デスゲームを終えてから500年後の未来に転生した

アストレイ

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自分の工房を目指して(クリエイターズへ)

女神からの依頼

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 昨日、どんちゃん騒ぎをしたせいで頭が痛い。
今は8才の子供、大人たちと混じって騒いだらだめだった。前世のような感覚で騒いではいけない。酒?絶対ダメ。
騒いでいたら、女神も交じってさあ大変。女神が醜聞とか構わず、服を脱ぎだし裸踊りをすると言い出すわでやばかった。
酒飲んでいた奴はもっとやれと煽り、まだまともな奴らと組んで全力で止めた。
実は、俺は止めずに煽った側だったりする。
その時、ジュースと誤って、酒を飲んだしまった見たいで、酔っぱらっていたようだ。
そのせいか朝から頭が痛い。二日酔いしたか。
それと宴の席で何かしてないよな。記憶がおぼろげなせいで何やったかわからない。
覚えているだけでアニソンを熱唱していた記憶しかない。

テレサはアニソンを10曲ほど熱唱していた。なお昭和時代のアニソン10曲ですべてロボットものである。

というかいつの間に屋敷に戻ってきていた?
いつの間にぶっ倒れて誰かが運んでくれたのだろうか。あとで礼を言っておこう。

テレサを屋敷に連れて行ったのは同じく参加していた伯父のガイウスである。
そもそもテレサが飲んだ酒はもともとガイウスが飲んでいた酒だったりする。

向かい酒を飲んだらよくなるだろうか・・・。というか子供が向かい酒とか言ったら間違いなくと止められる。
今日は頭が痛いのを我慢するしかない。うげぇぇぇ。

子供への飲酒は絶対にやめましょう。なお、酒は子供の手の届かないところに保管しておきましょう。お酒は二十過ぎてから。テレサからの約束だ!!!

部屋の外が騒がしくなってきた。誰かが慌ただしくしているのだろうか。

「テレサ!!!」

突如、大声をあげて扉が開けられた。そして、女神が部屋に入ってきた。
女神の大声が頭に響いて頭が痛い。
それにしてもこんな朝早くから何の用だろう。

「お願いあるの、私にあなたのようなアーマーを作ってほしいの」

そのために朝早くから・・・。ごめん、体を前へ後ろへ揺らさないで吐く・・・。

俺の様子を見て女神は慌てて体を離した。
気持ち悪くなってきたがリバースしなかった。というか年頃ではないにしても少女がリバースなんてしてたまるか。

「なぜ、鎧が欲しい?」

現状、なぜ鎧が欲しいのか聞きたい。最高神なんだから何でもありのような気がするがそこはどうなんだろうか。

「まずは、私が世界に降りたったことで私も自分自身で定めたルールに縛られるから。それで現在Lv500なんだけど、今のままではだめのなのよ。そうでなければ『ナンバーズ』に勝てないのよ」

え~と、確か一部の『ナンバーズ』はこの世界の技術発展を著しく妨げになっているところがあってそれを粛正して世界を発展させようと画策しているんだったか。
Lv500じゃ勝てないから勝つための装備が欲しいといったところか。Lv500で勝てないってどれだけ強いんだ『ナンバーズ』?俺ほどではないにしろ『クリエイターズあいつら』に迫るほどの強さを持っているのだろうか?

「待って、女神はなんで降りてきたんだっけ?」
「この世界に破壊と創造と革新と安寧をもたらしに来ました」
「やり方は?」
「技術革新を起こして産業革命を起こさせる予定」

