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第一部 異世界での懐かしい人々
143. 異世界760日目 アーマトの町にさすらいの治癒士が
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久しぶりにアーマトの町に戻ってきた。さっそく宿屋カイランに行ってみると、前に来たときよりも大きくなったカインが受付をしていた。
「お久しぶり!!部屋は開いてる?」
「ジュンイチさんじゃないですか!お久しぶりです。部屋は大丈夫ですよ。シングル二つですか?」
「いや、今回はツインの部屋でお願いするよ。」
「わかりました。1泊900ドールになります。」
「それじゃあとりあえず2泊お願いね。」
カイドルンとランミル夫妻にも少し挨拶をしてから役場へと向かう。
「カイルさんこんにちは。お久しぶりです。」
前いたときにお世話になったカイルさんに声をかける。
「あら~、ジュンイチさん、お久しぶりです。なんか立派になったわね~。かなりがんばったみたいね。
こっちに戻ってきたの?しばらくここを拠点とするつもりなのかしら?」
「あちこち行きながら魔獣を狩ったりしているんですけど、今はサクラに行く途中です。なので数日したら出発する予定ですよ。申し訳ありません。」
「そうなんですね~。一応登録だけしておきましょうか?」
「お願いします。」
このあと他の冒険者のことについて少し話をする。ユータとカナのことも知っているみたいで、トルイサの町で頑張っていることを伝えると喜んでいた。
風の翼やクラーエルのことを聞いたんだが、クラーエルの二人は最近大けがを負って引退するかもしれないという話を聞いて驚いた。今は宿ではなく知り合いの家で療養しているらしいので近くにいた冒険者に場所を聞いていってみることにした。
住んでいるのはアパートの一室みたいなんだが、部屋を訪ねると中から女性が出てきた。クラーエルの二人に世話になった冒険者と説明すると中に通してくれたんだが、二人はベッドで休んでいた。部屋にはもう一人女性がいたんだが、この二人が彼女って言っていた人なのかな?
「お久しぶりです。」
「おお、ジュンイチとジェニファーか。久しぶりだな。」
「大丈夫?ではないですよね。」
「まあな。話を聞いてきたんだろ?さすがにいい年にもなってきたのでそろそろ引退を考えていたんだがな、最後に一踏ん張りと無理をしたのがまずかった。良階位の魔獣が出てきてな、なんとか倒すことができたんだが、このざまだ。」
「まあ、あきらめがついてよかったんだけどな。ただこれだとエルザ達には愛想を尽かされたかもしれないな。」
「なにいってるのよ!!」
「こんなことで見捨てるとでも思っていたの!私達を甘く見ないでよ!!」
椅子に座っていた女性二人が大声で怒りだした。彼女がアマニエルさんの彼女のエルザさんなんだろう。
話を聞くと、やられたのは一昨日だったみたいで、クーラストさんは右手の指が3本なくなっており、アマニエルさんは右足の足首から先がなくなっていた。とりあえず初期治療で出血は止まっているんだが、まだ治療はちゃんと行われていないようだ。
「怪我は治せるんですか?」
「アマニエルの足の食いちぎられた先は回収できたんで今は役場で保管してもらっている。1週間は保管してくれているので、その間に治療をすれば治る可能性はある。俺の指も1本は回収しているが、残り2本は回収できなかった。これも治療で治る可能性はあるらしい。
ただ上級の治癒魔法でしか無理なのでさすがにお金がな。最低でも50万ドールくらいかかるし、それで治るという保証もないのにそんなお金を出せるわけがない。不便だがこれでも生きていけないわけじゃないからな。」
良階位の冒険者ならなんとかなる金額なんだけど、上階位の冒険者だとこの金額は難しいだろうな。しかも怪我してから時間が経過すればするほど治る可能性は低くなっていくからな。
「もし治ったとしたら冒険者としてまた復帰するつもりなんですか?」
「いや、俺たちはもうやりきったと思っている。今回のことがなくてもあいつらの仕事を手伝っていこうと思っていたんだ。
