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第一部 異世界の貴族達
126. 異世界587日目 ジェンがいなくなった
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今日は朝から買い物だ。ジェンは久しぶりに服を色々と買いたいようなので、長丁場となりそうだけど久しぶりに付き合うしかないかな。女性の買い物が長いのはしょうがないし。
良さそうな店を選んでから中に入り、いくつか服を選ぶのを待つ。試着するみたいなので荷物を預かってしばらく待っていたんだが、なかなか戻ってこない。しばらく待っていたんだが、いくら何でも30分も出てこないというのはおかしいよな?店員に尋ねると、なぜか急に出て行ったと説明された。そんな馬鹿な!!
ここで言い合ってもしょうが無いのでジェンに身につけさせていた魔道具を確認すると店から離れたところに移動していた。どういうことだ?
大急ぎで追いかけるが。ジェンを乗せた車(?)は貴族街に入っていた。ラクマニア様に通行許可証を出してもらっていたのですぐに中に入ることはできたんだが、場所を確認するとすでに貴族の屋敷の中に入ってしまっていた。
まさかさらわれたのか?そういえば闇の人身売買という話があったな。ってことはここがキザール爵の屋敷なのか?
ここでわめいてもおそらく意味が無いだろう。町の兵士に言ったとしても対処は難しいと思われる。頼めるのは一人しかいないと思い、大急ぎでラクマニア様の屋敷に行ってなんとか取り次いでもらう。
「急な話で申し訳ありません。どうしても急がないといけないことだったので失礼と思いましたが、訪ねさせていただきました。」
「いや、そんな挨拶はいいよ。よっぽどのことが起こったのだろう。ところでジェニファー殿はどうしたのだ?」
「ジェン・・・彼女のことなんです。」
経緯を説明したところ、やはりその場所はキザール爵の屋敷のようだった。ただ、いくら下位爵とはいえ、証拠も何もないのに捜査を強行するのは無理だと言われてしまった。
「そんな・・・それじゃあ助けることはできないということですか?」
「時間をかければなんとかなるかもしれないが、ジェニファー殿のことを考えると急がないと意味が無いだろう。」
「強行突破するしかないか?」
「下位爵とはいえ、ちゃんとした貴族だからね。優階位くらいの実力のある冒険者でないと速攻で対応されて不法侵入で処刑されるのが落ちだよ。しかも実力があったとしても彼女が見つかるとは限らん。あやつは今までも何度か検挙されているんだが、いつも決定的な証拠はつかめていないからな。」
「それだけうまく隠していると言うことなんですか?」
「古代の遺物も買いあさっているという話を聞いたこともあるからね。もしかしたら秘密の部屋などもあるのかもしれない。証拠さえあれば家宅捜査をできるからなんとかなるかもしれんがな。」
証拠か・・・。
「わかりました。もし不正の証拠があったらそのときはお願いします。」
「私からはそれ以上はいえん。ただ、あやつはあまりに手を広げすぎた。あやつの上の人間もそろそろ手を引きたがっているという話も聞いているのでな。証拠さえ手に入れることができたらあとはこちらで何とかしよう。」
「ありがとうございます。」
どこまでできるか分からないが、試してみるしかないだろう。
屋敷を出てからまずは役場に行って有り金を全部下ろす。本当はすぐには下ろせないんだが、ラクマニア様からの手紙でなんとかしてもらうことができた。手数料も結構かかってしまうがしょうが無い。
硬貨は100万ドールの硬貨で出してもらう。なかなか見ることのできない金色の硬貨だ。ほんとにこの硬貨でいいのか何度も確認された。
このあと収納バッグから作っておいた魔道具を取り出して装備する。隠密、認識阻害、視覚阻害、音遮断、臭い遮断など隠密に使える魔道具だ。動くときの空気の振動を抑えたり、光を迂回させていないように見せたり、匂いを分子分解したりと映画や小説の世界の知識を集大成したものだ。
上階位の魔獣までは効果があることは確認しているが、人間相手にどのくらいの効果が出るのかは正直賭けとなってしまう。まあもしもの時に使えるアイテムは準備しているんだけどね。
ただ自分の技術では大きな物にしか刻めなかったので魔獣石の消費が半端ないことになってしまうのだ。今回使用するのはもちろん効果が高い方だが、今はそんなことかまっていられない。全財産を使えば調査する時間くらいは持ってくれるはずだ。
