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二話 転生
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「猫を庇って死ぬなんて、とんだ大馬鹿者だニャー」
なんだこの声、私は車に轢かれて死んだんじゃ?
だとしたらこの声は神様か何かの声なのかな。
だけどニャーなんて猫を馬鹿にするような話し方はたとえ神でも絶対に許されないぞ。
「何を馬鹿なことを考えてるんだ、いいから起きニャさい」
説教じみた声と共に、私の顔に柔らかくも弾力のある物体が触れた。
これは……肉球だ!
私はカッと目を見開き立ち上がった。
「ウニャァァァ!急に立ち上がるんじゃニャイ!」
何もない真っ白な空間に、毛を逆立てた猫がこちらを見据えている。
濡れ羽色の神々しい毛並みに、透き通った青空のような瞳、私と同じくらいの大きさだけどこれは間違いない猫様だ!
「猫ちゅぁぁぁん!」
私は雄叫びをあげながら、黒猫に飛び付いた。
モフモフの体に顔を埋めて深呼吸をする。
「はぁぁぁぁ……ここ天国?そうだよね?じゃあ思う存分吸ってもいいよね!」
「ニャァァァ!やめろぉぉぉ!僕の話を聞けニャ!」
黒猫は私の体から器用に抜け出すと、人間みたいにため息をついた。
「僕の体を見て取り乱すやつはいるけど、お前みたいな奴始めてニャ」
「つれないなぁ、もう少しモフらせてよ」
私はレスラーみたいな体勢でジリジリと距離を詰めていく。
「話を聞け人間、僕はお前に恩恵を授けるために来たのニャ!」
恩恵?貴方の体を堪能できる以上の恩恵なんて無いんですが。
「まずは名を名乗るニャ、僕はケット・シー、人間の幸福を司っている神様ニャ」
猫は威張るように胸を張って言った。
傲慢でカワイイ。
「お前の人生は物凄く悲惨なものだったニャ、だけどそれは、実は手違いだったのニャ」
手違い?
私の人生は悲惨なものになる予定じゃなかったってこと?
「話が早いニャ、実は人間の人生における幸と不幸の塩梅を決めてるのは僕ニャンだけど、ちょっと設定を間違えてしちゃったのニャ」
じゃあ、そのミスがなかったら私は幸せな人生を送れてたってことなの?
そんなの、理不尽すきるだろ。
「お前の怒りはもっともニャ、だから僕の判断で、お前を僕の管理する別の世界で生まれ変わって貰って、そこで幸せに暮らして貰うことにしたんだニャ」
別の世界で生まれ変わらせて埋め合わせってこと?
そんなのめちゃくちゃじゃん……。
「お前が怒るのも仕方のないことニャ、僕はどんな謗りでも受ける覚悟ニャ」
手違いで不幸な人生送らせて、それを次の人生で埋め合わせなんて、そんなのメチャクチャすぎるし、理不尽すきるよ……。
だけど、だけど……!
「その理不尽さが良いんだよねぇぇぇ!」
そう叫んで私はケットシーの不意をつき飛び付いた。
「猫はどんなミスしてもカワイイからオールオッケーだよぉぉ!人の姿だったら殺意を覚えるくらいキレてただろうけど、猫はミスもカワイさの一部だし、そのミスを自分で取り返そうとするなんてお利口さんすぎるよぉぉ!」
「ニャァァァア!心配した僕が馬鹿だったニャ、早く離れるニャ!」
そう言ってケットシーは体を震わせて私を振りほどいた。
「ハァハァ、話が進まニャイから本題に入るニャ」
ケットシーは息を切らしながら言った。
キッと睨んだ顔もカワイイ。
「新しい世界に転生するにあたって何か希望はあるかニャ?魔法からスキルから何でもあるニャ」
魔法にスキル?そんなファンタジー世界みたいなところに生まれるの私。
「そうニャ、魔法にスキル、魔物までいる面白い世界でお前には幸せに暮らして貰うニャよ」
希望か、そんなの私には一つしかないよ。
「その世界の猫全てに愛されたい!」
私は高らかにそう宣言した。するとケットシーは呆れたようにため息をついた。
「お前ならそう言うと思ったニャ、じゃあお前の職業はテイマーにして、猫に対する特化もつけるニャ、仲間にしたい対象に向けてテイムと唱えれば、魔物だろうがなんだろうが猫なら簡単に仲間に出きるニャ」
ケットシーは私に与える恩恵をスラスラと説明した。
言葉使い堪能でカワイイなぁ。
テイマーってなんかゲームとかに出てくる魔物とかを使役する奴だよね、すこぶるファンタジーな世界なんだなぁ。
「鑑定のスキルもつけとくニャ、これで自分や魔物のステータスを把握できるはずニャ」
至れり尽くせりじゃん、この猫様私のこと好きなの?
