12 / 71
無人島漂流編
脱出 2
しおりを挟む
「無茶言わんで下さい」
天馬は、にべもなくディーの話を拒否した。
『……ダメですか?』
対してディーは、こてんと首を傾ける。
仕草が非常に可愛らしく見えるが、彼女が口にしていることは、相当の無茶である。
むろん天馬も、彼女のこの仕草で首を縦に振ったりはしない。
「無理ですよ! この島からどこ行けってんですか?! ていうかそれ以前にっ、どの方角に進んでいいのかも分からないこんな状態で、島から出られるわけないでしょうが!」
『ふむ……でしたら、その島から南に300キロほど行ったところに、大きな大陸があります。そこまで泳いで……』
「無茶振りにも程があるわ!!」
平然と300キロの遠泳を提案してくるのは、彼女がそもそもひとではないからなのか……それとも、単純にドSなのか……判断に迷うところである。
『……そうですか……では、もうひとつの手段ですね』
「もうひとつの、手段?」
ディーの言葉に、今度は天馬が首をかしげる。
『はい。調べたところ、その島の近くを、3日後の早朝に船が通り掛かります。それに忍び込みましょう』
「…………まさか、密航ですか?」
『その通りです』
「ええ? 俺、一応、女神ですよね? そういう犯罪者みたいな事してもいいんですか?」
『……今回は非常事態です。仕方ないでしょう』
一瞬間が開くも、ディーは天馬に頷く。
やはり体裁としては、あまりやってほしいことでもないのかもしれない。
「マジですか……」
『ええ、マジです。女神は、形はどうあれ、ひとと接することで世界に影響を及ぼします。それが、ずっと無人島でひとり、隠居生活をされては、今後この世界に発展はありません。世界を変える英雄も哲学者も科学者も、あなたが関わることで生まれるのです。女神とは、そういう存在なのですから』
「…………いや、でしたら最初からひとのいる場所に転生させてくださいよ……」
『……ごもっとも、すみません』
流石に、天馬も突っ込みを入れざるを得なかった。
真面目な話をしているところを冷静に返されて、ディーも俯き加減で謝罪を口にする。
しかし、そもそも転移先を間違えたのは、あの惰女神である。
ここでディーを責めることが正しいとは言えない。
「はぁ……分かりました。3日後、ですね……それで、船に忍び込むにしたって、いきなり船を見付けてから泳ぎ出したって間に合いませんよ? どうするんですか?」
天馬とて、ずっとこの島で、ひとり寂しく生きていきたいわけではない。
出られる機会が巡ってくるのであれば、それを利用しない手はないだろう。
経緯はどうあれ、天馬は女神の仕事をやる、と口にしたのだ。
であれば、いつまでもここで生活しているわけにはいかないことも、天馬は頭では理解していた。
『あ、そうですね……でしたら、これから早急に筏を作って、海に出ましょう。船が通るルートは既に分かっていますので、その航路上で待機して、通り掛かった瞬間に入り込みましょう。天馬さん、魔法は使えますか?』
「ええ、大丈夫です。少しなら、扱えるようになりました」
現在、天馬が扱えるのは、水、火、風、土、を使った魔法だ。
最も得意とするのは水であり、火の魔法に少し苦手意識を持っている。
『でしたら、風を操って船に飛び乗りましょう。大きな船ですから、どこかしら飛び込める場所はあるはずです』
「分かりました。何とかやってみましょう」
風を使って自分を持ち上げる事ができるかは、まだ試したことはないが、この3日のうちに習得せねばならないだろう。
幸い、風を操ることはそこまで難しく思っていない天馬である。
多少の修練で、一時的に自分を風にのせて飛ばすくらいなら、何とか出来るようになると思われる。
『では、筏の作り方が書かれた資料を、タブレットに送信しておきます。動画も添付しておきますから、参考にしていただけると。それから……』
と、こんな感じで、天馬とディーは島からの脱出計画を練り、方針を固めていく。
そうして、天馬は急ピッチで筏の製作に取り掛かった。
