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第一章
1.無職(1)
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「毎日、祭りならいいのになぁ」
北都の朝は早い。
火鉢が、パチパチと音をたてていた。北部の燕山山脈からおりてくる冷気ときたら、金の切れた客に向ける娼妓の眼差しそのものだ。
浩海は隣に眠る女に布団を被せ、煙管をくわえた。
「あ。あそこにもいい女」
窓を開けるや、眼下に大きな風呂敷包みを抱える女人がいる。質素な綿袍を着こんでいたが、凜とした立ち姿が美しい。年のころは十七、八か。ぬばたまのような髪が腰までたれていた。
彼女は浩海がいる店の屋根に隠れてしまった。そこは、たくさんの紅い提灯が下がる黒塗りの建物、すなわち妓楼。
「ごめんくださいませ」
浩海は声に惹かれて、階段を駆けおりた。まるで蝶を追う子供のよう。店の裏口にはきりっとした面持ちで少女が立っていて、こちらに気付いた様子はなかった。
――羞 花 閉 月。
花も恥じらい月も隠れる、浮かんだのはそんな言葉だ。真っ白な肌に黒曜石のような大きな瞳。びっしりと生えそろった睫毛、鼻筋は通り唇はぷっくりと艶をたたえているものの、今はかたくなに結ばれている。一目見たら忘れられない美少女だった。
体格の良い女将が、軽快な足で奥から出てきた。客を送り出した娘たちがもう一寝入りするころ、裏方の仕事は大忙しになるのだ。
「これは溪蓀お嬢様」
「つくろいが終わりましたので、おさめにきました」
「期限までだいぶあるのに、もう仕上がったのですか? ごくろうさまです」
女将が包みをひらくと、現れたのは娼妓の褙子。梅花をあしらった斬新なデザインと精ちな刺繍のできばえに、浩海も陰ながら感嘆の息をもらした。
「これはまた品の良いものになりましたね。好事家のお客の目も楽しませそう。さすが、溪蓀お嬢様。娘たちも喜びましょう」
「ありがとうございます」
すっと下げた頭が、教本に書かれたように美しい。
そのとき、一人の娼妓がしゃなりしゃなりと裙子をさばいて現れた。客を送りだしたあととみえ、気だるげに口を開く。
「あら、溪蓀様。いらっしゃったの?」
「……おかみさん、わたしはこれで。何かありましたら、お声がけをお願いします」
娼妓は、不満げに朱唇をとがらせた。
「もうお帰りになるの? あなたもつくろい物などせずに、ここで奉公にあがればいいのに。黄溪蓀様が店に出ると聞けば、北都じゅうの殿方が大枚を払きましてよ?」
溪蓀と呼ばれた娘は、それに返事をしようとはしなかった。自尊心の高い硬い表情で、女将から賃金を受けとるなり出ていったのだ。
褙子をたたみながら、女将は娼妓をたしなめる。
「お嬢様にちょっかい出すのはおやめ」
「お高くとまっちゃって。とっとと堕ちればいいのに。貴族のプライドだけで、いつまでもおマンマが食えると思ってるのかしら」
「そのへんにしときよ、華蝶」
娼妓は鼻をならして、部屋にもどっていった。
浩海は、あの娘がうわさに名高い『美貌の没落令嬢』であることを知った。かつては宰相を輩出した由緒正しき家柄であったものの祖父の代で没落。今は身体の弱い当主の稼ぎがとぼしく、妻や娘たちのつくろいでなんとか生計を立てているらしい。使用人を雇うこともできず、大きいばかりの屋敷は雨漏りがするそうな。
たしかに黄溪蓀は、アヤメのごとき凛とした美しさを誇っているが、妓楼の仄暗い灯りごしに見るには気位が高すぎるように思われた。あの娘がせっそうもなく男たちに蠱惑的な笑みを振りまくなら、それは彼女に相当な悲劇が起きたあとの話だろう。浩海なら、光の下で笑っている姿がいい。
「あれ? 今度こそ本気の恋かなぁ」
