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第二章
涙の後で ≪光希視点≫
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≪光希視点≫
「だいぶ落ち着いたようですね。涙を流しすぎたら、脱水症状になりますからね。これ、どうぞ。」
「ありがと。」
そう言うと、刹那は懐からペットボトル飲料を取り出し、僕に手渡した。やけに用意がいいから、恐らく彼はこうなることが分かっていたのだろう。あるいは、そう誘導したのかもしれない。
顔をあげて時計を見て見ると、10分ほどしかたっていないようだった。僕の体感では結構時間が経ってるように感じたが、実際はそうでもないらしい。
「全然、動揺してないようだな。」
「はて?なにに動揺する必要があるのですか?もしかして、あなたが大泣きしてしまったことに対してですか?」
「……そうだ。だって嫌だろ、こんな大男が子供のように泣きわめくところを見るなんて。」
「別に嫌ではありませんよ。……むしろその逆で、ちょっと可愛げがあっていいと思いましたよ。」
彼は僕をちょっと揶揄うように言うと、何かを思い出したように再びこちらに顔を向ける。そのまま、僕の顔をじっと見つめたと思うと、くしゃりとした顔で笑う。
「そういえば、『彼の言っていた通り』ってもしかして、涼介が何か伝えていたのか?」
「まぁ、そうでうね……伝えられたというより聞き出したの方が適切ですが。」
刹那はそう言うと、何かを思い出しては呆れたような顔をして、肩をすくめた。それから、眉間に手を当て話し出す。
「あの日、彼は何もかもが終わったとでも言いたげな顔で入ってきて、何も言わずただふらふらと自分の席に着いたのです。いつもは機嫌が悪くても挨拶ぐらいはするのですが、それすらもしなかったので、何かあったということはすぐ察することができましたよ。」
「その日って、まさか……」
「あなたが想像している通りで間違いないと思いますよ。……それで、幻が彼に『光希の様子はどうだったか?』と聞いたとき、とうとう机に突っ伏してしまいましてね。それで覗き込んでみるとくしゃくしゃな顔で泣いていたのです。」
やっぱり、涼介はあの日僕が吐いた暴言に傷ついていたようだ。そう思っても、どんな表情で、どんな風に謝ればいいのか分からない。
一人でアワアワしていると、刹那はその様子を無視して話を続ける。
「まぁ、詳しい事情を聞き出したのですが……ところで、あなたはその日のことを思い出せますか?」
「思い出せるけど……。」
なぜか、刹那は言い淀み、僕にその日のことを話すよう催促する。
正直言って、気が乗らなかった。あの日の自分の愚行を思い出したくないし、単純に人に対して説明するのが苦手だからだ。
それでも、心のどこかで聞いてもらいたかったと思うからか、すらすらとその日の状況を思い出しながらそれを彼に伝える。
「あの日も、彼は見舞いにやって来た。……その日はリハビリが微妙に上手くいかなくて、イライラしていたのかもしれない。それで、……そうだ。彼に『調子はどうだ?』って聞かれて『まぁ、それなりに』って感じに答えたような気がする。そのあと、…………」
「その後?その後に何かあったのですね?」
「『心はそうでもないだろ』って言われて、僕はちょっとムッとしたような気がする。それから、彼から励まされたんだけど、それが僕の琴線に触れたのか、彼に暴言を吐きました。」
「励まされたって、彼に何を言われたの?」
「『焦る必要なんかない』とか『お前がいなくてもちゃんとやれるさ』とかかな……?」
「なるほど。」
彼がこうやって聞き出すときは、裁判官の前に立って尋問をされる罪人のような気分になる。そうなってしまうと、包み隠さずに話してしまうし、どこか口調がぎこちなくなってしまう。
彼は、僕の話を聞いて少し考え込んだ後、どこか納得したような表情を僕に見せた。彼の中でどこか結論が出たのだろう。
「これは、盛大にすれ違ってますね。どちらが悪いとも言えないし、どっちも悪くないとも言えない。……そういえば、聞きたかったことがあるのですが、涼介さんと喧嘩とかしたことはありますか?」
「今回のこれが喧嘩だというのなら、これが初めてだ。」
「はぁ、やはりそうですか。」
刹那は困ったような表情で僕に質問した。そして、僕が答えたことを聞き、さらに頭を抱える。
本当に僕らは喧嘩したことがない。厳密に言えば、喧嘩になりそうだとしても、そうなる前に我に返ることがほとんどだったからだ。
