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第1章 死亡開始
第11話 待つことも大事
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飲み食い終わって、ロード達はあれこれ作戦会議を開いた。
基本的にロード、サデス、リデス、リーナ、おばちゃんによる会議。
その結果3日間待つことになった。
その間動き続けているメンバーがいる。
彼等の働きにより戦況は変わってくる。
ロードとリーナとサデスとリデスはのほほんと馬鈴薯畑でクワを振るっていた。
1日目の畑耕し。
ザイホー王国の人達がわらわらと主様と歌いながら馬鈴薯畑で他の作物の畑でもクワを振るったり、水撒きをしたり収穫をしたり。
2日目になると。
「あまり畑は耕した事が無いので、腰が痛くなるな、一応大剣を使っているから鍛えているつもりだったんだが」
魔王サデスが愚痴をこぼしていると。
「何を言うのよ、女の私でさえ平気なのよ」
「いやいや、リーナだって最初は悲鳴上げてたでしょ」
ロードの突っ込みに小柄のリデスが優しく微笑んでいた。
他の民達や魔族の200人達も壮大に広がっている馬鈴薯畑で優しい顔をしていた。
3日目になった。
スカイブルー【錬金術師】ストロベリー【鍛冶屋】スマルト【暗殺者】スノーホワイト【店長】セピア【聖騎士】チョコレート【弓使い】チェリー【銃使い】トープ【木こり】がレベル99のカンストを迎えた。
ストロベリーはレベル99の鍛冶屋な為、ブルー達冒険者チームが持ってくる財宝の素材により制作するものだから、神話級の武器と防具を製作してしまう。
しかもオニギリを作る感覚で次から次へと製作してしまうものだから。
あっという間にロード達全員分とリーナとサデスとリデスの分まで、しまいにはおばちゃんの分まで製作してしまった。
それも3日目の1日だけでだ。
サデスとリデスは口をぽかんとあけていたし、200人分の配下分、神話級とはいかないが、伝説級を製作してしまった。
「でもなあーこんな凄い装備だと簡単に死ねないしな」
「そうそう、死なれては困りますよ主」
カイトが神話級の装備を身に着けて呟いた。
「現在ブルー達は大魔王のダンジョンで攻略を進めている。これはのちのち関係してくる、なのでメンバーはスカイブルー【錬金術師レベル99】スマルト【暗殺者レベル99】スノーホワイト【店長レベル99】セピア【聖騎士レベル99】チョコレート【弓使いレベル99】チェリー【銃使いレベル99】トープ【木こりレベル99】の7名を連れていく、他のメンバーの何名かは既に移動を始めている」
「おう、俺達は空飛ぶ船を使っての移動だな、任せろ」
「カイト任せたぞ、サデスとリデスはドラゴンキング率いるオレンジと一緒に移動してくれ」
「お、おう、すごいモンスターの大群だな」
「俺達は樹海地獄を通る」
「なんだって、あそこは」
サデスが叫ぶと。
「こっちにはレベル99の木こりがいるんだぜ?」
「だがその次は光の王国が待ってるぞ、あそこはお前等でも無理だ」
「攻めるつもりはない、店長と聖騎士殿に任せる」
「その次が魔王領だ。迂回しているが、俺様達と一緒に行った方が速いのではないのかと何度も言ったが、これが作戦と言う奴なのだろう」
「そうだ。スローライフの為のだ」
「あ、ああ」
全員が集まり、一部集まっていないで行動しているものも同化現象で繋がり。
「開幕だ。皆救ってスローライフだぜ」
ロードとリーナ達は樹海地獄に到着していた。
もはや木々の大群で道など存在しなかった。
ここを通る事で、光の王国も通る事により魔王領の背後を付ける。
そしてそこには奴隷達が幽閉されている奴隷牢獄が存在する。
これは正面から行けば、辿り着くのが非常に難しいとレッドが同化現象で伝えてくれた。
とはいえロードが見ただけなのだが、相変わらずレッドは話す事はしない。
木こりのトープが背負っている巨大な斧は神話級の斧。
ゆっくりと構えた次の瞬間。
突風のような風が吹いた。
木々が次から次へとドミノ倒しのように倒れていく。
