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東のダンジョン
東のダンジョン ダンジョンコア
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妖精?は俺の方に向き直って頭を下げた。
いったいこいつは何なんだろうな。見つけたときはさなぎ状になっていて、多分、増殖の魔法陣に組み込まれていた。俺が、魔法陣を破壊したことにより目の前の姿になった。それでモンスターかといわれるとわからない。モンスターのようには見えない。未公開モンスターかと聞かれると知らないとしか言えない。そりゃ、未公開だしプレイヤーの俺にはわからない。
俺が触った時、オレから何かを吸って変化が起きて、喋れるようになった。
それでなんで俺に頭を下げる?
妖精?下げた頭を上げた。
俺はなぜ頭下げた理由を聞くことにした。
「なあ、なぜ頭を下げた?」
「あなたに救われたからです」
「蟻たちを倒したことか?なら当た前を下げなくていい」
「いいえ、サムライアントたちのことではないです」
何だ違うのか。なら増殖の魔法陣のことか。
「あなたにはあの魔法陣から助けてもらったのでお礼のために頭を下げました」
そっちのことか。
「俺たちはあの魔法陣を見つけ次第破壊することを目的にしていたから助けたの結果に過ぎない」
「それでもあなたに助けられたの確かです」
妖精?はもう一度頭を下げた。
なんか最近、お礼を言われるようなことが続いているな。どこかで恨みとか言って何かされそうだ。
それは置いといて、この妖精?はいったいなんだ?
「お礼は受け取るとして、お前って何?モンスターじゃなさそうだし、いったいなんだ?」
「自分はこのダンジョンのコアです」
はい!?!?!?
ダンジョンコアだと!?ダンジョンコアって初めて見るけど、このような存在なのか?
他の所もそうなのだろうか?
前のダンジョンはダンジョンコアを見かけなかったけど、別ルートにはあったのかな?別ルートにいったライラたちに聞いてみるか。
「そのダンジョンコアが何であんなことになっていたんだ?」
「かつての自分は双六角錐柱のような形をしていました」
双六角錐柱?どんな形をしているんだ?
それとああなっていたことと関係あるのか?
あっ、まだ話に続きがある。
「中央で転がっていた自分を『漆黒の牙』と名のる集団が拾って、あの部屋に連れて行きました」
ここで『漆黒の牙』の名前が出てくるのか。
「彼らは自分をここから持って帰ろうとしたのですが、拾った人の荷物袋の底が破れたため、荷物袋から落ちて、あの魔法陣の上に転がったのです。それからは魔法陣に魔力を吸われてしまって」
『漆黒の牙』の奴らこいつがダンジョンコアと知らずに持ち出そうとして落としてしまったわけか。
魔法陣の上に落ちてしまったせいで魔法陣に魔力を吸われてダンジョン全体がおかしくなってしまったわけか。
「それじゃぁ、なんで双六角錐柱?が人型になった?」
「それはわかりません。しかし、運命的なものを感じます」
運命的なものを感じるってなんだよ。
結局はわからないということか。
訳の分からないことだし、下手に考えても仕方がないか。
こいつはこのダンジョンのコアであることは間違いないだろう。
そうじゃなければ、こいつが目覚めてからダンジョンの様子が変わったのは一目瞭然だからな。
でも、なんで殴られていたんだ?こいつここダンジョンコアだろ。
「殴られていた理由とかわかるか?」
「わかると思いますか」
「わからんな」
「そういことです」
ダンジョンコアはダンジョンを作り出し、維持するものとでも思っておけばいいか。
モンスターにはそれが分からない。だから攻撃したといったところだろうか。
推測の域を出ないな。確証がないことをあれこれ考えても仕方がない。
地下のモンスターたちの数を減らして地上へ戻るか。
そうすると中央の大部屋にいるBOSS軍団と戦うか。