刹那は何かを思い出したように僕にあることを尋ねた。いたずらっ子がするような表情を顔に浮かべながら。彼がこういう顔をする時は大体何か企んでいるのだ。
「光希くん、あなた退院するのはいつか分かりますか?」
「5日後だけど。」
「分かりました。その日はそのまま寮に帰りますか?それとも授業には参加します?」
「あぁ、結構授業も進んでいるんだろ。……これ以上、休んでいたらまずいだろ。」
「一番まずいのはその変に真面目過ぎるところだとは思いますけど。とにかく分かりました。」
彼は予定帳に何かを書き込んだかと思えば、そのまま時計の方を見る。時計の方を見ると彼が病室にやってきてから30分ほどが経過していた。面会時間はそろそろ終わる。
「今日の面会はここまでですね。」
「なぁ、一つ聞いてもいいか。」
「いいですよ。」
「お前はどうしてそんなに芯がしっかりしているんだ。」
僕はずっと気になっていた。彼にとってこの世界は非常に優しくないものだと思う。それなのになぜ、こんなにまっすぐでいられるのだろう。
彼は目を閉じて少し考える。それから、確かに、僕を目に移して言う。
「それは、あなた自身が一番よくわかると思いますよ。……あと、僕は別に芯があるわけではありません。そうあることができるのはむしろ……。……いや、これはあなたが見つけるべきことですね。……大丈夫。それをあなたは知っている。」
僕が質問したことに対して答えになっているような、なっていないような言葉を残してから病室を去っていった。
ベッドの脇に置かれている小さな机の上を見る。そこにはこれまで涼介が持ってきた漫画、雑誌、本が置かれている。それを手に取りながら考える。
本当に僕は彼と仲直りをできるのだろうか。もう、顔すら見たくないと言われるかもしれない。
夕焼けが僕の目に映る。もし、彼に拒絶されたら、いっそのことあのまぶしい光が僕のことを燃やしてくれることを心のどこかで望んでいるのかもしれない。
――五日後、
僕は予定通り、退院した。そして、養親が僕を迎えに来る。
僕は親が二人ともおらず、光太郎叔父さんも亡くなってしまったので今の養親に引き取られた。彼らは遠方に住んでいるため頻繁に見舞いに来ることができないけど、こうして迎えに来てくれるぐらいには仲は悪くないだろう。
「光くん……だいぶ、元気になったようだな‼おじさんは君の元気な姿を見られてうれしい。」
「えぇ、おかげさまでだいぶ調子が戻ってきました。いきなり、こんな事態になって驚いたでしょう?何から何までありがとうございます。」
「そんな遠慮することはないわよ。……本当に、あの時はどうなるのかと肝を冷やしたんだから。でも、五体満足で帰ってきてくれてありがとう。」
養親は笑顔を浮かべながら僕の背中を撫でる。彼らの声を聴くと、心の底から安心できるような気がする。
義父に荷物を少し持ってもらい、彼の運転する車に乗る。ここ最近は寮暮らしだってこともあり、こうやって家族で車に乗るのは久しぶりだ。
「寮まで行けばいいのかい?」
「はい、お願いします。」
「荷物、運ぶの手伝わなくて大丈夫か?まだ、完全に体が治ったってわけでもないだろ。運ぶの手伝うさ」
「本当ですか?なら、お願いしてもいい?」
それからの道中はたわいもない話をしながら寮に向かった。
寮に着いて、養親に荷物を運ぶのを手伝ってもらい、部屋に戻ってきた。養親は仕事を半休にして来ていたみたいなので、荷物を運び終えたらそのまま帰っていった。
部屋の時計を見ると9時ぐらいだった。今から行けば2限目には間に合うだろう。そうと決めれば、さっさと準備をして学校に向かう。
学校に着いて遅刻届をもらいに職員室へ行くと、担任がそこにいた。担任は僕を見ると、一瞬驚いたような顔をしたがすぐに微笑む。
「菱谷、今日退院だったのか。先生は君の元気な姿を見られて嬉しい」
先生は喜びを隠さない様子で僕に遅刻届を渡す。それから、先生に今は移動教室で授業をやっているから一旦教室に行って二限目の準備をしたらどうだと提案された。
僕はその提案をありがたく受け取って教室に向かう。
教室に着いて、ドアを開けようとすると誰かの気配があることに気づく。移動教室のはずなのに誰かがいるのはどうしてだろう。
おそるおそる教室のドアを開けて、見えたものに僕は固まった。
「りょ、涼介……」
あの日以来会っていなかった涼介がなぜか教室にいた。あちら側も僕を見てかなり驚いているようだ。でも、涼介が驚いていたのは一瞬だったようで気持ちを切り替えてこちらに目を向ける。