後はロード達が通るだけ。
それの繰り返しをしていくと、あっという間に光の王国に辿り着いた。
光り輝く強いダイヤモンドを使用して建造された建物が無数に広がり、門にはパラディンが陣取っていた。
パラディンは通るものを厳しく審査していく。
店長と聖騎士が俺達の前を通る。
なぜ光の王国を通らないといけないのか、それは巨大な山が邪魔をして通ることが出来ないから、光の王国が通路となっているのだ。
「そ、そこの方は」
聖騎士を見たパラディンは目玉でも飛び出さないかと言う程の勢いでこちらに寄ってきた。
「聖騎士様ではござらないか、わたくしは鑑定持ちでパラディンをしております。パラディンから至ると聖騎士に選ばれると聞きました。どうかどうか力をご伝授をいえ、ここを通られますか、そ、それなら騎士団長殿にご挨拶だけでも」
店長が前に出る。ちなみに話が出来るメンバーが2人目になった。
「いやいや、すみませんねー聖騎士様は極秘の任務でして」
店長が右手と左手をさすりながら告げる。
「貴様はなんだ」
「旅の店長でございます」
「聖騎士様のなんだと聞いている」
「聖騎士様の主でございます。こう見えても大金持ちでしてね」
店長は巨大な袋をパラディンに渡す。
パラディンは中身を見て絶句する。
「こ、これは、う、うむ、しかし、光の使徒として」
「これは聖騎士殿の願いです。そのお金で修行しなさい、場所はザイホー王国、そこにいるロード殿に願うのです」
「御意にございます。今すぐ旅支度を」
「では、通られてもよろしくてのう?」
「もちろんでございます」
ロード達は何食わぬ顔で光の王国を通る。
歩きながら多種多様な人々の目にさらされながら。
出口では逆に出ていかないでくれと他のパラディンに泣きつかれる程だった。
そうして辿り着いた魔王領。
目の前に広がる光景、奴隷監獄。
外で強制労働させられている人々の大群が見える。
光の王国から結構歩いた。
2日くらいの距離だが、ロード達の歩くスピードが異常だったし、リーナもレベル99になっている。
女神の妖精はリーナにもレベルの上げ方を伝授した。
正確にはロードを通してだが。
「さて、始まるよ」
ロード達は祈った。
基本的にロード、サデス、リデス、リーナ、おばちゃんによる会議。
その結果3日間待つことになった。
その間動き続けているメンバーがいる。
彼等の働きにより戦況は変わってくる。
ロードとリーナとサデスとリデスはのほほんと馬鈴薯畑でクワを振るっていた。
1日目の畑耕し。
ザイホー王国の人達がわらわらと主様と歌いながら馬鈴薯畑で他の作物の畑でもクワを振るったり、水撒きをしたり収穫をしたり。
2日目になると。
「あまり畑は耕した事が無いので、腰が痛くなるな、一応大剣を使っているから鍛えているつもりだったんだが」
魔王サデスが愚痴をこぼしていると。
「何を言うのよ、女の私でさえ平気なのよ」
「いやいや、リーナだって最初は悲鳴上げてたでしょ」
ロードの突っ込みに小柄のリデスが優しく微笑んでいた。
他の民達や魔族の200人達も壮大に広がっている馬鈴薯畑で優しい顔をしていた。
3日目になった。
スカイブルー【錬金術師】ストロベリー【鍛冶屋】スマルト【暗殺者】スノーホワイト【店長】セピア【聖騎士】チョコレート【弓使い】チェリー【銃使い】トープ【木こり】がレベル99のカンストを迎えた。
ストロベリーはレベル99の鍛冶屋な為、ブルー達冒険者チームが持ってくる財宝の素材により制作するものだから、神話級の武器と防具を製作してしまう。
しかもオニギリを作る感覚で次から次へと製作してしまうものだから。
あっという間にロード達全員分とリーナとサデスとリデスの分まで、しまいにはおばちゃんの分まで製作してしまった。
それも3日目の1日だけでだ。
サデスとリデスは口をぽかんとあけていたし、200人分の配下分、神話級とはいかないが、伝説級を製作してしまった。
「でもなあーこんな凄い装備だと簡単に死ねないしな」
「そうそう、死なれては困りますよ主」
カイトが神話級の装備を身に着けて呟いた。
