デスゲームを終えてから500年後の未来に転生した

アストレイ

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自分の工房を目指して(クリエイターズへ)

『ナンバーズ』№ⅩⅢ

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 技術発表会初日、『ナンバーズ』と思わしき人物は来なかった。
ただし、まだ初日、二日、三日に来るかもしれない。
奴隷市場の奴隷オークションは三日間行われる。それに合わせて技術発表会も三日間行われる。
初日には来なかっただけで明日、明後日には来るかもしれない。
結果的には来ないほうがいいのだけれど。これまで何度も技術発表会をつぶしているから今回も来ると思う。
もしかして地下の出入り口を使わず換気用のダクトから入ってきたりして。まさかな。

「おい、気抜いているとそこからくるぞ」

警戒中に声をかけてきたのはヒルロップだった。
同じ檻の中にいた縁からかよくヒルロップと話すことが多い。
仕事が終わって帰ったら伯父とよく話すが仕事中の会話はヒルロップが多い。

「地下におりてくる人たちを見てもどこにも銃を持っている奴がいないんだぜ。このまま何事もなく期間が過ぎるのを待っていてい欲しいぜ」
「それは希望的観測というやつだ。そう簡単に終わらないから対『ナンバーズ』というお前が必要なんだろう」
「そりゃそうだ。こっちは来ていないけど。そっちで変わったことは?さっき何かしら喧騒が聞こえてきたけど」
「少し客と発表者の間で討論があってな別室に移動してもらって討論をしているよ」
「また技術が発展するなぁ。『ナンバーズ』がいなければ産業革命は水面下に起こるのではなく爆発的に起きそうだけど」
「そうは問屋は降ろさないところだのう」
「あほらし」

そうだべりながら警戒を続けた。二日目も異常なし。何事もなく時間が過ぎて無事技術発表会二日目が終えた。

そして、三日目早朝、技術発表会最終日始まってすぐに事件が起きた。
換気用のダクトから音が聞こえるのだった。
他の警備員が調べようとしたら突如、ダクトから手が出てきた。
その手当たりをたたいて何かを探っていた。網に手が当たってそこたたきまくった。
子供が外の換気用のダクトから落ちて思われすぐに救出が始まった。ちょうどここにはいろんな最新技術がたくさんあるそれらを使用して火急速やかに救出が行われた。
しかし、換気ダクトから出てきたのは子供ではなかった。一人の女性が出てきたのだ。
いい大人が換気ダクトに落ちるということが起きたのだ。地上ではどうなっているのか?
しかし、警備をしている誰もが外の換気口がどうなっているのか知っている。
どれも誰もが入れないように網がしてあるので網を取らなければ誰も入ってくることはない。
つまりここに出てきた人物は地下に何かあると思い換気口を破って降りてきたことになる。
探求者の性みたいなものだろうか。
女性は助けてくれた周りの人たちにお礼を言った。

「ありがとうございますぅ。見つからなければいったいどうなってしまうのだろうと不安になってしまいました」

 そのことはすぐに出入り口にいた俺にも教えられた。
俺はすぐに持ち場を離れてその女のもとへと急いだ。
もしも、換気口から換気用のダクトを通って地下へ降りてくるのではないかと予想していたからだ。
それは見事に的中した。救出された女の腰の横には銃があり、銃には№ⅩⅢが刻印されていた。

「そいつから離れろ!『ナンバーズ』だ」

正体をすぐに看破して捕まえる。
女はあっけなく縛についた。
あっけなさ過ぎてかなり警戒していたのかバカになるぐらいあっさり捕まった。
密かに銃を取り上げ、猿轡をかませて両手両足を縛って動けなくなるようにして別室へ移動させてから尋問する。
まだ子供だからという理由で俺は参加できなかった。
『ナンバーズ』が№ⅩⅢだけとは限らないため、もう一度出入り口に戻り警戒する。
警戒しながら奪った銃を見る。
奪った銃の外見は俺が持っている銃と全く変わらなかった。
性能を確認すると俺が持っている銃とかなり違った。

俺の銃はエネルギーをチャージしてチャージ弾を撃つ可能。パーツチップを付け替えることでチャージ弾を連射することが可能。使い方次第では拡散弾も撃てる。それだけではなく機能変更機能も付いており、攻撃から支援に機能変更すれば支援弾や回復弾を扱うことができる。使用されるエネルギーの正体は自身のMPである。MPが無くなるまで撃ち続けることは可能、しかし、MPが無くなると死んでしまうため推奨できない。単発の威力はステータスMGIの値で決まる。リミッターをかけることで威力を下げることは可能。
俺の銃はステータス依存の物。

現在、戦いの場が室内のためリミッターをかけて展示品に傷ができないよう威力を下げてチャージ不可にしている。ぶっちゃけ人に豆鉄砲よりも弱い威力で威嚇ぐらいしか役に立たない。

『ナンバーズ』№ⅩⅢの銃はエネルギーをチャージすることができないためチャージ弾が打てない。さらにエネルギーカートリッジ式で弾数制限が存在する。エネルギー消費量高いため一回で使うとカートリッジ内のエネルギーが空になる。どこかで聞いた仕様だ。
その分威力が高い。エネルギーカートリッジを一回で使い切ってしまうため連射は不可能というか単発式。イメージだとトンプソン/センターコンテンダーに近いかな。

俺のとは違い使用者のステータスにかかわりなく撃てる銃である。さらに調べると使用制限がついており、必要Lv250と出ていた。
つまりあの『ナンバーズ』№ⅩⅢは最低でもLv250あるということになる。
もしかしてあっさり捕まったのは・・・。
そう思った時だった。
会場のほうから爆発音が聞こえたのは。
音が聞こえてから会場のほうを見ると我さきと技術者たちが逃げてきた。
すぐに会場に行こうにも行けず、仕方なく避難誘導しながら会場へと向かった。
向かう途中、伯父とマチカネタ伯爵とその臣下の人たちがいて事情を聴いた。

別室へ連れていかれた『ナンバーズ』№ⅩⅢはあの後、普通に事情聴取を受けた。
換気用のダクトから地下におりてきたのは出入り口が分からなかったという理由からそこから侵入したとのこと。
頭大丈夫か?一般人の技術者たちが分かるくらいだからそこまでわかりにくくなっていないはずだが・・・。
技術発表会に来たのはこれまでと同じように技術発表会を襲撃するが目的だった。
理由はやっぱり『クリエイターズ』以外で最新技術が存在するのが気に食わないらしい。
それが分かった際に警備に参加していた奴が手を出そうとした。
『ナンバーズ』№ⅩⅢによりあっさり縄をちぎり反撃されて、誰も止めることができず会場まで進まれた。
技術発表会関係者が『ナンバーズ』№ⅩⅢが会場に来たのを、すぐに気が付いて技術者たちをすぐに避難させた。
まだ会場では避難に遅れた技術者たちがいると思われ、警備の人たちが『ナンバーズ』№ⅩⅢと交戦中だという。
それを聞いて鎧を装着して会場へ向かった。




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