科学は、如何にしてヒトを幸せにするか~ななの例~

深町珠

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kako

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ラーメン屋さんから、公園の中を通って
ななとジョナサンは、お散歩。

こういうの、いいな、って
ななは思っている。

すらりとした長身の美青年ジョナサンと、デート(笑)


ななは小柄だけど愛嬌のある子なので、美形の長身に憧れたりする。






区役所の方から、そんな、ななの気分を壊す男が近づいてきた。

大塚である。

毟れたような茶髪と、ずんぐりとした短躯、蟹股だったが
今は、平穏な社会になったせいか、穏やかそうな表情になって

以前、派遣先の課長に取入って、深夜に
ななを会社に呼び出したりした男と同じ大塚、とは思えない。

以前は、無意味に偉そうな表情だったのだけれども。




「斉藤さん」大塚は、ななの名前を呼ぶ。


ジョナサンの存在に気づき、少し緊張の声だ。



「どちらさまですか」と、ななは冷たい(笑)。


今はどうなったか知らないが、卑怯な手を使って
女の子をモノにしようなどとは最低の男だ、と
ななは思ったから


防衛である。

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