「あらっ! いやだわ、浩海様。また、誰かに恋煩いですか? 惚れっぽいのもたいがいにして下さいよ。次はわたしのところに通ってくれるって、約束でしょう?」
浩海に突如しなだれかかる、通りすがりの娼妓。白粉の香りをまき散らし首筋に接吻痕をつけ、どんな男に抱かれたあとかも分からぬがそれもまた美しきかなと、浩海は口元をほころばせる。
「そうだったかなぁ。春蘭も可愛いからいいかな」
柳腰を抱きよせると、早くも手慣れた繊手が襟のなかにすべりこんでくる。
「くすぐったいね」
「若様ったら」
女がたわむれに帯をほどこうとすると、女将が声をかけてきた。
「いやいや。お帰りの時間ですよ、浩海様。先程、お父上のお使いがあなたを探しにいらっしゃいましたよ。お屋敷に戻ってくださいと伝言を受けています」
「父が?」
「そうです。若様をまどわせたと左丞相のお父様に眼をつけられたら、うちの商売にさしさわりがあります」
「そりゃそうだね。面倒だが行かないと。なんせ、僕一人じゃここの支払いは無理だからね」
浩海は苦笑して、着崩れた直裾をなおす。折よく、同衾した娼妓が褙子を羽織らせに降りてきた。
「若様、またおいでくださいな」
「ありがとう。昨晩は楽しかったよ」
懐から布袋をすっとさしだすと、娼妓の手にすべりこませる。ずしっとした重みに女たちの嬌声が湧く。彼が去った妓楼の玄関は、いつもより華やいだ雰囲気をかもしていた。
「素敵ねぇ。李家の若様は美男子のうえ、あちらの方も大変お上手で」
「ほんとう、優しくてお金払いもいいし。お嫁にもらってほしいぐらいだわ」
「惜しむらくは、定職についてないことかしら?」
「すごく頭が良いんでしょ。もったいないわねぇ」
娼妓たちが盛り上がっていると、洗濯物を抱えた女将が通りかかる。
「客のことを悪く言いたかないけれど、かつては、将来有望な立派な進士様だったんだよ」
「まあ! 科挙に受かったの、若様が? やっぱり、他のお客とは別格だものね!」
娼妓たちはキャッキャッと盛りあがったが、女将は首をかしげたものだ。
「あのまま出世街道を進めば良かったのにねぇ。頭のいい御仁は何を考えているんだか分からないねぇ」
北都の朝は早い。
火鉢が、パチパチと音をたてていた。北部の燕山山脈からおりてくる冷気ときたら、金の切れた客に向ける娼妓の眼差しそのものだ。
浩海は隣に眠る女に布団を被せ、煙管をくわえた。
「あ。あそこにもいい女」
窓を開けるや、眼下に大きな風呂敷包みを抱える女人がいる。質素な綿袍を着こんでいたが、凜とした立ち姿が美しい。年のころは十七、八か。ぬばたまのような髪が腰までたれていた。
彼女は浩海がいる店の屋根に隠れてしまった。そこは、たくさんの紅い提灯が下がる黒塗りの建物、すなわち妓楼。
「ごめんくださいませ」
浩海は声に惹かれて、階段を駆けおりた。まるで蝶を追う子供のよう。店の裏口にはきりっとした面持ちで少女が立っていて、こちらに気付いた様子はなかった。
――羞 花 閉 月。
花も恥じらい月も隠れる、浮かんだのはそんな言葉だ。真っ白な肌に黒曜石のような大きな瞳。びっしりと生えそろった睫毛、鼻筋は通り唇はぷっくりと艶をたたえているものの、今はかたくなに結ばれている。一目見たら忘れられない美少女だった。
体格の良い女将が、軽快な足で奥から出てきた。客を送り出した娘たちがもう一寝入りするころ、裏方の仕事は大忙しになるのだ。
「これは溪蓀お嬢様」
「つくろいが終わりましたので、おさめにきました」
「期限までだいぶあるのに、もう仕上がったのですか? ごくろうさまです」
女将が包みをひらくと、現れたのは娼妓の褙子。梅花をあしらった斬新なデザインと精ちな刺繍のできばえに、浩海も陰ながら感嘆の息をもらした。
「これはまた品の良いものになりましたね。好事家のお客の目も楽しませそう。さすが、溪蓀お嬢様。娘たちも喜びましょう」
「ありがとうございます」
すっと下げた頭が、教本に書かれたように美しい。
