デスゲームを終えてから500年後の未来に転生した

アストレイ

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北東のダンジョン

次は東のダンジョンへ

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 それから騎士たちと話し合いがあり、騎士たちは一度、ダンジョンの奥へと行って検分することになった。冒険者たちも数人残り検分に立ち会う。
本来ならライラたちが残って立ち会った方がいい。俺たちという戦力をここに足止めさせるより他のダンジョンへ行って他のダンジョンを鎮めた方がいいとのことでのことでライラたちの立会いの下での検分は後回しにされた。
そんなことしちゃいけないような気がするけど騎士たちがいいって言うならいいか。

 次のダンジョンへ行くためにライラの荒い運転をする車に乗らないといけないのか。できれば乗りたくない。しかし、乗らなければすぐに東のダンジョンへ行くことができない。時間をかければ歩いていくのも手だがいつ反乱がおきてもおかしくない状況なため悠長なことはしていられない。
そう思っていたところで音が聞こえてきた。音の方向を見ると何かが近づいてきた。その何かをよく見ると車だった。車種はハチロクだった。
なぜハチロクがこちらに向かっているのか?ライスが持っている車はカギが合う車は俺たちが乗ってきたハチロクしかなかった。そうなると乗ってきたのはライスではない。では一体誰が?
ハチロクはダンジョンの入り口につき止まった。
運転席から出て来たのはメイドだ。メイドがハチロクを運転してきた。
メイドはまっすぐとベカズの元へと向かった。

ご主人様マスター、頼まれていたものを売買をしてまいりました」

ああ、このメイド。ライスたちと同じか。ベカズは転生者だから俺みたいに前世のアイテムを持っていたのか。
この車は誰が作った人は誰だ?俺が持っているカーロボットさん産かな。

「ありがと。でもちょっと遅かったかな」
「それはどういうことでしょうか?」
「エリンたちに先を越されてね。ここの氾濫する可能性が低くなった」
「エリン様?申し訳ありませんエリン様。挨拶が遅れてしまって失礼しました。」

メイドはエリンに頭を下げて一礼した。

「お久しぶり、冥土さん。それと僕にそんなにかしこまらなくてもいいんですよ」

メイドの冥土さんて。
相手を冥土に送るメイドなんて意味だろうか。
冥土のメイドさん覚えておこう。
しかし、このメイド、オーバーテクノロジーの車に乗ってたよな。
『ナンバーズ』に襲撃をは受けなかったのか?さすがの『ナンバーズ』も転生者個人の持ち物を殺してでも奪うということはしなかったんだろうか。聞いておこう。さすがにまずは自己紹介だな。

「冥土。朗報だ。新たな転生者が現れたんだ」
「本当でございますか!?」
「ああ、この女の子が転生者だ」
「転生者のテレサと言います。よろしくお願いいたします。冥土さん」
「よろしくお願いします。テレサ様。わたくしはベカズ・スモールことデッドエンドフフフのメイド、冥土と申します。お見知りおきをお願い致します」

お互いに自己紹介を終えた。
それどころかベカズの前世の名前はデッドエンドフフフというのか。
俺は前世の名前を言わないのは不公平だな。

「そういえばテレサの前世の名前はなんて言うんだ」

普通に疑問に思うよな。

「前世の名前ね・・・。あまり言いふらされたくなくてあまり名のってないのよ」
「なんでだ?」
「俺は誰でも知っていて『栄華の落日』を起こしたことになってんのよ」

2人は『栄華の落日』を起こした人物と聞いてすぐに俺の前世の名前にピンッと来た。
そのせいか周りを見わまして耳元に口を近づけてきた。

「なら、あんたあれか、多くの人をデスゲームから救った凰牙さんか」

頷いて肯定した。

「娘や叔父さんを救ってくれてありがとう」
「娘?叔父さん?」
「そうだ。俺はカーロボット甥なんだ」

カーロボットさんとこのベカズは現実で親戚だったのか。
そうかそうならなんでベカズが車を持っているかわかったぞ。カーロボットさんから送られた車だったんだ。
それに娘さん・・・。もしかしてカーロボットさんの所にいたプリティアさんかな。

「俺は叔父や娘をデスゲームから救えなかった。だからお礼を言わせてほしい」

ベカズに頭を下げられてお礼を言われた。
俺は素直に受け取った。その後、疑問に思ったことをベカズに聞いた。

「ベカズさんが車を持っている理由はわかったけど、よく『ナンバーズ』に狙われなかったな」
「『ナンバーズ』で俺が車を持っていることを知っているのはお前の従者たちに引っ付いて動いている5人しか知らないぞ」
「ナイン以外にもいるのか」
「その様子だとすでに」
「ああ、ライス・シャワーと再会している」
「ライス様、泣きませんでした」
「大いに泣かれたよ。後で4人にも会わなければな」
「そうか、会えるといいな」
「会えるさ。絶対に」

絶対に会える。『ナンバーズ』とやりあっていたら絶対に。
俺は冥土が車を運転していたことを思い出し、ベカズにちょっとしたお願いをしてみた。

「すまないがベカズさんちょっとお願いがあるんだけどいいかな」
「お願い?」
「ちょっと冥土さん貸してくれないかな」
「なんで?」
「車持っているんだけど運転できるのがライラだけで地獄のような暴走するからあまり運転させるわけにはいかなくてな」
「そんなに荒いのか」
「ヒルロップとエリンが撃沈した」

ベカズは乾いた笑いをしてライラの方をみてヒルロップとエリンを見た。

「で、車種はなんなの」
「あの超有名なトヨタカローラレビン、トヨタ・AE86。それもかなり似せて作られている奴」

俺はアイテムボックスから車を取り出した。
ベカズは俺はとんでもない勘違いしていると言ってのけた。

「これ違うよ。このトヨタカローラレビン、トヨタ・AE86は叔父さんの社用車だよ。イニシャルなんたらとは違うよ」
「え!?マジで」
「マジ、マジ、あっちはスプリンタートレノの方。もしかして知っているだけで読んだことない」
「ない」
「なら仕方がないか。ハチロクってだけで認識してレビンと間違えたのか。でもそのファンの人に知られたど叱りを受ける可能性があるからもうやめたら」
「そうさせていただきます。それはいいとして社用車?えっと、カーロボットさんって豆腐屋なの」
「そうだよ。じいちゃんから乗り継いだ車なんだって」
「偶然?」
「さあ、そこは知らない」

俺は車種を勘違いしていただけではなく、乗っていた車はカーロボットさんの社用車かよ。著作権とか大丈夫だったのだろうか?
それで運転の方は、

「凰牙さん、乗せてくれない?」
「いいけど、運転してくれるか」
「そこは問題ない。叔父さんのこれは乗ってみたかったから」
「交渉成立だ」

俺はベカズと握手を交わしてレビンを運転してもらうことになった。
ベカズは自分のパーティーメンバーと話し合い。一時的別れ俺たちとともに行くことになった。
ベカズのパーティーメンバーは騎士たちとダンジョンを降りて最奥に行き、検分に立ち会うという。
レビンの運転手はベカズがやり、ヒルロップとエリンが乗る。
トレノの運転手は冥土がやり、俺とライラが乗る。
ライラは運転できないことに不満を言ったが、バカやる前に気絶させて乗せた。

俺たちは東のダンジョンへと出発した。
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