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§ メスお兄さんと、セックスしないと出られない部屋【7】
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「ひぁ……っ、い……くっ、イく、イっちゃ、いぁあ……ッッ!!!」
るり花は泣き声混じりに喘ぎ、脚を痙攣させる。ひゅうと息を吸い込むと、お腹が大きくへこんだ。
ぎゅっと目を閉じ、身体じゅうを駆け巡る悦楽の奔流をやり過ごす。
やがて大きな極みを乗り越え、るり花はゆっくりと息を吐き出した。
「……は……っ」
やわらかなくちびるでるり花のクリトリスに口づけたまま、あまねは目線だけを上げてるり花を見る。
視線が交差して、ふたりはしばし、そのまま見つめ合った。
(あ……こうして触れててもらうと、すごく落ち着く……)
達したばかりのクリトリスを宥めるようなやわらかい温もりが、とても心地いい。
その時ようやくるり花は、あまねの髪をぐしゃぐしゃにかき混ぜてしまったことに気がつき、慌てて手を離した。
「ご、ごめんなさい……っ」
「ううん、いいよ」
あまねはるり花からくちびるを離すと、軽く頭を振った。それだけで、さらさらとした髪はある程度整ってしまう。
「ちゃんとイけたね、るり花さん。それとも、挿入じゃなけりゃイけるのかな?」
「あ、軽くなら……。でも、人にしてもらって深くイッたのは、初めてです……」
それどころか、自慰でだってこれほど我を忘れるような快感に浸れたことはない。感動が込み上げ、るり花は目頭を滲ませた。
「嬉しいんだね、るり花さん」
「はい……」
あまねが体勢を整え、涙を拭うるり花の頭を撫でてくれた。
「大丈夫、きみの身体には可能性があると思う。感度もいいし……リラックスして、心を通わせたセックスをすれば、挿入でだってイけるようになるよ」
「あまねさん……」
あまねはやさしい手つきでるり花の髪を梳る。そして、掬いあげた髪にそっとくちづけた。
「……っ」
珊瑚色のくちびるで髪に触れられて、るり花は背筋を震わせる。神経なんて通ってないはずの髪なのに、あまねの温もりが伝わってくるような気がした。
(――あまねさんは、やさしい……)
こんな異様な状況にあって、ほぼ初対面だと言うのにるり花の心にするりと入り込み、身体をやさしく綻ばせてくれた。
だからるり花は、自分もあまねの希みに真摯に応えようと思った。
「挿れたいよ、るり花さん。きみの中に……挿れていい?」
「はい、あまねさん」
るり花は微笑み、あまねを見つめた。
あまねは頷くと、いつの間にかジッパーを下ろしていた前開きから、欲情を示し反り返る欲望を取り出した。
少し細身だが、すんなりと延びた若木のような幹。尖端は桃色に色づき、露を載せて震えている。
(これが……あまねさんの)
先ほどは手で愛したあまねの雄の形を、るり花は込み上げる愛しさで目を細めながら見つめた。
あまねはアンクルパンツのポケットからパスケースを取り出す。そして隠しポケットに忍ばせたコンドームを引き出し、パッケージを破り自らに装着した。
それから胡坐をかくと、腰を突き出し後ろの床に手を付く。
「ぼくに跨がって。自分で挿れてみて……」
「でも……」
初めての体勢にるり花が戸惑いを見せると、あまねはるり花の手をにぎり、そして言った。
「大丈夫。ぼくがちゃんとサポートするから」
「……はい……」
るり花が恐る恐るあまねに跨がると、あまねが片手を腰に添えてくれた。ゆっくりと尻を落として位置をさぐると、やがてあまねの尖端は蜜口を探り当てる。
「ここ……だね」
「はい」
「ずれないように、片手でぼくの根元を押さえてて。そして、ゆっくりと腰を降ろして……」
「……っ」
尖端が淫肉を掻き分け、肉洞に侵入してくる。にちにちと音をたてあまねを呑み込み、身体の内部であまねの形を感じる。媚肉を圧し開く甘美な圧迫感に、るり花は陶酔のため息を漏らした。
「手をどかして、もっと、もっと中へ……」
るり花は頷いて、さらに腰を落としていった。
やがてるり花とあまねはお互いの性器をぴったりと密着させ、深いところまでひとつに重なり合ってしまう。
「ぜんぶ、挿入った、ね……。ぼくたち……セックスしてるんだよ、るり花さん」
「あまね、さ……っ」
あまねはゆるく腰を突き上げ、るり花の内部を探る。蜜に濡れる粘膜と粘膜が擦れあい、ぬちぬちと淫靡な音をたてた。
「ほら、ぼくの肩をしっかりと掴んで……きみも、自分で動いてみて。イイところに当たるように、腰を振って――」
「あまね、さぁん……」
甘えた声を出しながら、るり花は腰を揺らし始めた。
堪らない。いやらしい形をした雄を呑み込み腰を振り、自らに正直になって快楽を味わう――そんな行為がたまらなく甘美で、るり花は気づいた。
(ああ、私――セックスが好きなのかも)
