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見つけた。
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※エロはないです。エロはないです。なんか裏側の事情というか余談ですね。
╭━――――――――――――――― •●• ―――――――――――――――━╮
魔法学院の初日。
つつがなく入学式典は終了した。
礼服の裾をひるがえし、学院の歩廊を急いて進みながら、つくづく思う。
式典など中断してやればよかった。
感じる。
血か。それとも魂か。
惹かれている。
脳裏に思い返す。
先ほどの魔法学院の入学式典のさなかの刹那。
大講堂に詰めた数百人からなる群れの隙間から、一瞬だけ望めた姿を。
学院の敷地を、手がかりの残滓を求めて歩き回っている。
まちがいない。
どこかに、しかし近くに、確実に存在している。
今、この瞬間にも!
まったく本当に。
式典など中断させて、さっさと捉えるべきだった。
だいたい大講堂に八方もの出入り口を設けた建築者は何を考えている。
おかげで完全に見失ってしまったではないか。
有力な上級生との会食を、などと乞うてきた愚か者は魔力で這いつくばらせてやった。
そんなものは案山子か神輿にでも恃めばいい。
たしかに私の血は尊いものだが、有象無象のため費やす気などない。
このような狭い箱で閥をつくって何になるのか。
逸る気持ちを抑え、学院の探索をつづけたが成果は無かった。
そして気づく。
魔法学院の敷地は、おおむね貴人用と平民用とに分割されている。
中央に両者が交じり合う学舎を挟む形でだ。
ということは――まさか。
この私に相応しい相手であれば当然のことと貴人用の敷地ばかりを見回っていたが。
よもや、そういうことか?
しかし貴族の一員でないとすれば今まで気づかなかったことにも肯ける。
我が家門は辺境にあれども、皇族の式典に際しては、そのつど中央都府まで出向いてやっていたのだ。
そんな地方貴族の子弟も雁首をそろえる場であっても、今日まで一度も見ることがなかったのなら――
「おや、竜公子じゃないか」
学舎を突っ切ろうとしたところで横合いから声をかけられた。
「ずいぶん久しいね」
「ああ、皇子か」
ひょろっと立っていたのは神輿――もとい皇国の第三皇子だった。
私とて、この皇国を護る権門の後胤だ。
ともに当年とって十六歳。
立場上、幼いころに顔合わせは済んでいた。
美しいもの、光るものは、なべて鑑賞と蒐集に価する。
その観点からいえば、この皇子は顔だけならば文句なしに合格の男だ。
かえって顔以外の凡庸さが際立ってしまうのは残念なことだが。
第三という予備の立場であるからには意図的な演出もあるのだろう。
いかにも柔弱な皇子のかたわらに侍る、上背のある男が顔をしかめた。
私や皇子と同年であるため見覚えてはいる。
腰に佩いている、なまくらも。
学舎で干戈を帯びることを允可されているのは、わずか一握りである。
一応は、その一員というわけだ。
この私にも権限はあれど必要としないので何も携行はしていない。
貧弱な武器に頼るしか能がない案山子に睨まれたところで、なんら痛痒を感じはしない。
「……貴様、殿下に向かって無礼だぞ」
「それは失敬」
受け流して笑ってやる。
と、長身だけが取り柄の案山子――もとい武門の統領である勢家の跡取りは、さらに顔をしかめた。
国を興した当初は我が家門と肩を並べて護国をなした権門だったのだが。
今や俗塵のしがらみで雁字搦めだ。
かかる有事でさえ皇国の中央都府から動かず皇族におもねりつづけ、かつての盾持ちから太鼓持ちへと堕している。
とはいえ都府では皇族への礼儀とやらが重要であると知ってはいる。
魔法学院が都府にある以上、慮るのもやぶさかではない。
胸に拳を当てて一揖する。
「殿下、式典での答辞は見事でした」
「聞いていなかったろう。心ここにあらずなのが壇上から見て取れたよ」
苦笑された。
不覚だった。
しかし、ならば話が早い。
「見つけました」
「……おや」
さすが予備の神輿であっても皇族か。
面持ちが神妙になった。口許に曲げた指をあてている。
考えごとをするときの癖は幼いころから変わっていないようだ。
「そうか――寄宿舎に?」
