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十月のこと
ヒョウ女と悪魔ちゃん
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ハロウィン当日。ブライアンは午後6時に、まずはジュリアのパーティーに向かった。資産家の娘であるジュリアは家ではなく、ホテルの部屋を借りてパーティーをしている。
ブライアンはホテルの前で立っていた友人たちを回収すると、
「全員揃っているみたいだな。じゃあ、行くか」
彼らを連れてジュリアたちが居る部屋へ向かった。ブライアンの到着に気付いたジュリアは、
「いらっしゃい、ブライアン」
彼女の仮装を目にした同行者たちは、おおっと歓声を漏らした。ジュリアは体にフィットしたヒョウ柄の衣装に、耳と尻尾を付けていた。胸元は谷間が全開になるように、大胆にカットされている。それでも下品ではなくセクシーな印象になる辺り、ジュリアはうまく着こなしていた。
彼女の顔、胸、お尻と遠慮なく視線を走らせる同行者たちと違い、ブライアンはスマートに相手の目を見返すと、
「お招きありがとう、ジュリア。似合っているね、その衣装」
「あなたは狼男なのね。肉食獣同士でお揃いね?」
ジュリアは微笑みながら、ブライアンの首に両腕を絡めた。キスを求めるように顔を近づけられるも、ブライアンは儀礼的に軽くハグして体を離すと、
「来たばかりで悪いけど、今日は30分くらいしか居られないんだ。今度はミシェルのパーティーに出たいってヤツラの引率をしてやらなきゃいけないんでね」
ブライアンの言葉に、ジュリアは不満そうに眉をひそめて
「あなた相変わらず男子の面倒見がいいのね。そういう利他的なところ嫌いじゃないけど、私のところに先に来たってことはミシェルのところに長居するつもり?」
主催者である彼女の機嫌を損ねれば、友人たちが置いてもらいにくくなるので
「いや、今日は親父が珍しく早く帰れるらしくて、久しぶりに食事でもって言われているんだ。だからミシェルのところにも顔を出すだけで、用事を済ませたらすぐに帰るよ」
ミシェルを贔屓しているわけではないと説明すると、ジュリアは怒りを解いたものの、
「ミシェルのパーティーを中座するのはいいけど、せっかくのハロウィンに父親と食事なんて色気が無いのね」
ジュリアは豊かなバストをさり気なく彼の腕に押し付けながら
「用事を済ませたら適当な理由を付けて、こっちに戻って来ない? 実はこの会場の他に、もう1つ部屋を取ってあるの。戻って来れば親の帰りを気にしないで、朝まで悪戯を楽しめるわよ?」
彼女の中でもっとも蠱惑的な微笑でブライアンを誘ったが、
「素敵なお誘いをありがとう。でもうちでは父と子の交流ってヤツは、年に一、二度あるか無いかのレアイベントでね。俺にとっては女の子と過ごすより貴重なんだ」
とブライアンは重ねて拒否した。ブライアンが父子家庭であることを知っているジュリアは、彼の言葉を特に怪しまなかった。本日のメインを逃すのは惜しいが、これ以上しつこくするのも得策ではないと、
「そう……残念だけど、ブライアンのお父様は確かに忙しい方だものね。ミシェルのパーティーに出るんじゃなければいいわ」
次に繋がるようにと、この場はブライアンに理解を示した。ブライアンのほうも、来てすぐに帰るのではジュリアの顔が立たないだろうと、30分ほどパーティーに参加した。
その後。ブライアンはミシェルのパーティーに訪れた。ミシェルはジュリアと違い、両親不在の自宅でパーティーを行っていた。プールまでライトアップされて豪華な雰囲気だ。
