まわるせかいでまた君に巡り逢う

灰景柊花

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辺境伯領編

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さて、猫の姿に獣化していた俺の自室に突然の来訪者が訪れ、その来訪者がまさかの俺の因縁の相手であり今世では義兄であるヴァニタスだったのだが、その後俺がどうなったかの話をしようと思う。
その前に今の現状を聞いてほしい。俺は現在――

姿

……。
何を言っているのか分からないと思うが俺も分からない。
とりあえず整理するためにもこうなるに至るまでの経緯を思い返そうと思う。


ヴァニタスが突然俺の部屋に訪れ、まず俺は真っ先に警戒した。
今世では兄と言っても腹違いであるし、俺の存在はあちらも先程知ったばかりなはずである。少しの情もない。その上で、もしヴァニタスが記憶を持っていて、ライ・カノンが自分が魂に呪いを刻んだ存在張本人だと気付いたら……?何か仕掛けてきてもおかしくは無い。というか直々に殺しに来たという可能性もゼロじゃない。
俺は警戒体制を崩さぬままジリジリと後退する。ヴァニタスが入ってきた扉の真反対にはテラス窓があり、窓の外側はバルコニーになっている。そこまで逃げれば後は猫の身体能力を使ってどうにでもできる。そう考えた俺はヴァニタスに背を向けぬまま窓の方に向かって足を伸ばしていく。
――が。

「よかった、いてくれて」

そう宣ったのはこの空間でただ一人言葉を発することができるヴァニタスである。そう呟いたヴァニタスは、頬を緩めてとても嬉しそうに微笑んだのだった。
そう、のだった…。

……ちょっと待ってほしい。情報量が多すぎる。キャパオーバーだ。ただとりあえずこれだけ言わせて欲しい。

コイツは一体誰だ?????

先程まで完全に輝きを失った宝石の如く空虚で死んでいたはずだ。それなのに、なぜか、今目の前にいるヴァニタスの目はキラキラと輝いている。目にハイライトが宿り、まるで本物の宝石のようにキラッキラしている。というか目だけでは無い。その表情もだ。先程見た時はピクリとも動かず抜け落ちたようだった表情筋が、めちゃくちゃ仕事をしている。仕事しまくりである。俺が見ているのは幻覚か?それか俺を殺す間際に見せる最後の微笑みとかだったりする?何それ怖い。

と、俺が恐怖で震えているとその様を何と勘違いしたのか、ヴァニタスは一つ小首を傾げると合点が言ったように一人頷く。

「そうだね。こんなところに急に連れてこられて怖かったよね。こんな姿になっちゃうくらい…でも大丈夫。俺の部屋に行こう」

怖いのはアナタですが?????
と今の状態で言えない俺は抵抗感を振り絞るように「ミ、ミャー」と震える声で鳴く。後なにがどう大丈夫で、『俺の部屋に行く』の因果関係が全く分からないんだが??というか今更だがどうしてヴァニタスはライ=黒猫だと言うことに気づいたのだろうか。サングィスに俺の母が猫の獣人だったと聞いたのだろうか。それにしても驚かなすぎでは??そう俺が思考している間にもヴァニタスはニコニコと微笑んでいる。笑顔がこんなに怖いと思ったのは今までの記憶を引っ張り出しても初めてだった。
と、俺が大困惑大混乱している内にひょいっと持ち上げられる俺(子猫の姿)。気づいた時にはもうヴァニタスのまだ発展途上な細い腕に抱えられていた。
俺はヴァニタスの腕の中から彼の顔を恐る恐る見上げれば、視線に気づいた彼にニコリと微笑まれた。笑顔が眩しい。怖いよう。
俺はこれからヴァニタスの部屋処刑場に連れ行かれるような悲痛な面持ちでその時を待っていた。

そうしてヴァニタスに抱えられて連れて行かれた彼の自室。その間、使用人たちには一人も会わなかった。と言うより、この城に初めて連れて来られた時から思っていたが、この城は静かすぎる。普通は城の主人の家族には使用人の一人や二人つくはずである。貧乏貴族ならいざ知らず、カノン辺境伯は建国から隣国との国境線を守ってきた由緒正しい上位貴族であるはずだ。何代か前には王家からの降嫁もあったという。そんな王家とも繋がりが深いこの家が、貧乏であるはずはないし、サングィスヴァニタスの装いも、華美ではないが上等なものなのが伺えた。先程俺の自室として与えられた部屋も派手な装飾はないし、必要最低限のものしかなかったが、品質は全てよかった。とある生では鑑定士などもやっていた俺が言うのだ。間違いない。広い廊下の中、ヴァニタスの足音だけがコツコツと響いていた。人の気配はないのに、埃ひとつなく整えられた空間。この城の閉塞感は異常だ。これを指示しているのがあの父親ならば……俺は彼とは相容れないだろうなと思った。俺はお祭りのような人で溢れかえりごちゃごちゃしているところは苦手だが、だからと言ってここは静かすぎる。俺は、居心地の悪さに身じろぎした。
ヴァニタスは平気なんだろうかと伺いみるが、目にハイライトこそあるが表情が抜け落ちている。やはりこの空気は生まれた時からこの城にいる彼にとっても酷いものであるのだろうか。そうだったら悲しいし、あんなに虚ろな目と表情をしていたのも納得できる。ヴァニタスには前の俺と双子だった生の記憶はないのだろうか。記憶にある抜け落ちた相貌だったからそう考えてしまっていたが、早計だったかもしれない。彼は本当にこの城に来たばかりの俺を案じ、ライを気にかけてくれているだけなのでは…?と早々に警戒してしまった自分を恥じ、彼に申し訳なく思った。