「おそらく。ですが、貴人側ではないようで」
「それは…………それで面倒なことにならなければ可いが」
顔色を窺われたので、笑顔を返してやった。
すると皇子の口の端が引き攣った。これだから神輿は。
「おい。無駄に魔力をまき散らすなっ」
ずいと案山子が出てきて庇った。
まったく中央の連中は軟弱で困る。
辺境では、これしきで気色ばんだりはしない。
氷雪が吹き荒れ、魔物が跋扈する辺境では、強さこそが正義であり、善だ。
興国のおり、我が家筋の初代は竜と契り、絶対の境界を敷いた。
つまり我ら竜公の領土そのものが皇国を皇国として成さしめている。
いまだ我が家門が辺縁にとどまるのは誉れあってこそ。
その大恩を忘れ、ないがしろにするようでは皇国に未来はない。
つまり私にとっての最重要事項は、この皇国にとっても最優先事項だ。
すぐに皇子が軽い手振りで案山子の後嗣をさがらせた。
まがりなりにも躾をされてはいるらしい。
背の高い案山子に、少し伸びあがって耳打ちをしている。
「それは――! いえ、畏まりました。すぐにッ」
こちらを睨んでから長身が速足で立ち去っていく。
皇子が眉尻を下げて笑う。
「すまないね、どうにも心配性で」
「なんなら殿下のほうがお強いでしょうに」
「それは――彼の前では言わないでやって欲しいな」
せせら笑ってやると、唇の前に指を立てて柔和に微笑まれた。
本当に顔だけなら合格なのが惜しい。
戻ってきた案山子は書簡の束をわしづかみにしていた。
放って寄越してくる。
「平民の名簿だ。まったく――こんな使い走りを」
「ご苦労さま、助かったよ」
「はっ」
ねぎらわれ、嬉しそうに尻尾を振っている様を幻視した。
案山子より狗だったか。
そんなことはどうでもいい。
素早く名簿に目を通す。
そして――。
とある一節で、唇の端が釣り上がるのが自分でも分かった。
見つけた。
見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。
ついに!
その昔。
竜と契るにあたって我が家筋は祝福と、そして呪詛を受けた。
竜血を継ぐもの――特に直系には例外なく発動する祝いと呪い。
生まれつきの膨大な魔力が、それだ。
人身には過ぎたる魔力は禍福も表裏一体だった。
成長するにつれて弥が上に増す己の魔力に酔い、溺れ、狂う。
魂が歪み、欠けてしまう。
それはそれで護国と鎮魂のための人柱の素体として有用であるし、血族は常に覚悟を持つのだが。
回避する道筋は、ひとつだけだ。
つがいを見つける。
荒ぶる竜の血を鎮める、世界に唯ひとりだけの運命、魂の半身を。
それを得て竜の祝福は安定し、護国の境界はきわめて強固となる。
皇子の後押しを取りつけ、即座に学院に通達した。
平民用の寄宿舎でなく、しかし貴族のためのそれでもない。
主に皇族が逗留する宿舎に、ふたりが暮らす部屋を用意させる。
どうせ当代では使わないと聞いている。
設備は使いつづけたほうが錆びつかないものだ。
この私が有効活用してやろう。
学院の敷地内の、どの建物からも離れた立地。
堅牢な守護がかけられているため、出入りできるのは登録された者のみ。
もう魔力紋の登録は済ませた。
私と、そして学院に登録されていた彼の、そのふたつを。
とはいえ支度をするためには使用人にも允可せねばならず、忌々しく感じられたが。
急がせて、すっかり使えるようになった部屋で待つ。
さあ、早く来い。
居ても立ってもいられず数刻にわたって扉を注視している。
早く、早く私のもとに――堕ちて来い。
扉がゆっくりと開き始めたとき、私は心から笑っていた――。
その後。
運命のつがいにつれなくされて、つい腹が立って遊んでしまった。
されど、さすが私のつがいだ。
理想的な反応を見せてくれた。
本当はもっと甘やかしてやりたかったのだが。
それにしても、まさかこの私が反抗さえも愛おしいと思う日が来ようとは。
抱くほどに惹かれてゆく。
わずかでも側にいないことには、もはや耐えられない。
失えば間違いなく気が狂う。
ここにいたっては否応なしに確信するしかなかった。
身も心も虜にされた私は永遠に彼から離れることはできない、と。
【了】
╰━―――――――――――――――・〇・―――――――――――――――━╯
いうほど血の気、鎮められてる?
