科学は、如何にしてヒトを幸せにするか~ななの例~

深町珠

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温泉地

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修道院にお風呂なんて、想像できないけれど
この地方は、温泉が湧くから
ふつうだけど、他の地方から見ると贅沢だったりする。



日本が、いろんなものが溢れてても
贅沢だと思わないような、そんな感じ。




廊下のずーっと奥で、めぐたちの
学校に近いあたりに、温泉は
一日中入れる。



「こんなところに温泉があったなんて」と、リサは気づかなかったらしい。



「学校にもあるじゃない」と、Naomi。



そういえば、プールも温水だし
スポーツの後のシャワーも、お湯がふんだんに
使えた。



合宿所にもお風呂あったし。





「とにかく入ろうよ」って、れーみぃは
グレーの修道服を脱ぐと

とたんに、ふつうのアンダーウェアになって


ここは、修道院かな、と?



フードが脱ぎにくい(笑)。



アジアンふう、だけど

なな、みたいな
日本人とはちょっと違う風貌で

肌も白かったり。




めぐは、日本語っぽい呼びだけど(笑)

マーガレット、と言う名前でめぐなので

日本人の血統でもない。


すらりとした北欧少女、やや小柄だけど

ななよりは大きい。




ななも、おそるおそる修道服を取り

フードだけになると、とたんに。


足元が、お風呂の着替え場の床から
微妙に浮いたりして(笑)。

神様に貰った魔法は、まだ効いてるらしい。


空とぶシスター、なな。



あわてて地面に降りたので、誰にも
気づかれなかった。




「あれ?」と



その様子に気づいたのは、魔法使いのめぐだった。




やっぱり、似てるから。



「早くお風呂はいんないと消灯だよ」と
リサは均整の取れたスタイルで。
テニス好きだから、半袖と脚だけ日焼けしてて

膝は擦り傷けっこういっぱい。

胸もとだけ日焼けで、変にリアル(笑)。



「フードだけかぶってヌードだと、なんか
男の子の好きな雑誌のグラビアみたい」と
れーみぃは、また変な事(笑)



「本当にお嬢様なの?それで」と、Naomiは
あんまり焼けてない。



「こっちのお風呂って水着着るのかと思った。
なんか、恥ずかしいけど」と、ななは

やっぱり日本人。

どことなく水っぽいふんわりスタイルだけど。

そのあたりが日本ふう。



「そういう所もあるけど。外のお風呂とかは」と、めぐ。



家のお風呂と一緒だもの、と、リサ。


なるほど、シスターだから家族なのね、と
ななは納得。


割と広いお風呂場は、学校の教室くらい。


「昔は、なんだったんだろね、ここ」と、リサ。



「お風呂場なんじゃない?」と、Naomi。


郵便局にもあるけど、とも付け加えて。




3年後、郵便局に勤めて

そこに、めぐがタイムスリップして

郵便局のお風呂場でのぼせるんだけど(笑)


それは、今はNaomiも知らない。

めぐは覚えてるんだろうか(笑)。




「だけど、あの、サウナ入って
雪の原にダーイブしたりするでしょ」と
ななは、テレビの旅行番組の映像を思い出して(笑)。




「それは、もっと寒いとこ」と、れーみぃ。



「それに男だよ、そういう事するのは」と、リサ。



「あ、そういえばそうか。女の子はやらないね。
おばさんはいたみたいだけど」と、なな。



「おばさんっていくつくらいかなぁ」と、Naomiは真面目顔(笑)



大人っぽいから、それを気にしてるとこもある。




「日本だと、30くらいかな」と、なな。


「わかんないよねー。あと12年かぁ」と、めぐ。



そんなに先の事、って(笑)。



18年しか生きてないから。
12年先って言っても。



想像もできない。


12年前はお嬢ちゃんだった(笑)。



「その間に、結婚したり子供産んだり」と、リサ。



「やだー、めんどくさいなぁそう考えると」れーみぃはやっぱり、お嬢様(笑)。



恋人もまだいないもの。




「いつか、結婚したいとか思うのかな」と、めぐは恋愛、はしたいと思っても。




「あれ、シスターって神様と結婚するんじゃないの?」と、なな。



あ、そっかあ。と、みんな笑う。


一日体験だもん(笑)。


お風呂場に笑い声。




もうじき消灯だよ(笑)。
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