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第３章 嫌なことを題材に紡いだヒストリー(イヤヒス)
〈179〉人面魚
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ある日、大雨で川の水位が増し、橋が浸かった。
翌朝水位が下がり、通れるようになった橋の上に、鯉が打ち上げられていた。よく見たら人面魚だった。
「だりぃーけえ、わしを川へ戻してくれえ。はよーしてくれんさい!」
川へ戻してやると、勢いよく泳いでいった。
「人面魚って、広島弁をしゃべるのか…」
(了)
翌朝水位が下がり、通れるようになった橋の上に、鯉が打ち上げられていた。よく見たら人面魚だった。
「だりぃーけえ、わしを川へ戻してくれえ。はよーしてくれんさい!」
川へ戻してやると、勢いよく泳いでいった。
「人面魚って、広島弁をしゃべるのか…」
(了)
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