水に浮く木を選別し、丈夫な蔓を身繕う。風魔法を駆使して丸太を切断し、土魔法で地面を操作して、木を転がす。そうして、材料を浜辺まで運ぶのだ。
筏の床下部分に括りつける、浮きの役目を果たす大きめの木の実なんかも回収した。中が空洞になっているもので、見た目はヤシの実のような形だ。
ディーが送ってきた筏の製作方法に目を通しながら、何とか不器用なりに形にしていく。
慣れないロープワークには大いに苦戦したが、どうにかこうにか完成系が見えてくる。
――そして、製作を始めて2日後の夕方。
「できた~!」
どうにか筏が完成。
一辺が1メートルから2メートルの長方形。丸太の下には、蔓で無理やり括りつけたヤシの実もどき。丸太の大きさが不揃いで、かなり不恰好ではあるが、どうせ一晩しか使わない即席だ。多少形が歪でも問題はないだろう。
あとは海に浮かべるだけだ。
ここまでかなり苦労したが、なんとかここまで漕ぎ着けられた。
『お疲れ様です、天馬さん。何とか間に合いましたね』
「ええ。ですけど、さすがに疲れました」
今まで、ここまで連続で魔法を使うといったことはなかったし、慣れない作業の連続で、天馬はかなりの疲労感を感じていた。
『それはまだ、天馬さんが魔法の扱いに慣れていないからですね。魔力の消費量も無駄が多いですし、もっと精進して、効率よく運用できるように努めて下さい。ですが、天馬さんが体内に内包する魔力量からすれば、今回使用した魔力は微々たるもの……その疲労は、精神的なものが大半でしょうね』
「う……もっと、頑張ります」
思ったより手厳しいディーの言葉に、天馬が俯く。
しかし、そんな天馬に、ディーは優しげに微笑んだ。
『ですが、慣れない魔法を、1ヶ月でここまで使いこなせていることには、素直に感心します……一応申し上げておきますと、女神だからと言って、誰も彼もが魔法を得意としているわけではないんですよ?』
彼女いわく。
女神の中にも、魔法の制御が苦手な者は少なくないそうだ。
自分が体内に内包する膨大な魔力に手を焼いて、うまく扱えない者もいるとか。
それと、ディー自身も、戦うことを主として創られた為、白兵戦の方が得意で、魔法に関しては、若干苦手意識があるとか。
『それで言えば、天馬さんはまだ拙いながらも、魔法をうまく扱えています。ですから、これからも鍛錬を欠かさず、その才能を伸ばして下さい』
穏やかに、ディーか口元を緩める。
魔法の腕前を叱責されると思っていただけに、天馬は思わずポカンとしてしまう。
しかしそれも一瞬。
天馬は居住まいを正して、画面越しのディーに視線を向けた。
「……ありがとうございます、ディーさん。俺、もっと頑張ってみます」
『ええ、期待していますよ。さぁ、明日の朝には船が来てしまいます。急いで海に出ましょう』
「分かりました」
天馬は、砂浜の砂を操作し、筏を滑らせるように海へと押し出した。
ちなみに、天馬は胸の谷間に存在するアイテムボックスに、島で取れるだけの食料を詰め込んでおいた。
船では息を潜めて陸を目指すことになるので、食料を確保しておかねば、後々面度な事になりかねない。
忍び込んだ船内で食料をちょまかすのは、さすがにリスクがある。
こんなときばかりは、胸の谷間という場所はともかく、物を際限なく入れておけるアイテムボックスは重宝する。
『では、座標を指定しますので、そこまで筏を移動させて下さい』
「了解です。それで、始めにどっちに?」
『では、そのまま左斜め前方に向かって下さい、距離は――』
そして、天馬は筏が海に浮うことを確認しながら、海の水を魔法で操作しディーに指定された位置まで移動する。
途中、1ヵ月の間生活した無人島に振り返り、天馬は僅かに寂しさを滲ませながら、筏を操った。
結局、泉の傍に作った簡易な住処はそのままだ。
他の獣が使うか壊すか。いずれにしろ、天馬がそこにいた足跡を、あえて残した。
この島は、女神の手違いで送られた場所だったが、それでも、天馬をいくらか強く成長させてくれたのだ。
故に、
「またな……」
天馬は小さく呟き、いずれ、また訪れる機会もあるかもしれないと、島をあとにしたのだった。
