406 / 418
ひきこもり
しおりを挟む
友梨絵は、ひきこもりで
ゲームをしていた時期があった、と
加藤に言う。
そんな事言わなくていいのに、と
思うけど
悪いところも全部知ってほしい、と言う
そんな気持ちだろうか。
潔い少女である。
「でもね、ネットゲームは嫌い、意地悪な
人もいるし」と言う友梨絵の言葉で
ひきこもりの理由がなんとなく解るような
気がした加藤だった。
小柄で穏やかだから、割と
被害に遭いやすいんだろな、と
女の子の大変さを思う。
変な男が増えたから、例えば、この店に来てる
リストラ社員の土屋みたいに
50才過ぎて、友梨絵にセクハラしたりする(笑)。
そういう、善悪の区別ができなくなった
男も多い。
親世代がそれだから、子供にも
よくない影響がある。
その土屋が、ある朝
加藤に相談をしてきた。
「息子がニートの癖に、セルシオの
中古を買ってきたんだけど、法律で
なんとかならないかなー」と、加藤が法律家なので
そんな事を言う。
本来なら相談料金を頂くところだが(笑)
まあ、それはそれ。
「成人していても無収入ならローンが通りませんから買えないですね」と、加藤が当然の事を言うと、土屋は
「勝手に、俺の名前で買ったんだよ、それが。」と言う。
「それなら簡単ですね、ローン会社に言って
契約した覚えがなく、息子が勝手にした事ですと言えば」と、加藤が言うと
「息子は罪になりますか」と、口調が
段々遜ってくる(笑)。
「販売業者も知っててやってるのでしょうから
訴えはしないでしょうね、同罪だし」と言うと
土屋は「ありがとう、やってみる」
それを遠くで聞いていた麻美は
「アドバイスしなくてもよかったんじゃない?
あんな人。」と、アグリーメントガールらしく(笑)。
加藤は笑って「法律は正しい者の味方さ」と言うと、麻美は
「ニートの息子を甘やかすからいけないのに」と、怒ったように言う。
割と、狡いところがある土屋を
麻美の正義感が許さない。
友梨絵のお尻を撫でたりする(笑)
奴を。
「でもまあ、お父さんもかわいそうなんだよ。リストラされて、ドラ息子にたかられて。」
家族ってなんだろうと加藤は思う。
愛しあって結婚したはずなのに
子供がニートになって、その癖
セルシオを欲しがる。
まあ、借金が簡単にできる金融がいけないのだけれど(笑)。
アメリカで、返せるあてのない人達にまで
簡単に借金をさせて
それが、破綻して
経済が混乱したりした。
それと似た、小さな波乱は
こんな風に起きている。
数日後、土屋がにこにこして
「いやーありがとう。息子もね、セルシオの為に働くってさ。」
クルマでも、なんでもいいから
働く事が喜びになるもの、があれば。
そういうものがない人は、不平ばかり
言うようになるのだろうと加藤は思う。
ゲームをしていた時期があった、と
加藤に言う。
そんな事言わなくていいのに、と
思うけど
悪いところも全部知ってほしい、と言う
そんな気持ちだろうか。
潔い少女である。
「でもね、ネットゲームは嫌い、意地悪な
人もいるし」と言う友梨絵の言葉で
ひきこもりの理由がなんとなく解るような
気がした加藤だった。
小柄で穏やかだから、割と
被害に遭いやすいんだろな、と
女の子の大変さを思う。
変な男が増えたから、例えば、この店に来てる
リストラ社員の土屋みたいに
50才過ぎて、友梨絵にセクハラしたりする(笑)。
そういう、善悪の区別ができなくなった
男も多い。
親世代がそれだから、子供にも
よくない影響がある。
その土屋が、ある朝
加藤に相談をしてきた。
「息子がニートの癖に、セルシオの
中古を買ってきたんだけど、法律で
なんとかならないかなー」と、加藤が法律家なので
そんな事を言う。
本来なら相談料金を頂くところだが(笑)
まあ、それはそれ。
「成人していても無収入ならローンが通りませんから買えないですね」と、加藤が当然の事を言うと、土屋は
「勝手に、俺の名前で買ったんだよ、それが。」と言う。
「それなら簡単ですね、ローン会社に言って
契約した覚えがなく、息子が勝手にした事ですと言えば」と、加藤が言うと
「息子は罪になりますか」と、口調が
段々遜ってくる(笑)。
「販売業者も知っててやってるのでしょうから
訴えはしないでしょうね、同罪だし」と言うと
土屋は「ありがとう、やってみる」
それを遠くで聞いていた麻美は
「アドバイスしなくてもよかったんじゃない?
あんな人。」と、アグリーメントガールらしく(笑)。
加藤は笑って「法律は正しい者の味方さ」と言うと、麻美は
「ニートの息子を甘やかすからいけないのに」と、怒ったように言う。
割と、狡いところがある土屋を
麻美の正義感が許さない。
友梨絵のお尻を撫でたりする(笑)
奴を。
「でもまあ、お父さんもかわいそうなんだよ。リストラされて、ドラ息子にたかられて。」
家族ってなんだろうと加藤は思う。
愛しあって結婚したはずなのに
子供がニートになって、その癖
セルシオを欲しがる。
まあ、借金が簡単にできる金融がいけないのだけれど(笑)。
アメリカで、返せるあてのない人達にまで
簡単に借金をさせて
それが、破綻して
経済が混乱したりした。
それと似た、小さな波乱は
こんな風に起きている。
数日後、土屋がにこにこして
「いやーありがとう。息子もね、セルシオの為に働くってさ。」
クルマでも、なんでもいいから
働く事が喜びになるもの、があれば。
そういうものがない人は、不平ばかり
言うようになるのだろうと加藤は思う。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる