アラフォーリサの冒険 バズったSNSで退職からリスタート

MisakiNonagase

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第18章:永遠の約束

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交際を始めて1年。リサは40歳を過ぎ、翔太は26歳になった。二人の関係は、周囲にも自然に知られ、経理部の同僚たちも温かく見守ってくれていた。社内でランチを共にすることも、もはや何の違和感もなかった。

ある秋の日、リサは翔太から「いつものカフェで、大事な話がある」と連絡を受けた。少し緊張した面持ちの翔太は、テーブルの下で何かをぎこちなく握りしめていた。

「リサさん、この一年間、僕の人生で一番幸せな時間でした」
翔太の声は真剣だった。
「リサさんは、僕のことを何でもない日常の中で輝かせてくれる。僕の話をいつも真剣に聞いてくれて、僕の作ったものを誰よりも心から褒めてくれる。障害のことも、過去のコンプレックスのことも、全部含めて『翔太』として愛してくれているって、感じられます」

彼は深く息を吸い込み、テーブルの下から小さな箱を取り出した。箱を開けると、中にはシンプルだが光輝く指輪が収まっていた。

「リサさん…僕と結婚してくれませんか? 僕、一生、リサさんを幸せにします。僕なりに、精一杯…」

翔太の目には、期待と不安、そして純粋な愛おしさが渦巻いていた。彼の手は微かに震えている。

リサの視界が一瞬、涙で曇った。彼女の脳裏を、過去のすべてが駆け巡った。SNSに縛られた虚しい日々。失った仕事と自信。そして、再出発を決意したあの日。すべての道が、この瞬間、この人へと繋がっていた。

「翔太さん…」
涙が止まらなかった。
「はい。喜んで。ずっと…あなたのそばにいたい」

翔太の顔が、安堵と歓喜で輝いた。彼は慎重に、リサの左手に指輪をはめた。
「ありがとう…ありがとう、リサさん!」

カフェの片隅で、二人は静かに抱き合った。周囲の客の目など、今はどうでもよかった。この小さな奇跡が、彼らには全てだった。
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