ジュリアの時と同様、ミシェルの家の前にも、ブライアン頼りの同行者が待っていた。その中には仮装したジムとハンナも居た。ジムはアメリカを代表するヒーローである蜘蛛男の全身スーツだ。女子にモテたいならガチすぎるし、笑いを取るにはジムはシャイすぎる。コイツは本当にセンスが無いなとブライアンは密かに呆れた。
ジムが冴えないのは今さらだが、
「カザネからジムへのアピールをがんばるって聞いたけど? それが気合を入れた結果か?」
ハンナはほぼ普段着に、血のりや暗い色のファンデーションでゾンビ風のメイクを施している。他の女子たちのように男受けを狙った衣装は「自分を可愛いとでも思っているの?」と思われそうで、できなかったのだ。
「だって決意してから、まだ日が浅くて実際にはなんの準備もできてないんだもの。いきなりは無理よぅ……」
言い訳じみているが、確かにハンナが決心したのはつい3日前だ。カザネなら
「流石にそんな短期間じゃ無理だよね。パーティーに来られただけでも偉いよ」
と慰めるところだが、ブライアンは道のりは遠いなと思った。
会場に入るとすぐに、ミシェルが出迎えた。彼女は悪魔をイメージした衣装を着ていた。もうだいぶ肌寒いのに、胸元とヘソと足を大胆に露出している。ジュリアと違ってミシェルの場合、露出が多くても健康的かつキュートな印象だった。
ブライアンの近くに立っていたジムは、気になる女の子のコスプレ姿にやっぱり可愛いなと胸を高鳴らせて、
「あ、あの、ミシェル。今夜はお招きありがとう。これ、うちの母から」
母が持たせてくれた手作りのクッキーを渡そうとしたが、ミシェルは冷たい視線を向けただけで自分では受け取らず、
「あなたを招いた覚えは無いけど、差し入れはありがとう。メイドに渡してくれれば、他の皆からの差し入れと一緒にパーティーに出させてもらうわね」
ブライアンの手前、無視はしないが、気安く話しかけないでよオーラがすごい。やはり自分は望まぬ客かとジムはマスクの下で落ち込んだ。
そんな彼をよそにミシェルは、
「ねぇ、ブライアン。どうかしら? このコスプレ」
ポーズを取って見せる彼女に、ブライアンはよそ行きの笑顔で、
「似合っているよ。お前のイメージにも合っているしな」
「やだ、それって小悪魔ってこと? ブライアンったら上手なんだから!」
皮肉だとも気づかず、ミシェルははしゃいだ声をあげた。しかし喜んだのも束の間、
「ところで今日は先にジュリアのところに行ったんですってね? 彼女のコスプレはどうだった?」
「ヒョウのコスプレだったよ」
「へ~。それはきっと実にセクシーだったんでしょうね~?」
ジュリアをライバル視するミシェルは、笑顔のまま嫌みったらしく言うと
「でも先にジュリアのパーティーに行ったとしても、すぐにこっちに来たんだから、こっちが本命ってことよね? 今日は最後まで居られるんでしょ? ブライアン」
しかしミシェルの期待も虚しく、ブライアンはジュリアにしたのと全く同じ言い訳をした。父と食事の約束があるから、早く帰らなければならないと。ミシェルは当然残念がったが、しつこく食い下がって嫌われたくないし、ここには周りの目もある。ブライアンにフラれた憐れな女だと思われないように、黙って行かせてやるしかなかった。
ブライアンはジムに
「俺は先に帰るから、お前はハンナの家の車で送ってもらえ」
と言い置いてミシェルの家を出た。
夜道を車で走りながら、ブライアンは穏便に撤退するためとは言え、我ながら虚しい嘘を吐いたなと自嘲した。父と食事の約束があるなんて嘘だ。ブライアンの父は、息子の誕生日も感謝祭もクリスマスも無視して、仕事に明け暮れている。そんな父親がハロウィンだからと帰ってくるはずがない。
用事を捏造してまでパーティーを拒否したのは人の相手が面倒だから。ブライアンにとっては、ミシェルやジュリアの相手をしたり、男たちの下品なジョークを面白がるフリをするよりは、空っぽの家に1人でいるほうがマシだった。