元カレとの行為は、求められたからするものだった。だけど今は違う。
あまねはるり花を求め、るり花もまたあまねを求めている。灼け付くような渇望と希求に導かれ、ふたりは今、身体を繋げている。
るり花は泣き声混じりに喘ぎ、脚を痙攣させる。ひゅうと息を吸い込むと、お腹が大きくへこんだ。
ぎゅっと目を閉じ、身体じゅうを駆け巡る悦楽の奔流をやり過ごす。
やがて大きな極みを乗り越え、るり花はゆっくりと息を吐き出した。
「……は……っ」
やわらかなくちびるでるり花のクリトリスに口づけたまま、あまねは目線だけを上げてるり花を見る。
視線が交差して、ふたりはしばし、そのまま見つめ合った。
(あ……こうして触れててもらうと、すごく落ち着く……)
達したばかりのクリトリスを宥めるようなやわらかい温もりが、とても心地いい。
その時ようやくるり花は、あまねの髪をぐしゃぐしゃにかき混ぜてしまったことに気がつき、慌てて手を離した。
「ご、ごめんなさい……っ」
「ううん、いいよ」
あまねはるり花からくちびるを離すと、軽く頭を振った。それだけで、さらさらとした髪はある程度整ってしまう。
「ちゃんとイけたね、るり花さん。それとも、挿入じゃなけりゃイけるのかな?」
「あ、軽くなら……。でも、人にしてもらって深くイッたのは、初めてです……」
それどころか、自慰でだってこれほど我を忘れるような快感に浸れたことはない。感動が込み上げ、るり花は目頭を滲ませた。
「嬉しいんだね、るり花さん」
「はい……」
あまねが体勢を整え、涙を拭うるり花の頭を撫でてくれた。
「大丈夫、きみの身体には可能性があると思う。感度もいいし……リラックスして、心を通わせたセックスをすれば、挿入でだってイけるようになるよ」
「あまねさん……」
あまねはやさしい手つきでるり花の髪を梳る。そして、掬いあげた髪にそっとくちづけた。
「……っ」
珊瑚色のくちびるで髪に触れられて、るり花は背筋を震わせる。神経なんて通ってないはずの髪なのに、あまねの温もりが伝わってくるような気がした。
(――あまねさんは、やさしい……)
こんな異様な状況にあって、ほぼ初対面だと言うのにるり花の心にするりと入り込み、身体をやさしく綻ばせてくれた。
だからるり花は、自分もあまねの希みに真摯に応えようと思った。
「挿れたいよ、るり花さん。きみの中に……挿れていい?」
「はい、あまねさん」
るり花は微笑み、あまねを見つめた。
あまねは頷くと、いつの間にかジッパーを下ろしていた前開きから、欲情を示し反り返る欲望を取り出した。
少し細身だが、すんなりと延びた若木のような幹。尖端は桃色に色づき、露を載せて震えている。
(これが……あまねさんの)
先ほどは手で愛したあまねの雄の形を、るり花は込み上げる愛しさで目を細めながら見つめた。
あまねはアンクルパンツのポケットからパスケースを取り出す。そして隠しポケットに忍ばせたコンドームを引き出し、パッケージを破り自らに装着した。
それから胡坐をかくと、腰を突き出し後ろの床に手を付く。
「ぼくに跨がって。自分で挿れてみて……」
「でも……」
初めての体勢にるり花が戸惑いを見せると、あまねはるり花の手をにぎり、そして言った。
「大丈夫。ぼくがちゃんとサポートするから」
「……はい……」
るり花が恐る恐るあまねに跨がると、あまねが片手を腰に添えてくれた。ゆっくりと尻を落として位置をさぐると、やがてあまねの尖端は蜜口を探り当てる。
「ここ……だね」
「はい」
「ずれないように、片手でぼくの根元を押さえてて。そして、ゆっくりと腰を降ろして……」
「……っ」
尖端が淫肉を掻き分け、肉洞に侵入してくる。にちにちと音をたてあまねを呑み込み、身体の内部であまねの形を感じる。媚肉を圧し開く甘美な圧迫感に、るり花は陶酔のため息を漏らした。
「手をどかして、もっと、もっと中へ……」
るり花は頷いて、さらに腰を落としていった。
やがてるり花とあまねはお互いの性器をぴったりと密着させ、深いところまでひとつに重なり合ってしまう。
「ぜんぶ、挿入った、ね……。ぼくたち……セックスしてるんだよ、るり花さん」
「あまね、さ……っ」
あまねはゆるく腰を突き上げ、るり花の内部を探る。蜜に濡れる粘膜と粘膜が擦れあい、ぬちぬちと淫靡な音をたてた。
「ほら、ぼくの肩をしっかりと掴んで……きみも、自分で動いてみて。イイところに当たるように、腰を振って――」
「あまね、さぁん……」
甘えた声を出しながら、るり花は腰を揺らし始めた。
堪らない。いやらしい形をした雄を呑み込み腰を振り、自らに正直になって快楽を味わう――そんな行為がたまらなく甘美で、るり花は気づいた。
(ああ、私――セックスが好きなのかも)
元カレとの行為は、求められたからするものだった。だけど今は違う。
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