この家は代々、門外不出の秘術でファンタジー人工授精してたりする。竜の因子を人に組み込むのに比べれば簡単簡単! え、副作用で魂が欠けて狂う? じゃ残った躰は呪術に使っちゃいましょうね~、とかいう御国のために覚悟ガンギマリ血族なので偉そうにしても許されるらしい。
なので初対面の最初のほう、実は本人的にはとんでもなく腰を低くして下手に出てたんだよって話。メッキはすぐ剥がれた。素地は脳筋。猫かぶりは皇子のが上手。
卒業して辺縁に帰郷したら魔物の対処とかに追われるから、そうなると片時も手放さないのとか難しくなるし、在学中にヤり溜めしたかった、などと供述しており。
連れて行くのは確定事項だった。国家機密だからね、仕方ないね。
ちなみに、つがいが自分以外の魔力を感じるとか耐えられないので、その後、いたるところに自分以外の魔力を遮断するリング(国宝級)を付けさせます。
形状? 言わずもがーな。
願いが叶ったよ、やったね主人公。
このふたり、実は立場と体質を取っ払ったら性格や性向は似ていたりする。なので、ご主人さまが何かの拍子に弱ったら、えげつない下克上します。魂の半身はダテではない。
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魔法学院の初日。
つつがなく入学式典は終了した。
礼服の裾をひるがえし、学院の歩廊を急いて進みながら、つくづく思う。
式典など中断してやればよかった。
感じる。
血か。それとも魂か。
惹かれている。
脳裏に思い返す。
先ほどの魔法学院の入学式典のさなかの刹那。
大講堂に詰めた数百人からなる群れの隙間から、一瞬だけ望めた姿を。
学院の敷地を、手がかりの残滓を求めて歩き回っている。
まちがいない。
どこかに、しかし近くに、確実に存在している。
今、この瞬間にも!
まったく本当に。
式典など中断させて、さっさと捉えるべきだった。
だいたい大講堂に八方もの出入り口を設けた建築者は何を考えている。
おかげで完全に見失ってしまったではないか。
有力な上級生との会食を、などと乞うてきた愚か者は魔力で這いつくばらせてやった。
そんなものは案山子か神輿にでも恃めばいい。
たしかに私の血は尊いものだが、有象無象のため費やす気などない。
このような狭い箱で閥をつくって何になるのか。
逸る気持ちを抑え、学院の探索をつづけたが成果は無かった。
そして気づく。
魔法学院の敷地は、おおむね貴人用と平民用とに分割されている。
中央に両者が交じり合う学舎を挟む形でだ。
ということは――まさか。
この私に相応しい相手であれば当然のことと貴人用の敷地ばかりを見回っていたが。
よもや、そういうことか?