そのとき、一人の娼妓がしゃなりしゃなりと裙子をさばいて現れた。客を送りだしたあととみえ、気だるげに口を開く。
「あら、溪蓀様。いらっしゃったの?」
「……おかみさん、わたしはこれで。何かありましたら、お声がけをお願いします」
娼妓は、不満げに朱唇をとがらせた。
「もうお帰りになるの? あなたもつくろい物などせずに、ここで奉公にあがればいいのに。黄溪蓀様が店に出ると聞けば、北都じゅうの殿方が大枚を払きましてよ?」
溪蓀と呼ばれた娘は、それに返事をしようとはしなかった。自尊心の高い硬い表情で、女将から賃金を受けとるなり出ていったのだ。
褙子をたたみながら、女将は娼妓をたしなめる。
「お嬢様にちょっかい出すのはおやめ」
「お高くとまっちゃって。とっとと堕ちればいいのに。貴族のプライドだけで、いつまでもおマンマが食えると思ってるのかしら」
「そのへんにしときよ、華蝶」
娼妓は鼻をならして、部屋にもどっていった。
浩海は、あの娘がうわさに名高い『美貌の没落令嬢』であることを知った。かつては宰相を輩出した由緒正しき家柄であったものの祖父の代で没落。今は身体の弱い当主の稼ぎがとぼしく、妻や娘たちのつくろいでなんとか生計を立てているらしい。使用人を雇うこともできず、大きいばかりの屋敷は雨漏りがするそうな。
たしかに黄溪蓀は、アヤメのごとき凛とした美しさを誇っているが、妓楼の仄暗い灯りごしに見るには気位が高すぎるように思われた。あの娘がせっそうもなく男たちに蠱惑的な笑みを振りまくなら、それは彼女に相当な悲劇が起きたあとの話だろう。浩海なら、光の下で笑っている姿がいい。
「あれ? 今度こそ本気の恋かなぁ」
「あらっ! いやだわ、浩海様。また、誰かに恋煩いですか? 惚れっぽいのもたいがいにして下さいよ。次はわたしのところに通ってくれるって、約束でしょう?」
浩海に突如しなだれかかる、通りすがりの娼妓。白粉の香りをまき散らし首筋に接吻痕をつけ、どんな男に抱かれたあとかも分からぬがそれもまた美しきかなと、浩海は口元をほころばせる。
「そうだったかなぁ。春蘭も可愛いからいいかな」
柳腰を抱きよせると、早くも手慣れた繊手が襟のなかにすべりこんでくる。
「くすぐったいね」
「若様ったら」
女がたわむれに帯をほどこうとすると、女将が声をかけてきた。
「いやいや。お帰りの時間ですよ、浩海様。先程、お父上のお使いがあなたを探しにいらっしゃいましたよ。お屋敷に戻ってくださいと伝言を受けています」
「父が?」
「そうです。若様をまどわせたと左丞相のお父様に眼をつけられたら、うちの商売にさしさわりがあります」
「そりゃそうだね。面倒だが行かないと。なんせ、僕一人じゃここの支払いは無理だからね」
浩海は苦笑して、着崩れた直裾をなおす。折よく、同衾した娼妓が褙子を羽織らせに降りてきた。
「若様、またおいでくださいな」
「ありがとう。昨晩は楽しかったよ」
懐から布袋をすっとさしだすと、娼妓の手にすべりこませる。ずしっとした重みに女たちの嬌声が湧く。彼が去った妓楼の玄関は、いつもより華やいだ雰囲気をかもしていた。
「素敵ねぇ。李家の若様は美男子のうえ、あちらの方も大変お上手で」
「ほんとう、優しくてお金払いもいいし。お嫁にもらってほしいぐらいだわ」
「惜しむらくは、定職についてないことかしら?」
「すごく頭が良いんでしょ。もったいないわねぇ」
娼妓たちが盛り上がっていると、洗濯物を抱えた女将が通りかかる。
「客のことを悪く言いたかないけれど、かつては、将来有望な立派な進士様だったんだよ」
「まあ! 科挙に受かったの、若様が? やっぱり、他のお客とは別格だものね!」
娼妓たちはキャッキャッと盛りあがったが、女将は首をかしげたものだ。
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