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はじまる冬
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「それは流石にだめでしょ!?」
僕の理性、いつぶっ飛ぶかわからなくなるよそれ!
そう思って流石に講義をするも、オードちゃんは聞いてくれなくて。
「これから寝るって時に寂しくさせたノルズくんが悪いの!」
「寂しく?」
「急に外走り回って一人ぼっちにしたくせに」
「そ、それは……」
頭を冷やそうと思って、走りたかっただけでして。
「もう準備はバッチリだって最初言ってたよね!?」
「で、でも不安になって……?」
「どっちにしろ一人にさせたノルズくんが悪いの、バカ!」
「ば、バカって」
「それなのに最後にキスしておやすみとか言って別のベッドに入っちゃうし! ほ、本当は一緒のベッドで手を繋いで眠りたい! ノルズくんの匂いのするベッドで一人で寝れるわけないじゃん!」
ぼ、僕の匂いのするベッドとかって言い方もちょっと大分あれなんですけど!
「い、いやだからって二人で寝たらそれはそれで問題が……」
「ノルズくんは、私に変なことする?」
「へ、へ、へ……っ!」
「エッチなこと、する?」
「し、しません!!!」
「じゃあ、何も問題ないじゃん」
「いや、でも……」
「なんの問題があるの? 一緒にくっついて寝たいってだけだよ?」
なんの問題って、僕の本能的なあれがそれで。
でもオードちゃんは本気で言ってて、若干涙目だし。
「……一緒に寝ます」
結局僕が白旗を上げるしか、選択肢はないわけであった。
「じゃ、電気消すね」
「はい」
ご機嫌になったオードちゃんはあれからしっかり手を繋ぐと、僕をベッドまで強制連行して横にならせた。
そのあと自分が入ってきて横になると、ちょっと狭いけれども寝れないこともなくて。
「へへ、嬉しいな」
そう言って上機嫌に握った手を何度もぐっぱぐっぱと繰り返すと、僕の方を向く。
「おやすみのキス、さっきのは不意打ちだったから無効です。今からしてください」
これ以上僕の理性を試すのと泣きたくなってくるほどに、今日のオードちゃんは鬼である。
ん、とほっぺを差し出すから、それにちゅっとキスを落として。
ん、と反対側のほっぺも差し出すから、それにちゅっともう一度キスを落として。
ん、と唇を指差すから、もう泣きたくなる思いでちゅっと軽く口付けた。
「へへへー」
僕にとって鬼のオードちゃんは、もう終始ご機嫌である。
そのあと枕をぴたっとくっつけて、僕の方へと寄ってくる。
ちなみに僕は壁側に居るので、逃げようもない。
そうして少しの沈黙の後、オードちゃんが口を開く。
「こうしてノルズくんと寝れるの、本当に嬉しいの。だって明日はおはようから一日中一緒にいられるし、おやすみまで一緒にいられるんだよ? 嬉しすぎて、何か悪いことが起きちゃうんじゃないかなって心配になるくらい」
そう言って頬を擦り寄せてきて、ちゅっとオードちゃんからもキスを落とされる。
「おやすみ、ノルズくん」
そう言って寝る体制に入ったオードちゃんの柔らかな身体が、僕の腕には当たっていて。
「おやすみ、オードちゃん……」
僕は多分眠れないけどと思いながら、一晩を過ごすのであった。
僕の理性、いつぶっ飛ぶかわからなくなるよそれ!
そう思って流石に講義をするも、オードちゃんは聞いてくれなくて。
「これから寝るって時に寂しくさせたノルズくんが悪いの!」
「寂しく?」
「急に外走り回って一人ぼっちにしたくせに」
「そ、それは……」
頭を冷やそうと思って、走りたかっただけでして。
「もう準備はバッチリだって最初言ってたよね!?」
「で、でも不安になって……?」
「どっちにしろ一人にさせたノルズくんが悪いの、バカ!」
「ば、バカって」
「それなのに最後にキスしておやすみとか言って別のベッドに入っちゃうし! ほ、本当は一緒のベッドで手を繋いで眠りたい! ノルズくんの匂いのするベッドで一人で寝れるわけないじゃん!」
ぼ、僕の匂いのするベッドとかって言い方もちょっと大分あれなんですけど!
「い、いやだからって二人で寝たらそれはそれで問題が……」
「ノルズくんは、私に変なことする?」
「へ、へ、へ……っ!」
「エッチなこと、する?」
「し、しません!!!」
「じゃあ、何も問題ないじゃん」
「いや、でも……」
「なんの問題があるの? 一緒にくっついて寝たいってだけだよ?」
なんの問題って、僕の本能的なあれがそれで。
でもオードちゃんは本気で言ってて、若干涙目だし。
「……一緒に寝ます」
結局僕が白旗を上げるしか、選択肢はないわけであった。
「じゃ、電気消すね」
「はい」
ご機嫌になったオードちゃんはあれからしっかり手を繋ぐと、僕をベッドまで強制連行して横にならせた。
そのあと自分が入ってきて横になると、ちょっと狭いけれども寝れないこともなくて。
「へへ、嬉しいな」
そう言って上機嫌に握った手を何度もぐっぱぐっぱと繰り返すと、僕の方を向く。
「おやすみのキス、さっきのは不意打ちだったから無効です。今からしてください」
これ以上僕の理性を試すのと泣きたくなってくるほどに、今日のオードちゃんは鬼である。
ん、とほっぺを差し出すから、それにちゅっとキスを落として。
ん、と反対側のほっぺも差し出すから、それにちゅっともう一度キスを落として。
ん、と唇を指差すから、もう泣きたくなる思いでちゅっと軽く口付けた。
「へへへー」
僕にとって鬼のオードちゃんは、もう終始ご機嫌である。
そのあと枕をぴたっとくっつけて、僕の方へと寄ってくる。
ちなみに僕は壁側に居るので、逃げようもない。
そうして少しの沈黙の後、オードちゃんが口を開く。
「こうしてノルズくんと寝れるの、本当に嬉しいの。だって明日はおはようから一日中一緒にいられるし、おやすみまで一緒にいられるんだよ? 嬉しすぎて、何か悪いことが起きちゃうんじゃないかなって心配になるくらい」
そう言って頬を擦り寄せてきて、ちゅっとオードちゃんからもキスを落とされる。
「おやすみ、ノルズくん」
そう言って寝る体制に入ったオードちゃんの柔らかな身体が、僕の腕には当たっていて。
「おやすみ、オードちゃん……」
僕は多分眠れないけどと思いながら、一晩を過ごすのであった。
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