気もするのですが、思い出せません。」
しょぼんと項垂れる私の頭をライが軽くペチペチと叩く。
「記憶力抜群のレティが覚えていないのであれば、会ったことがあるというのは気のせいじゃねえか?」
「明るめのハニーブロンドで金色の瞳。もしかして服装は、学院の制服に似たワンピースじゃなかったですか?」
「そうです!あれ?服装までお話しましたか?」
「いえ。」
一人納得した表情を浮べ、ルイ兄様はクスクスと笑っている。
「叔父上知っているのですか?」
「えぇ、勿論。彼女は「お父さまーーーーーー!!!!」」
図書館の扉を勢いよく開け、駆け込んできた女性は公園で助けた女性だった。
「お、お父様??ルイ兄様、リリー姉様との間に隠し子ですか・・・?」
「ちょ、ちょっと待ってください。何故リリーとの間の子供になっているんですか?彼女の父親は私では無く、彼ですよ。」
と、指を指した方に立っていたのは、ルイ兄様と変わらない長身で、琥珀色の髪と瞳を持った男性だった。
男性は、女性を抱きとめると盛大にため息を吐いた。
「彼は私と契約をしてくれている、時の精霊王”アイオン”そして、彼女の名前は”ヴェリエーミア”。彼の娘ですよ。なので、けして私の娘ではありません。」
「お姫さん、俺の娘がご迷惑をおかけしました。」
「い、いえ!とんでもありません!」
「王子もありがとうございました。」
「いや、私は彼女の手助けをしただけなので。」
突如現れた男性の正体はいきなり明かされ、精霊王と精霊王の娘の存在に背筋をぴっと伸ばす。
精霊王は、それぞれ神の眷属として、この国に残ってくれている存在だ。
神の次に敬意を払わなくてはならない。
「ほら、お前もお礼を言う!」
「助けてくれてありがとう。」
びしっと頭に頭突きを綺麗にいれられた女性、ヴェリエーミア様は痛みからか、目に涙を浮かべてそういった。
「とりあえず、経緯をヴェリから聞こうか。ルイ、俺たちは戻るから、あと、スヴィエートが俺らと入れ違いで来ると思うからよろしく。」
「え?!」
「用があるのは、ルイではなくお姫さんらしいから、ちゃんとフォローよろしく。それじゃあ、またな、お姫さんに、王子。」
とひらひらと手をふるとふわりと風と共に姿を消した。
「ルイ兄様?そのスヴィエート様と言うのは、もしかして」
「えぇ、光の精霊王ですね。」
「その方が、私に何の御用でしょうか・・・?」
「俺、レティと居ると心臓持たないかも知れない。」
「そこは持って!」
「大体予想は付きますが、恐らく・・・。」
「私と契約してもらうためよ。」
頭上から、鈴を転がすような優しい音色の女性の声が響いた。
いつの間にか、実家の方には泊まる旨の連絡がされており、そのまま王城に泊まることとなった。
「絶対ラズ様の中で、私が泊まることは決定事項だったんですわ!」
と、夕飯を食べ終わりルイ兄様の仕事が終わったタイミングで図書館を訪れば、目的の人物はすぐに見つかった。
現在、自室に戻ろうとしていたライを巻き込み、図書館の休憩スペースにてルイ兄様に入れてい頂いた紅茶を口に含みながら、断りきれなかった自分自身に悔しさを滲ませながら離す。
「じゃなきゃ兄貴が、朝早くから仕事なんてするはずないだろ?朝起きてレオ兄上が居なかった時点で気づけばよかったのに。」
「気づいても、王城へ来ないという選択肢はなくなりません。逆に王城へいかなかった場合、我が家にいらっしゃるのは目に見えてますもの。」
「・・・・そこは否定しない。」
「ラザルートもやっとレティーシアと婚約できて、浮かれている部分ありますしねぇ。」
マドレーヌを持ってきてくれたルイ兄様が私たちの向かいに座った。
「あー、思い当たる節ある、俺。」
最近のラズ様の行動を思い出しているのだろ、少し考える素振りをし、苦笑を漏らした。
「それで、レティは俺に聞きたいことあったんじゃないの?」
「あります!公園の破落戸どうなりましたの?」
「どうも何も、近衛が引っ張っていって、牢屋だな。法機関が今後の処遇を決めるだろう。それよりも絡まれてた女性が行方意不明だな。」
「気づいたら居ませんでしたものね。あの方も珍しい色彩されてましたよね。」
「珍しい色彩?」
「そうなんですの。私は近くで見ましたが、明るめのハニーブロンドに、金色の瞳で、背は私くらいでした。」
「明るめのハニーブロンドっていうのは珍しいね。」
「どこかでお会いしたような気もするのですが、思い出せません。」
しょぼんと項垂れる私の頭をライが軽くペチペチと叩く。
「記憶力抜群のレティが覚えていないのであれば、会ったことがあるというのは気のせいじゃねえか?」
「明るめのハニーブロンドで金色の瞳。もしかして服装は、学院の制服に似たワンピースじゃなかったですか?」
「そうです!あれ?服装までお話しましたか?」
「いえ。」
一人納得した表情を浮べ、ルイ兄様はクスクスと笑っている。
「叔父上知っているのですか?」
「えぇ、勿論。彼女は「お父さまーーーーーー!!!!」」
図書館の扉を勢いよく開け、駆け込んできた女性は公園で助けた女性だった。
「お、お父様??ルイ兄様、リリー姉様との間に隠し子ですか・・・?」
「ちょ、ちょっと待ってください。何故リリーとの間の子供になっているんですか?彼女の父親は私では無く、彼ですよ。」
と、指を指した方に立っていたのは、ルイ兄様と変わらない長身で、琥珀色の髪と瞳を持った男性だった。
男性は、女性を抱きとめると盛大にため息を吐いた。
「彼は私と契約をしてくれている、時の精霊王”アイオン”そして、彼女の名前は”ヴェリエーミア”。彼の娘ですよ。なので、けして私の娘ではありません。」
「お姫さん、俺の娘がご迷惑をおかけしました。」
「い、いえ!とんでもありません!」
「王子もありがとうございました。」
「いや、私は彼女の手助けをしただけなので。」
突如現れた男性の正体はいきなり明かされ、精霊王と精霊王の娘の存在に背筋をぴっと伸ばす。
精霊王は、それぞれ神の眷属として、この国に残ってくれている存在だ。
神の次に敬意を払わなくてはならない。
「ほら、お前もお礼を言う!」
「助けてくれてありがとう。」
びしっと頭に頭突きを綺麗にいれられた女性、ヴェリエーミア様は痛みからか、目に涙を浮かべてそういった。
「とりあえず、経緯をヴェリから聞こうか。ルイ、俺たちは戻るから、あと、スヴィエートが俺らと入れ違いで来ると思うからよろしく。」
「え?!」
「用があるのは、ルイではなくお姫さんらしいから、ちゃんとフォローよろしく。それじゃあ、またな、お姫さんに、王子。」
とひらひらと手をふるとふわりと風と共に姿を消した。
「ルイ兄様?そのスヴィエート様と言うのは、もしかして」
「えぇ、光の精霊王ですね。」
「その方が、私に何の御用でしょうか・・・?」
「俺、レティと居ると心臓持たないかも知れない。」
「そこは持って!」
「大体予想は付きますが、恐らく・・・。」
「私と契約してもらうためよ。」
頭上から、鈴を転がすような優しい音色の女性の声が響いた。
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