キザール爵の屋敷の近くに移動し、魔道具を起動したあと、飛翔の魔道具で空から近づいていく。魔法は使えない可能性が高いから魔道具を使う方がいいという判断だ。警備の基本は索敵による認識と、なにかが接触したときの感知システムだ。このため上空から隠密を駆使して侵入すればある程度の警備は回避できるはずだ。
もちろんこれが城とかになってくると結界のようなものがあるらしいが、普通の貴族ではそこまではできないようだ。問題は古代の遺物がどんなものかだな。探知系のものだったら見つかる可能性がある。
建物の中とか敷地内では魔法は使用できないようになっているが、通常は付与魔法や収納魔法については除外されているのが救いだ。まあ、そうしないと魔道具が全く使えなくなってしまうからね。
さすがに警備が厳重なのか、空中にもワイヤーのようなセンサーが所々張られていた。見えにくいけど、注意するとちゃんと見えるので大丈夫だ。
あくまで保険で張っているというレベルなんだろう。もしかしてと思って注意しておいてよかったよ。敷地内に入っていくが、特に見つかっていないようだ。
ジェンの位置を確認すると、地下牢とかではなく、3階辺りの部屋に入れられているようだ。ただその付近は索敵ができないようになっている上、おかしくないように偽装されているみたい。
なにか妨害の魔道具があるのかもしれないなあ。とりあえず焦って見つかったら最悪なことになるだけなので落ち着いていくしかない。
開いている小さな窓があったのでそこから入ってみるが、床に触れるとセンサーがあるかもしれないので浮遊したまま中を進む。入ったところは調理場のようなところで、人の出入りは結構あるのでこっちには全く気がついていない。
天井付近を浮遊して人が出たところで一緒に廊下に出てから廊下の天井を進んでいく。
ジェンのいる部屋の付近は途中で壁になっていて先に進むことができない。どこかに隠し扉でもあると思われるが、正直すぐにはわからないだろう。護衛と思われる人たちの姿も結構あるんだが、レベル的には上階位~良階位くらいありそうだ。正直自分ではかなわないと思っていいだろう。
こちらの気配には気がついていないみたいだが、少し違和感をもつ人もいるのかそういう人はキョロキョロしている。優階位以上の索敵に長けた人にはバレるかもしれないね。もっと効力を上げられればいいけど。
警備の人たちの位置から廊下の奥へと進んでいく。おそらくここが館の主人の部屋だと思うんだけど、さすがに扉を開けるとばれるなあ・・・と思っていると、護衛のような人がやってきてノックをしていた。扉が開いたのでこっそりと忍び込む。
中にいたのはちょびひげをした中年太りの典型的な悪役貴族という風貌だ。顔は太っているせいもあって穏やかそうに見えるけどね。しかし、もっとわかりにくい格好をしていたらいいのにな。自分が入り込んだと言うことはばれていないようだが、周辺を探っている人間がいるようだという報告だった。
しばらく何やら話をしたあと、護衛は部屋の外に出て行った。
「また面倒なことになりそうだが、まあそろそろガス抜きをしておいた方がいいかもしれんな。また強制捜査となるかもしれんからいつものように証拠を準備しておくか。」
そう言っておもむろに立ち上がり、壁の方へと歩いて行く。壁に手をつけると、壁の一部が開いて中に書類の詰まったスペースが現れた。おそらく隠し金庫のようなものだろう。
今しかないと、窓の近くの壁に移動し、次元魔法から窓の外に作成しておいた爆弾のようなものを取り出す。次元魔法は収納バッグと違って障害物があっても1キヤルド以内であればものを取り出すことができるので使える技だ。
出した瞬間に部屋の隅に移動すると窓の外で爆発が起こり、窓が吹き飛んだ。驚いているキザール爵を横目に書類を収納し、爆発した窓から外に飛び出した。
ちなみに爆弾の正体は水を分解して作った水素をためた風船のようなものだ。着火の魔道具で火をつけるとかなりの爆発を起こしてくれる。
すぐに護衛の人たちは部屋に飛び込んできてキザール爵の安否確認をとり、何人かは窓の外へと飛び出していった。キザール爵は金庫のすべての書類がなくなっていることに気がついてかなり落ち込んでいるようだった。
良さそうな店を選んでから中に入り、いくつか服を選ぶのを待つ。試着するみたいなので荷物を預かってしばらく待っていたんだが、なかなか戻ってこない。しばらく待っていたんだが、いくら何でも30分も出てこないというのはおかしいよな?店員に尋ねると、なぜか急に出て行ったと説明された。そんな馬鹿な!!
