君の手の温もりが…

海花

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不安

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藤井は部屋に入るなり葵を再び抱きしめ、噛み付くようにキスをした。
冷静さを欠いてることを頭で解っていながら自分を止められなくなっていく。
舌を絡めながら、葵のシャツのボタンを手馴れたように素早く外す。
「───ん…………」
葵の喉から音が漏れると、それに煽られるように激しく舌を絡め吸い上げる…。
藤井の右手が葵のパンツのボタンを外しチャックをおろすと、葵が慌てた様に逃げようとした。
しかし藤井が葵の身体を壁に押付け逃げられないようにすると、反応しているそれの、葵が一番感じるところを指先で 触れた。
「───!?……ンん!……」
葵が俯いて、わざと唇を離した。
「……ちょっ…………待って…………」
藤井が構わず葵の首にキスをして舌を這わせる。
葵の項からシャンプーの香りに混じって汗の匂いがする……。
「……ぁ…ン……本当にちょっと……待って……──ン──ぁあ!!……」
藤井が肩を軽く噛むと、葵の身体がビクッと波打った。
藤井は葵のシャツを剥ぎ取るように脱がせ、葵の身体を壁に向かせて背中に歯を立てる。
「───!!……ぁあ!っん……ダメ……だって……」
葵も何とか抗おうとするが壁と藤井に挟まれ身動きが取れなくなる……。
「……俺……汗臭い……から……」
「そんなの構わない……」
耳元で囁くと後ろから首を噛んだ。
「───あっ…ンっ……」
葵が思わず仰け反る。
「……俺が………構います……」
頭の隅で止めなければ…と理解しているのに……
『葵の嫌がることはしたくない…』と…自分で言っておきながら……止められない。
藤井が葵の背中を強く吸いながら、足で葵の両足を開かせ、両手で葵の腰を抑える。
「───!!……藤井さん!?……」
まだ準備が整わない状態の葵のつぼみを無理やり開いた……。
藤井に慣らされていた身体が辛うじてそれを受け入れる。
「……ん!!──ぁああ!!……」
葵の声が玄関に響く……。
その声が快感を伴っているものの、確実にいつもと違う……。
自分の汗が葵の背中に落ちている。

「……ぁ……んぁ……」
葵の口から小さく声が漏れる。
こんな風に無理やりされるのは初めてで頭がついていかない……。
それでも自分の身体を知り尽くしているそれが徐々に快感で埋め尽くしていく…。
───ダメだ……考えられない……。
「……ぃい……」
思わず口から漏れる。
不快なのか快感なのかすら解らない…。
ただ身体が反応している。
「……──イ…ク…………」
葵の声に藤井が後ろから思い切り抱きしめた。
「───葵………………」
名前を呼ばれながら藤井が果てるのが判り葵自信も白濁色のそれで壁を汚していた……。


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