不吉な九番目の子だろうと、妾が次代のドラゴニア皇帝に決まっておろう!

スズキヒサシ

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花束をあなたに

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 妾じゃ!
 空はすっかり五月晴れ。
 庭園にはバラが咲き乱れておる。
 そして、妾はというとーーー。

「バーミリオンさまぁ!!」
「ひめ様どこですかぁ!?」

 かくれんぼ・・・・・・ではないぞ。
 これは前々から考えていた絶対にやらねばならぬ極秘任務なのじゃ。
 今は中庭の垣根に隠れて東洋の忍びのように華麗に侍女たちをいておるわ。
 ゲーマーでもある妾が常日頃メタルギア何某なにがしで磨いた技を駆使して、このように宮から抜け出し、中庭のバラの庭園を潜り抜け、颯爽さっそうと兄姉たちの宮をも通り過ぎ、とある婦人に会いに行くミッション。
 何がなんでも成功させねばならぬ。
 服は地味~な灰色のワンピース。
 頭には深々と黒い帽子。
 本当はオシャレして行きたかったんじゃが、こればかりは仕方がない。
 見つかったら計画はおじゃんになるからの。
 妾がコソコソとこうしておるのも皆が反対するとわかっておるからじゃ。
 妾とて最初は子どものように素直に言うことを聞いておった。

『ひめ様、良い子にしていればすぐ会えますよ』
『バーミリオン様はワガママ言いませんよね』
『寂しくてもみんな我慢しているんですから』

 妾は聞き分けの良い子でいようとした。
 しかし、いつまでじゃ?
 先月もその前の月も、半年前も一年前も。
 会えなくなって三年も経つ。
 このままずっと会えなかったら?
 妾は九つの時に信じた侍女たちの『すぐに会えますよ』が、その場しのぎの詭弁きべんであったと知ったのじゃ。
 もちろん皆は悪意もなかったろうし、本当にそう思っていたのかもしれぬ。
 じゃが、妾はもう十二才じゃ。
 分別もつくし行儀良くもできる。
 つまり、妾が母上に会うのに何の問題があろうか!
 いやない!

 ということで、折しも今日は母の日じゃ。
 妾はお忍びで母上の宮である白薔薇の宮殿ホワイトローズパレスに行く。

        ✴︎

 そう決めて二時間半経過じゃ~~~。
 妾はいま隣の隣の隣の? 宮の庭園にたたずんでおる。
 もし獣人のように立った耳があれば、かなりへんにょりと垂れ下がっておろう。
 母上の宮は王宮の敷地内でも辺鄙へんぴな場所にあるので、幾つもの建物を通り過ぎなければならぬのじゃ。
 でも妾・・・・・・ここが誰の庭園かわからなくなってしもうた(半泣き)。
 右を見ても左を見ても、前も後ろも同じ意匠の庭なんじゃ。
 ちょっと立ち止まったら、どっちから来たかも忘れてしもうた。

「こ、ここはどこなんじゃ~~~!」

 早朝に出発したのにお天道様はもう高くなっておるし、なぜかここの庭は誰もおらぬし。
 どうなっておるんじゃ!?
 せめて庭師でもいたらの。
 こっそりつけて行けばこの厄介な庭園から出られるはずなんじゃが。
 妾はしばし、この庭園をうろうろしたあげく、疲れはててベンチに座り込んだ。
 手には果樹園になっていたりんごを握っておる。
 ぼりぼりとりんごを食べ始める。

「甘いのぉ。しかし、どうしたものか」

 すると、ふいに返事が返ってきた。

「何がですか?」
「何がって、ここから出るにはどうしたらよいのか、を・・・・・・」

 壁のような垣根の向こうから現れたのはーーー。

「んのぉ~~~!」
「なんですか、その下品な言葉づかいは」
「な、な、な、なんでここにおるんじゃ!?」

 妾の宮にいるはずの、侍女たちを束ねるボス、その名もセレスティが不機嫌そうに立っておった。
 侍女頭であるセレスティは、妾の乳母でもある。
 つまり、その・・・・・・妾のもう一人の母のようなものなのじゃ。
 すなわちその・・・・・・妾はセレスティには頭が上がらぬというか、偉そうにはできぬというか、そんな感じなのじゃ。

「バーミリオン様」
「へ、へいっ」
「なんですか、その返事は。ちゃんとなさい」
「は、はい!」
「宮の侍女も侍従も騎士たちも、皆がひめ様を心配して探していますよ。さあ、帰りましょう」
「・・・・・・か、帰らぬ」
「なんと言いました?」
「わ、妾は帰らぬ」