しかし貴族の一員でないとすれば今まで気づかなかったことにも肯ける。
我が家門は辺境にあれども、皇族の式典に際しては、そのつど中央都府まで出向いてやっていたのだ。
そんな地方貴族の子弟も雁首をそろえる場であっても、今日まで一度も見ることがなかったのなら――
「おや、竜公子じゃないか」
学舎を突っ切ろうとしたところで横合いから声をかけられた。
「ずいぶん久しいね」
「ああ、皇子か」
ひょろっと立っていたのは神輿――もとい皇国の第三皇子だった。
私とて、この皇国を護る権門の後胤だ。
ともに当年とって十六歳。
立場上、幼いころに顔合わせは済んでいた。
美しいもの、光るものは、なべて鑑賞と蒐集に価する。
その観点からいえば、この皇子は顔だけならば文句なしに合格の男だ。
かえって顔以外の凡庸さが際立ってしまうのは残念なことだが。
第三という予備の立場であるからには意図的な演出もあるのだろう。
いかにも柔弱な皇子のかたわらに侍る、上背のある男が顔をしかめた。
私や皇子と同年であるため見覚えてはいる。
腰に佩いている、なまくらも。
学舎で干戈を帯びることを允可されているのは、わずか一握りである。
一応は、その一員というわけだ。
この私にも権限はあれど必要としないので何も携行はしていない。
貧弱な武器に頼るしか能がない案山子に睨まれたところで、なんら痛痒を感じはしない。
「……貴様、殿下に向かって無礼だぞ」
「それは失敬」
受け流して笑ってやる。
と、長身だけが取り柄の案山子――もとい武門の統領である勢家の跡取りは、さらに顔をしかめた。
国を興した当初は我が家門と肩を並べて護国をなした権門だったのだが。
今や俗塵のしがらみで雁字搦めだ。
かかる有事でさえ皇国の中央都府から動かず皇族におもねりつづけ、かつての盾持ちから太鼓持ちへと堕している。
とはいえ都府では皇族への礼儀とやらが重要であると知ってはいる。
魔法学院が都府にある以上、慮るのもやぶさかではない。
胸に拳を当てて一揖する。
「殿下、式典での答辞は見事でした」
「聞いていなかったろう。心ここにあらずなのが壇上から見て取れたよ」
苦笑された。
不覚だった。
しかし、ならば話が早い。
「見つけました」
「……おや」
さすが予備の神輿であっても皇族か。
面持ちが神妙になった。口許に曲げた指をあてている。
考えごとをするときの癖は幼いころから変わっていないようだ。
「そうか――寄宿舎に?」
「おそらく。ですが、貴人側ではないようで」
「それは…………それで面倒なことにならなければ可いが」
顔色を窺われたので、笑顔を返してやった。
すると皇子の口の端が引き攣った。これだから神輿は。
「おい。無駄に魔力をまき散らすなっ」
ずいと案山子が出てきて庇った。
まったく中央の連中は軟弱で困る。
辺境では、これしきで気色ばんだりはしない。
氷雪が吹き荒れ、魔物が跋扈する辺境では、強さこそが正義であり、善だ。
興国のおり、我が家筋の初代は竜と契り、絶対の境界を敷いた。
つまり我ら竜公の領土そのものが皇国を皇国として成さしめている。
いまだ我が家門が辺縁にとどまるのは誉れあってこそ。
その大恩を忘れ、ないがしろにするようでは皇国に未来はない。
つまり私にとっての最重要事項は、この皇国にとっても最優先事項だ。
すぐに皇子が軽い手振りで案山子の後嗣をさがらせた。
まがりなりにも躾をされてはいるらしい。
背の高い案山子に、少し伸びあがって耳打ちをしている。
「それは――! いえ、畏まりました。すぐにッ」
こちらを睨んでから長身が速足で立ち去っていく。
皇子が眉尻を下げて笑う。
「すまないね、どうにも心配性で」
「なんなら殿下のほうがお強いでしょうに」
「それは――彼の前では言わないでやって欲しいな」
せせら笑ってやると、唇の前に指を立てて柔和に微笑まれた。
本当に顔だけなら合格なのが惜しい。
戻ってきた案山子は書簡の束をわしづかみにしていた。
放って寄越してくる。
「平民の名簿だ。まったく――こんな使い走りを」
「ご苦労さま、助かったよ」
「はっ」
ねぎらわれ、嬉しそうに尻尾を振っている様を幻視した。
案山子より狗だったか。
そんなことはどうでもいい。
素早く名簿に目を通す。
そして――。
とある一節で、唇の端が釣り上がるのが自分でも分かった。
見つけた。
見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。見つけた。
ついに!