そう俺が一人で彼に申し訳なさを感じている間に、ヴァニタスの自室についていたらしい。普通は部屋の前に着いた時点で、待機している使用人がいるはずなのだが本当に見当たらない。やはりこの城はおかしい。ヴァニタスは特にそれを気にする風でもなく、自身の手で自室の扉を開け、中に入る。彼の部屋は彼の持つその色彩と同系色で揃えられており、黒を基調とした上品な部屋だった。大まかな部屋の構造は俺の部屋と同じで、違う点と言えばデスクの上に何かの書類と羽ペンにランプ、その横にある大きな本棚にはびっしりと小難しそうな本が並んでいる。扉の対面の位置にあるテラス窓の向こう側にはバルコニーがあり、黒のガーデンテーブルとチェアが一対。全体的に黒をベースに整えられた部屋は、俺の自室を思い出させる。もしかするとあの部屋を用意したのはヴァニタスなのかもしれない。
ヴァニタスは部屋に入ると迷いなくソファの方に進む。そうして俺を抱えたままソファに腰掛けると、腕に抱えていた俺を膝の上に乗せた。俺はこれからどうなるのだろうかとヴァニタスを見上げれば、先程能面のように抜け落ちていた表情筋がまた仕事をしだしていた。ニッコニコである。

「俺、弟が来るって聞いて楽しみにしてたんだ。ここでの生活を不安に思うかもしれないけど、俺はお前の味方だから。なんでも言ってね」

そう優しい慈愛の笑みで言ったヴァニタスには後光が差して見えた。……俺はヴァニタスへの警戒を完全に解いた。なんだ、ただの天使か、と。彼はやはり、純粋に俺を案じていただけの素直な良い子だった。確かにヴァニタスと双子だった生で俺と彼が離れ離れになるまで彼は素直で純粋で天使のようだったのだ。最後に邂逅した時の記憶の衝撃が強すぎて今の今まで忘れていた。忘れていてごめんね、ヴァニタス…。今のヴァニタスはあの時のヴァニタスの記憶はないだろうから言っても無駄だろうが……まあ気持ちの問題である。
固まっていた俺を不思議に思ったのか、ヴァニタスはその艶めいた髪をサラッと靡かせながら小首を傾げる。本当に人形みたいに整った顔しているなと思った。
俺は「ミャ~」と言いながら彼の手に擦り寄る。そうして擦り寄るままにちらっとヴァニタスの顔を上目遣いで見上げる。それから名残惜しくも彼の手に擦り寄るのを止め、少し背伸びをしてヴァニタスの胸に前足を置き、彼のその鼻に自分の鼻をくっつけた。そのまま俺の鼻で彼の鼻を擦る。お近づきの印である。
それを満足するまで続けた俺は、ヴァニタスの胸に置いていた前足を膝上に戻し、またミャーミャー鳴いた。もう彼を警戒していないこと、彼と仲良くなりたいことが伝われば良いなと思いながら。
その俺の一連の様を呆然と見ていたヴァニタスは少しずつ目を見開いていく。それからその人形のように端正な顔の頬が徐々に赤く染まっていく。急に距離詰めすぎたか?と俺は不安に思い、彼を労るようにまた一声鳴いた。ヴァニタスは俯いてボソボソと何かを呟くが、俺は聞き取れなかったので首を傾げるようにまた鳴く。その俺の様子をどう思ったのか、ヴァニタスは徐に両手を俺の体に向け、撫で回し始めた。俺は突然撫でられたことに驚いて初めは少し抵抗していたのだが、頭から顎の下まで満遍なく撫でられ、背中からお腹辺りまで優しく撫でられて、徐々に撫でられるのが気持ちよくなっていった俺はあえなく陥落した。多分ヴァニタスはゴッドハンドの持ち主だ。撫でるのが上手すぎる。