天馬は、にべもなくディーの話を拒否した。
『……ダメですか?』
対してディーは、こてんと首を傾ける。
仕草が非常に可愛らしく見えるが、彼女が口にしていることは、相当の無茶である。
むろん天馬も、彼女のこの仕草で首を縦に振ったりはしない。
「無理ですよ! この島からどこ行けってんですか?! ていうかそれ以前にっ、どの方角に進んでいいのかも分からないこんな状態で、島から出られるわけないでしょうが!」
『ふむ……でしたら、その島から南に300キロほど行ったところに、大きな大陸があります。そこまで泳いで……』
「無茶振りにも程があるわ!!」
平然と300キロの遠泳を提案してくるのは、彼女がそもそもひとではないからなのか……それとも、単純にドSなのか……判断に迷うところである。
『……そうですか……では、もうひとつの手段ですね』
「もうひとつの、手段?」
ディーの言葉に、今度は天馬が首をかしげる。
『はい。調べたところ、その島の近くを、3日後の早朝に船が通り掛かります。それに忍び込みましょう』
「…………まさか、密航ですか?」
『その通りです』
「ええ? 俺、一応、女神ですよね? そういう犯罪者みたいな事してもいいんですか?」
『……今回は非常事態です。仕方ないでしょう』
一瞬間が開くも、ディーは天馬に頷く。
やはり体裁としては、あまりやってほしいことでもないのかもしれない。
「マジですか……」
『ええ、マジです。女神は、形はどうあれ、ひとと接することで世界に影響を及ぼします。それが、ずっと無人島でひとり、隠居生活をされては、今後この世界に発展はありません。世界を変える英雄も哲学者も科学者も、あなたが関わることで生まれるのです。女神とは、そういう存在なのですから』
「…………いや、でしたら最初からひとのいる場所に転生させてくださいよ……」
『……ごもっとも、すみません』
流石に、天馬も突っ込みを入れざるを得なかった。
真面目な話をしているところを冷静に返されて、ディーも俯き加減で謝罪を口にする。
しかし、そもそも転移先を間違えたのは、あの惰女神である。
ここでディーを責めることが正しいとは言えない。
「はぁ……分かりました。3日後、ですね……それで、船に忍び込むにしたって、いきなり船を見付けてから泳ぎ出したって間に合いませんよ? どうするんですか?」
天馬とて、ずっとこの島で、ひとり寂しく生きていきたいわけではない。
出られる機会が巡ってくるのであれば、それを利用しない手はないだろう。
経緯はどうあれ、天馬は女神の仕事をやる、と口にしたのだ。
であれば、いつまでもここで生活しているわけにはいかないことも、天馬は頭では理解していた。
『あ、そうですね……でしたら、これから早急に筏を作って、海に出ましょう。船が通るルートは既に分かっていますので、その航路上で待機して、通り掛かった瞬間に入り込みましょう。天馬さん、魔法は使えますか?』
「ええ、大丈夫です。少しなら、扱えるようになりました」
現在、天馬が扱えるのは、水、火、風、土、を使った魔法だ。
最も得意とするのは水であり、火の魔法に少し苦手意識を持っている。
『でしたら、風を操って船に飛び乗りましょう。大きな船ですから、どこかしら飛び込める場所はあるはずです』
「分かりました。何とかやってみましょう」
風を使って自分を持ち上げる事ができるかは、まだ試したことはないが、この3日のうちに習得せねばならないだろう。
幸い、風を操ることはそこまで難しく思っていない天馬である。
多少の修練で、一時的に自分を風にのせて飛ばすくらいなら、何とか出来るようになると思われる。
『では、筏の作り方が書かれた資料を、タブレットに送信しておきます。動画も添付しておきますから、参考にしていただけると。それから……』
と、こんな感じで、天馬とディーは島からの脱出計画を練り、方針を固めていく。
そうして、天馬は急ピッチで筏の製作に取り掛かった。
水に浮く木を選別し、丈夫な蔓を身繕う。風魔法を駆使して丸太を切断し、土魔法で地面を操作して、木を転がす。そうして、材料を浜辺まで運ぶのだ。