「勘違いするニャ、これはあくまでも僕なりのけじめとしてやってるだけニャ」
「猫のツンデレはやっぱり良いなぁ」
「お前無敵じゃニャいか……」
ケット・シーはため息をついた。
「生まれは貴族の家にするつもりだけど、何か希望はあるかニャ?」
出生かぁ。
正直、人間との交流にトラウマありすぎて人とは極力会いたくないんだよなぁ。
「人のいない森とかで生まれることできない?生まれたあとは自分でどうにかするからさ」
ケットシーは察したように頷くと、
「お前が望むならそうしとくニャ、ただ流石に赤子の姿で森では生きられニャいから、十歳程度の姿で生まれるようにしてやるニャ」
生まれたあとのアフターケアまでしてくれるなんて完璧だなこの猫様。
「森で目覚めたらステータスオープンと唱えてみると良いニャ、それで自分のステータスを確認できるニャ」
森で目覚めたらステータスオープンね。
いくら私でもそれくらいは覚えられるよ。
「それじゃあ、最後に何か言いたいことはあるかニャ?」
最後に言いたいことか、これが終わったら私は異世界とやらに転生することになんだな。
じゃあ最後に……最後に!
「最後に、肉球触らせてぇぇぇぇ!」
叫んだと同時に、私の足元に大きな穴が空き、私の体が落下していった。
落ちてる!私の体落ちてる!
上を向くと、穴の上でアッカンベーをしているケットシーが見えた。
「うわぁぁぁぁぁぁ!その顔もカワイイィィィィ!」
私らしい叫び声をあげなから、穴の底へと落ちていった。
なんだこの声、私は車に轢かれて死んだんじゃ?
だとしたらこの声は神様か何かの声なのかな。
だけどニャーなんて猫を馬鹿にするような話し方はたとえ神でも絶対に許されないぞ。
「何を馬鹿なことを考えてるんだ、いいから起きニャさい」
説教じみた声と共に、私の顔に柔らかくも弾力のある物体が触れた。
これは……肉球だ!
私はカッと目を見開き立ち上がった。
「ウニャァァァ!急に立ち上がるんじゃニャイ!」
何もない真っ白な空間に、毛を逆立てた猫がこちらを見据えている。
濡れ羽色の神々しい毛並みに、透き通った青空のような瞳、私と同じくらいの大きさだけどこれは間違いない猫様だ!
「猫ちゅぁぁぁん!」
私は雄叫びをあげながら、黒猫に飛び付いた。
モフモフの体に顔を埋めて深呼吸をする。
「はぁぁぁぁ……ここ天国?そうだよね?じゃあ思う存分吸ってもいいよね!」
「ニャァァァ!やめろぉぉぉ!僕の話を聞けニャ!」
黒猫は私の体から器用に抜け出すと、人間みたいにため息をついた。
「僕の体を見て取り乱すやつはいるけど、お前みたいな奴始めてニャ」
「つれないなぁ、もう少しモフらせてよ」
私はレスラーみたいな体勢でジリジリと距離を詰めていく。
「話を聞け人間、僕はお前に恩恵を授けるために来たのニャ!」
恩恵?貴方の体を堪能できる以上の恩恵なんて無いんですが。
「まずは名を名乗るニャ、僕はケット・シー、人間の幸福を司っている神様ニャ」
猫は威張るように胸を張って言った。
傲慢でカワイイ。
「お前の人生は物凄く悲惨なものだったニャ、だけどそれは、実は手違いだったのニャ」
手違い?
私の人生は悲惨なものになる予定じゃなかったってこと?
