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たっぷりと長いストロークのサスペンションと
低いエンジン位置、重心。
72度V型エンジンならではのトルク変動。
1970年代のYAMAHAは、2010年代の
レーシングマシンにあるコンセプトを
既に完成させていて
変わらない理論で、オートバイを作り続けている。
このTR1は、だからコントロールも容易で
スロットルを戻さなければ、後輪をスライドさせても
安定して走る事の出来るオートバイであった。
電子制御などなくても、上手に作れば
オートバイはそうして走れるのである。
(筆者もそうして走っておりました)。
「さ、行くよ」とNaomiは、リアシートに乗った
れーみぃに促し。
左足でシフトペダルを踏む。
クラッチレバーを左手で握ってから、少し
間を開けて。
そうすると、オイルがまだ冷えている
クラッチが離れて良いのだ。
静かに1速に入れ、それでもエンジンは
若干震える。
1000ccなればこそ。
そのままクラッチレバーを離して、スロットルを開くと
強大なトルクは、車体と
二人の乗員を含めて、前進を始める。
地面が柔らかいので、斜めにタイヤを逃がしながら
少し空転。
モノクロスサスペンションは、しっかりと
地面を捉えているので、不安は何もない。
スキーでスライドするような安心感である。
「じゃねー、明日学校で」と、れーみぃは
後ろを振り返りながら。
太い排気音は、断続的に
楽しげに。
見送るリサは「あのオートバイは、蒸気機関車みたい」と、思い返し
「乗ってみたいなぁ」と(笑)。
Naomiは、2速、3速と上げてから
スロットルを思い切り開く。
そうした方が、楽しい事を
感覚で覚えた。
エンジンの断続的な爆発が
タイヤを捩り、スライドさせる。
車体を思い切り倒して、斜めに滑りながら
カーブを回る。
TR1ならではの走りで、ほかのどのオートバイにも
真似のできない乗り心地だ。
「楽しいね、乗馬みたい」れーみぃは
後ろのシートからNaomiにくっついて(笑)。
小柄な彼女は、それでも乗馬経験のせいか
オートバイより半身をインコーナーへ投げ出す。
タイヤが、わずかにスライドしながら
カーブを立ち上がる。
ほとんどハンドルは真っすぐなのは
リアタイヤが外回りをしているから。
どんなオートバイでも、本当は
そういう傾向になるので
アクセルを大きく開ければ、そうして走る事が
できる。
低いエンジン位置、重心。
72度V型エンジンならではのトルク変動。
1970年代のYAMAHAは、2010年代の
レーシングマシンにあるコンセプトを
既に完成させていて
変わらない理論で、オートバイを作り続けている。
このTR1は、だからコントロールも容易で
スロットルを戻さなければ、後輪をスライドさせても
安定して走る事の出来るオートバイであった。
電子制御などなくても、上手に作れば
オートバイはそうして走れるのである。
(筆者もそうして走っておりました)。
「さ、行くよ」とNaomiは、リアシートに乗った
れーみぃに促し。
左足でシフトペダルを踏む。
クラッチレバーを左手で握ってから、少し
間を開けて。
そうすると、オイルがまだ冷えている
クラッチが離れて良いのだ。
静かに1速に入れ、それでもエンジンは
若干震える。
1000ccなればこそ。
そのままクラッチレバーを離して、スロットルを開くと
強大なトルクは、車体と
二人の乗員を含めて、前進を始める。
地面が柔らかいので、斜めにタイヤを逃がしながら
少し空転。
モノクロスサスペンションは、しっかりと
地面を捉えているので、不安は何もない。
スキーでスライドするような安心感である。
「じゃねー、明日学校で」と、れーみぃは
後ろを振り返りながら。
太い排気音は、断続的に
楽しげに。
見送るリサは「あのオートバイは、蒸気機関車みたい」と、思い返し
「乗ってみたいなぁ」と(笑)。
Naomiは、2速、3速と上げてから
スロットルを思い切り開く。
そうした方が、楽しい事を
感覚で覚えた。
エンジンの断続的な爆発が
タイヤを捩り、スライドさせる。
車体を思い切り倒して、斜めに滑りながら
カーブを回る。
TR1ならではの走りで、ほかのどのオートバイにも
真似のできない乗り心地だ。
「楽しいね、乗馬みたい」れーみぃは
後ろのシートからNaomiにくっついて(笑)。
小柄な彼女は、それでも乗馬経験のせいか
オートバイより半身をインコーナーへ投げ出す。
タイヤが、わずかにスライドしながら
カーブを立ち上がる。
ほとんどハンドルは真っすぐなのは
リアタイヤが外回りをしているから。
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そういう傾向になるので
アクセルを大きく開ければ、そうして走る事が
できる。
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