その昔。
竜と契るにあたって我が家筋は祝福と、そして呪詛を受けた。
竜血を継ぐもの――特に直系には例外なく発動する祝いと呪い。
生まれつきの膨大な魔力が、それだ。
人身には過ぎたる魔力は禍福も表裏一体だった。
成長するにつれて弥が上に増す己の魔力に酔い、溺れ、狂う。
魂が歪み、欠けてしまう。
それはそれで護国と鎮魂のための人柱の素体として有用であるし、血族は常に覚悟を持つのだが。
回避する道筋は、ひとつだけだ。
つがいを見つける。
荒ぶる竜の血を鎮める、世界に唯ひとりだけの運命、魂の半身を。
それを得て竜の祝福は安定し、護国の境界はきわめて強固となる。
皇子の後押しを取りつけ、即座に学院に通達した。
平民用の寄宿舎でなく、しかし貴族のためのそれでもない。
主に皇族が逗留する宿舎に、ふたりが暮らす部屋を用意させる。
どうせ当代では使わないと聞いている。
設備は使いつづけたほうが錆びつかないものだ。
この私が有効活用してやろう。
学院の敷地内の、どの建物からも離れた立地。
堅牢な守護がかけられているため、出入りできるのは登録された者のみ。
もう魔力紋の登録は済ませた。
私と、そして学院に登録されていた彼の、そのふたつを。
とはいえ支度をするためには使用人にも允可せねばならず、忌々しく感じられたが。
急がせて、すっかり使えるようになった部屋で待つ。
さあ、早く来い。
居ても立ってもいられず数刻にわたって扉を注視している。
早く、早く私のもとに――堕ちて来い。
扉がゆっくりと開き始めたとき、私は心から笑っていた――。
その後。
運命のつがいにつれなくされて、つい腹が立って遊んでしまった。
されど、さすが私のつがいだ。
理想的な反応を見せてくれた。
本当はもっと甘やかしてやりたかったのだが。
それにしても、まさかこの私が反抗さえも愛おしいと思う日が来ようとは。
抱くほどに惹かれてゆく。
わずかでも側にいないことには、もはや耐えられない。
失えば間違いなく気が狂う。
ここにいたっては否応なしに確信するしかなかった。
身も心も虜にされた私は永遠に彼から離れることはできない、と。
【了】
╰━―――――――――――――――・〇・―――――――――――――――━╯
いうほど血の気、鎮められてる?
この家は代々、門外不出の秘術でファンタジー人工授精してたりする。竜の因子を人に組み込むのに比べれば簡単簡単! え、副作用で魂が欠けて狂う? じゃ残った躰は呪術に使っちゃいましょうね~、とかいう御国のために覚悟ガンギマリ血族なので偉そうにしても許されるらしい。
なので初対面の最初のほう、実は本人的にはとんでもなく腰を低くして下手に出てたんだよって話。メッキはすぐ剥がれた。素地は脳筋。猫かぶりは皇子のが上手。
卒業して辺縁に帰郷したら魔物の対処とかに追われるから、そうなると片時も手放さないのとか難しくなるし、在学中にヤり溜めしたかった、などと供述しており。
連れて行くのは確定事項だった。国家機密だからね、仕方ないね。
ちなみに、つがいが自分以外の魔力を感じるとか耐えられないので、その後、いたるところに自分以外の魔力を遮断するリング(国宝級)を付けさせます。
形状? 言わずもがーな。
願いが叶ったよ、やったね主人公。
このふたり、実は立場と体質を取っ払ったら性格や性向は似ていたりする。なので、ご主人さまが何かの拍子に弱ったら、えげつない下克上します。魂の半身はダテではない。
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この作品は感想を受け付けておりません。
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