それなのにそんな金額をかけてまで治療をする訳にもいかないからな。」
少し考えたんだが、やっぱりやってみようかとジェンの方を見ると、うなずいてくれた。
「自分の知り合いに無償で治療をしてくれる人がいます。ちょうどこの町に来ているという話を聞きましたので治療を受けてみませんか?」
「もしかしてさすらいの治癒士のことか?ほんとにいるのか?」
「こう見えてもいろいろと伝があるんですよ。なんとか連絡してみようと思いますので、役場で足と指を回収してきてくれませんか?ただ、このことは絶対に秘密にしてください。もしこのことが広まったらもう連絡がとれなくなってしまいますので。」
二人はうなずき合って女性達にお願いしていた。
「それではやってきたら中に入れてやってください。あまり治療の現場を見られたくないと言うことなので自分たちも同席できませんので・・・。」
いったん家の外に出てから二人が戻ってきたところで変装して家を再び訪ねる。
「ジュンイチとジェニファーから依頼された。ここでいいのか?」
「お待ちしていました。よろしくお願いします。」
「私たちは治療の修行中なので絶対に治るという保証はない。ただお金も取るつもりはないのでそれに同意してくれるのなら治療を行おう。」
「ああ、どっちにしろ治療をするお金もないから失敗したとしても文句は言わねえよ。」
ジェンにはクーラストさんをお願いして、自分はアマニエルさんの治療を行うことにした。ジェンと二人で治療のイメージを確認してから取りかかる。
左足をみて右足のイメージを造り、足の切り落とされたところから遺伝子レベルで細胞を復元する。骨、血管、筋肉、神経など事前に確認した人体の模型図を思い浮かべながら魔力を注ぎ込んでいく。
しばらくすると足の切り落とされた断面と切り取られた足の断面の間を埋めるように細胞が伸びていき、足の形ができてきた。思ったよりも神経を使う上、時間もかかる。すべての形ができあがるのに30分以上はかかったかもしれない。
ジェンの方も無事に治療ができたみたいでクーラストさんの手も元通りになったようだ。ただ二人とも復元した部分はかなり綺麗な状態になってしまったが、そこはしょうがないと諦めてもらおう。
クーラストさんは指が復元されたところだけ肌の色がちょっと違和感があるが、動かす分には問題が無いようだ。ある程度反対の手をベースにしているんだが、やはりその部分の筋力は少し落ちているみたいなのでしばらくはリハビリしないといけないだろうけどね。
治療といっても時間を遡るわけではなく、細胞の持っている遺伝子情報をもとに体の組織を作り直すわけだからね。筋肉などについて鍛えた分をもとに戻すのは結構イメージが大変だ。いくらイメージしても限度がある。ある意味自分の体の治療とかの方がうまくイメージできるのかもしれない。
「どうかな?」
「すごい・・・。ほんとに治った。治ってるぞ!」
そう言いながら二人は怪我をしていた足や指を動かしている。よかった、ちゃんと再生できたみたいだ。かなり精神的に疲れるけど、無事にできてよかったよ。
「ありがとう、ありがとう!!ジュンイチ!」
「いえ、自分がここに来たときにいろいろと助言をしていただいたことがあるからこそ、自分もここまでこれたん、、、あ・・・・。」
「バカ・・・。」
「・・・やっぱり、ジュンイチだったか。ってことは、そっちはジェニファーか。」
油断してつい返事してしまったよ・・・。しょうがないので二人には秘密にしてもらうしかない。
「申し訳ありません、いろいろあって治療ができることは隠しておきたいんです。このことは絶対に内密にしてください。」
「ああ、わかってるさ。冒険者が治癒魔法のレベルを隠すのは普通にあることだしな。まあ上級治癒魔法まで使えるやつはそうそういないけどな。
俺たちは運良くさすらいの治癒士に助けてもらっただけだ。ジュンイチもジェニファーもお見舞いに来てくれただけだからな。
しかし、見た目全く別人だな。声も全く違うし、今回のようなことがなければおまえ達とはわからなかったと思うぞ。誰も知らないさすらいの治療士の連絡先を知っているとかそうそうあり得ないからな。どうにかして俺たちのことを治療したかったんだろう。ほんとにありがとう。このことは絶対に他に話さないよ。」