「現在ブルー達は大魔王のダンジョンで攻略を進めている。これはのちのち関係してくる、なのでメンバーはスカイブルー【錬金術師レベル99】スマルト【暗殺者レベル99】スノーホワイト【店長レベル99】セピア【聖騎士レベル99】チョコレート【弓使いレベル99】チェリー【銃使いレベル99】トープ【木こりレベル99】の7名を連れていく、他のメンバーの何名かは既に移動を始めている」
「おう、俺達は空飛ぶ船を使っての移動だな、任せろ」
「カイト任せたぞ、サデスとリデスはドラゴンキング率いるオレンジと一緒に移動してくれ」
「お、おう、すごいモンスターの大群だな」
「俺達は樹海地獄を通る」
「なんだって、あそこは」
サデスが叫ぶと。
「こっちにはレベル99の木こりがいるんだぜ?」
「だがその次は光の王国が待ってるぞ、あそこはお前等でも無理だ」
「攻めるつもりはない、店長と聖騎士殿に任せる」
「その次が魔王領だ。迂回しているが、俺様達と一緒に行った方が速いのではないのかと何度も言ったが、これが作戦と言う奴なのだろう」
「そうだ。スローライフの為のだ」
「あ、ああ」
全員が集まり、一部集まっていないで行動しているものも同化現象で繋がり。
「開幕だ。皆救ってスローライフだぜ」
ロードとリーナ達は樹海地獄に到着していた。
もはや木々の大群で道など存在しなかった。
ここを通る事で、光の王国も通る事により魔王領の背後を付ける。
そしてそこには奴隷達が幽閉されている奴隷牢獄が存在する。
これは正面から行けば、辿り着くのが非常に難しいとレッドが同化現象で伝えてくれた。
とはいえロードが見ただけなのだが、相変わらずレッドは話す事はしない。
木こりのトープが背負っている巨大な斧は神話級の斧。
ゆっくりと構えた次の瞬間。
突風のような風が吹いた。
木々が次から次へとドミノ倒しのように倒れていく。
後はロード達が通るだけ。
それの繰り返しをしていくと、あっという間に光の王国に辿り着いた。
光り輝く強いダイヤモンドを使用して建造された建物が無数に広がり、門にはパラディンが陣取っていた。
パラディンは通るものを厳しく審査していく。
店長と聖騎士が俺達の前を通る。
なぜ光の王国を通らないといけないのか、それは巨大な山が邪魔をして通ることが出来ないから、光の王国が通路となっているのだ。
「そ、そこの方は」
聖騎士を見たパラディンは目玉でも飛び出さないかと言う程の勢いでこちらに寄ってきた。
「聖騎士様ではござらないか、わたくしは鑑定持ちでパラディンをしております。パラディンから至ると聖騎士に選ばれると聞きました。どうかどうか力をご伝授をいえ、ここを通られますか、そ、それなら騎士団長殿にご挨拶だけでも」
店長が前に出る。ちなみに話が出来るメンバーが2人目になった。
「いやいや、すみませんねー聖騎士様は極秘の任務でして」
店長が右手と左手をさすりながら告げる。
「貴様はなんだ」
「旅の店長でございます」
「聖騎士様のなんだと聞いている」
「聖騎士様の主でございます。こう見えても大金持ちでしてね」
店長は巨大な袋をパラディンに渡す。
パラディンは中身を見て絶句する。
「こ、これは、う、うむ、しかし、光の使徒として」
「これは聖騎士殿の願いです。そのお金で修行しなさい、場所はザイホー王国、そこにいるロード殿に願うのです」
「御意にございます。今すぐ旅支度を」
「では、通られてもよろしくてのう?」
「もちろんでございます」
ロード達は何食わぬ顔で光の王国を通る。
歩きながら多種多様な人々の目にさらされながら。
出口では逆に出ていかないでくれと他のパラディンに泣きつかれる程だった。
そうして辿り着いた魔王領。
目の前に広がる光景、奴隷監獄。
外で強制労働させられている人々の大群が見える。
光の王国から結構歩いた。
2日くらいの距離だが、ロード達の歩くスピードが異常だったし、リーナもレベル99になっている。
女神の妖精はリーナにもレベルの上げ方を伝授した。
正確にはロードを通してだが。
「さて、始まるよ」
ロード達は祈った。
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