「話が早いニャ、実は人間の人生における幸と不幸の塩梅を決めてるのは僕ニャンだけど、ちょっと設定を間違えてしちゃったのニャ」
じゃあ、そのミスがなかったら私は幸せな人生を送れてたってことなの?
そんなの、理不尽すきるだろ。
「お前の怒りはもっともニャ、だから僕の判断で、お前を僕の管理する別の世界で生まれ変わって貰って、そこで幸せに暮らして貰うことにしたんだニャ」
別の世界で生まれ変わらせて埋め合わせってこと?
そんなのめちゃくちゃじゃん……。
「お前が怒るのも仕方のないことニャ、僕はどんな謗りでも受ける覚悟ニャ」
手違いで不幸な人生送らせて、それを次の人生で埋め合わせなんて、そんなのメチャクチャすぎるし、理不尽すきるよ……。
だけど、だけど……!
「その理不尽さが良いんだよねぇぇぇ!」
そう叫んで私はケットシーの不意をつき飛び付いた。
「猫はどんなミスしてもカワイイからオールオッケーだよぉぉ!人の姿だったら殺意を覚えるくらいキレてただろうけど、猫はミスもカワイさの一部だし、そのミスを自分で取り返そうとするなんてお利口さんすぎるよぉぉ!」
「ニャァァァア!心配した僕が馬鹿だったニャ、早く離れるニャ!」
そう言ってケットシーは体を震わせて私を振りほどいた。
「ハァハァ、話が進まニャイから本題に入るニャ」
ケットシーは息を切らしながら言った。
キッと睨んだ顔もカワイイ。
「新しい世界に転生するにあたって何か希望はあるかニャ?魔法からスキルから何でもあるニャ」
魔法にスキル?そんなファンタジー世界みたいなところに生まれるの私。
「そうニャ、魔法にスキル、魔物までいる面白い世界でお前には幸せに暮らして貰うニャよ」
希望か、そんなの私には一つしかないよ。
「その世界の猫全てに愛されたい!」
私は高らかにそう宣言した。するとケットシーは呆れたようにため息をついた。
「お前ならそう言うと思ったニャ、じゃあお前の職業はテイマーにして、猫に対する特化もつけるニャ、仲間にしたい対象に向けてテイムと唱えれば、魔物だろうがなんだろうが猫なら簡単に仲間に出きるニャ」
ケットシーは私に与える恩恵をスラスラと説明した。
言葉使い堪能でカワイイなぁ。
テイマーってなんかゲームとかに出てくる魔物とかを使役する奴だよね、すこぶるファンタジーな世界なんだなぁ。
「鑑定のスキルもつけとくニャ、これで自分や魔物のステータスを把握できるはずニャ」
至れり尽くせりじゃん、この猫様私のこと好きなの?
「勘違いするニャ、これはあくまでも僕なりのけじめとしてやってるだけニャ」
「猫のツンデレはやっぱり良いなぁ」
「お前無敵じゃニャいか……」
ケット・シーはため息をついた。
「生まれは貴族の家にするつもりだけど、何か希望はあるかニャ?」
出生かぁ。
正直、人間との交流にトラウマありすぎて人とは極力会いたくないんだよなぁ。
「人のいない森とかで生まれることできない?生まれたあとは自分でどうにかするからさ」
ケットシーは察したように頷くと、
「お前が望むならそうしとくニャ、ただ流石に赤子の姿で森では生きられニャいから、十歳程度の姿で生まれるようにしてやるニャ」
生まれたあとのアフターケアまでしてくれるなんて完璧だなこの猫様。
「森で目覚めたらステータスオープンと唱えてみると良いニャ、それで自分のステータスを確認できるニャ」
森で目覚めたらステータスオープンね。
いくら私でもそれくらいは覚えられるよ。
「それじゃあ、最後に何か言いたいことはあるかニャ?」
最後に言いたいことか、これが終わったら私は異世界とやらに転生することになんだな。
じゃあ最後に……最後に!
「最後に、肉球触らせてぇぇぇぇ!」
叫んだと同時に、私の足元に大きな穴が空き、私の体が落下していった。
落ちてる!私の体落ちてる!
上を向くと、穴の上でアッカンベーをしているケットシーが見えた。
「うわぁぁぁぁぁぁ!その顔もカワイイィィィィ!」
私らしい叫び声をあげなから、穴の底へと落ちていった。
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