治療を終えたと報告すると、女性達はかなり喜んでいた。
「それでは失礼します。お幸せに・・・。」
宿に戻ってから夕食にいつものビーフシチューをお願いする。もう少し遅かったら二人の治療はできなかったかもしれないね。このタイミングで帰ってこれて良かったよなあ・・・。
「お久しぶり!!部屋は開いてる?」
「ジュンイチさんじゃないですか!お久しぶりです。部屋は大丈夫ですよ。シングル二つですか?」
「いや、今回はツインの部屋でお願いするよ。」
「わかりました。1泊900ドールになります。」
「それじゃあとりあえず2泊お願いね。」
カイドルンとランミル夫妻にも少し挨拶をしてから役場へと向かう。
「カイルさんこんにちは。お久しぶりです。」
前いたときにお世話になったカイルさんに声をかける。
「あら~、ジュンイチさん、お久しぶりです。なんか立派になったわね~。かなりがんばったみたいね。
こっちに戻ってきたの?しばらくここを拠点とするつもりなのかしら?」
「あちこち行きながら魔獣を狩ったりしているんですけど、今はサクラに行く途中です。なので数日したら出発する予定ですよ。申し訳ありません。」
「そうなんですね~。一応登録だけしておきましょうか?」
「お願いします。」
このあと他の冒険者のことについて少し話をする。ユータとカナのことも知っているみたいで、トルイサの町で頑張っていることを伝えると喜んでいた。
風の翼やクラーエルのことを聞いたんだが、クラーエルの二人は最近大けがを負って引退するかもしれないという話を聞いて驚いた。今は宿ではなく知り合いの家で療養しているらしいので近くにいた冒険者に場所を聞いていってみることにした。
住んでいるのはアパートの一室みたいなんだが、部屋を訪ねると中から女性が出てきた。クラーエルの二人に世話になった冒険者と説明すると中に通してくれたんだが、二人はベッドで休んでいた。部屋にはもう一人女性がいたんだが、この二人が彼女って言っていた人なのかな?
「お久しぶりです。」
「おお、ジュンイチとジェニファーか。久しぶりだな。」
「大丈夫?ではないですよね。」
「まあな。話を聞いてきたんだろ?さすがにいい年にもなってきたのでそろそろ引退を考えていたんだがな、最後に一踏ん張りと無理をしたのがまずかった。良階位の魔獣が出てきてな、なんとか倒すことができたんだが、このざまだ。」
「まあ、あきらめがついてよかったんだけどな。ただこれだとエルザ達には愛想を尽かされたかもしれないな。」
「なにいってるのよ!!」
「こんなことで見捨てるとでも思っていたの!私達を甘く見ないでよ!!」
椅子に座っていた女性二人が大声で怒りだした。彼女がアマニエルさんの彼女のエルザさんなんだろう。
話を聞くと、やられたのは一昨日だったみたいで、クーラストさんは右手の指が3本なくなっており、アマニエルさんは右足の足首から先がなくなっていた。とりあえず初期治療で出血は止まっているんだが、まだ治療はちゃんと行われていないようだ。
「怪我は治せるんですか?」
「アマニエルの足の食いちぎられた先は回収できたんで今は役場で保管してもらっている。1週間は保管してくれているので、その間に治療をすれば治る可能性はある。俺の指も1本は回収しているが、残り2本は回収できなかった。これも治療で治る可能性はあるらしい。
ただ上級の治癒魔法でしか無理なのでさすがにお金がな。最低でも50万ドールくらいかかるし、それで治るという保証もないのにそんなお金を出せるわけがない。不便だがこれでも生きていけないわけじゃないからな。」
良階位の冒険者ならなんとかなる金額なんだけど、上階位の冒険者だとこの金額は難しいだろうな。しかも怪我してから時間が経過すればするほど治る可能性は低くなっていくからな。
「もし治ったとしたら冒険者としてまた復帰するつもりなんですか?」
「いや、俺たちはもうやりきったと思っている。今回のことがなくてもあいつらの仕事を手伝っていこうと思っていたんだ。
それなのにそんな金額をかけてまで治療をする訳にもいかないからな。」
少し考えたんだが、やっぱりやってみようかとジェンの方を見ると、うなずいてくれた。