 ボソボソとしか声が出ないのは怖いからではないぞ。
 妾は次代の皇帝になる者。
 侍女頭の一人や二人怖がったりせぬのじゃ。
 まあ、でもちょっとセレスティは不機嫌なようなので、これ以上怒らせるのはやめとくのじゃ。
 妾はセレスティと目を合わさず、ただじっと手にした齧りかけのりんごを見つめる。
 すると、セレスティがため息をついた。

「バーミリオン様、その花束はどうされたのです?」

 ベンチにはカーネーションの花束が置いてある。

「これは・・・・・・」

 妾が言い淀むと、セレスティはそっと花束を手に取った。

「きれいに作ってありますね。庭師に頼んだのですか?」
「う、うむ。ちゃんと支払いもしたぞ。妾の小遣いでな」
「そうですか」

 怒られるかと思うたが、セレスティはじっと花束を見つめている。

「では、バーミリオン様。行きますよ」
「妾、帰らぬぞ。それを渡すまで帰らぬからな」

 今日は決死の覚悟で来たのじゃ。
 絶対絶対この花を母上にーーー。

「誰が帰ると言いました」
「えっ?」
「白薔薇の宮に行くのでしょう」

 セレスティはこともなげにそう言うと、妾の手を掴んだ。

          ✳︎

 白薔薇の宮は、その名のとおり宮殿全体が白い砂で塗られており、今日は暖かい陽の光を浴びて輝いていた。
 妾は迷っていた庭園をようやく抜けて、セレスティと宮殿の正門から中へと入る。
 侍女や侍従、騎士が常駐しているが、宮の中は静かで足音がコツコツと響いているだけじゃ。
 妾とセレスティの前を、この宮の老執事が案内してくれるが、さしもの妾も神妙にしておる。
 真っ白な壁に、静かな廊下。
 妾の宮とは大違いじゃ。
 妾の宮は廊下に色とりどりの花が盛大に飾られておるし、壁には妾の傑作の絵がたくさん飾られて、侍従や侍女がかしましく働いているからの。
 こんなに静かな宮は初めてじゃ。
 屁でもしようものならフロア中に響き渡るじゃろう。
 ここでの生活はきっと落ち着かぬな。

「ここです」

 老執事が立ち止まったのは大きな両開きの扉の前。
 妾はセレスティと目を合わせた。

「ひめ様、礼儀を忘れてはなりませんよ」
「わかっておる」

 花束を抱えた胸がバクバクして心臓が飛び出しそうじゃ。
 老執事がノックをして扉を開くと、まずは妾が部屋に進み出た。
 白い壁、白い天井、開いた窓からの風でレースのカーテンがはためいている。
 部屋はとても広かった。
 妾の寝室よりも広く、明るく、なんだか目がチカチカする。
 基本的に竜族は明るいよりも暗い方を好む。
 じゃが、この部屋は一階にあるからか壁一面が中庭に出られるようにガラス張りになっていて、陽の光が全体を満たしていた。
 そして嗅ぎなれない薬品の匂い。

「マシロ様、お客様がいらっしゃいましたよ」

 老執事の声に女性が答えた。

「あら、誰かしら?」

 セレスティにそっと背中を押され、声の方へと歩いて行く。
 大理石のテーブルが置かれた室内から右手に大きな天蓋てんがい付きのベッドがある。
 天蓋から落ちる布は左右に開かれて、真っ白なシーツに長い髪の女性が横になっていた。

「は、母上・・・・・・」

 ゆっくりと上半身を起こしたマシロ・ヘデス・ドラゴニアは青白い顔でこちらを見た。
 目は落ちくぼんで頬は痩せて、以前に会ったときよりずいぶん歳を取っている。
 妾にそう見えただけかもしれぬが。

「あなたは・・・・・・?」
「わ、妾はその・・・・・・」

 なぜか喉が詰まったようじゃ。
 母上はさらに身体を起こすと、まじまじと妾を見た。

「もしかして、バーミリオンなの?」
「う、うむ」
「まあ」

 驚いたように母上は頬に細い指を当てる。

「なんだか久しぶりな気がするわね」

 久しぶりどころか三年ぶりなのじゃが。

「とりあえず、そんなところに立ってないで。ここに来なさいな」

 ぽんぽんとベッドを叩き、母上は妾を手招いた。
 ギクシャクした足取りで母上のベッドに近づくと、さらにシーツの上に座るように促される。
 妾は言われるままにそうした。