ここで言い合ってもしょうが無いのでジェンに身につけさせていた魔道具を確認すると店から離れたところに移動していた。どういうことだ?
大急ぎで追いかけるが。ジェンを乗せた車(?)は貴族街に入っていた。ラクマニア様に通行許可証を出してもらっていたのですぐに中に入ることはできたんだが、場所を確認するとすでに貴族の屋敷の中に入ってしまっていた。
まさかさらわれたのか?そういえば闇の人身売買という話があったな。ってことはここがキザール爵の屋敷なのか?
ここでわめいてもおそらく意味が無いだろう。町の兵士に言ったとしても対処は難しいと思われる。頼めるのは一人しかいないと思い、大急ぎでラクマニア様の屋敷に行ってなんとか取り次いでもらう。
「急な話で申し訳ありません。どうしても急がないといけないことだったので失礼と思いましたが、訪ねさせていただきました。」
「いや、そんな挨拶はいいよ。よっぽどのことが起こったのだろう。ところでジェニファー殿はどうしたのだ?」
「ジェン・・・彼女のことなんです。」
経緯を説明したところ、やはりその場所はキザール爵の屋敷のようだった。ただ、いくら下位爵とはいえ、証拠も何もないのに捜査を強行するのは無理だと言われてしまった。
「そんな・・・それじゃあ助けることはできないということですか?」
「時間をかければなんとかなるかもしれないが、ジェニファー殿のことを考えると急がないと意味が無いだろう。」
「強行突破するしかないか?」
「下位爵とはいえ、ちゃんとした貴族だからね。優階位くらいの実力のある冒険者でないと速攻で対応されて不法侵入で処刑されるのが落ちだよ。しかも実力があったとしても彼女が見つかるとは限らん。あやつは今までも何度か検挙されているんだが、いつも決定的な証拠はつかめていないからな。」
「それだけうまく隠していると言うことなんですか?」
「古代の遺物も買いあさっているという話を聞いたこともあるからね。もしかしたら秘密の部屋などもあるのかもしれない。証拠さえあれば家宅捜査をできるからなんとかなるかもしれんがな。」
証拠か・・・。
「わかりました。もし不正の証拠があったらそのときはお願いします。」
「私からはそれ以上はいえん。ただ、あやつはあまりに手を広げすぎた。あやつの上の人間もそろそろ手を引きたがっているという話も聞いているのでな。証拠さえ手に入れることができたらあとはこちらで何とかしよう。」
「ありがとうございます。」
どこまでできるか分からないが、試してみるしかないだろう。
屋敷を出てからまずは役場に行って有り金を全部下ろす。本当はすぐには下ろせないんだが、ラクマニア様からの手紙でなんとかしてもらうことができた。手数料も結構かかってしまうがしょうが無い。
硬貨は100万ドールの硬貨で出してもらう。なかなか見ることのできない金色の硬貨だ。ほんとにこの硬貨でいいのか何度も確認された。
このあと収納バッグから作っておいた魔道具を取り出して装備する。隠密、認識阻害、視覚阻害、音遮断、臭い遮断など隠密に使える魔道具だ。動くときの空気の振動を抑えたり、光を迂回させていないように見せたり、匂いを分子分解したりと映画や小説の世界の知識を集大成したものだ。
上階位の魔獣までは効果があることは確認しているが、人間相手にどのくらいの効果が出るのかは正直賭けとなってしまう。まあもしもの時に使えるアイテムは準備しているんだけどね。
ただ自分の技術では大きな物にしか刻めなかったので魔獣石の消費が半端ないことになってしまうのだ。今回使用するのはもちろん効果が高い方だが、今はそんなことかまっていられない。全財産を使えば調査する時間くらいは持ってくれるはずだ。
キザール爵の屋敷の近くに移動し、魔道具を起動したあと、飛翔の魔道具で空から近づいていく。魔法は使えない可能性が高いから魔道具を使う方がいいという判断だ。警備の基本は索敵による認識と、なにかが接触したときの感知システムだ。このため上空から隠密を駆使して侵入すればある程度の警備は回避できるはずだ。
