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91. 現世界-9 44日目 誕生日
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91. 現世界-9 44日目 誕生日
今日は自分の誕生日だ。向こうにいたときは新年に誕生日祝いをしていたんだが、やっぱりこっちだったらその日にやるのが普通だろう。
うちは母親の方針で未だに家で誕生日のお祝いをすることになっているので夕方には帰らないといけないんだけど、せっかくだからお昼はジェンと二人でどっかに行こうという話になった。というのもこの日は中間考査の2日目でお昼には学校が終わるので時間があったからだ。
試験は特に改めて勉強することもなかったくらいなのでかなり余裕だった。まあ向こうではもっと上の勉強をしていたくらいだし、記憶力が上がっているのかあまり忘れていないからね。ジェンはさすがに社会関係の勉強をしていたらしいけど。それはしょうがないだろう。
学校が終わったあと、バスに乗って市街地へと向かう。正直、走って行った方が早い気もするんだが、人目があるからそれはできない。隠密を使ったらばれにくいとは思うけど、さすがに何かあると面倒だからね。
ただバスとかに乗っていると、ジェンがやっぱり目立ってしょうが無い。ただでさえ外国人と言うことで目を引くのにこの見た目だからなあ。変に絡まれないことを祈っておこう。
今日行く店はうちの母が気に入っている昔なじみの創作フレンチの店で、オーナーも小さな頃から知っているところだ。ジェンを紹介するとかなり驚いていたが、いろいろと腕を振るってくれてサービスもしてくれた。ジェンも気に入ってくれたようだ。
もちろんそれなりにはお金がかかるんだけど、中学時代から長期の休みのときには親戚のところでバイトをさせてもらっているのでそれなりにお金は持っている。ゲームや漫画などには使っているんだが、それは毎月の小遣いの範囲内でまかなっているのでバイトのお金はほとんど手をつけていない。こんな時に使わなければいつ使うんだというところだ。
向こうで手に入れたものを売ると言うことも考えたんだけど、高校生がそんなものをなぜ持っているんだと言うことになりかねないのでそれは今の段階ではあきらめるしかないと思っている。ジェンは自分の両親に個人的に売ればと言っていたんだけどねえ。それでも何かしらの説明がいるだろうからね。
正直言って自分たちもはっきりとはわからないけど、夢の中でいろいろと体験をしたという風に説明している。正直言ってそれ以上の説明ができないからね。
ゆっくりと食事を楽しんだ後は、いろいろと店を見て回る。誕生日プレゼントには手編みのマフラーをもらった。「ちょっと重いかな?」とか言われたけどうれしくないわけがないよ。
夕方には一緒に自分の家に移動して、そのまま誕生日祝いとなった。18歳となるんだけど、2度目の18歳と言うことでなんか変な感じもする。いつもは黙々と食事をして部屋に行く玲奈は最後までテンションが高かった。どうもジェンのことをかなり気に入っているようだ。
ジェンを夜遅くに一人で返すわけにもいかないので迎えに来てもらったんが、玲奈が「せっかくだから泊まっていけばいいのに・・・。」とかなり愚痴っていた。
ちなみに町で変なグループに絡まれそうになったけど、ちょっとむかついたまま威圧を使ってしまい、何人かは白目むいて気絶するし、意識があった人もまたを濡らすしであせってしまったよ。速攻でそこを離れたけどね。こっちの世界の人は耐性が基本的にないだろうから、押さえなければまずいね。
今日は自分の誕生日だ。向こうにいたときは新年に誕生日祝いをしていたんだが、やっぱりこっちだったらその日にやるのが普通だろう。
うちは母親の方針で未だに家で誕生日のお祝いをすることになっているので夕方には帰らないといけないんだけど、せっかくだからお昼はジェンと二人でどっかに行こうという話になった。というのもこの日は中間考査の2日目でお昼には学校が終わるので時間があったからだ。
試験は特に改めて勉強することもなかったくらいなのでかなり余裕だった。まあ向こうではもっと上の勉強をしていたくらいだし、記憶力が上がっているのかあまり忘れていないからね。ジェンはさすがに社会関係の勉強をしていたらしいけど。それはしょうがないだろう。
学校が終わったあと、バスに乗って市街地へと向かう。正直、走って行った方が早い気もするんだが、人目があるからそれはできない。隠密を使ったらばれにくいとは思うけど、さすがに何かあると面倒だからね。
ただバスとかに乗っていると、ジェンがやっぱり目立ってしょうが無い。ただでさえ外国人と言うことで目を引くのにこの見た目だからなあ。変に絡まれないことを祈っておこう。
今日行く店はうちの母が気に入っている昔なじみの創作フレンチの店で、オーナーも小さな頃から知っているところだ。ジェンを紹介するとかなり驚いていたが、いろいろと腕を振るってくれてサービスもしてくれた。ジェンも気に入ってくれたようだ。
もちろんそれなりにはお金がかかるんだけど、中学時代から長期の休みのときには親戚のところでバイトをさせてもらっているのでそれなりにお金は持っている。ゲームや漫画などには使っているんだが、それは毎月の小遣いの範囲内でまかなっているのでバイトのお金はほとんど手をつけていない。こんな時に使わなければいつ使うんだというところだ。
向こうで手に入れたものを売ると言うことも考えたんだけど、高校生がそんなものをなぜ持っているんだと言うことになりかねないのでそれは今の段階ではあきらめるしかないと思っている。ジェンは自分の両親に個人的に売ればと言っていたんだけどねえ。それでも何かしらの説明がいるだろうからね。
正直言って自分たちもはっきりとはわからないけど、夢の中でいろいろと体験をしたという風に説明している。正直言ってそれ以上の説明ができないからね。
ゆっくりと食事を楽しんだ後は、いろいろと店を見て回る。誕生日プレゼントには手編みのマフラーをもらった。「ちょっと重いかな?」とか言われたけどうれしくないわけがないよ。
夕方には一緒に自分の家に移動して、そのまま誕生日祝いとなった。18歳となるんだけど、2度目の18歳と言うことでなんか変な感じもする。いつもは黙々と食事をして部屋に行く玲奈は最後までテンションが高かった。どうもジェンのことをかなり気に入っているようだ。
ジェンを夜遅くに一人で返すわけにもいかないので迎えに来てもらったんが、玲奈が「せっかくだから泊まっていけばいいのに・・・。」とかなり愚痴っていた。
ちなみに町で変なグループに絡まれそうになったけど、ちょっとむかついたまま威圧を使ってしまい、何人かは白目むいて気絶するし、意識があった人もまたを濡らすしであせってしまったよ。速攻でそこを離れたけどね。こっちの世界の人は耐性が基本的にないだろうから、押さえなければまずいね。
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