「自分の知り合いに無償で治療をしてくれる人がいます。ちょうどこの町に来ているという話を聞きましたので治療を受けてみませんか?」
「もしかしてさすらいの治癒士のことか?ほんとにいるのか?」
「こう見えてもいろいろと伝があるんですよ。なんとか連絡してみようと思いますので、役場で足と指を回収してきてくれませんか?ただ、このことは絶対に秘密にしてください。もしこのことが広まったらもう連絡がとれなくなってしまいますので。」
二人はうなずき合って女性達にお願いしていた。
「それではやってきたら中に入れてやってください。あまり治療の現場を見られたくないと言うことなので自分たちも同席できませんので・・・。」
いったん家の外に出てから二人が戻ってきたところで変装して家を再び訪ねる。
「ジュンイチとジェニファーから依頼された。ここでいいのか?」
「お待ちしていました。よろしくお願いします。」
「私たちは治療の修行中なので絶対に治るという保証はない。ただお金も取るつもりはないのでそれに同意してくれるのなら治療を行おう。」
「ああ、どっちにしろ治療をするお金もないから失敗したとしても文句は言わねえよ。」
ジェンにはクーラストさんをお願いして、自分はアマニエルさんの治療を行うことにした。ジェンと二人で治療のイメージを確認してから取りかかる。
左足をみて右足のイメージを造り、足の切り落とされたところから遺伝子レベルで細胞を復元する。骨、血管、筋肉、神経など事前に確認した人体の模型図を思い浮かべながら魔力を注ぎ込んでいく。
しばらくすると足の切り落とされた断面と切り取られた足の断面の間を埋めるように細胞が伸びていき、足の形ができてきた。思ったよりも神経を使う上、時間もかかる。すべての形ができあがるのに30分以上はかかったかもしれない。
ジェンの方も無事に治療ができたみたいでクーラストさんの手も元通りになったようだ。ただ二人とも復元した部分はかなり綺麗な状態になってしまったが、そこはしょうがないと諦めてもらおう。
クーラストさんは指が復元されたところだけ肌の色がちょっと違和感があるが、動かす分には問題が無いようだ。ある程度反対の手をベースにしているんだが、やはりその部分の筋力は少し落ちているみたいなのでしばらくはリハビリしないといけないだろうけどね。
治療といっても時間を遡るわけではなく、細胞の持っている遺伝子情報をもとに体の組織を作り直すわけだからね。筋肉などについて鍛えた分をもとに戻すのは結構イメージが大変だ。いくらイメージしても限度がある。ある意味自分の体の治療とかの方がうまくイメージできるのかもしれない。
「どうかな?」
「すごい・・・。ほんとに治った。治ってるぞ!」
そう言いながら二人は怪我をしていた足や指を動かしている。よかった、ちゃんと再生できたみたいだ。かなり精神的に疲れるけど、無事にできてよかったよ。
「ありがとう、ありがとう!!ジュンイチ!」
「いえ、自分がここに来たときにいろいろと助言をしていただいたことがあるからこそ、自分もここまでこれたん、、、あ・・・・。」
「バカ・・・。」
「・・・やっぱり、ジュンイチだったか。ってことは、そっちはジェニファーか。」
油断してつい返事してしまったよ・・・。しょうがないので二人には秘密にしてもらうしかない。
「申し訳ありません、いろいろあって治療ができることは隠しておきたいんです。このことは絶対に内密にしてください。」
「ああ、わかってるさ。冒険者が治癒魔法のレベルを隠すのは普通にあることだしな。まあ上級治癒魔法まで使えるやつはそうそういないけどな。
俺たちは運良くさすらいの治癒士に助けてもらっただけだ。ジュンイチもジェニファーもお見舞いに来てくれただけだからな。
しかし、見た目全く別人だな。声も全く違うし、今回のようなことがなければおまえ達とはわからなかったと思うぞ。誰も知らないさすらいの治療士の連絡先を知っているとかそうそうあり得ないからな。どうにかして俺たちのことを治療したかったんだろう。ほんとにありがとう。このことは絶対に他に話さないよ。」
治療を終えたと報告すると、女性達はかなり喜んでいた。
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