もちろんこれが城とかになってくると結界のようなものがあるらしいが、普通の貴族ではそこまではできないようだ。問題は古代の遺物がどんなものかだな。探知系のものだったら見つかる可能性がある。
建物の中とか敷地内では魔法は使用できないようになっているが、通常は付与魔法や収納魔法については除外されているのが救いだ。まあ、そうしないと魔道具が全く使えなくなってしまうからね。
さすがに警備が厳重なのか、空中にもワイヤーのようなセンサーが所々張られていた。見えにくいけど、注意するとちゃんと見えるので大丈夫だ。
あくまで保険で張っているというレベルなんだろう。もしかしてと思って注意しておいてよかったよ。敷地内に入っていくが、特に見つかっていないようだ。
ジェンの位置を確認すると、地下牢とかではなく、3階辺りの部屋に入れられているようだ。ただその付近は索敵ができないようになっている上、おかしくないように偽装されているみたい。
なにか妨害の魔道具があるのかもしれないなあ。とりあえず焦って見つかったら最悪なことになるだけなので落ち着いていくしかない。
開いている小さな窓があったのでそこから入ってみるが、床に触れるとセンサーがあるかもしれないので浮遊したまま中を進む。入ったところは調理場のようなところで、人の出入りは結構あるのでこっちには全く気がついていない。
天井付近を浮遊して人が出たところで一緒に廊下に出てから廊下の天井を進んでいく。
ジェンのいる部屋の付近は途中で壁になっていて先に進むことができない。どこかに隠し扉でもあると思われるが、正直すぐにはわからないだろう。護衛と思われる人たちの姿も結構あるんだが、レベル的には上階位~良階位くらいありそうだ。正直自分ではかなわないと思っていいだろう。
こちらの気配には気がついていないみたいだが、少し違和感をもつ人もいるのかそういう人はキョロキョロしている。優階位以上の索敵に長けた人にはバレるかもしれないね。もっと効力を上げられればいいけど。
警備の人たちの位置から廊下の奥へと進んでいく。おそらくここが館の主人の部屋だと思うんだけど、さすがに扉を開けるとばれるなあ・・・と思っていると、護衛のような人がやってきてノックをしていた。扉が開いたのでこっそりと忍び込む。
中にいたのはちょびひげをした中年太りの典型的な悪役貴族という風貌だ。顔は太っているせいもあって穏やかそうに見えるけどね。しかし、もっとわかりにくい格好をしていたらいいのにな。自分が入り込んだと言うことはばれていないようだが、周辺を探っている人間がいるようだという報告だった。
しばらく何やら話をしたあと、護衛は部屋の外に出て行った。
「また面倒なことになりそうだが、まあそろそろガス抜きをしておいた方がいいかもしれんな。また強制捜査となるかもしれんからいつものように証拠を準備しておくか。」
そう言っておもむろに立ち上がり、壁の方へと歩いて行く。壁に手をつけると、壁の一部が開いて中に書類の詰まったスペースが現れた。おそらく隠し金庫のようなものだろう。
今しかないと、窓の近くの壁に移動し、次元魔法から窓の外に作成しておいた爆弾のようなものを取り出す。次元魔法は収納バッグと違って障害物があっても1キヤルド以内であればものを取り出すことができるので使える技だ。
出した瞬間に部屋の隅に移動すると窓の外で爆発が起こり、窓が吹き飛んだ。驚いているキザール爵を横目に書類を収納し、爆発した窓から外に飛び出した。
ちなみに爆弾の正体は水を分解して作った水素をためた風船のようなものだ。着火の魔道具で火をつけるとかなりの爆発を起こしてくれる。
すぐに護衛の人たちは部屋に飛び込んできてキザール爵の安否確認をとり、何人かは窓の外へと飛び出していった。キザール爵は金庫のすべての書類がなくなっていることに気がついてかなり落ち込んでいるようだった。
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