そうした経緯で謎に撫で回され、現在に至る。本当に撫で回されている理由は謎だが、ヴァニタスも俺に害を与えるつもりはないのだと分かり一安心である。もしかしたらそれも全部計算の内かもしれないが…それを考えると疑心暗鬼にしかならないので考えるのは止める。もし危害を加えられそうになれば、その時考えればいい。ただ俺は今彼のこの気持ちいい撫でられテクに完敗中なのだ。
そうしてヴァニタスに撫でられていた俺は、徐々にとろりとした眠気に襲われていく。彼の撫でる手が気持ちいいのもあるが、スラムから突如としてこんな城に連れてこられ、自身の出自を教えられ、俺にとって最悪の因縁の相手である腹違いの兄ヴァニタスと邂逅し、そして濁流の如く流れてくる今までの全ての転生の記憶に悩まされた。今日だけで我ながら怒涛の展開すぎたのだ。流石の俺も少し疲れてしまった。今はこの優しく気持ちいい手に全てを委ねたい。

「寝てしまっていいよ。ここにはお前に危害を加えるモノはないから」

半分うつらうつらとしている俺に気付いたのか、ヴァニタスが俺に小声で声をかける。その優しい声が、俺の記憶の中の優しかった彼の声と被って聞こえて、俺は頬を緩ませた。そうしてその声に導かれるままに、俺は瞼を閉じた。夕食の頃には起こしてくれるかな。なんてそんなありふれた少し先の未来の事を考えながら。

「おやすみ、ライ。良い夢を」

その言葉が聞こえたのを最後に、俺は完全に意識を手放した。






















ライが完全に寝入ると同時に、彼の体は本来の形に戻っていった。小さな子猫だった姿は人間の子供の姿まで大きくなり、初めて彼と顔を合わせたほんの数刻前の姿まで戻ると、ヴァニタスの膝には人間の子供相応の重さが加わった。ヴァニタスはその人間に戻る彼の変化を見届けると、寝入る前のようにその滑らかな髪をすき、撫でる。おそらくまだ無意識下では獣化の制御ができていないのだろうと察したヴァニタスは、ふっと小さく笑う。なんともまあ未熟で可愛らしいものだと。ヴァニタスにとって彼を撫でていることは少しも苦ではなかった。むしろずっとそうしていたいくらいには心地の良い時間だった。
そうして晩餐の時間までこうしていようと、ライを撫でる手を止めずにヴァニタスが少し瞼を下ろそうとした時、ヴァニタスの耳に直接ピーという電子音が鳴り響く。魔導通信の接続音である。
ヴァニタスはその音に眉を寄せる。この心地の良い時間を邪魔するのは誰だと。ライが少し身じろぎした。その様子を見送り、ヴァニタスは少し溜飲を下す。彼の眠りを妨げるのは自身であってもいただけない。
そうしている内に、ピピッという音がもう一度ヴァニタスの耳の中で鳴った。その後、「あ、あー」という幼い少年の声がした。

「ヴァニタス、邪魔するぞ。今いいか?」
「邪魔だと思うなら今すぐ通信を切れ。」

ヴァニタスは聞き慣れたその声色から、通信の相手が誰なのかを即座に認識し、何の感情も乗らない声で言った。
そのヴァニタスの様子に慣れているのか、特に気にした風もなく相手は続ける。

「俺だって好き好んでお前みたいな奴と話したくねえよ。はぁ……、伝言を頼まれたんだよ。」

通信相手は、嫌だというオーラを通信越しにも分かるように声色に乗せてくる。ヴァニタスもその通信相手の様子に少しも気にする素振りを見せずに、無言で言葉の先を促す。

「お前んとこの…あー今はだっけ…?まあいいや。
育成が終わったからようやく正式にお前の従者として召し抱えられることになったってさ。」

その言葉は、普段のヴァニタスであれば気にもとめない情報であったが、今この時は違った。ヴァニタスにとって、通信相手が齎した情報はとてつもない僥倖だった。ヴァニタスの口角が意図せず上がる。その笑みは、ライに見せたものとは違う。何かをひた隠すような、妖しげな笑みだった。

「…お前、なんか機嫌良くないか?いつもこっちまで届く冷気が無い気がする…バグか?お前今バグってんのか…

ブツッ

まだ何か言っている通信相手を無視して通信を切れば、ヴァニタスの耳にはライの息遣いしか聞こえなくなる。いつもはどうでもいいことしか報告してこないが、今回に限っては良い仕事をしてくれたものだと思った。
ヴァニタスは通信中も止めることのなかったライを撫でる手を一旦止めて、窓の外を見る。先程まで広がっていた青は、今はすっかり赤色に焼かれている。ヴァニタスはその様を、赤色が黄昏て暗くなっていき、完全にその赤が藍色になるまで眺めていた。
藍色の中に浮かぶ点々とした星達が、細々と存在を主張する。その星達が、ほんの数刻前まで見ていた瞳に散りばめられた金色と重なって見えた。その数刻前に出逢い、今はヴァニタスの膝の上にいる存在に、感慨深く感じて目を細める。

――やっと俺の元に戻ってきてくれた。今度は離さない。


ヴァニタスの膝の上の黒猫ライは、まだ眠ったまま。

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