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38.カール様の心配事
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カール様に手際よく脱がしていただき、温かいお風呂に入る前に隅々まで洗われたの。真っ赤になっている私の横にはやっぱり、上半身しか脱いでいないカール様がいてそのまま浴槽に浸かるように言われたわ。結局私だけ綺麗になって、申し訳ないから私もカール様を洗いますってお伝えしたのだけど、一言死ぬって言われたわ。死ぬなんて嫌よ。仕方ないからおとなしくされるがままでいたのだけど、カール様は私をバスタオルで包んで優しく拭いてくださって、
「ロザリー、少しだけ待っていてくれ、湯冷めするといけないからお布団から出てはいけないよ。」
そう言い残してお風呂場に行かれたわ。これでは子猫か子犬みたいではないかしら?なんて思っていたのだけど、私は段々眠くなってしまったの。ウトウトしてたら、カール様がバスローブを羽織って出て見えたみたいで、
「ロザリー、待たせてすまなかった。これから夫婦になるためにどうしてもロザリーに見せないといけないものがある…。怖がらないで欲しい。私の一部でこればっかりはどうにもならないんだ…。嫌わないでくれ…。」
なんてせつなくて、怯えた声を出すのかしら?私はカール様に安心して欲しくて、
「カール様そんなに不安そうな声を出さないでください。私が悲しくなります。私がカール様を嫌いになるなんてことはありえません。」
「ありがとうロザリー。その言葉で十分だよ。」
そう言って、カール様はバスローブの紐を外してストンと裸になってしまわれたわ。
「まぁ!カール様、失礼ですが男性のものがそのように大きいとは知りませんでしたわ!でもよく考えたら女性は赤ちゃんを産むのですものね。生まれたての赤ちゃんよりは小さいはずですわ。」
私がそう言って、カール様に微笑むと、カール様はボロボロと涙を流しながら裸で私を抱きしめてくださったの。どうされたのかしら?
「カール様、お風邪を引きますよ?」
「ロザリー、頼むからしばらくこのままでいさせてくれ。」
きっと泣いちゃったのが恥ずかしかったのね。私は頷いてしばらくそのままにしていたわ。
「ロザリー、私の話を聞いてくれるかい?」
「もちろんですわ。でもカール様もお布団に入ってくださいませ。本当に風邪を引いてしまいますわ。」
「ああ、分かった。」
それからカール様はお布団に入って私にカール様の閨の教育の時にあったことを話してくださったわ。辛かったわよね。
「それでだ、ロザリー…。ロザリーはこれがどこに入るか分かるか?」
「なんとなくしか分かりませんわ。赤ちゃんがお腹から出てくるところですわよね?」
「そうだよ、だから今日からはそこの道を作ってあげないといけないんだ。」
「えっ?」
全てをカール様に見せていると思っていたのになんと肝心な場所がまだだったようです…。それから私は、誰の声かしらって思うような艶っぽい声を数時間後に出すようになり、まだまだ先は長いなって言う嬉しそうなカール様の声を最後に聞いて疲れて寝てしまったの。次に目を覚ました時はもう朝で…、
「カール様ごめんなさい、私寝てしまいましたわ。」
「いいんだよ。私を怖がらずにそばにいることを許してくれただけで今回はいいんだ。私はとても幸せだ。ロザリー、愛している。」
「私もですわ。これからもよろしくお願いしますわ。」
それからお迎えの御者の方が来るまで、私はこれでもかっていうくらいカール様に甘えさせていただいたの。食事も服もお風呂も全てカール様にやっていただいて…そのたびに可愛いとか、愛していると言われて、流石に恥ずかしくて死ぬかと思ったわ。御者の方がみえた時は正直、助かったって思ったもの。それからカール様のご家族さまと合流して、楽しい時間を過ごしたわ。
でも王都に帰ってきて、これから私が公爵家に帰るって時に、カール様が、
「ロザリーが私の身体を怖がらずに受け入れてくれることになった。」
って皆さんの前で仰るから、皆さんがボンって真っ赤になられて…私はボン、ボンって皆さんより真っ赤になって、しばらくゆでダコのようになっていたと思うわ。流石にこれはないわと思ったので、私はカール様に、
「そういうことは二人の秘密にして欲しかったですわ。」
って一言お伝えしただけなんだけど…。伯爵家の皆様が慌て出して…許してやって欲しいとか、今のは全員忘れるから許してくださいとかすすり泣く声までして…私そんなに酷いこと言ったのかしら?それを見ていたおばあ様が呆れた感じで、
「ロザリーちゃん放っといていいわよ。ちょっとこの家の者は大袈裟なところがあるの。」
って言ってくださったから安心したわ。本当に大袈裟よね。ああ、びっくりしたわ。でも少しずつなれないといけないのかしら?私の表情から察してくださったのか、おばあ様が、
「慣れなくて良いのよ。本当に無視しておいてちょうだい。あとからちゃんと伝えておくからね。」