このまま真っ直ぐ帰宅するつもりだったが、マクガン家の明かりが優しく灯っているのが目に入った。
(確かお嬢ちゃんは、おばさんと子どもたち相手にハロウィンのお菓子を配っているんだっけ)
ふとカザネを思い出したブライアンは、マクガン家に向けてハンドルを切った。
ブライアンはホテルの前で立っていた友人たちを回収すると、
「全員揃っているみたいだな。じゃあ、行くか」
彼らを連れてジュリアたちが居る部屋へ向かった。ブライアンの到着に気付いたジュリアは、
「いらっしゃい、ブライアン」
彼女の仮装を目にした同行者たちは、おおっと歓声を漏らした。ジュリアは体にフィットしたヒョウ柄の衣装に、耳と尻尾を付けていた。胸元は谷間が全開になるように、大胆にカットされている。それでも下品ではなくセクシーな印象になる辺り、ジュリアはうまく着こなしていた。
彼女の顔、胸、お尻と遠慮なく視線を走らせる同行者たちと違い、ブライアンはスマートに相手の目を見返すと、
「お招きありがとう、ジュリア。似合っているね、その衣装」
「あなたは狼男なのね。肉食獣同士でお揃いね?」
ジュリアは微笑みながら、ブライアンの首に両腕を絡めた。キスを求めるように顔を近づけられるも、ブライアンは儀礼的に軽くハグして体を離すと、
「来たばかりで悪いけど、今日は30分くらいしか居られないんだ。今度はミシェルのパーティーに出たいってヤツラの引率をしてやらなきゃいけないんでね」
ブライアンの言葉に、ジュリアは不満そうに眉をひそめて
「あなた相変わらず男子の面倒見がいいのね。そういう利他的なところ嫌いじゃないけど、私のところに先に来たってことはミシェルのところに長居するつもり?」
主催者である彼女の機嫌を損ねれば、友人たちが置いてもらいにくくなるので
「いや、今日は親父が珍しく早く帰れるらしくて、久しぶりに食事でもって言われているんだ。だからミシェルのところにも顔を出すだけで、用事を済ませたらすぐに帰るよ」
ミシェルを贔屓しているわけではないと説明すると、ジュリアは怒りを解いたものの、
「ミシェルのパーティーを中座するのはいいけど、せっかくのハロウィンに父親と食事なんて色気が無いのね」
ジュリアは豊かなバストをさり気なく彼の腕に押し付けながら
「用事を済ませたら適当な理由を付けて、こっちに戻って来ない? 実はこの会場の他に、もう1つ部屋を取ってあるの。戻って来れば親の帰りを気にしないで、朝まで悪戯を楽しめるわよ?」
彼女の中でもっとも蠱惑的な微笑でブライアンを誘ったが、
「素敵なお誘いをありがとう。でもうちでは父と子の交流ってヤツは、年に一、二度あるか無いかのレアイベントでね。俺にとっては女の子と過ごすより貴重なんだ」
とブライアンは重ねて拒否した。ブライアンが父子家庭であることを知っているジュリアは、彼の言葉を特に怪しまなかった。本日のメインを逃すのは惜しいが、これ以上しつこくするのも得策ではないと、
「そう……残念だけど、ブライアンのお父様は確かに忙しい方だものね。ミシェルのパーティーに出るんじゃなければいいわ」
次に繋がるようにと、この場はブライアンに理解を示した。ブライアンのほうも、来てすぐに帰るのではジュリアの顔が立たないだろうと、30分ほどパーティーに参加した。
その後。ブライアンはミシェルのパーティーに訪れた。ミシェルはジュリアと違い、両親不在の自宅でパーティーを行っていた。プールまでライトアップされて豪華な雰囲気だ。
ジュリアの時と同様、ミシェルの家の前にも、ブライアン頼りの同行者が待っていた。その中には仮装したジムとハンナも居た。ジムはアメリカを代表するヒーローである蜘蛛男の全身スーツだ。女子にモテたいならガチすぎるし、笑いを取るにはジムはシャイすぎる。コイツは本当にセンスが無いなとブライアンは密かに呆れた。
ジムが冴えないのは今さらだが、