そうするなら鎧いらなくない。
確か降りてきたとき一番技術持っているからとも言っていたけど、俺も工房がなければ何もつけれないぞ。
警備員をやるとき伯父の力を借りてマチカネタ伯爵に交渉して工房を貸してもらったけど改造が限界だった。
元々、何もかも終わったら鎧を分解して換装型にする予定だったからパーツはあったからできたけど、ここでパーツの新造はできていない。
ここで新造することができるほどの工房もなければ作るための材料がないため作ることができない。
俺のような鎧を作るために必須の賢者の石がない。前世で塔に上る前に全部使い切ってしまった。再び作ればいいのではと思うが賢者の石の材料も切らしている。賢者の石の4つ材料の内3つは簡単に手に作れるが、残り1つの中和剤・虹も賢者の石を作るならすぐに作れる。
しかし、賢者の石を鎧の材料して使うなら中和剤・虹を目的に合ったものにして作らなければならない。
ぶっちゃけ賢者の石の胆は中和剤・虹だ。これをどう作るかで賢者の石を使う物の性能ががらりと変わる。
俺の鎧みたいな鎧だと中和剤・虹の時点からこだわらなければない。それだけではなく工房にある錬金釜のランクが最低でもランク4無いといいものができない。
この都市にある借りられる錬金釜はランク3が最高のため作ることは不可能。

「女神のなのだから世界に降りてこず、神託か何かでできないのか」

神託でもやれば一発で解決するようなものだが、

「信者たちが自分たちが信じることしか信じないから無理」

とんでもない落ちで一蹴された。だからといって降りてくるわけにはいかないのでは?世界の外からいじるとか。

「世界の外からいじると大雑把になるからだめ、最初はよくても後々のことを考えると降りて動いた方が後々取り返しがつかないことが起こるかダメなのよ。それにあなたの力も借りたかった」

でも、なぜ俺?確かに技術は俺が一番持っているかもしれないけど、自分の工房でないといいもの作れないぞ?それでもいいのか?

「私が転生させた中でオーバーテクノロジーを生産して扱っていたのはあなただけなのよ」

『インフィニティ・ワールド』がこの世界として独立していない時はオーバーテクノロジー系を扱っていた生産者は多くいたけど、俺以外転生していなかったのか。そもそも転生条件ってなんだ。

「転生させたのは全員『インフィニティ・ワールド』がデスゲーム時代に死んだ人だけよ。『インフィニティ・ワールド』を独立した世界にしたとき、死んでデータ化した彼らの魂をこの世界で新たな生を受けて新たな人生を楽しんでほしいと思ってやったことなの」

 理不尽な死ではなく。ちゃんと生きて死んでほしいと女神の願いだった。
転生した人の中には知識チートとか料理革命とかやろうとした人がいたらしいが、知識は中途半端しかなく、料理革命はしなくてもゲームだったからか料理革命に出てきそうな料理は普通に存在する。よってどれもうまく行かなったそうだ。一部、前世がその手の本職の人もいたみたいで成功した人もいるらしい。
唯一、戦闘系のチートはうまくいったことがあるらしい。
半分ぐらいの人が能力が高くて胡座を書いていたために最終的に努力してきた人たちに抜かれることが多かったようだ。
一部の人は胡座を書かず、努力しまくった結果『クリエイターズ』に並ぶ英雄的存在として語られているという。
なお、その人たちでも『クリエイターズ』には勝てなかったという。どれだけ強くしたっけ?結構、ドーピングアイテム使って成長させたような。よし、知らん。

「それでお願い、アーマーを作って」
「設備と材料がないから無理」
「なんで!!!」
「前世の時、ダンジョンに突入する際にすべて使い切ってしまったために作れない」
「それじゃあ、無理ね。材料が手に入って作れる工房があるなら作ってくれる」
「いいけど」
「OK、そうしたら東へ行きましょう。ここから東にある国に錬金学校があってそこなら多分材料と勝て入ると思うわよ」

東に錬金学校かだが、まずは自分の工房に行きたいから却下かな。

「言っておくけど、あなたの工房は錬金学校からさらに東にあるから、大丈夫よ」

そうか、工房の道中にあるのか・・・。もしかして心とか読めてる。

「なんとなくそう思ってんじゃないかと思って言っているよ」

勘で成立しているのか・・・、それとも思っていることが顔に出やすいたちだったか?

「それじゃあ、今日一日、出発の準備をして明日の朝、東に出発しましょう」

それを了承した。
それから女神は部屋から出ていった。
俺は出発のため、伯爵から依頼の報酬をもらいに行った。
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