「光希、話をしようか。」
「だいぶ落ち着いたようですね。涙を流しすぎたら、脱水症状になりますからね。これ、どうぞ。」
「ありがと。」
そう言うと、刹那は懐からペットボトル飲料を取り出し、僕に手渡した。やけに用意がいいから、恐らく彼はこうなることが分かっていたのだろう。あるいは、そう誘導したのかもしれない。
顔をあげて時計を見て見ると、10分ほどしかたっていないようだった。僕の体感では結構時間が経ってるように感じたが、実際はそうでもないらしい。
「全然、動揺してないようだな。」
「はて?なにに動揺する必要があるのですか?もしかして、あなたが大泣きしてしまったことに対してですか?」
「……そうだ。だって嫌だろ、こんな大男が子供のように泣きわめくところを見るなんて。」
「別に嫌ではありませんよ。……むしろその逆で、ちょっと可愛げがあっていいと思いましたよ。」
彼は僕をちょっと揶揄うように言うと、何かを思い出したように再びこちらに顔を向ける。そのまま、僕の顔をじっと見つめたと思うと、くしゃりとした顔で笑う。
「そういえば、『彼の言っていた通り』ってもしかして、涼介が何か伝えていたのか?」
「まぁ、そうでうね……伝えられたというより聞き出したの方が適切ですが。」
刹那はそう言うと、何かを思い出しては呆れたような顔をして、肩をすくめた。それから、眉間に手を当て話し出す。
「あの日、彼は何もかもが終わったとでも言いたげな顔で入ってきて、何も言わずただふらふらと自分の席に着いたのです。いつもは機嫌が悪くても挨拶ぐらいはするのですが、それすらもしなかったので、何かあったということはすぐ察することができましたよ。」
「その日って、まさか……」
「あなたが想像している通りで間違いないと思いますよ。……それで、幻が彼に『光希の様子はどうだったか?』と聞いたとき、とうとう机に突っ伏してしまいましてね。それで覗き込んでみるとくしゃくしゃな顔で泣いていたのです。」
やっぱり、涼介はあの日僕が吐いた暴言に傷ついていたようだ。そう思っても、どんな表情で、どんな風に謝ればいいのか分からない。
一人でアワアワしていると、刹那はその様子を無視して話を続ける。
「まぁ、詳しい事情を聞き出したのですが……ところで、あなたはその日のことを思い出せますか?」
「思い出せるけど……。」
なぜか、刹那は言い淀み、僕にその日のことを話すよう催促する。
正直言って、気が乗らなかった。あの日の自分の愚行を思い出したくないし、単純に人に対して説明するのが苦手だからだ。
それでも、心のどこかで聞いてもらいたかったと思うからか、すらすらとその日の状況を思い出しながらそれを彼に伝える。
「あの日も、彼は見舞いにやって来た。……その日はリハビリが微妙に上手くいかなくて、イライラしていたのかもしれない。それで、……そうだ。彼に『調子はどうだ?』って聞かれて『まぁ、それなりに』って感じに答えたような気がする。そのあと、…………」
「その後?その後に何かあったのですね?」
「『心はそうでもないだろ』って言われて、僕はちょっとムッとしたような気がする。それから、彼から励まされたんだけど、それが僕の琴線に触れたのか、彼に暴言を吐きました。」
「励まされたって、彼に何を言われたの?」
「『焦る必要なんかない』とか『お前がいなくてもちゃんとやれるさ』とかかな……?」
「なるほど。」
彼がこうやって聞き出すときは、裁判官の前に立って尋問をされる罪人のような気分になる。そうなってしまうと、包み隠さずに話してしまうし、どこか口調がぎこちなくなってしまう。
彼は、僕の話を聞いて少し考え込んだ後、どこか納得したような表情を僕に見せた。彼の中でどこか結論が出たのだろう。
「これは、盛大にすれ違ってますね。どちらが悪いとも言えないし、どっちも悪くないとも言えない。……そういえば、聞きたかったことがあるのですが、涼介さんと喧嘩とかしたことはありますか?」
「今回のこれが喧嘩だというのなら、これが初めてだ。」
「はぁ、やはりそうですか。」
刹那は困ったような表情で僕に質問した。そして、僕が答えたことを聞き、さらに頭を抱える。
本当に僕らは喧嘩したことがない。厳密に言えば、喧嘩になりそうだとしても、そうなる前に我に返ることがほとんどだったからだ。
刹那は何かを思い出したように僕にあることを尋ねた。いたずらっ子がするような表情を顔に浮かべながら。彼がこういう顔をする時は大体何か企んでいるのだ。