「髪が伸びたのね。陛下と同じ燃えるような焔色。手入れもしているみたいね」
「は、母上の白い髪も綺麗じゃ」
「そう? 年寄りみたいじゃない?」

 妾はブンブンと激しく首を横に振る。
 母上は肌も髪も真っ白な陶器のように美しい。
 目の色は薄いせいでまるで透明な水をたたえたようなのじゃ。
 ドラゴニア皇帝の一族はみな真紅の髪と目をしておるが、母上は北方の出身で白竜の血を引いているので、まるで別の生き物のように美しく感じる。
 妾はちょっとだけ、自分も真っ白ならよかったなと思ったぐらいじゃ。
 ただ皇帝になるには、その血を継いでいることが見てわかるように紅くないといけないので、母上のためにも妾はドラゴニアらしい見た目を誇らなければならぬ。
 妾は抱えていた花束を母上に手渡した。

「は、母上。お祝いの花じゃ」
「あら、ありがとう。でもお祝い? わたし誕生日だったかしら?」
「今日は母の日なのじゃ」
「母の日? そうだったの」

 すっかり忘れておったらしい。
 でも母上は嬉しそうに赤いカーネーションを眺めている。

「ありがとう、バーミリオン。それで、あなた学校はどうなの?」
「学校? どうなのとは?」
「九才なら学校に行っているでしょう。友達はできたの?」

 妾はハッとして言葉に詰まった。

「あ、ああ。学校・・・・・・学校な。大丈夫じゃ。うまくやっておる。友達もたくさんじゃ」
「そう。ならよかったわ」

 にこにこしている母上は、何も不思議に思ってないようじゃ。
 ぎこちない笑顔を返す妾に、離れていたセレスティが声をかけてきた。

「バーミリオン様。そろそろお帰りになる時間です」

 母上が慌てて妾の手を掴んだ。

「まあ、もう帰ってしまうの? もう少しいたらいいのに。バーミリオンもまだ居たいわよね」
「う、うむ・・・・・・」

 しかし、セレスティが心配そうにこちらを見ているので、妾は立ち上がった。

「すまぬ、母上。また近々会いに来るので、今日はこれぐらいで失礼するのじゃ」
「そう・・・・・・」

 母上に退室の挨拶を告げると、妾はセレスティと共に部屋を出た。
 静かな白い廊下を、今度は老執事なしで戻って行く。
 白薔薇の宮を出て、兄姉たちの宮を通り過ぎ、沈黙のまま歩き続ける。
 妾の宮の庭園に入ると、ふいにセレスティが立ち止まった。

「どうしたんじゃ?」
「・・・・・・ひめ様、大丈夫ですか?」

 問われている意味がわからず、妾が首を傾げると、セレスティは白いハンカチを出して妾の顔をごしごし拭き始めた。

「痛いのじゃ!」
「ええ。わかっております」

 それでもセレスティは妾の顔を拭くのをやめなかった。
 びしょびしょになったハンカチを裏返して、今度は妾の鼻をつまむ。

「鼻ぐらい自分でかめる」

 妾はブーーーンと勢いよくかんで、そのままセレスティにハンカチを返した。

「母上は色々と忘れてしまっておるのだな」
「そうですね」
「妾はもう十二才じゃ。学校には行っておらぬし、前に会ったのは三年も前なのに」
「ええ」
「あんなにやつれてしもうて・・・・・・。妾の呪いのせいで母上は苦しんでおる」
「ひめ様のせいではありませんよ」
「妾を産んだせいじゃ」

 セレスティがそれは違うと言うのを、妾は頷きつつも聞いていなかった。

『ドラゴニア皇帝の九番目の子は呪われる』

 しかし、その呪いは本人を苦しめるものではなく、周りにいる者に降りかかる。
 母上は妾を産んだことで最初に呪われた。
 感情をたかぶらせると、妾は無意識に他人の魔力を奪ってしまう。
 母上は妾を身ごもっている間に、何度も呪いを受けてしまった。
 魔力をほとんど失ったせいで、徐々に身体の機能が衰えていき、今ではベッドから離れられない。

「セレスティ、妾決めたぞ」
「何をですか?」

 帰りついた燃え盛る炎ノ宮バーニングパレスは白薔薇の宮とは違い、騒々しかった。
 妾を探して呼ぶ声があちらこちらから聞こえる。
 ここにいれば妾は安心安全かもしれぬが、それでもーーー。

「妾は学校へ行くぞ!」

 セレスティは別段驚きもせず、ただにっこりと微笑んだ。
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