そう言ってくださったから、私はお任せすることにして帰ったのだけど。次の日、カール様から私に許して欲しいっていうなが~いなが~いお手紙が届いてびっくりしてしまったわ。だってそこまで怒ってなかったんですもの。でも後日おばあ様からこのぐらいやっておかないと男性はすぐに忘れるから、また恥ずかしいことを外で自慢するわよって教えていただいたわ。それは流石に恥ずかしいから、おばあ様に感謝したの。
「ロザリー、少しだけ待っていてくれ、湯冷めするといけないからお布団から出てはいけないよ。」
そう言い残してお風呂場に行かれたわ。これでは子猫か子犬みたいではないかしら?なんて思っていたのだけど、私は段々眠くなってしまったの。ウトウトしてたら、カール様がバスローブを羽織って出て見えたみたいで、
「ロザリー、待たせてすまなかった。これから夫婦になるためにどうしてもロザリーに見せないといけないものがある…。怖がらないで欲しい。私の一部でこればっかりはどうにもならないんだ…。嫌わないでくれ…。」
なんてせつなくて、怯えた声を出すのかしら?私はカール様に安心して欲しくて、
「カール様そんなに不安そうな声を出さないでください。私が悲しくなります。私がカール様を嫌いになるなんてことはありえません。」
「ありがとうロザリー。その言葉で十分だよ。」
そう言って、カール様はバスローブの紐を外してストンと裸になってしまわれたわ。
「まぁ!カール様、失礼ですが男性のものがそのように大きいとは知りませんでしたわ!でもよく考えたら女性は赤ちゃんを産むのですものね。生まれたての赤ちゃんよりは小さいはずですわ。」
私がそう言って、カール様に微笑むと、カール様はボロボロと涙を流しながら裸で私を抱きしめてくださったの。どうされたのかしら?
「カール様、お風邪を引きますよ?」
「ロザリー、頼むからしばらくこのままでいさせてくれ。」
きっと泣いちゃったのが恥ずかしかったのね。私は頷いてしばらくそのままにしていたわ。
「ロザリー、私の話を聞いてくれるかい?」
「もちろんですわ。でもカール様もお布団に入ってくださいませ。本当に風邪を引いてしまいますわ。」
「ああ、分かった。」
それからカール様はお布団に入って私にカール様の閨の教育の時にあったことを話してくださったわ。辛かったわよね。
「それでだ、ロザリー…。ロザリーはこれがどこに入るか分かるか?」
「なんとなくしか分かりませんわ。赤ちゃんがお腹から出てくるところですわよね?」
「そうだよ、だから今日からはそこの道を作ってあげないといけないんだ。」
「えっ?」
全てをカール様に見せていると思っていたのになんと肝心な場所がまだだったようです…。それから私は、誰の声かしらって思うような艶っぽい声を数時間後に出すようになり、まだまだ先は長いなって言う嬉しそうなカール様の声を最後に聞いて疲れて寝てしまったの。次に目を覚ました時はもう朝で…、
「カール様ごめんなさい、私寝てしまいましたわ。」
「いいんだよ。私を怖がらずにそばにいることを許してくれただけで今回はいいんだ。私はとても幸せだ。ロザリー、愛している。」
「私もですわ。これからもよろしくお願いしますわ。」
それからお迎えの御者の方が来るまで、私はこれでもかっていうくらいカール様に甘えさせていただいたの。食事も服もお風呂も全てカール様にやっていただいて…そのたびに可愛いとか、愛していると言われて、流石に恥ずかしくて死ぬかと思ったわ。御者の方がみえた時は正直、助かったって思ったもの。それからカール様のご家族さまと合流して、楽しい時間を過ごしたわ。
でも王都に帰ってきて、これから私が公爵家に帰るって時に、カール様が、
「ロザリーが私の身体を怖がらずに受け入れてくれることになった。」
って皆さんの前で仰るから、皆さんがボンって真っ赤になられて…私はボン、ボンって皆さんより真っ赤になって、しばらくゆでダコのようになっていたと思うわ。流石にこれはないわと思ったので、私はカール様に、
「そういうことは二人の秘密にして欲しかったですわ。」
って一言お伝えしただけなんだけど…。伯爵家の皆様が慌て出して…許してやって欲しいとか、今のは全員忘れるから許してくださいとかすすり泣く声までして…私そんなに酷いこと言ったのかしら?それを見ていたおばあ様が呆れた感じで、
「ロザリーちゃん放っといていいわよ。ちょっとこの家の者は大袈裟なところがあるの。」
って言ってくださったから安心したわ。本当に大袈裟よね。ああ、びっくりしたわ。でも少しずつなれないといけないのかしら?私の表情から察してくださったのか、おばあ様が、
「慣れなくて良いのよ。本当に無視しておいてちょうだい。あとからちゃんと伝えておくからね。」
そう言ってくださったから、私はお任せすることにして帰ったのだけど。次の日、カール様から私に許して欲しいっていうなが~いなが~いお手紙が届いてびっくりしてしまったわ。だってそこまで怒ってなかったんですもの。でも後日おばあ様からこのぐらいやっておかないと男性はすぐに忘れるから、また恥ずかしいことを外で自慢するわよって教えていただいたわ。それは流石に恥ずかしいから、おばあ様に感謝したの。
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