ファイナ・ルアイスレ・オーが持っていた《ダメージカット(n%)》みたいなスキルは持っていないだろう。
ただ気持ち悪いくらいに数が多いだけだ。
「これからお前はどうするんだ」
「自分はダンジョンの管理者です。これからもここを管理するだけです」
「そうか。下手に人間の前に出ると攻撃され可能性があるから、先に戻ってお前がいることを伝えてくるわ」
「ありがとうございます」
「じゃ」
そう言って俺はダンジョンコアと別れて中央の大部屋を目指した。
《レーダーサイト》で中央の大部屋の位置を確かめて地図と照らし合わせて現在地を割り出した。
中央の大部屋に向かっている途中でサムライアントたちと遭遇した。
多分、途中で追いかけるのをやめた連中だろう。
これまで通り倒すだけだ。
とそう思っていた。このサムライアントたちはさっきまでとは違っていた。
攻撃が少し変わった。
なんと魔法弾を撃つようになった。
それも俺が持っている銃のような球を口から撃つようになった。
ゲーム時代でもこんな攻撃はしてこなかった。
だが、それがどうした。
魔法弾を撃つ際、足が止まる。そのすきをついて俺が先に銃で撃てばいい。簡単なことだ。
俺は銃でサムライアントたちを倒しながら、中央の大部屋へ。
そして中央の大部屋に前には、門番のようにアントソルジャーがいた。
中央の大部屋に入るために一度、深呼吸をしてから、アントソルジャーを倒して中に入った。
中央の大部屋にはBOSSたちが待ち構えていた。
さらに俺が中央の大部屋に入ったときに変化が起きた。
なんと入ってきた入り口が塞がれたのだ。それだけじゃない。他の出入り口も塞がってしまった。
まさか、本来はここにいるBOSSたちを全滅させなければここから出ることはできなかった。しかし、ダンジョンコアが不調だったことにより、退路を断つことはできなかった。
俺がダンジョンコアを救出したために本来のトラップが発動してしまったか。
なに、俺の力なら、こいつらなんて簡単に倒して見せる。
いったいこいつは何なんだろうな。見つけたときはさなぎ状になっていて、多分、増殖の魔法陣に組み込まれていた。俺が、魔法陣を破壊したことにより目の前の姿になった。それでモンスターかといわれるとわからない。モンスターのようには見えない。未公開モンスターかと聞かれると知らないとしか言えない。そりゃ、未公開だしプレイヤーの俺にはわからない。
俺が触った時、オレから何かを吸って変化が起きて、喋れるようになった。
それでなんで俺に頭を下げる?
妖精?下げた頭を上げた。
俺はなぜ頭下げた理由を聞くことにした。
「なあ、なぜ頭を下げた?」
「あなたに救われたからです」
「蟻たちを倒したことか?なら当た前を下げなくていい」
「いいえ、サムライアントたちのことではないです」
何だ違うのか。なら増殖の魔法陣のことか。
「あなたにはあの魔法陣から助けてもらったのでお礼のために頭を下げました」
そっちのことか。
「俺たちはあの魔法陣を見つけ次第破壊することを目的にしていたから助けたの結果に過ぎない」
「それでもあなたに助けられたの確かです」
妖精?はもう一度頭を下げた。
なんか最近、お礼を言われるようなことが続いているな。どこかで恨みとか言って何かされそうだ。
それは置いといて、この妖精?はいったいなんだ?
「お礼は受け取るとして、お前って何?モンスターじゃなさそうだし、いったいなんだ?」
「自分はこのダンジョンのコアです」
はい!?!?!?
ダンジョンコアだと!?ダンジョンコアって初めて見るけど、このような存在なのか?
他の所もそうなのだろうか?
前のダンジョンはダンジョンコアを見かけなかったけど、別ルートにはあったのかな?別ルートにいったライラたちに聞いてみるか。
「そのダンジョンコアが何であんなことになっていたんだ?」
「かつての自分は双六角錐柱のような形をしていました」
双六角錐柱?どんな形をしているんだ?
