科学は、如何にしてヒトを幸せにするか~ななの例~

深町珠

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Mr.kato

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めぐの髪は少し長めだから
濡れてしまうと、ちょっと
まとわりついてしまって。


「切っておけばよかった」と、めぐは
少し、うっとうしいと
右手で髪を上げて、温泉へ。



「そのポーズ、色っぽいよ」と、れーみぃが
からかう(笑)


「やだなぁ、もう、男の子みたい」と、めぐ。



「男の子と入ってるの?」と、Naomiは
冗談、低い声で(笑)



んなわけけないけど(笑)


「でも、ほら、あの、ホームステイしてた
イギリスの人といったんじゃない?」とは
リサ。


「ルーフィ。」と、めぐ。



「ルーフィさん、爽やかなかた」と、なな。



「うん、お兄ちゃんタイプかな」と、めぐ。



「わたしから見ても」と、ななは
めぐたちの前では、自称をなな、とは言わない。



日本的な感じで。



「なんとなく、お父さんみたいに落ち着いてて」と、ななは言うけれど。



ルーフィが過去から来た旅人だとは
説明もできない(笑)めぐ。



それに、めぐ自身のこの世界も

めぐは覚えていないが
17年前で一旦、巻き戻されて。


元々の世界は、魔物やら悪魔やらが
住み着いていた世界だったり、なのだけど。



そういう多重世界なのだけど


まあ、例えば3Dのビデオみたいなもので
それぞれの画像を遠くから見ると


同じに見えるけど

各々は互いにわからないけど、同じ空間で
時間も一緒に進んでる、そんな感じ。



「ちょっと、加藤さんに感じ似てる」って
ななは、なんとなくひとりごと。


「カトー?ああ、スタートレックの?
グリーンホーネット?」と、れーみぃは
お嬢様らしく、いろんな映画を知っている。

名作からSFまで(笑)。

教養と言うか、趣味人っぽい。


「スタートレックのカトーは、日本語盤だけだって、加藤さんが言ってたっけ」と、ななは
思い出す。



その加藤は、遠い日本で頑張っているのだけれど。



本人の望む所と関係なく、産業革命に
巻き込まれてしまって。
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