デスゲームを終えてから500年後の未来に転生した

アストレイ

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自分の工房を目指して(クリエイターズへ)

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 マチカネタ伯爵が女神との会話に入ってきて立ち話もということで屋敷へと移動した。
地下から出てきたとき、伯父に女神のことを聞かれた。
さすがに表と裏の一大宗教団体の最高神ですとはいえず。
№ⅩⅢの体が変質してそれを依り代として空から使いがやってきたと教えた。さすがに女神が降臨した。なんて言ったら信じてもらえるかわかならないだろうし、信じてもらえたとしても、なんかやばそうなので濁した。
他の人たちにはなんっていたらいいのかわからず適当に、『ナンバーズ』の誰かが№ⅩⅢの遺体を利用させないために遠隔で人体錬成したのではとでも言っておいた。
さすがに女神イナクトと女神キルオールが同一人物って言えない。言ったらどちらの宗教から干されてしまう。
これからのことを考えると動きづらくなるので黙っておいた。

 女神はマチカネタ伯爵に連れられて屋敷へ向かった。
俺は会場の撤去作業の手伝いをした。
手伝いをしているとき、懐中電灯の能力を付与した剣を作った技術者にまた会えた。
その人に№ⅩⅢが技術者が作った剣を使いどのように警備員と戦ったかを話した。
技術者は№ⅩⅢがやった使い方は想定していなかったという。
作った剣は所詮試作品。そこからどうほかの武器に取り付けるか検討していたところだった。
個人的に話して懐中電灯の能力を付与するなら武器ではなく頭装備か鎧につけた方がいいといった。
技術者から「おお」と感嘆された。
普通に思いつきそうだけ、この人は思いつかなかったようだ。

「ありがとう。君のおかげで面白いのができそうだよ。片付けを速攻で終わらせて、工房に戻って設計図を引き直さないと」

技術者から礼を言った後、片付け作業に没頭した。
俺も習うように片付けを始めた。

 午前中に戦闘があって午後に関係者が全員で片づけをしたから会場の片づけがもうそろそろ終わる。
ブースに使用していた骨組みを廃材として外に持って行くためにアイテムボックスをしようとしたところ横から声をかけられた。
声をかけてきたのは№ⅩⅢとの戦闘中、気絶していた警備員として雇われていた人だった。
彼は俺に用があるらしく、周りから許可を取って個室へと呼びだした。
何か用かと思ったら、

「ありがとう」

礼を言われた。
気絶して言ところを助けたことかと思った。でも同じ警備員なのだから礼はいらないと答えたがどうやらそれだけではないようだった。
この人は5年前の技術発表会にいたという。今回は警備員としてたが当時は技術者の一人として参加していた。
その時、婚約者の技術者と見に来た人たちに自分たちが作り出した技術を発表していた。
そして、発表会が無事に終えることができたら結婚する予定だったという。
今年とは違い初日に『ナンバーズ』に襲撃があった。襲撃した『ナンバーズ』の№はⅦ。
その時は命からがら婚約者と逃げだすことに成功した。後に自分たちの工房に戻り、身を隠した。
しかし、『ナンバーズ』はどこで工房を突き止めたか知らないが運良く逃げることに成功した彼らを殺しに来た。
殺しに来たのは当時の会場を襲撃した時の同じ№Ⅶ。
№Ⅶは彼らの工房で暴れ、彼の婚約者を殺し、開発した新技術とその設計図を破壊した。
彼が死ななかったのは婚約者が寸前のところで彼を庇ったのと、『ナンバーズ』の襲撃しかたが荒々しかったために工房が倒壊し、下敷きになった。その時彼は気絶した。
さらに追撃を受けなかったのは倒壊して下敷きになり、大量の血を確認したため二人とも死んだと思いしなかった。
彼が瓦礫の下敷きになっても生きていたのは婚約者が最後まで彼を庇っていたおかげだった。

そのことをなぜ俺に聞かせるのか。
彼はさらに続ける。

 婚約者である彼女に報いるためには『ナンバーズ』№Ⅶを倒すしかない。そう思い彼は技術者から冒険者へと変わった。力をつけるためにいろんなことをした。命を投げ出すような危険な戦いをすればするほど経験値の入りがよくなりLvupしていった。
Lvが上がり自信がついたところで今回の技術発表会の警備員の募集を知り、参加した。
襲撃してきた『ナンバーズ』を撃退して№Ⅶを呼び出してやるという気持ちでいた。№ⅩⅢに敗北という結果に終わった。

 彼は死ぬ気でLv上げたのだろう。それでも足りなかった。
確かに彼のLvは俺の次に高いだろう。しかし、それだけだ。
強力な装備を持っていなく、対抗するためのスキルも持っていないだろう。
あいつは最低でもLv250はある。彼はそこまで届いていない。
これでは№ⅩⅢには勝てないと思う。さらに今回、相手が懐中電灯の能力を付与した剣を使い、光が物質化して攻撃していることにはすぐに気づかない。似たような武器を持っている俺ですらすぐには気づかなかった。

「そこでお願いがある」

どうやらこれまでのは前置きだったようだ。そうなると自分の代わりに№Ⅶを倒してくれだろうか

「君が№Ⅶと戦うことがあれば、倒してほしい」

予想通りだった。彼はもう戦うことができず、俺に倒すのを託すということか。

「倒した際は生かして、私の前に連れてきてほしい」

殺すのは自分の手で感じか。

「決着は自分の手で付けたい」
「それはどういう?」
「№Ⅶに挑み戦って勝ちたい。決着は私自身の手で付けたい」

決着は自分の手で付けたいのか、№Ⅶがどれだけのつよ持つか知らないが、今の彼で勝てるかどうか。
それに誤って死んでしまった場合どうすればいいか聞いておくか。

「もし誤って死んでしまった場合、どうすればいい」
「ヒルロップ殿に聞いたけど自爆する可能性があるんだったね。その時は№Ⅶの証を見せてほしい」
「了解した。№Ⅶと会った場合、生かしてあなたの元まで連れていく。死んだ場合は証を見せに行くということでいいか」
「すまないけどお願いするよ。そういえばまともに会話氏のこれが初めてなのに名乗っていなかったね。元技術者のエリン・シュナイダーだ。連絡待っているよ」

 相手は俺のことを知っているから自己紹介しなくてもいいような気もするけど、名乗り返さないのは失礼に当たるよな。だが、なんて名乗ろう。相手は元技術者といったが、肩書なんて、『クリエイターズ』の主、『ナンバーズ』ハンターとか言ってみてもいいのだろうか。いや、普通に元貴族でいいか。

「すでに名を知っていると思うが、元侯爵令嬢のテレサだ。『ナンバーズ』をおびき寄せるために『ナンバーズ』ハンターなんて名乗ろうか」

エリンは苦笑いして「それを名乗ったら、『ナンバーズ』のことを信頼しているところからまともに相手されなくなるからやめた方がいい」といわれた。
話は終わったとのことで俺たちは会場に戻った。
資材と廃材はすべてなくなっており今あるのは大量の机といすが置いてあった。
そこには今回出た技術者、警備員たちがいた。どうやらこれから慰労会が始まるようだ。
マチカネタ伯爵が音頭を取り慰労会が始まった。
それから食えや飲めやのどんちゃん騒ぎが起きて、誰もが今日までのことをねぎらった。
そうやって今日は終わった。
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