それとああなっていたことと関係あるのか?
あっ、まだ話に続きがある。
「中央で転がっていた自分を『漆黒の牙』と名のる集団が拾って、あの部屋に連れて行きました」
ここで『漆黒の牙』の名前が出てくるのか。
「彼らは自分をここから持って帰ろうとしたのですが、拾った人の荷物袋の底が破れたため、荷物袋から落ちて、あの魔法陣の上に転がったのです。それからは魔法陣に魔力を吸われてしまって」
『漆黒の牙』の奴らこいつがダンジョンコアと知らずに持ち出そうとして落としてしまったわけか。
魔法陣の上に落ちてしまったせいで魔法陣に魔力を吸われてダンジョン全体がおかしくなってしまったわけか。
「それじゃぁ、なんで双六角錐柱?が人型になった?」
「それはわかりません。しかし、運命的なものを感じます」
運命的なものを感じるってなんだよ。
結局はわからないということか。
訳の分からないことだし、下手に考えても仕方がないか。
こいつはこのダンジョンのコアであることは間違いないだろう。
そうじゃなければ、こいつが目覚めてからダンジョンの様子が変わったのは一目瞭然だからな。
でも、なんで殴られていたんだ?こいつここダンジョンコアだろ。
「殴られていた理由とかわかるか?」
「わかると思いますか」
「わからんな」
「そういことです」
ダンジョンコアはダンジョンを作り出し、維持するものとでも思っておけばいいか。
モンスターにはそれが分からない。だから攻撃したといったところだろうか。
推測の域を出ないな。確証がないことをあれこれ考えても仕方がない。
地下のモンスターたちの数を減らして地上へ戻るか。
そうすると中央の大部屋にいるBOSS軍団と戦うか。
ファイナ・ルアイスレ・オーが持っていた《ダメージカット(n%)》みたいなスキルは持っていないだろう。
ただ気持ち悪いくらいに数が多いだけだ。
「これからお前はどうするんだ」
「自分はダンジョンの管理者です。これからもここを管理するだけです」
「そうか。下手に人間の前に出ると攻撃され可能性があるから、先に戻ってお前がいることを伝えてくるわ」
「ありがとうございます」
「じゃ」
そう言って俺はダンジョンコアと別れて中央の大部屋を目指した。
《レーダーサイト》で中央の大部屋の位置を確かめて地図と照らし合わせて現在地を割り出した。
中央の大部屋に向かっている途中でサムライアントたちと遭遇した。
多分、途中で追いかけるのをやめた連中だろう。
これまで通り倒すだけだ。
とそう思っていた。このサムライアントたちはさっきまでとは違っていた。
攻撃が少し変わった。
なんと魔法弾を撃つようになった。
それも俺が持っている銃のような球を口から撃つようになった。
ゲーム時代でもこんな攻撃はしてこなかった。
だが、それがどうした。
魔法弾を撃つ際、足が止まる。そのすきをついて俺が先に銃で撃てばいい。簡単なことだ。
俺は銃でサムライアントたちを倒しながら、中央の大部屋へ。
そして中央の大部屋に前には、門番のようにアントソルジャーがいた。
中央の大部屋に入るために一度、深呼吸をしてから、アントソルジャーを倒して中に入った。
中央の大部屋にはBOSSたちが待ち構えていた。
さらに俺が中央の大部屋に入ったときに変化が起きた。
なんと入ってきた入り口が塞がれたのだ。それだけじゃない。他の出入り口も塞がってしまった。
まさか、本来はここにいるBOSSたちを全滅させなければここから出ることはできなかった。しかし、ダンジョンコアが不調だったことにより、退路を断つことはできなかった。
俺がダンジョンコアを救出したために本来のトラップが発動してしまったか。
なに、俺の力なら、こいつらなんて簡単に倒して見せる。
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