「カザネからジムへのアピールをがんばるって聞いたけど? それが気合を入れた結果か?」
ハンナはほぼ普段着に、血のりや暗い色のファンデーションでゾンビ風のメイクを施している。他の女子たちのように男受けを狙った衣装は「自分を可愛いとでも思っているの?」と思われそうで、できなかったのだ。
「だって決意してから、まだ日が浅くて実際にはなんの準備もできてないんだもの。いきなりは無理よぅ……」
言い訳じみているが、確かにハンナが決心したのはつい3日前だ。カザネなら
「流石にそんな短期間じゃ無理だよね。パーティーに来られただけでも偉いよ」
と慰めるところだが、ブライアンは道のりは遠いなと思った。
会場に入るとすぐに、ミシェルが出迎えた。彼女は悪魔をイメージした衣装を着ていた。もうだいぶ肌寒いのに、胸元とヘソと足を大胆に露出している。ジュリアと違ってミシェルの場合、露出が多くても健康的かつキュートな印象だった。
ブライアンの近くに立っていたジムは、気になる女の子のコスプレ姿にやっぱり可愛いなと胸を高鳴らせて、
「あ、あの、ミシェル。今夜はお招きありがとう。これ、うちの母から」
母が持たせてくれた手作りのクッキーを渡そうとしたが、ミシェルは冷たい視線を向けただけで自分では受け取らず、
「あなたを招いた覚えは無いけど、差し入れはありがとう。メイドに渡してくれれば、他の皆からの差し入れと一緒にパーティーに出させてもらうわね」
ブライアンの手前、無視はしないが、気安く話しかけないでよオーラがすごい。やはり自分は望まぬ客かとジムはマスクの下で落ち込んだ。
そんな彼をよそにミシェルは、
「ねぇ、ブライアン。どうかしら? このコスプレ」
ポーズを取って見せる彼女に、ブライアンはよそ行きの笑顔で、
「似合っているよ。お前のイメージにも合っているしな」
「やだ、それって小悪魔ってこと? ブライアンったら上手なんだから!」
皮肉だとも気づかず、ミシェルははしゃいだ声をあげた。しかし喜んだのも束の間、
「ところで今日は先にジュリアのところに行ったんですってね? 彼女のコスプレはどうだった?」
「ヒョウのコスプレだったよ」
「へ~。それはきっと実にセクシーだったんでしょうね~?」
ジュリアをライバル視するミシェルは、笑顔のまま嫌みったらしく言うと
「でも先にジュリアのパーティーに行ったとしても、すぐにこっちに来たんだから、こっちが本命ってことよね? 今日は最後まで居られるんでしょ? ブライアン」
しかしミシェルの期待も虚しく、ブライアンはジュリアにしたのと全く同じ言い訳をした。父と食事の約束があるから、早く帰らなければならないと。ミシェルは当然残念がったが、しつこく食い下がって嫌われたくないし、ここには周りの目もある。ブライアンにフラれた憐れな女だと思われないように、黙って行かせてやるしかなかった。
ブライアンはジムに
「俺は先に帰るから、お前はハンナの家の車で送ってもらえ」
と言い置いてミシェルの家を出た。
夜道を車で走りながら、ブライアンは穏便に撤退するためとは言え、我ながら虚しい嘘を吐いたなと自嘲した。父と食事の約束があるなんて嘘だ。ブライアンの父は、息子の誕生日も感謝祭もクリスマスも無視して、仕事に明け暮れている。そんな父親がハロウィンだからと帰ってくるはずがない。
用事を捏造してまでパーティーを拒否したのは人の相手が面倒だから。ブライアンにとっては、ミシェルやジュリアの相手をしたり、男たちの下品なジョークを面白がるフリをするよりは、空っぽの家に1人でいるほうがマシだった。
このまま真っ直ぐ帰宅するつもりだったが、マクガン家の明かりが優しく灯っているのが目に入った。
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