「光希くん、あなた退院するのはいつか分かりますか?」
「5日後だけど。」
「分かりました。その日はそのまま寮に帰りますか?それとも授業には参加します?」
「あぁ、結構授業も進んでいるんだろ。……これ以上、休んでいたらまずいだろ。」
「一番まずいのはその変に真面目過ぎるところだとは思いますけど。とにかく分かりました。」
彼は予定帳に何かを書き込んだかと思えば、そのまま時計の方を見る。時計の方を見ると彼が病室にやってきてから30分ほどが経過していた。面会時間はそろそろ終わる。
「今日の面会はここまでですね。」
「なぁ、一つ聞いてもいいか。」
「いいですよ。」
「お前はどうしてそんなに芯がしっかりしているんだ。」
僕はずっと気になっていた。彼にとってこの世界は非常に優しくないものだと思う。それなのになぜ、こんなにまっすぐでいられるのだろう。
彼は目を閉じて少し考える。それから、確かに、僕を目に移して言う。
「それは、あなた自身が一番よくわかると思いますよ。……あと、僕は別に芯があるわけではありません。そうあることができるのはむしろ……。……いや、これはあなたが見つけるべきことですね。……大丈夫。それをあなたは知っている。」
僕が質問したことに対して答えになっているような、なっていないような言葉を残してから病室を去っていった。
ベッドの脇に置かれている小さな机の上を見る。そこにはこれまで涼介が持ってきた漫画、雑誌、本が置かれている。それを手に取りながら考える。
本当に僕は彼と仲直りをできるのだろうか。もう、顔すら見たくないと言われるかもしれない。
夕焼けが僕の目に映る。もし、彼に拒絶されたら、いっそのことあのまぶしい光が僕のことを燃やしてくれることを心のどこかで望んでいるのかもしれない。
――五日後、
僕は予定通り、退院した。そして、養親が僕を迎えに来る。
僕は親が二人ともおらず、光太郎叔父さんも亡くなってしまったので今の養親に引き取られた。彼らは遠方に住んでいるため頻繁に見舞いに来ることができないけど、こうして迎えに来てくれるぐらいには仲は悪くないだろう。
「光くん……だいぶ、元気になったようだな‼おじさんは君の元気な姿を見られてうれしい。」
「えぇ、おかげさまでだいぶ調子が戻ってきました。いきなり、こんな事態になって驚いたでしょう?何から何までありがとうございます。」
「そんな遠慮することはないわよ。……本当に、あの時はどうなるのかと肝を冷やしたんだから。でも、五体満足で帰ってきてくれてありがとう。」
養親は笑顔を浮かべながら僕の背中を撫でる。彼らの声を聴くと、心の底から安心できるような気がする。
義父に荷物を少し持ってもらい、彼の運転する車に乗る。ここ最近は寮暮らしだってこともあり、こうやって家族で車に乗るのは久しぶりだ。
「寮まで行けばいいのかい?」
「はい、お願いします。」
「荷物、運ぶの手伝わなくて大丈夫か?まだ、完全に体が治ったってわけでもないだろ。運ぶの手伝うさ」
「本当ですか?なら、お願いしてもいい?」
それからの道中はたわいもない話をしながら寮に向かった。
寮に着いて、養親に荷物を運ぶのを手伝ってもらい、部屋に戻ってきた。養親は仕事を半休にして来ていたみたいなので、荷物を運び終えたらそのまま帰っていった。
部屋の時計を見ると9時ぐらいだった。今から行けば2限目には間に合うだろう。そうと決めれば、さっさと準備をして学校に向かう。
学校に着いて遅刻届をもらいに職員室へ行くと、担任がそこにいた。担任は僕を見ると、一瞬驚いたような顔をしたがすぐに微笑む。
「菱谷、今日退院だったのか。先生は君の元気な姿を見られて嬉しい」
先生は喜びを隠さない様子で僕に遅刻届を渡す。それから、先生に今は移動教室で授業をやっているから一旦教室に行って二限目の準備をしたらどうだと提案された。
僕はその提案をありがたく受け取って教室に向かう。
教室に着いて、ドアを開けようとすると誰かの気配があることに気づく。移動教室のはずなのに誰かがいるのはどうしてだろう。
おそるおそる教室のドアを開けて、見えたものに僕は固まった。
「りょ、涼介……」
あの日以来会っていなかった涼介がなぜか教室にいた。あちら側も僕を見てかなり驚いているようだ。でも、涼介が驚いていたのは一瞬だったようで気持ちを切り替えてこちらに目を向ける。
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