筏の床下部分に括りつける、浮きの役目を果たす大きめの木の実なんかも回収した。中が空洞になっているもので、見た目はヤシの実のような形だ。
ディーが送ってきた筏の製作方法に目を通しながら、何とか不器用なりに形にしていく。
慣れないロープワークには大いに苦戦したが、どうにかこうにか完成系が見えてくる。
――そして、製作を始めて2日後の夕方。
「できた~!」
どうにか筏が完成。
一辺が1メートルから2メートルの長方形。丸太の下には、蔓で無理やり括りつけたヤシの実もどき。丸太の大きさが不揃いで、かなり不恰好ではあるが、どうせ一晩しか使わない即席だ。多少形が歪でも問題はないだろう。
あとは海に浮かべるだけだ。
ここまでかなり苦労したが、なんとかここまで漕ぎ着けられた。
『お疲れ様です、天馬さん。何とか間に合いましたね』
「ええ。ですけど、さすがに疲れました」
今まで、ここまで連続で魔法を使うといったことはなかったし、慣れない作業の連続で、天馬はかなりの疲労感を感じていた。
『それはまだ、天馬さんが魔法の扱いに慣れていないからですね。魔力の消費量も無駄が多いですし、もっと精進して、効率よく運用できるように努めて下さい。ですが、天馬さんが体内に内包する魔力量からすれば、今回使用した魔力は微々たるもの……その疲労は、精神的なものが大半でしょうね』
「う……もっと、頑張ります」
思ったより手厳しいディーの言葉に、天馬が俯く。
しかし、そんな天馬に、ディーは優しげに微笑んだ。
『ですが、慣れない魔法を、1ヶ月でここまで使いこなせていることには、素直に感心します……一応申し上げておきますと、女神だからと言って、誰も彼もが魔法を得意としているわけではないんですよ?』
彼女いわく。
女神の中にも、魔法の制御が苦手な者は少なくないそうだ。
自分が体内に内包する膨大な魔力に手を焼いて、うまく扱えない者もいるとか。
それと、ディー自身も、戦うことを主として創られた為、白兵戦の方が得意で、魔法に関しては、若干苦手意識があるとか。
『それで言えば、天馬さんはまだ拙いながらも、魔法をうまく扱えています。ですから、これからも鍛錬を欠かさず、その才能を伸ばして下さい』
穏やかに、ディーか口元を緩める。
魔法の腕前を叱責されると思っていただけに、天馬は思わずポカンとしてしまう。
しかしそれも一瞬。
天馬は居住まいを正して、画面越しのディーに視線を向けた。
「……ありがとうございます、ディーさん。俺、もっと頑張ってみます」
『ええ、期待していますよ。さぁ、明日の朝には船が来てしまいます。急いで海に出ましょう』
「分かりました」
天馬は、砂浜の砂を操作し、筏を滑らせるように海へと押し出した。
ちなみに、天馬は胸の谷間に存在するアイテムボックスに、島で取れるだけの食料を詰め込んでおいた。
船では息を潜めて陸を目指すことになるので、食料を確保しておかねば、後々面度な事になりかねない。
忍び込んだ船内で食料をちょまかすのは、さすがにリスクがある。
こんなときばかりは、胸の谷間という場所はともかく、物を際限なく入れておけるアイテムボックスは重宝する。
『では、座標を指定しますので、そこまで筏を移動させて下さい』
「了解です。それで、始めにどっちに?」
『では、そのまま左斜め前方に向かって下さい、距離は――』
そして、天馬は筏が海に浮うことを確認しながら、海の水を魔法で操作しディーに指定された位置まで移動する。
途中、1ヵ月の間生活した無人島に振り返り、天馬は僅かに寂しさを滲ませながら、筏を操った。
結局、泉の傍に作った簡易な住処はそのままだ。
他の獣が使うか壊すか。いずれにしろ、天馬がそこにいた足跡を、あえて残した。
この島は、女神の手違いで送られた場所だったが、それでも、天馬をいくらか強く成長させてくれたのだ。
故に、
「またな……」
天馬は小さく呟き、いずれ、また訪れる機会もあるかもしれないと、島をあとにしたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる